その他ニュース

賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

全て表示する >

賢者の道 Vol.1007

2017/02/22

賢者の道〜Vol.1007「信仰の神殿造形」2017-2-22
聖書:列王記上6章1〜22節

◎かつてモーセがイスラエルの民に神の幕屋を建てるよう命じた
ことがありました。

「これは主が命じられた言葉である。あなた達の持ち物のうち
から、主のもとに献納物を持って来なさい。全て進んでささげ
ようとする者は、それを主への献納物として携えなさい」
(出エ35:5)とすすめたので民は進んで心の望むものを携えた
のですが、

あまりの多く携えてきたので「この民は、主がお命じになった仕事
の為に、必要以上の物を携えて来ます」と工事担当者が困惑するほど
でした。そこでモーセは命令を発し、「男も女も、聖所の献納物の
ためにこれ以上努める必要はない」とふれされたと記しています
(出エ36:6)。

ソロモン王(在位、紀元前967-928年)は神殿を建てるに際し、
初めは父ダビデの準備した材料と富、民の進んで献げるものに
よって工事を進めましたが、次第に工事が大規模化するにつれ
外国の援助を求め、国民を強制的に徴用し事に当たらせました。
これが、イスラエル分裂を引き起こしたのです。

モーセ(紀元前1444年エジプト脱出)は人々の良心に訴え、献げ物
で幕屋を建てました。勿論、幕屋は規模も違い神殿とは比べることも
できないくらい貧弱であったでしょうが、信仰による造形と強制に
よる造形の違いがあり、神の家の建築に対するこの違いは重大なの
でした。

大事なのは神の為に何を建てるかでなく、何を献げるかと言うこと
ではないでしょうか。そこにこそ私達のなすべき霊的礼拝があるから
です。神の宮として選ばれた私達もまた同様ではないかということです。

神の神殿は、イスラエルがエジプトを出てから480年目、ソロモン
の統治の4年目に紀元前964年に始まりました。これは出エジプトの
出来事の到達点として考えられ、約束された乳と蜜の流れる国への
定住が、ここで成就したということです。

イスラエルにとって出エジプトは主の民の出発点であるように、
クリスチャンにとって十字架と復活は救いの完成を求める出発点
なのです。

ソロモンの神殿は、エルサレムのシオンの山の上に、神が父ダビデ
に与えた設計図に従って建てられました。神殿の規模は、長さ27m
幅9m、高さ13.5mです。建坪243平米で73坪で、決して大きなもの
ではありません。幕屋が、長さ13m、幅4m、高さ4m、建坪52平米
で15坪でした(出エ26:16-23)。

神殿は神の住まいとして幕屋に置き換わりましたが、受肉した
キリストを表徴しておりました。また、教会を表徴します。
神殿には格子作りの窓がつけられ、空気と光を摂取し、それは
命を与える霊の交わりが、霊の空気と光をもたらす事を表徴し
ます。格子は、窓を開けた状態でも否定的なものを近づけさせない
ための保護です。

神殿は、拝殿(外陣・聖所.信仰者の魂を表徴)と本殿(内陣・
至聖所・信仰者の霊を表徴)から成り、その前に民を迎え入れる
ロビー(前廊)がありました。

本殿(内陣・至聖所)の大きさは、長さ9m、幅9m、高さ9mで、
「新しいエルサレム」(各辺2400km)のように規模こそ違いますが、
長さも幅も高さも同じ立方体です(列上6:20、黙21:16)。
拝殿と本殿の周囲には、3階建ての脇間が脇廊としてありました。

◎私達信仰者はキリストのからだの豊かさの拡張としての主の宮
なのです。

3階建ては、三位一体の神とキリストの復活の中にあることを表徴
します。1階の幅が2m、2階が2.5m、3階が3mあります。これは
キリストの豊かさとして教会が引き上げられるほど、その幅が広く
なることを表徴してます。

2階の脇廊に通じる入口は教会の交流、交わりを表徴してます
(8節)。脇間はそれぞれ分離していますが、行き来できるよう
にそれぞれに入口がついています。

今日、幾つかの教会では祈りや悩みの交わりのための入口を閉ざし
ています。諸教会との交わり断っています。キリストの部屋として
の入口を広げるべきです。
 
2階、3階へは螺旋(らせん)階段が設置されています(8節) 。
曲がり角のない螺旋状で、交わりには角がないことを表徴します。   
     
また、神殿の内側全体には、レバノン杉で覆われ、本殿(至聖所)は
その上に金が張りめぐらされていました。またそこにはオリーブ材で
作りその上に金をかぶせた2つのケルビムが置かれていました。

神殿の周囲の壁面にはケルビムとなつめやしと花模様の浮き彫りが
施されていました。 ソロモンはこの神殿を7年の年月をかけ、
精一杯のことをして、建てました。

この神殿を建てるには石も用いられたのです。その石は、「石切り場
でよく準備された石」であったと記されています(列上6:7)。
神の神殿のために、整えられ、切りそろえられたのです。大きさも
違うでしょうし、形状も円形や4角などまちまちであったでしょう。

◎私達も神の宮の奉仕のために、切りそろえられる必要があり
ます。

大胆に切り刻まれなければなりません。そのために神は私達に時
には試練を与えます。神の栄光のために切り整えられるのです。
更に、「建築中の神殿では、槌、つるはし、その他、鉄の道具の音
は全く聞こえなかった」(列上6:7)と記されてあるように、十分
な準備を整えて作業をしたのでした。

私達は礼拝に出るとき、静かに心と思いを尽くして主を礼拝して
いるでしょうか。ソロモンは神殿の内側全体に高価な杉材を張り
巡らし、本殿の内側にはさらのその杉材の上を金で覆ったので
した。私達は最高のものを献げているでしょうか。

神はまずあなたを神殿に用いるために切り整え、あなた自身が献げら
れるのを待っております。従って、神殿は、私達の信仰の造形芸術
と言えるのではないでしょうか。

-------------------------------------------------
発行:ファイアサイド  協力:おとずれ社 
まぐまぐ(ID:99821) http://www.mag2.com/
melma!(ID:151618) http://www.melma.com/
-------------------------------------------------

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2002-11-10  
最終発行日:  
発行周期:週1〜2回発行  
Score!: 100 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。