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賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

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賢者の道〜 Vol.1039

2017/06/14

賢者の道〜Vol.1039「一つなる教会」2017-6-14
聖書:エフェソの使徒への手紙4章1〜6節

■そこで、主に結ばれて囚人となっている私はあなたがたに勧めます。
神から招かれたのですから、その招きにふさわしく歩み、一切高ぶる
ことなく、柔和で、寛容の心を持ちなさい。愛をもって互いに忍耐し、
平和のきずなで結ばれて、霊による一致を保つように努めなさい。

体は一つ、霊は一つです。それは、あなたがたが、一つの希望に
あずかるようにと招かれているのと同じです。

主は一人、信仰は一つ、洗礼は一つ、すべてのものの父である神は
唯一であって、すべてのものの上にあり、すべてのものを通して
働き、すべてのものの内におられます。

◎キリスト教は、様々に分れています。
1054年に東方正教会(ギリシャ正教会)とローマカトリック教会(西方
教会)とが分れ、1517年にプロテスタント教会がローマカトリック
教会より分派しています。

しかし、これらの教会が一つになる努力は続けられており、どの
教派も賛成できるような基本信条が定められました、その1つに
ニカイヤ・コンスタンティノポリス信条(ニケア信条)があります。

「一つの教会(聖なる、公同の、使徒的)」を信ずとあります。
使徒信条では「聖なる、公同の」という標識だけでしたが、ニケア
信条では、「使徒的な」教会であることが付け加えられております。

この成立は4世紀末ですが、神学論争盛んな時期で「聖なる公同の」
だけでは不充分となり「使徒的」を付け加えたようです。

◎まず「一つの教会」の「一つ」の意味を考えてみます。
教会には似て非なるものも多いが教会はたった一つ、唯一なのだと
いう意味です。そして、この言葉の背後には「異端」を意識していた
と言う事があります。

中世の異端審問、魔女狩り、日本の教団の中でも同じ事が起こり
ました。問題提起者たちを教会は排除したのですが、その理由に
踏絵的に使われたのが信仰告白でした。そこで問題提起者たちは
「イエスは主である」との意味を問うたのでした。

いま教会は「一つ」であるかどうかの評価よりも、「一つ」であろう
とする努力が大切なのです。

◎マタイ福音書13章には「毒麦のたとえ」があります。
ある人が良い種をまいた。夜、敵が来て毒麦をまいた。収穫近くに
なり僕たちは主人に毒麦を抜くかどうかを尋ねた。すると主人は両方
とも育つまで放置しておきなさいと言った話です。

この譬は、信仰ある人と異端的な人との区別は人間にはできないから
神に任せなさいというものです。

異端の存在が気になるのは自分の信仰がはっきりしてない、不安が
あるからです。あの人は異端だ、あの教会は異端だと叫ぶことに
よって、自分が正統な信仰の持ち主であることを知らせようとする
意識の現れです。

◎「ガマリエルの原則」(使徒5章)というものがあります。
捕えられたペトロたちはユダヤの最高法院に引き出され厳しい審問
を受けた。議員たちは激しく怒り殺そうとたくらんだ。

しかし、ファリサイ派のガマリエルは議員たちに向かって,ほうって
おくが良い。彼らの計画や行動が人間から出たものであったら自滅
するであろうし、神から出たものであったら彼らを滅ぼす事はない、
というのです。

誰が異端かなど心配せず、一切を神に委ね自分の信仰だけをはっきり
させていればよいというものです。

問われたのに答えず、問うものを排除するのは自滅の選択という
しかありません。いずれにしても、各地から集められた代表によって
教会は、会議をする中で、バラバラのまま教会は決断し、前進でき
るかが問題になりました。

その問いへの答えこそ、エフェソ4:1〜7の教会のかしらなるキリスト
は一つ、教会なる「体は一つ」という信仰の基づき話し合う姿勢でした。

だから教派が違っていても高ぶらず、柔和に寛容の心をもって霊に
よる一致を保つ様に努めさえしれば前進できるという確信が、この
「一つ」が付け加えられた理由なのです。

異質な意見や人を教会は排除しない。そうしようとする考えが起こ
るとき既に「高ぶり」が入り込んでくるのです。教会は一つとは
歴史的協会を見て決してそうだとは言えません。しかし「教会が
一つであることを信ずる」事だけなのです。

◎またエフェソ4・1、5では「神の招き」が記されています。
教会は招かれて集った人によって出現し、一つとなります。教会は
隠れた多くの人々の行為によって支えられています。

忍耐と寛容と謙遜によって教会は一つへと向かうのです。愛の一致
です。
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