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賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

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賢者の道〜 Vol.1145

2018/06/27

賢者の道〜Vol.1145「ベテルからヘブロンへの旅」2018-6-27
聖書:創世記35章18節、21〜22節、27〜28節、創世記48章4節

◎ヤコブは、長い間ベテルにとどまっていた後、そこから旅にでま
した。それは、霊的経験において前進していった事を意味します。
ベテルからヘブロンへの旅の途上で、ヤコブは更に深い個人的な
対処を経験しました。

第一は、愛する妻ラケルの死と末の子ベニヤミンの誕生です。
第二は、ヤコブの側め(そばめ)ビルハが、長男ルベンによって奪わ
れたこと、これは、胸を裂くような痛みの経験でした。

これらを経験した後、ヤコブは、ヘブロンで父イサクとの絆が切れ、
主との完全な交わりに入りました。この素晴らしい道程を見て行き
ましょう。

1 損失と獲得
ヤコブは、ベテルを離れた後、妻のラケルは、産気づき、難産により
ベニヤミンを産み亡くなりました。この死と誕生にかかわる事柄、
損失と獲得の経験をヤコブはしました。

彼はラケルを失い、キリストの予表・ベニヤミンを得ました。この
霊的意味するところは、損失があるところにより獲得があると言う
こと。死がなければ復活もありません。

ラケルは、ヤコブの天然の生まれながらの選択を代表します。
ヤコブは、4人の妻がありましたが、ラケルだけが彼の心に適った選択
でした。彼は、強いられてレアを受け入れ、2人の側女ビルハとジルバ
をめとりましたが、ヤコブの心からの選択ではありませんでした。

ヤコブの心は、ラケルにあったので、身ごもったのを知って喜んだに
違いありません。ところが、ベテルを去った後の経験で、彼の肉的
選択は取り去られました。

ベテル以前の経験で、神はこのような肉的選択を容認して、両方の
獲得を赦したのです。私達も教会生活を経験する前は、天然の選択
を持っていました。

それらも神に祝されているようでしたが、例えば、ラケルの最初の子
ヨセフが生まれた時はそうでした。ヤコブは「神は、私の願いを叶え
て下さった。私の選択を祝福して下さった」と言ったでしょうが、
ベテルの生活の後、ヤコブはその天然的選択を失いました。

ある程度まで、教会生活を経験した後は、神はもはや、私達の好み
の選択を容認しなくなるのです。

2 苦しみの子(ベン・オニ)は、右の手の子(ベニヤミン)
ラケルが、最後の息を引き取ろうとするとき、彼女は、その子の名を
ベン・オニと名付けたのですが、ヤコブは直ちに「右の手の子」を
意味するベニヤミンに変えました。

この全宇宙には、「悲しみの子」と「右の手の子」の両方である唯一
の方がおられます。この方は、キリストです。悲しみを経験し、同時
に復活と昇天を通して、神の右に引き上げられたのです。

ベニヤミンは、キリストの予表であったと言えます。ヤコブは、
高価な代価を支払って、このベニヤミンを獲得しました。あなたは、
自分の願いを捨てて代価を支払って、このキリストを得ようとした
でしょうか?

ラケルは、ベニヤミンを産むために死ななければならず、ラケルが去り
ベニヤミンが来ました。ヤコブはラケルの死が神からのものであること
を知っていました。

ある人達は、キリストを現すのに、私達が十字架につけられなければ
ならないと教えます。しかしどのようにして、人は自分を十字架に
釘つけることができるのでしょうか?誰も自分を十字架に釘つける
ことは不可能です。

これは、教会生活を通して可能となります。いくら賛美しても、キリ
ストを表現することにおいて効果はありません。それは「ラケル」、
つまり、自分の肉の選択・望みを取り去られることによって、ベニヤ
ミンが生まれる。

ヤコブがラケルを失ったことで、失望しなかったり落胆しなかったこと
は、この息子の名を変えたことで証明されます。気落ちするどころか、
ヤコブは確信、信仰、望みで満たされました。

「この子は嘆きの子、苦しみの子、悲しみの子ではない。私の右の手
の子、慰めの子、幸いの子である」と言ったかのようでした。

ヤコブはベテルの経験の後、造り変えられました。21節で「イスラエ
ルは、さらに旅を続け、ミグダル・エデルを過ぎ去った所に天幕を
張った」とあるように、ラケルの死とベニヤミンの誕生の後、初めて
「イスラエル」と呼ばれています。

ヤコブが旅したのでなく、イスラエルが旅をしたのです。実際に新しい
名で呼ばれたのはここが初めてです。

3 真の慰め
ヤコブの経験で側め(そばめ)のビルハが、長男ルベンによって汚され
たことは、痛ましい事件でした(22節)。このことが、長子の権を変更
させ(歴代上5:1、創世記48:4)、ヨセフに与えられたのです。

あらゆる事は、神の主権のある御手の下にあるのですが、ヤコブが造り
変えられた後に、天然の選択、好み、願望が調整されるということです。

神は、主権を持ってヤコブをレアと結婚させ、ルベンが生まれ、長子
の権を受け継ぐ立場にいましたが、ヤコブが心の底で愛したラケル
こそ真の妻であり、真の長子は、ヨセフであったのです。

ヤコブが造り変えられた後、最終的に神は、ルベンに任せ、彼は
堕落し、長子の権は調整された、これは真の慰めです。ルベンの
恥ずべきことでさえ、積極的な結果をもたらしました。

◎こうして、ヤコブは主との親密な交わりに入るベテルからヘブロン
へと旅し、ヤコブの父イサクは、ほとんど全生涯を過ごしたヘブロン
にヤコブも来ました。

私達も皆ヘブロンに行く必要があります。そこは、命の円熟(聖霊の
充満)する所で、27〜28節でイサクの死が告げられています。
それは、ヤコブがヘブロンで父との絆が切れ、ヤコブが地上的な絆が
断ち切られ、解放させられたことを意味します。

今や、ヤコブは主との親密さの中におり、完全な自由がやって来たの
です。

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