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賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

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賢者の道〜 Vol.1045

2017/07/05

賢者の道〜Vol.1045「変装の王妃への預言」2017-7-5
聖書:列王記上14章1〜6節

■そのころ、ヤロブアムの息子アビヤが病気になった。ヤロブアム
は妻に言った。「立って、ヤロブアムの妻だと知られないように姿
を変え、シロに行ってくれ。そこにはわたしがこの民の王になると
告げてくれた預言者アヒヤがいる。パン10個と菓子、それに蜜を1瓶
持って彼のもとに行け。彼なら幼い子に何が起こるか教えてくれる
だろう。」

ヤロブアムの妻は言われたとおりにした。彼女は立ってシロへ行き
アヒヤの家に着いた。アヒヤは老齢のために目がかすみ、見ること
ができなくなっていたが、

主はアヒヤにこう告げておられた。「見よ、ヤロブアムの妻が来て
息子のことをあなたに尋ねる。息子は病気なのだ。あなたはこれこれ
しかじかと彼女に語れ。彼女は変装してやって来る。」

アヒヤは戸口に着いた彼女の足音を聞いて言った。「ヤロブアムの
妻よ、入りなさい。なぜそのように変装したのか。わたしはあなたに
つらいことを告げるように命じられている。

◎北イスラエルのヤロブアム王は、息子アブヤが重態の病気に
なるや、神の人アヒヤのことを思い出しました。彼に頼るほかない
と考えたのです。

そのような時、彼が造った偶像の金の牛など何の役にも立たない
ことを知っていたからです。しかしこのことを人々に知られては
困ります。自分が作った宗教的国家統制秩序をそのままにしておき
たかったため、妻にこう命じました。

「王妃だと気づかれないように変装して、シロの預言者アヒヤの
ところに行ってくれ。私が王になると言ってくれた人だ。
みやげに、パン10個と菓子、それに蜂蜜を持って行き、あの子が
治るかどうか、聞いてもらいたい」。

妻は言われた通り、変装して出かけました。ヤロブアム王は、わが子
の病気にあい、犯してきた罪に対する神の怒りを直感し、できること
なら預言者アヒヤのとりなしの祈りにより、この怒りから免れたいと
願ったのでしょう。

しかし、彼は神を軽んじ、神が人間のたくらみをも見抜けないと考え
変装させて妻を送ったのです。神をあなどっていました。

神はすべてをご存知なのです。いつまで神の前に自らを隠していては、
神の真実に会うことはできません。正直に自分の姿をさらけ出すとき
神の真実と愛に出会います。

従って預言者アヒヤは、妻に言います。「王妃、お入りください。
なぜ、ほかの人のふりをしておいでなのか」と声をかけました。

◎よく教会に来る人たちの中に、聖書がどうの、神があるかないか、
宗教論を振り回す人がいます。何しに来たのか、救いを求めに来た
のか、キリスト教信仰の愚かさを告げに来たのか、考えさせられる
ことがしばしばあります。

もし救いを目的に来たのであるなら、信仰は宗教論や神学論を
論じるところから始まるのでなく、自分の惨めさ、弱さ、醜さ、
罪深さに気づくところから始まります。そのような者への神の愛
の大きさを知るところから始まるからです。
 
信仰者の中にも、世界がどうの、社会がどうのと外側のことに
心が奪われて、自分の心の状態、思いや感情や霊的状態などに
鈍感な人がおります。

隣人への心の状態が愛で満たされているのかも定かでなくて、
世界や社会や、国家の醜さや罪をあげつらっても、それが一体
何なのだ、と言いたくなります。

主イエスはこう言われました。
「偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除きなさい」
(マタイ福音書7:5)と。

大事なことは本当の姿をもって神の前に立つことです。いかにつく
ろっていても、偽装から信仰の生きる力は生まれてはきません。
今日の経済危機にしても、人々の誤った罪の結果もたらされた現象
です。いま私たちは懺悔しなければならないのです。

◎預言者アヒヤは、王妃に、主がヤロブアム王に対してこれまで
よくしてきたこと、その恩寵に対していかに主に叛いたことかを、
指摘し彼の家とその王の罪を受け入れたイスラエルへの厳しい裁き
を告げました。

ヤロブアム王の罪は彼一人にとどまらず、彼の家に及び、北イスラ
エル国家全体にまで及びました。これは、キリストがユダヤ人のため
ばかりか、全人類の罪のための贖いとなられた理由でもあります。

さらに、主はこうも言います。ヤロブアム王はダビデとも大違いだ。
ダビデはいつも心の底から主に従い、主の意にかなうことをしました。
なのにヤロブアムは、頑なに悔い改めようともせず、恩を忘れ、自己
主張ばかりし、政治的必要性から宗教的偶像化を取り入れ正当化して
いる、そんなお前に災いを下す、と告げたのです。

王妃が家に戻り敷居をまたいだとき、幼い子は死んだのでした。
偶像礼拝は、北イスラエルにとどまらず南イスラエルのユダ王国
にも波及し、レハブアム王も同様に罪を犯しました。そのため、
エジプトに攻め込まれ財宝を奪われたのです。

忘恩、みことばを無視した自己主張、悪への寛容は破滅をもたらす
ものと記憶しましょう。

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発行:ファイアサイド  協力:おとずれ社 
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