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賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

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賢者の道〜 Vol.1210

2019/02/20

賢者の道〜Vol.1210「ヤコブと環境」2019-2-20
聖書:創世記35章1〜7節

◎人は、その人を取り巻く環境にたやすく影響を受けてしまいます。
いかに霊的であり、みことばから示されて生きているという人で
あっても、環境の中で神の御声を聞き取れなければ、主との交わり
を失ってしまいます。

実に神が私達に語る言葉は、環境の中に隠されているのです。
ですから毎日の環境を注意して見ていなければなりません。表面
だけを見るのでなく環境の背後に主の御手を見なければならない
のです。

誰もが知っているヤコブの生涯で最も深い経験の一つは、ペヌエル
で神と格闘した結果、その名を変えられたことです(創世記32章)。

このような深い経験があるにもかかわらず、神はさらに環境を通し
て彼に語りました。それは創世記34章で彼の娘ディナが問題を起こし、
それに続いて息子たちまでが困ったことをしでかしたのです。

その環境に置いた神は、ヤコブに語られました。「さあ、ベテルに
上り、そこに住みなさい。そして、その地に、あなたが兄エサウを
避けて逃げて行ったとき、あなたに現れた神のための祭壇を造りな
さい」(創35:1)。

これはヤコブに昔のことを思い出させました。何年も前にヤコブは、
兄エサウと確執を持ち、恨みを買い、叔父ラバンのところに逃げて
行ったのです。

彼が途中ベイテールに着いた時、日が暮れたので石を枕にしてそこで
一夜を過ごしました。その夜、神は夢の中に現れました。天と地を
繋ぐ階段を天使たちが上り下りしており、その傍らに神が立って
祝福をしてくれたのです。

目覚めて後、「ここはまさに神の家だ、そうだ、ここは天の門だ」
と叫んで、枕にした石を記念碑として立て、その場所をベイテール
(神の家)と名づけ、さらに誓願を立てたのでした。

それは神が共におられ旅路を守ってくれたなら、この記念碑の石を
神の家とし、神から頂戴したものの10の1をささげる、という内容で
した。

しかし、彼はその後、忘れてしまったのです。行く先々で神が食べ
物と、着る物を与え、自分を守って下さるようにと神に誓願したの
もかかわらず、終始一貫、自分に頼りました。

◎叔父ラバンは、あらゆる方法を考えてヤコブを搾取し、ヤコブは
あらゆる計略でラバンを欺きました。

彼には4人の妻と11人の息子と1人の娘と多くの財産が与えられまし
た。

ラバンの下を脱出してから、ヤコブは神が憐れんでくれたからラバン
に勝てたと言いつつ自分の手腕に頼ったほどのずるがしこい者でし
たが、ラバンはさらにずるがしこったのです。

最終的に、神が背後ですべてに対して主権を持っておられました。
神がこのすべてをなされたのは、ただ一つの目的、それは、ヤコブ
を造り変えるためでした。

ヤコブの記録は、実に私達の伝記です。神はヤコブを20年間、
ラバンの下に繋ぎとめ、対処し、ついにラバンの手から引き離し
ました。彼も、これが神の守りであると認めました。

しかし、ヤコブは以前、神に向かって立てた誓願をすっかり忘れて
いたのです。彼はパダン・アラムから帰った後、シケムにとどまり
ました。
 
ヤコブは財を手に、苦労から解放されたのですから満足して、シケム
でのんびり暮らしたかったのでしょうが、神は満足しておりません。
ヤコブは欲しいものは手に入れ満足したのですが、神が得るべき分は
まだ与えられていません。

そこで神が環境を通して語りかけたのです。そうしないと彼は神の
言葉を聞き取れないことを、神は知っていたからです。

内なる声を聴けばいいというのではありません。
時には神は環境を通して語るのです。ペヌエル(神の顔)で格闘して
からイスラエルと名を変え霊的になっていましたが、シケムに安住
しようとした彼の意図を粉砕されたのです。

それを神は許さなかったのです。

◎神は、1つの環境を起しました。
それは娘が問題を起し、息子が災いをもたらし、それでヤコブは平安
を持つことができなくなったのです。なのに彼はまだ神が何を語ろう
としているのかが分かりませんでした。

そんなとき、神はヤコブに言われたことは「ベテルに行って神に
かつて約束した通りに祭壇を築きなさい」(創35:1)と言うこと
でした。 

この声を聴いて、再び自分と家族のものすべてを神の御前にもたらし、
清められるようにしました。

◎この時、ヤコブの家の中から出てきたものは、何だったでしょうか?

それは外国の神々の像です。神を認識した霊的な人が、誓ったことを
忘れたばかりか、家には偶像が隠されていたのです。私達もまた偶像
を隠しています。内なる声がそれを出させなくても、外側の環境は
偶像を出させるのです。

私達がベイテールに帰ろうとするなら、こういった神の嫌うものは
みな持ち出すべきです。こういったものを家の中にしまいこんでいて、
内なる声を聴き、主の導きを得ていると言い張るなら、神は一つの
環境を与えます。そして偶像や神の嫌うものを外に出させるのです。

無感覚になっていると自分では分からない、ただ内側の感覚が平安
だから何も問題ないと思っている場合があります。他人の注意や助言
や内なる声を聴くだけでは、無感覚になった者には十分でないので
神は環境を用いるのです。

神はあなたをシケムからベイテールに連れて行きたいのです。
あなたは忘れてしまっていても神は忘れてはいないのです。

もう自分はすでに悪習慣もやめ、聖書も読み、礼拝も休まない、
だから霊的になっていると思ってはならないのです。まだ偶像が
あり、金の耳飾りがあり、まだ多くのものをシケムの樫の木の下に
埋めなければならないのです。

こうしなければ決してベィテールに戻って、神に仕え、神の平安を
享受することができないのです。私達の平安、満足の感覚は、
自分で自分を騙していることもあるのです。 
神に満足を得させましょう!

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