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賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

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賢者の道〜 Vol.1034

2017/05/27

賢者の道〜Vol.1034「永遠の生命」2017-5-27
聖書:ヨハネ福音書1章1〜2節

■初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。
この言は、初めに神と共にあった。

◎教団信仰告白の中核である使徒信条の最後には「永遠(とこしえ)
の生命(いのち)」が出てきます。新約聖書に42回でてくるのですが、
ヨハネ文書には23回でており、ヨハネの重要な概念です。

一方、「神の国」は共観福音書には51回でておりヨハネ文書には、
たった2回みられるのみです。これはヨハネがヘレニズム世界を意識
してそこへの伝道を考え「永遠の生命」と表現したと考えられます。

「神の国」とは人々が、神の支配に従い、愛し合い、助け合うような
人間関係、空間の状態で、「永遠の生命」とも、これと同じような、
永遠の変わらぬ神の支配する時間の状態で、同じ内容を持つものだと
言えます。

これはまた「からだのよみがえり」とも密接な関係にあります。
そしてこれらは主イエスを信ずることによって結果として与えら
れる賜物なのです。

主イエスを信ずるとは、主イエスによってもたらされた十字架の
贖罪で示された神の愛を信ずること、そして神を愛し、隣り人を
大切にすることと別な事ではありません。

信仰と愛には行き詰まりがありません。ですから、共に生きるべき
他者の存在を無視し、親切にできないような所には「永遠の生命」
なるものの錯覚や転倒が起るのです。

ある時、ある富める青年が主イエスの下に走り寄り尋ねました
(マルコ10:17以下)。どうしたら永遠の生命を受け継げるのか、と
言うのです。

◎当時のヘレニズムの影響を受けた内容では、充実した生活ぐらい
の意味でしょう。

社会的地位があり、裕福で、健康であったのも拘わらず、なんとなく
嘘っぽい生活でした。生きていることを感じる暇も無いくらい充実
していたいと願ったのです。

瞬間瞬間が永遠であるような生活がしたい、そんな思いつめた気持
だったのでしょう。

その人に主イエスはいいます。対人関係であたりまえのことをして
いればいい、永遠の生命なんか求めなくてもいい、と突き放します。

憤然としたその青年は、そんなことはちゃんとしてますよと言う。
するとイエスは彼を見つめ、慈しんで、凡てのものを施せと言います。
これは彼が思いつめているものを相対化させ、いかなる支えの中で
生きているのかを示す言葉です。

食えなくなったら努力すればいい。なんとかなる。ゆとりができたら
楽しめばいい。永遠の生命なんかどうでもいい。それより迷いを吹き
払う事だ。裸になってみろ、寒く、空腹で、必死で生きようとする。

◎そればかりでない最後は友だ。だから「富で友達を作なさい」
(ルカ16:9)とも言のです。

「永遠の生命」などと哲学的な概念を持って祈ったりするより、
まず友を作る事だ。それには普段から他者に愛を注ぎ、親切を
もって生活する事だと言うのです。この青年は、真に愛される人
でなかったのでしょう、だから人をも愛する事ができなかったの
です。愛する、愛される毎日は生き生きして充実しています。

今日の日本は愛に欠乏している、あらゆる方面で愛が欠乏しており
ます。だから潤いがないのです。今私たちに必要なのは「永遠の生命」
に突き当たる真実の愛なのです。

キリスト教では初代教会の時代より看護事業に力を尽くし、病院を
建てました。病院は英語でホスピタルといいますが、本来の意味から
言って「親切院」というのが本当です。

これは教会から起ったのです。修道院では旅人、貧民、飢えた人々
を世話し、病人を助け親切にしたのです。そして彼らの内に神の
似姿を見るのです。親切が先にあり医者はその後できたのです。

つまり看護事業は愛の肥料をやる仕事で、われわれが肥料をやらな
ければ、病人は元気にならないのです。惜しみなく肥料を施さなけ
ればならないのです。

けちけちしないで、惜しみなく与えることによって、病人は見る見る
うちによくなっていくのです。愛を注ぐ事です。大抵の憂き人生に
悩む人は癒されます。

しかし必ず純潔を欠いてはなりません。愛とは自分を細胞分裂させ
る事であって、それには自分を愛していなければできないのです。
ですから神様に愛されている自覚が必要です。愛に根ざした伝道を
致しましょう。

ヨハネ1:1〜2では主イエスに集中しています。そこでは罪人が
永遠の生命を得るのは、御子イエスを信じる事だと言っています。

◎永遠の生命は、見て、触って実感できる存在なのです。
主イエスを証しし、どんなときにも主に任せて生きるのです。造花
だからといって葬式の花輪まで突き返すような者にはならないで
もらいたい。

家庭においては優しい言葉遣いで誠意を示して欲しい。「波まかせ
海原まかせ風まかせ神にまかせて心やすし 豊彦」

主イエスに集中するのです。出来ない人は、持ってるものを人に
与えるのです。富んでいる人が、神の国や永遠の生命を手に入れ
にくいのは昔からの定説なのです。主によって、友に愛を注ぎ、
尊敬し、与え尽くすことができるよう祈ります。
 
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