その他ニュース

賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

全て表示する >

賢者の道〜 Vol.1078

2017/10/28

賢者の道〜Vol.1078「聖徒の交わり」2017-10-28
聖書:ヨハネ福音書1章1〜4節

◎使徒信条では「聖徒の交わりを信ず」と告白しますが、これはどう
いう事なのでしょうか?

教会員・信徒同志の交流を信じると理解される傾向にあります。
しかし、ヨハネ福音書1章2節に「私達の交わりとは、御父とのまた、
御子イエス・キリストとの交わりのこと」とあるように、「交わり」
(コイノニア)とは、基本的に、神とキリストとの密接な関係であり
ます。

信徒同志に関係というより、神とキリストに結ばれた者同志の聖別
されたラテン語の聖餐を意味する、コムニオ食事を共にする者の群れ
といえます。

原始教会は徹底して食事共同体であったのです。コムニオから
コミュニティー(地域共同体)とかコミュニズム(共産主義)という
言葉が出来てきましたが、本来コミュニズムは「共餐主義」と訳す
べきところだったのでしょう。

古代ローマ史の研究家のある人は、あの巨大なローマが倒れたのは、
キリスト教会が、当時、もっとも最下層の、日々の食事に飢えた人々
に食事を提供し続けたからだ、と言っています。

教会というところは、主イエス・キリストがホストである食卓に
あずかる所なのです。その招きに応じて集められ、聖なる方に従って
集ったとき、キリスト者が生れるのです。

それは聖霊の働きによってなされた結びを信ずるわけです。

◎教会には、思想や趣味や表現の仕方の違う人が集められますので、
中には馬の合わぬ人もいます。

顔を合わせたくない人もいるわけです。なのに、そういう人との
出会いの中で聖なるものからの働きかけを受け取ることができるの
です。

人々との出会いの中で、主イエスを思い起こす力が与えられ、イエス
を主と告白する力を得、自由と喜びに至る力を与えられ、神に祈る
力が与えられる、そればかりか主イエスを証しし、伝道し、教会を
立てる力が与えられるのです。

これは聖霊による力といえます。

教会にはバラバラな人が集って来ます。そして他人と言う存在に
ついてすごい発見を与えるところです。キリスト者がいて、彼らが
集まって教会が出きるのではありません。

人が教会に招かれ、そこでさまざまな人に出会い、自分の思っていた
他者への評価が根底からくつがえさせられ、主イエスに名によって
共に生かされている者であることを知らされてキリスト者になって
いくのです。

◎では、人は聖徒の交わりの中で、何に向かって招かれているので
しょうか?

聖書を読み主イエスに招かれています。聖書は、主イエスを証し
するものなのです。

また人は教会で礼拝を守ることに招かれています。礼拝とは、イエス
が招き、パンを割くことに招く食事の変形したものです。礼拝は形を
造り出す事です。

そして同じテンポで讃美歌を歌い、同じ祈りをし、ひとりの主イエス・
キリストを拝するわけです。

牧師は、キリストの代身として所作の中で、神に祭司としての役割を
果たします。

礼拝は、その同じ流れの中で同じ神の前に佇む他者との出会いの中
の場なのであります。時には隣りの席の人が気になりながら、或いは
いらいらしながら、共に神につかまえられていることに気づくのです。
 
◎更に、人は教会での祈りに招かれております。

密室での祈りもありますが、同時に祈り合うことにも招かれている
のです。朝方、寝ぼけ眼で早天祈祷会に出かけて行くとしても、
そこで別の人の祈りによって祈りへと引きづりこまれ、喜びに満た
され、力づけられる事を多くの人が経験しております。

たとえあなたが無力感、無感動、挫折感、虚脱感で満たされていたと
しても、そうであればこそ祈祷会には出かけて行くべきなのです。

聖書を読む気もなく、祈るなんてもってのほか、そうであっても意味
も無く発した祈りの言葉と日課で読まされた聖書の文字を辿っていく
内に、涙が溢れ、喜びと、感動で胸ふくらむ思いに満たされる人が
決して少なくないという事です。

◎聖徒の交わりは、祈りの交わりでもあります。どんな短い言葉でも
いい。公の場での祈りは、短く要を得ているのに限ります。

一番神様に祈りたい事、願いたい事を皆の前で言葉に出す事です。
その前に、礼拝で皆と一緒に「主の祈り」でもいい、祈って欲しい
のです。

主は弟子たちを「そばにおらせるために」招かれたのです(マルコ
福音書3:13〜15)。一緒にいることのためです。

------------------------------------------------------------
  協  力:おとずれ社 
  まぐまぐ(マガジンID:99821) http://www.mag2.com/
  melma!(マガジンID:151618) http://www.melma.com/
------------------------------------------------------------

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2002-11-10  
最終発行日:  
発行周期:週1〜2回発行  
Score!: 100 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。