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賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

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賢者の道〜 Vol.1083

2017/11/15

賢者の道〜Vol.1083「コルバンの意義-1」2017-11-15

◎レビ記1章2節の「献げ物」は、ヘブル語でコルバン(マルコ福音
書7章21節)といいます。それは「礼物、贈り物」を意味します。

厳密に言って、これが犠牲というより、神に献げられる礼物(れい
もつ)です。犠牲は、贖いのため、宥め(なだめ)のためですが、
礼物は神と私達の間の親密な交わりのための贈り物です。

イスラエルの民は、良き地から産出した産物を礼物として神に献げ
ました。同じように私達も労苦してキリストを経験し、享受し、
礼物として神に献げるべきなのです。

出エジプト記が幕屋の設立で終わっており、レビ記が献げ物で始
まっているのは、両書が緊密な連続を持っていることを暗示して
います。

幕屋と献げ物は、いずれもキリストの予表なのです。キリストは肉体
となることを通して「幕屋」(「私達の間に宿られました」の直訳
では「天幕を張られました」)となりました(ヨハネ1:14)。

このキリストが、神の小羊(ヨハネ1:29)として、全ての捧げ物の
集大成、総合計となったのです。幕屋は、私達が神と接触し、神と
結合するようにするキリストにある神を象徴します。

そして献げ物は私達が享受し食べ消化し吸収して(ヨハネ6:53〜58)
神と一つとなるようにするキリストにある神を表徴します。そして
全ての献げ物としてのキリストを享受するのは、キリストと接触し
復活のキリストの霊を降り注がれ取り入れることです。

◎レビ記によれば、コルバン(献げ物)には5つあります。
「焼き尽くす献げ物」(1:1〜17、全焼の献げ物)
「穀物の献げ物」(2:1〜16)
「和解の献げ物」(3:1〜17、平安の献げ物)
「贖罪の献げ物」(4:1〜35、罪のための献げ物)
「賠償の献げ物」(5:1〜26、違反のための献げ物)です。

これらの献げ物の機能は、1.神の民の罪を覆うこと、2.神を喜ばせ
る礼物、3.神と神に仕える者(祭司)のための食物です。

ここでは「焼き尽くす献げ物」は、全て意志をもって行動する動物
です。キリストも同じく強い意志をもっていましたが、神に降伏し、
服従しました。決して傷のあるものとはなりませんでした。

なぜなら、キリストはいつでも神のご計画に服し、全ての事柄を
必然的事象として受け止めていたからです。

キリストは「焼き尽くす献げ物」として十字架に行き、神の御心を
行いました(ヘブル10:5〜10)。焼き尽くす献げ物は、神の食物で
私達が食べる資格はありません。これはキリストの死を強調します。

動物の3つの等級(牛、羊または山羊、鳥)は献げる人の富の程度に
よりますが、それはまた、その人がキリストをどれだけ良く知り
どれだけ尊んでいるかを表すしるしでもあります。

これに対して「穀物の献げ物」は、キリストの人としての生活、
日ごとの歩みを強調します。主要な献げ物の要素である、きめ細かい
小麦粉は、柔和で均整のとれた美しいキリストの歩みを表徴して
います。そしてこれは食物の命があり、産物、増殖、拡増を示し、
人々に命を供給します。穀物の献げ物の油は、神の霊を表徴します。

「和解の献げ物」(酬恩祭の献げ物)は、私達と神との平安としての
キリストを表徴します。これが成就したのは、主の食卓でパンを裂いて
主を記念し、キリストを御父に献げ御父を礼拝することにおいてです。

これは、放蕩息子の譬で戻ってきた息子(罪人)を受け入れる父(神)
が用意させた「肥えた小羊」による平安の享受として例証されています
(ルカ15:23〜24)。

「和解の献げ物」は、主の食卓の旧約の予表です。この献げ物は、
牛もしくは羊の雄でも雌でも傷がなければいずれでもできました。
脂肪と内臓は神の分でしたが、パンと右の後ろ肢(あし)は、礼物
として祭司に献げることになっていました。

「贖罪の献げ物」は、雄羊、雄山羊、雌山羊、雌小羊とすることが
できました。これは罪のための献げ物としてのキリストに対する
認識、献げる程度の違いを表徴しています。キリストは私達の内側の
罪と外側のもろもろの罪を取り除きました。

「賠償の献げ物」(愆祭の献げ物)は、内側の罪の実として現れた
罪過を解決する献げ物としてのキリストを表徴します。雄の羊や山羊
山鳩、家鳩、小麦粉を献げられました。

「コルバンの意義-2」へ続く
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発行:ファイアサイド  協力:おとずれ社 
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