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賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

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賢者の道 Vol.1013

2017/03/15

賢者の道〜Vol.1013「エリヤとオバドヤの信仰」2017-3-15
聖書:列王記上18:1〜16

◎風のようにやって来て風のように去ったエリヤは、ケリテ川、
サレプタへと移動し、鳴りを潜め、神の時がくるのを待っていま
した。それから3年してついに神の言葉が彼に臨み、「アハブの前
に姿を現せ」との命令で預言者は腰を上げました。

イスラエルは、皇后イゼベルがほしいままに振舞っていた。
主の預言者たちは次から次に抹殺され、王宮はバアル信仰の巣窟と
なっていました。

だがここに宮廷長にまで抜擢されるほどアハブ王の信用を得て
いた、オバドヤという主を恐れる人が生き延びていました。
彼はバアルに膝をかがめない主の預言者百人をイゼベルの魔の手
から救い出し、洞穴にかくまいパンと水でもって養うという快挙
をなしたのです。それは神の奇蹟のなせる業でした。
 
サマリヤ地方の飢饉が、ますます深刻になる中、アハブとオバドヤ
が水と草を求めて国中を調査しに出かけたくだりなど、彼が腹心の
部下としてどれだけ信用されていたかが分かります。

類似した例を聖書に幾つか見出します。奴隷としてエジプトに売ら
れた、ヨセフは、神と共にいたおかげで、主人に愛され、家の管理
をゆだねるまで信用されました(創世39:4)。

バビロンに強制連行されたダニエルも、神の御計らいにより侍従長
は好意を示し(ダニエル1:9)、次々に要職に抜擢され、信仰の敵や
試練の中をたくましく生き、活躍しました。

もし神が、オバドヤ、ヨセフやダニエルをそのように生かせる
なら、私たちをも同じように生かしてくださるとしても不思議は
ないのです。

日本の異教の世界で神第一を貫き、信仰の理解を得ることは難しい、
個人が信仰を掲げるや、周りが圧力をかけてきます。
気配りができる人ほど信仰の旗を高く掲げられないのです。
それが、オバドヤの信仰と言えるかもしれません。
 
さてオバドヤが飢饉の情勢調査に出かけた時、エリヤはまずアハブ
に直接会わず、オバドヤのところに姿を現しました。
「あなたはエリヤ様(原典では「私の主人〔アドニー〕エリヤ」)
ではありませんか」(18:7)と呼びかけます。

エリヤは「そうです」と肯定し、「あなたの主人(アドナイ)のもと
に行って、エリヤがここにいる、と言ってください」(18:8)と
言って、オバドヤの主人がアハブであることを示唆しています。

これは一つの挑戦とも見られます。「あなたは私を主人と呼ぶが、
本当のところあなたの主人はアハブではないのか、いったいどちら
なのだ」。このときオバドヤは「あなたは僕をアハブの手に渡し、
殺そうとなさるのですか」と渋りました(18:9)。

エリヤの名前を出すだけでアハブの怒りを買いそうだし、かくまって
いたのではないかといらぬ疑いをかけられてはたまったものではない、
はたまた、たとえ「エリヤがここにいます」と言ったところで雲隠
れされたら言い訳もできない。

結局、エリヤ側につくことができなかった。いまは自分の命を大事
にし、後の主の働きのために備えよう、と妥協的に考えたのです。
エリヤは彼の信仰を見ていたのではないでしょうか。

◎オバドヤは善人でしたが、主によってはっきり立つ信仰の強さは
持っていませんでした。しかしそれだけでは、主のために力になる
ことはできません。

いざというときは命を賭けて主のために立つエリヤのような人が
必要なのです。

沈黙がかえって賢いことがあります。善悪をあまりに明確に
しすぎて赦しを忘れ、争いを生み、命の関係を失うからです。
しかし、私たちが遣わされたのは「この時のため」という出番が
必ずやってきます。信仰の勇気がためされるのは、その時です。

やがて預言者エリヤがカルメル山でバアルの預言者と対決する時、
オバドヤは何をしていたのでしょうか。バアルに跪ずかなかった
7000人(19:18)はその時何をしていたのか。陰で祈りをもって
エリヤを支えていたのではあろうが、「この時のため」の出番を
逸したのではないでしょうか。

「この時のため」に私たちはただ祈っているのでしょうか、それ
とも行動するのでしょうか。いま信仰、生き方が問われています。

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