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賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

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賢者の道〜 Vol.1056

2017/08/12

賢者の道〜Vol.1056「下座奉仕に徹する信仰の喜び」2017-8-12
聖書:ルカ福音書14章7〜11節

■イエスは、招待を受けた客が上席を選ぶ様子に気づいて、彼らに
たとえを話された。「婚宴に招待されたら、上席に着いてはなら
ない。あなたよりも身分の高い人が招かれており、あなたやその人
を招いた人が来て、『この方に席を譲ってください』と言うかも
しれない。そのとき、あなたは恥をかいて末席に着くことになる。

招待を受けたら、むしろ末席に行って座りなさい。そうすると、
あなたを招いた人が来て、『さあ、もっと上席に進んでください』
と言うだろう。そのときは、同席の人みんなの前で面目を施すことに
なる。だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。」

◎婚宴に招かれたファリサイ人達が上座を選んでいるのをご覧に
なったイエスは、上座に座らず下座に座りなさい、と教えました。

このことから、イエスの友会では「下座奉仕」を勧めています。
一見これは謙遜の道徳を説いているかのように見えますが、道徳を
説いたのではありません。へりくだることが美徳だと考えて人もい
るようですが、それは、キリストが言おうとした意味とは違うよう
です。

もし、キリストの御霊で満たされており、内側が神の命で充実して
生きていれば、人間は他人の目や、目に見える座の高下などは、
どうでもよくなるものです。心の中に天国があるなら十分満足してい
る生活状況というものがあります。

では、なぜファリサイ人は、高きに着こうとしたのでしようか?
人間はすべて、生きると言うことは、自分の「存在」を表現し、主張
することです。よりよく充実して生きようとする人ほど、広い範囲で
高い所で生き、活動することに幸いを感じます。

充実感、満足感、幸福感を覚えるのは、自分の心の内側にある様々な
欲求が満たされているときです。

内側が充実して、多くの仕事がどんどん処理できるようになる時には
苦労が苦労でありません。それで心の空虚を埋めるために、この
ファリサイ人達のように、上座についたりして自分の「存在」を
主張するのです。

そのような人に限って、心の「内容」が非常に空虚なものです。
そうでないなら、自分が「不安」だからです。この聖書の箇所は
人間の真理を突いています。

ある心理学者は「権力欲が潜在意識において非常に強く働く」と
言っています。これは、自分はあるべき所にありたい、という願い
が権力欲になる、と言うことです。

権力欲は、人間を発展させもしますが、逆にこれで満足しませと
「劣等感」となって現れます。すると自分が優秀でもないのに、
偽って「優越感」を求めるようになります。これを心理学では、
「補償」と言うのだそうです。

劣等感に悩んでいるので、時々うぬぼれをきかせませんと「生きら
れない心の構造」になっているのです。劣等感や優越感が悪いと言う
のではありません。仕方がないことです。問題は、これから解放され
ることです。

◎しかし、本当に信仰の喜びに生きている時には、そういうことは
なくなります。

普通、自分が辱(はずかし)められる時は、劣等感を覚え、傷つく
ものです。しかし、実に心の内側に、キリストが臨在しているならば、
苦しみが苦しみでなくなり、辱めが辱めでなくなります。

いかに卑しめられ、はりつけにされようとも、獄に入れられようとも
心の喜びが奪われることがなく、喜んで下座奉仕に徹することができ
るようになります。

心の中に、天国、復活の主の命を与える霊が臨在していれば、造り
変えられるからです。

「上座に着いたら、退けられるから恥をかく、それなら初めから下座
についている方がいい」とイエスは言いますが、これは、上に上がっ
ても、下に降りたとしても解決がつく問題では、ありません。

決定的な解決は何か、と言うと、聖霊に満たされること、キリストの
命で満たされることです。それは、信仰によります。信仰は、冒険
をも恐れぬ心です。

恐れる心があるうちは、神の愛も分かりません。キリストの愛の中に
生きる平安は、信仰によって得ることができます。これは、罪を贖わ
れた者だけが知るところです。

◎そういう意味で、私達がキリストにある「命を与える霊」に満たさ
れた喜びにあるならば、たとえ辱(はずかし)めを受けたとしても、
予期しない苦悩に直面したとしても、大きな喜びが湧いてくる。

それが、十字架の喜びと言うものです。キリストの受難と同型化する
のです。全てを最善に変えたもう、キリストの聖名をほめたたえま
しょう!

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