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賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

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賢者の道〜 Vol.1142

2018/06/16

賢者の道〜Vol.1142「ヤコブの特徴」2018-6-16
聖書:創世記32章25〜26節  

◎イサクの歴史とヤコブの歴史を注意深く見るとあまりにも異なって
いることに気づきます。

イサクの歴史は平穏無事で、平坦な道ですが、ヤコブの歴史は多事多難
で、でこぼこした道です。イサクのすることはみな順調で、反対者に
出会っても容易に打ち勝ちますが、ヤコブの遭遇することは、みな
苦しい事ばかりです。

しかも、ヤコブのなしたことを見ると賞賛されるより、裁かれてしかる
べきで、神に用いられるには、ふさわしくないと断罪してしまいがち
です。

ところが、神の光に照らされて、ヤコブを見る時、ヤコブは単なる
一人のヤコブであるだけでなく、その人は、私達の中にも見ます。
晩年のヤコブは、役に立つ器と変えられ、望みのない者にも神は、
恵みを与えて下さいました。

どのように輝く姿に変えられて行ったのかを見たいと思います。

1 ヤコブの性質(創世記25〜27章)
彼は、知恵があり、策略家で打算的で小賢しい人、何でもできたし、
何でもしました。聡明で才能あふれた人でした。

母リベカが産んだ双子は、兄がエサウで、弟がヤコブで兄のかかと
(アーケブ)をつかんで生まれ、動詞形のアーカーブは「騙(だま)
す、押しのける、かかとをつかむ、策略にかけては誰も及ばない」
の意味のように、彼は兄の持つ長男の相続権を赤い(アドゥモーニー)
レンズ豆の煮物と取り換えて手に入れ、巧妙に奪ったのです。

さらに、母リベカと共謀して、父イサクを騙し祝福を獲得したように、
ヤコブは生まれながらの姿は、「ずるい」と言えば実に「ずるい」
のでした。

2 ヤコブが受けた訓練(創世記28〜30章)
兄エサウは、弟ヤコブを憎むようになり、ヤコブは殺されることを
知って家を出て母の兄ラバンのところへ逃げます。

この逃亡生活は、ヤコブにとって神の訓練期間でした。ベテルという
荒涼たる荒野で野宿をしたヤコブは、石を枕とし、こうして訓練が
始まります。

天から伸びた階段が夢の中で現れ、神の使いがアブラハムに与えた
約束(創世記12章)をみな彼に与えられました。神は、ヤコブを叱責
せずに造り変えようと選んだのです。

しかもその祝福は「共にいる決して見捨てない」(創世記28:15)と
いうものでした。これに対して、ヤコブの認識は「共におり、衣食を
満たすなら十分の一を捧げます」というものであって、神のご計画
では、ありません。

いまや不当な手段で祝福を得たので、その結果、衣食に事欠いたのです。
神がいくらか施すなら献金を捧げますという商売の思いで満ち、神との
交わりもまるで値切って商売をしているようなものです。

それから20年の間、訓練を受けます。ヤコブが叔父のラバンの家で
受けた訓練は、最適でした。ラバンはヤコブのような性格で打算的で
策略的で狡猾で、神がこのような人と一緒にしたのは訓練のためです。

こうして、無情な人が慈しみの人に変わっていったのです。訓練を
受けるとき、当座は気持ちの良いものではなく、喜ばしいとも思い
ませんが、これは、神がなさる御業で、私達にとって益となるのです。

3 砕かれたヤコブ(創世記31〜35章)
ヤコブは、20年間で11人の子供が与えられ、財産も豊かになりました。
そんな時、神はヤコブに故郷カナンに戻るように告げました。

去らせたくないラバンを欺き、ヤコブはひそかに逃げ出しました。
神の配剤でヤコブはラバンの追跡から逃れ、祝福されたのです。

次に、ヤコブは兄エサウのことで悩んだ末、策略をもって対処しようと
します。神に頼り、信じられないヤコブは、自分の能力、計略にだけ
頼っています。ますます恐れ苦しみました(創世記32:8)。

こうして、ヤボクの渡しで留まっていると夜中、ヤコブはやってきた
神と組打ちをし、組み伏せられます。神は、ヤコブの腿(もも)の
関節をはずし、力を失わせました。

神は「ヤコブに勝てなかった」と告げています(創世記32:26)。
そこで、神は彼の腿のつがいに触れたのです。それは、突き出て
いたからです。生まれつきの命は砕かれたのです。

そこは、ペヌエル(神の顔)と名付けました。それは、神の光でも
あります。その光に照らされると全身無力になるのです。神に頼ら
ざるを得なくなるのです。

こうして、やり手で策略家のヤコブは、愛の人に変わったのでした。

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