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賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

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賢者の道〜 Vol.1113

2018/02/28

賢者の道〜Vol.1113「神の目的を成就するもの」2018-2-28
聖書:創世記15章1〜7節

◎アブラハムが信仰によって生きることで直面した問題は、飢饉
によるエジプトでの体験、ロトの牧者とアブラハムの牧者との
争い、国際戦争でした。

それらはいずれも生計を立てる事柄、食料問題に端を発しました。
しかし、それらはみな外側の問題あり、供給と関係していました。
第15章で次の段階、転機が訪れます。

さて318人の小軍団、しかも素人軍団で4人の王の連合軍を打ち
破ったアブラハムは勝利を得て主を賛美したのですが、家に帰って
考えてみると恐れが襲ってきました。

「敵が戻ってきたらどうしようか」と考えたのです。
そのとき神が現れて彼にこう言ったのです。「アブラハムよ、恐れ
る必要はない。私はあなたの盾である。安心せよ、あなたの受ける
報いは非常に大きい」。

◎当時、アブラハムは2つのことを心配していました。敵の復讐と
後継者問題でした。

後継問題でアブラハムが言いたかったことは、神がいくら大きな
褒賞を与えるとしても、神が子を与えなかったので何の役に立つの
か、後継者は彼のしもべエリエゼルになります、と言うことです。

ところが神は彼に「その者が後を継ぐのでなく、あなたから生ま
れた者が跡を継ぐのです」と言われたのです。そして「天を仰い
で、星を数えることができるなら、数えてみるがよい、あなたの
子孫もこのようになる」と告げたのです。

アブラハムは主を信じたので、彼の義と認められたのです。
神は彼の中に何かを造り込んで、子孫を生み出すことができると
信じた信仰でした。これが信仰によって義とされることです。

エリエゼルはアブラハムからのものでなく、外側のあるものでした。

◎私たちクリスチャンは、内側の経験を顧慮すべきです。
しかし大部分のクリスチャンは外側の経験ばかり顧慮しています。
日ごとの糧を供給することを信じることは良いのですが、それは
まだ外側の事柄です。

健康、癒し、良い仕事、金運などを信じるのも外側の事柄です。
多くのクリスチャンはその種類の信仰を持っているだけです。
それも良いのですがアブラハムの信仰は、神が彼の中に何かを造り
込んで、子を生むことが出来るという信仰でした。

私たちの中にキリストを生み出す信仰です。内住のキリストを生み
出す信仰です。

神はアブラハムを保護し、多くの生きるに必要な物質を与えて
くださいました。しかしこれは神の目的を成就することとは関係なく、
ただアブラハムの生存と関係しているだけでした。外側の経験です。

神の目的は、神のかたちをもって、主権を代行し、神の国のために
地上を取る人々を持つことです。

創世記15章の前にアブラハムに起こった事柄は、神の目的の成就
とは関係ありませんでした。神の目的を成就する記録は、15章
から24章です。

◎今やアブラハムの生涯で、神の目的を成就するのに必要であった
のは2つでした。

第1は子孫です。しかしアブラハム夫妻は年老いており、適わぬ望み
でした。

それでエリエゼルに頼りました。私たちは彼と同じです。
持っているものを用いようとするのですが、神の方法は持って
いないものを用いようとするのです。

神の目的を成就させる子孫は、アブラハムの中に造り込み、生み
出すものです。しかもその子孫は、ガラテヤの信徒の手紙3章16節を
見ると、キリストご自身であることを知ります。

私たちの持っているもので何がキリストを生み出すでしょうか?
教育、地位、家柄などはすべてダマスコで取り上げたエリエゼルで
あって、私たちの中に入ってキリストを造り出すものではありま
せん。

パウロは、キリストが彼の中に啓示され、内に生き、形作られたこと、
彼にとって生きているのはキリストであることを告げています
(フィリピ1:21)。

パウロはキリストを生きました。パウロは、タルソのサウロであった
とき、ユダヤ教的ダマスコを経て、多くのエリエゼルを得ました。
しかしそれらすべては糞土、ガラクタであって役に立たないもの
ばかりでした。

キリストを生み出すことはできなかったからです。神が彼の中に
造り込んだものだけが、キリストを生み出すことができました。
神の恵みが造り出します。恵みは、祝福ではありません。祝福は
繁栄、利益などで生存のためのものですが、それだけでは空の空
です。

聖書には「祝福があなたがたと共にあるように」とはありませんが
「恵みがあなたがたと共にありますように」とあります。
恵みは、私たちの所に来て享受となる神ご自身です。

神の目的を成就するために必要な第2のものは、土地でした。
それは神の民が住む場所、神の国が打ち建てられる神の住まいとなる
場所です。

では私たちのとって土地とは何でしょうか?
それはカナンであり、キリストであり、真の教会です。キリスト
こそ敵を打ち倒す場所であり、神の国の土地です。ですから神の目的
の成就で、自分の持っている物、能力をあてにしてはならないのです。

エリエゼル、イシマエルは断念しなければならないのです。

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