その他ニュース

賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

全て表示する >

賢者の道〜 Vol.1107

2018/02/07

 
賢者の道〜Vol.1107「地上の放浪者カイン」2018-2-7
聖書:創世記4章8〜22節

◎人のねたみ、怒り、憎悪、殺人、偽りの起源を創世記4章では、
カインに見ます。

カインは、弟を殺しただけでなく、神ご自身に対して嘘をつきます。
神が彼に、弟はどこにおるのかと尋ねたとき「知りません。私は
弟の番人でしょうか」(創世記4:9)と。

人類最初の嘘は、神に対して言われ、その言葉は傲慢を示してい
ます。

そして神は彼に警告を発します。弟殺しの悪事を行った以上、
土地は呪われ、おまえも呪われる。どんなに苦労しても報われる
ことはない、「お前は地上をさまよい、放浪者となる」(12節)
と告げられたのです。

放浪者とは、行き着くところのない人、満足や慰めのない人で、
絶えず地上をさすらいます。これは警告でした。

しかし彼はこう言います。「あなたが私をこの土地から追放なさり、
私が御顔から隠されて、地上をさまよい、さすらう者となってしま
えば、私に出会う者は誰であれ、私を殺すでしょう」(14節)。

ここには悔い改めのひとかけらもありません。この「土地から」
の原訳では「地のおもてから」です。カインが地上から追放された
のではありません。地上から追放されては生きられません。

神は、カインに放浪者になるとだけ言われただけで、追放される
とは告げておりません。ただカインはそう理解したのです。

◎これは何を意味するのでしょうか?
まず彼は殺されるという恐れを持ったから、そう理解したのです。
なぜ恐れを持ったのでしょうか。それは彼が弟を殺したから、殺さ
れることを恐れたのです。

盗まれるかも知れないと思っている人は、盗んだことのある人か、
盗まれたことのある人です。

ですからカインは「私に出会う者は誰であれ、私を殺すでしょう」
と言いました。しかし神は優しく「誰でもカインを殺す者は七倍の
復讐を受ける」そして安全のためにカインに一つのしるしをつけら
れたのです。

更に、カインが追放されると理解したのは、「神の御顔から去った
からです。そして彼はエデンの東、ノド(さすらい)の地に住み
ました。

アダムは楽園から追い出されましたが、カインは神の臨在から
去っていきました。神を礼拝してはいても神の臨在から去った
のです。

神の御顔(face)から隠れて生きる人は、この地のおもて(face)
に生きる場所がないと言うことです。

地上は、神のために生きる人たちのために造られたのです。
ですから神の御顔の中に立場がないなら、地上に居場所はないの
です。

神の御顔から追い出されることは、地のおもてから追い出されるに
等しいのです。もし神の臨在の中にいないなら、いくべき場所が
ないという罪の意識を持つからです。

地上にはどこに言っても安住の地はなく、さすらい人という感覚に
襲われるというのです。しかし、神の臨在の中にいる時、あらゆる
場所が天です。

どこであっても地上天国の実現です。ですから神の臨在に生きて
いる人は自殺はしません。私たちの真の住まいは、神の臨在の中
なのです。

◎カインは神の臨在を離れ、自分の道を行きました。
彼が行った第一のことは、町を建てることでした。その町には、
我が子の名にちなんでエノク(「着手された」の意)と名づけま
した。これは大いなるバビロンにおいて完成します。

カインの内側のサタンによって着手され建てられた建造物でした。
こうして神のない文化が生まれたのです。神を失うこと文化が
発展した原因です。

本来、神と共に在ったとき、神は人の保護、維持、供給、喜び、
防衛でした。

しかし人が神を失ったとき、人はそれらのすべてを失ったのです。
喜びも娯楽も安全も失い、強いて文化を発明し、これらの失った
ものに替わるものを発明しなければならなかったのです。

生存のために防衛する町を建設し、自ら守らなければならなくなり
ました。カインの子孫にレメク(「力がある」の意)がいます。
彼は二人の妻を持ち一婦多妻を実行した力ある人でした。

妻の一人はアダ(「装飾」の意)といい、着飾って自分を美しく
した人でした。

彼は情欲に生きた人です。ある日、妻たちに言いました。
「私は傷の報いに男を殺し、打ち傷の報いに若者を殺す。カイン
のための復讐が7倍なら、レメクのための復讐は77倍」と。

彼はカインより傲慢で殺人を誇り高ぶる人であったのです。

◎アダはヤバルとユバルを産みました。
ヤバルは家畜を飼い天幕に住む者の先祖となり、遊牧民となりま
した。土地に生産力なく、強いてさすらう遊牧民になったのです。

ユバル(「音楽」の意)は音楽に携わる人の先祖となりました。
音楽は人を喜ばせる娯楽ですが、それは人が喜びとしての神を
失ったからです。

もう一人の妻ツィラ(「覆い」の意)は、トバル・カインを産み、
青銅・鉄の技術者指導をし、武器を発明し防衛した人です。

更にナアマ(「自分を愛らしく、楽しくする」の意)という娘を
産みました。

創世記5章はアダムの系図で年齢が表記されてますが、4章の系図
には年齢が表記されていません。失われた者の系図で、5章の系図
は救われた者の系図で、神の道を歩む者の日と年は神に覚えられる
のです。

----------------------------------------------------
協  力:おとずれ社 
まぐまぐ(マガジンID:99821) http://www.mag2.com/
melma!(マガジンID:151618) http://www.melma.com/
----------------------------------------------------

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2002-11-10  
最終発行日:  
発行周期:週1〜2回発行  
Score!: 100 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。