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賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

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賢者の道 Vol.1017

2017/03/29

賢者の道〜Vol.1017「預言者エリシャの油注ぎ」2017-3-29
聖書:列王記上19章19〜21節

◎紀元前9世紀、当時のイスラエルは南北に分かれ内は乱れ、外は
隣国の侵攻に苦しんでいた頃、神はこの北イスラエル王国に預言者
エリヤを起こし、エリシャを立てて救国の大業に当たらせました。

孤高な生涯を送ったエリヤは、神の聖旨を受け優柔不断なアハブ王や
バールの神崇拝のイゼベル皇后に対し、一歩も退かず腐敗し切った
国家に対する改革に終始したのです。

このエリヤの指導の下、霊統を受け宗教改革をなしたのがエリシャ、
エリヤが洗礼者ヨハネに比するなら、エリシャはキリストに似てい
ます。

◎エリヤはカルメル山上でのバアルの預言者との決闘の後、神の山
ホレブに行き、そこで「アベル・メホラのシャファトの子エリシャ
にも油を注ぎ、あなたに代わる預言者とせよ」との神の声を聴くの
です。

そこでエリヤは油注ぎのため出かけました。油注ぎとは、具体的には
油の入った角を傾け油を注ぐこともありますが、聖霊の注ぎですので
いろいろな方法がとられました。

エリヤの場合、黙って働くエリシャに近づき、通りすがりに自分の
着ている毛皮の外套を彼の上に投げかけたのです。異常な力がみな
ぎりました。

これこそ霊的な油注ぎで、主の霊が臨んだのです。彼は畑や家畜を
持ち豪農として暮らしていましたが、油注ぎによって大転換をしま
した。キリスト者とは、油注がれた者たちでカリスマ的生涯へと
移った人のことを指します。

◎さてエリヤの後継者選びです。
神が選んだのは、野良で24頭立ての牛で畑を耕して働いている勤勉で
忠実な青年でした。主イエスももとは大工でしたが、人間建築の大工
になった信徒伝道者でした。

しかも与えられた世俗の仕事にも忠実で、額に汗して働きながら学んだ
宗教こそ身に付くようです。どんな仕事でも嫌がらずにやれるようで
ないと伝道はできません。何でもやるという意欲が大事です。

さてエリヤに出会ったエリシャは、牛を捨ててエリヤの後を追い「私の
父母に挨拶をしてからあなたに従います」と言います。

するとエリヤは「私が何をしたというのか」ととぼけています。
「神はあなたを召して伝道者と任命した」などと言っていないで
意地悪いように見えるのは無性に愉快です。恐らくエリシャの決心に
ぐらつきはないか信仰の真底をさぐっているのでしょう。

金持ちの息子が地位を捨て、安定した生活を捨て、親を捨てて出て
行くのですから、「召命感」がなければできるものではありません。
伝道者として献身するというのは、召命が肝心です。何か魂の奥底
から突き動かされるものがないとだめです。

ちょっとの説得くらいで献身できるものでは有りません。嫌な所にも
出向かねばなりませんし、しなければならないこと、死の危険、経済
的困窮、自己嫌悪、妬み、誤解だってあります。

「人々からでもなく、人を通してでもなく、イエス・キリストと・・
父である神によって使徒とされたパウロ」(ガラ1・1)と有るような
自覚が表明されねばならないからです。

◎エリヤはかけよってくる青年を内心喜んだでしょうが、今や依存
する心でなく独立する気迫を与え、神に依り頼むことを学ばせねば
なりません。

神の命とあればやり抜かねばならないわけです。したがって人の
強制や説得で、伝道はできるものではないのです。聖霊の注ぎが
なければできるものではありません。

「信仰に入ったとき。聖霊を受けましたか」(エフェソ19・2)
という体験なくして伝道に耐えられりものではありません。

「あなたがたが私を選んだのではない。私があなたがたを選んだ」
(ヨハネ15・16)という神の声を聴く必要があります。このとき
聖霊は魂を解放します。憤り、妬み、劣等感から解放されることも
私達にとっての課題となるのです。

◎従ってエリヤは「エリシャよ、したいようにしなさい」と言って
いるようです。

信仰は、神の要請に突き従うことです。エリシャは盛大に両親や
民らと決別の宴すらもったのでした。聖霊に触れる時、人の人生に
変革を与えます。目が開くわけです。

音楽や社交をダシに人集めしたり、迎合しても限界があります。
聖霊あるのみです。正しい信仰こそ恩寵です。惑わしの霊に注意
しなければなりません。

最後に、神に近づくことです。そのとき神もまた近づいてくださる
のです(ヤコブ4・8)。

神に祈ると、神もまた対応してくださいます。不思議なタイミングの
合致です。圧倒する祈りを持って願うと、圧倒する力で神は臨んで
下さるのです。魂を奮起し、妥協せず、不信仰と戦い、勝利して
ほしいものです。

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発行:ファイアサイド   協  力:おとずれ社 
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