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賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

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賢者の道〜 Vol.1044

2017/07/01

賢者の道〜Vol.1044「みことばに従う幸い」2017-7-1
聖書:列王記上13章33〜34節

◎ヤロブアムは、悪の道を離れて立ち帰ることがなく、繰り返し
民の中から一部の者を聖なる高台の祭司に任じた。

志望する者はだれでも聖別して、聖なる高台の祭司にした。
ここにヤロブアムの家の罪があり、その家は地の面から滅ぼし去ら
れることとなった。

ソロモンの子レハビアムに従わなかったイスラエル十部族の民は、
ソロモンに反旗を翻したヤロブアムを王として立てました。

王となったヤロブアムはシケムに住みましたが、「もしこの民が
犠牲を献げるためにエルサレムに主の神殿に上るなら、この民の
心は、ユダの王である彼らの主君、レバブアム王に再び向かうで
あろう」と恐れ、

それを阻止するために金の子牛2体を造り、1体をべテルに、
1体をダンに置き、神殿を設け拝ませ、更に、レビ人でない民
から選んで祭司を立て、自分勝手に祭りの日を定めました。

この列王上13章で、主はヤロブアム王に、みことばに従わないこと
の悲劇を教えて、悔い改めさせようとされたことを示しています。

神はこのヤロブアム王の偶像礼拝を怒り、ユダからベテルに1人の
預言者(神の人)を遣わし裁きを宣告させました。

その言葉を聞くや、祭壇から手を伸ばして、「その男を捕らえよ」
と命じましたが、その伸ばした手は萎えて戻すことができなかった。

主のみ力を知ったヤロブアム王はその預言者に頼み、元通りにして
もらい、もてなそうとしましたが、その預言者は、それは禁じられ
ているからといって去っていきました。

このことを聞いたべテルに住む老預言者は、その若い預言者の後を
ろばに乗って追いかけ、樫の木の下で休んでいるその人を見つけ、
引き返して一緒に食事をしましょう、と誘いました。

御使いが主の言葉に従ってもてなせと告げたのですと欺いて連れ
帰し、歓待したのです(列上13:11〜19)。
 
そのときそのだました老預言者に神のことばが臨み、みことばに
従わなかった若い預言者に向かってどなるように言いました。

「神様のお告げじゃ。おまえは命令に背いて、ここへ引き返し、
パンを食べ、水を飲んだ・お前の死体は先祖の墓に葬られない」
と死を宣告し、その言葉の通り、その神の人は帰る途中、ライオン
にかみ殺されたのです。

それを見た人々がべテルの町で話していると、それを聞いた老預言
者は、「それは、神様の命令に背いた預言者だ。ライオンに殺され
神様の警告通りになったのじゃ」と言いました。

老預言者は悲しんで彼を葬り、自分が死んだら彼と共に葬るように
と指示しました。

◎この箇所で2つのことを学びます。第1は、宗教に対する権力の介入
です。

世界の歴史を見るとき、国家権力(政治)が宗教に介入した事例は
多い。戦時中の日本の状態もその一つでした。神道、仏教、キリス
ト教も国家権力もとに統制され、その御用機関に成り下がりました。

ヤロブアム王は権力を持って宗教に介入し、勝手に神殿を建て、
祭司を任命し、祭りの日を定めました。

「政教分離」の原則が民主主義形成の重要な要因となっていますが、
この理念は、宗教が政治に介入するのを阻止したり、禁じたりする
ものではなく、反対に、政治権力が宗教に介入するのを禁じるもの
なのです。

宗教は、国家権力(政治)から自由な立場にあってこそ、その存在
意義があるのです。

権力にすりより権力の介入に反対の声を挙げるどころか権力の手先と
なって嘘を平気で言う偽預言者のような信徒とならないように注意し
なければなりません。

第2は、若い預言者は、老いた先輩の預言者、立派な指導者であって
も間違ったことを語る危険を察し、常に与えられたみことばを確かめ、
行動に移さねばならないことです。

最初に与えられた神の指示に反するみことばを受けたなら、吟味し、
確証を得るまでそれに従わない。惑わしの言葉に従った責任は、
自分自身が負うことになるからです。

彼は常日頃からヤロブアム王の政治に不穏当なものを感じつつも、
指摘できずにいたのでしょう。

それをユダから来た預言者がズバリと告げたので敬愛を覚え、歓待
しようとしたのかもしれませんが、人をみことばに従わせなかった
結果は、悲劇でした。

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発行:ファイアサイド  協力:おとずれ社 
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