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賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

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賢者の道 Vol.1006

2017/02/18

賢者の道〜Vol.1006「栄華を極めたソロモン」2017-2-18
聖書:列王記上5章1〜14節

■ソロモンは、ユーフラテス川からペリシテ人の地方、更にエジプト
との国境に至るまで、全ての国を支配した。国々はソロモンの在世中
貢ぎ物を納めて彼に服従した。

ソロモンの得た食糧は、日に上等の小麦粉30コル、小麦粉60コル
肥えた牛10頭、牧場で飼育した牛20頭、羊100匹であり、その他
鹿、かもしか、子鹿、肥えた家禽もあった。

ソロモンはティフサからガザに至るユーフラテス西方の全域と
ユーフラテス西方の王侯を全て支配下に置き、国境はどこを見回して
も平和であった。ソロモンの在世中、ユダとイスラエルの人々は
ダンからベエル・シェバに至るまで、どこでもそれぞれ自分のぶどう
の木の下、いちじくの木の下で安らかに暮らした。

ソロモンは戦車用の馬の厩舎4万と騎兵1万2千を持っていた。知事達
は、ソロモン王とソロモン王の食卓に連なる全ての人々のために、
それぞれ1か月分の食糧を調達し、何の不足もないようにした。彼ら
は、馬と早馬のための大麦とわらも、それぞれその割り当てに従っ
て所定の場所に納めた。

神はソロモンに非常に豊かな知恵と洞察力と海辺の砂浜のような
広い心をお授けになった。ソロモンの知恵は東方のどの人の知恵
にも、エジプトのいかなる知恵にもまさった。彼はエズラ人エタン
マホルの子らであるヘマン、カルコル、ダルダをしのぐ、最も知恵
ある者であり、その名は周りの全ての国々に知れ渡った。

彼の語った格言は3千、歌は1500首に達した。彼が樹木について論じ
れば、レバノン杉から石垣に生えるヒソプにまで及んだ。彼はまた
獣類、鳥類、爬虫類、魚類についても論じた。あらゆる国の民が、
ソロモンの知恵をうわさに聞いた全世界の王侯のもとから送られて
来て、その知恵に耳を傾けた。

◎ソロモンの王国は、神の豊かな祝福の下に輝かしい発展を遂げ
キリストの千年王国のような至福に満ちたものでした。

ユダとイスラエルの民の数は海辺の砂のように増し加わり、平安と
富と喜びをもって飲み食いするようになっていました。また領土は
ユーフラテス川から地中海の沿岸とエジプトの国境まで拡大しました。

それは選びの民に対する神の約束の成就でした。ペリシテ、エドム
アモン、そしてシリア(アラム人)諸国のような隣接国は従属し、
貢ぎ物を納めました(列上5:1)。  

このように増えた民、拡張された領土、そしてそれを統治するための
軍勢4万頭の馬や騎兵1万2千人、そしてソロモン大家族を維持する
のに彼はどうしたのでしょうか。ソロモンは、全国を12の行政区画
に分け、知事を置き、彼らを束ねるために11人の高官を置きました。

列上4章1節から6節には彼らの名前が出ています。11人の高官のうち
4人が祭司で2人が預言者ナタンの子らです。神に聞き従うことを
心がけたソロモン、と言えます。

また12人知事は王国のための働きを担っており、チームワーク体制
が出来上がっていました。つまりソロモンは自分一人で国を治めよう
とはせず、しかりとした政府を作り、いろいろな人をそれぞれの役職
に任じ、みんなで主の民イスラエルを治めようとしました。

◎どんなにすぐれた人でも一人でできることには限度があります。
また、主のみ業は、みんなで協力してまっとうすべきです。エフェソ
4章12節,16節に見られるように主の教会であるキリストの体は、みん
なが組み合わされ、結び合わされ、分に応じた働きをしながら愛に
よって成長していくのです。

私達もみんなで助け合い、協力しながら主の教会を建てあげま
しょう。これは家庭形成でも同様です。高官達の名前を注意深く
見ますと、ほとんどがだれだれの子と記されています。12人知事の
半数近くは、だれだれの子(ベンだれだれ)と記されていて本人の
名前は記されていません。

親の名前なしに本人の名前が記されているのはナフタリ地方の知事
アヒマアツだけです。このように私達が良い奉仕ができるためには
親によってその土台が築かれていることを知ります。

私も4代目のクリスチャンです、息子の代で5代目です。これが5代、
6代と主の奉仕者を生み出したら何とすばらしいことでしょうか。
しかし、親がどうであれ、自分自身が本気で主に仕えるなら、主も
またその人を豊かに用いてくだいます。それにしてもファミリー形成
がいま一番必要とされている課題です。
 
ソロモンには700人の王妃や300人の側室、併せて1,000人の妻がいま
したし、彼らの扶養家族も含まれていましから、日ごとの維持費も
膨大なものでした。

12部族や近隣の諸国民はこのための負担を負わなければなりません
でした。このことや異国から娶った妻達がもたらした偶像礼拝に
よってソロモン王国の一部は失われていったのです(列上11:3,4)。
このようにいかにファミリー形成、ファミリーの繁栄を願っても主の名
による霊的な統治、信仰によるファミリー形成が確立していませんと
崩壊してしまう危険性があることを覚えていなければなりません。

◎確かにソロモンは優れた理解力と知恵に満ち、広い心が備わって
いました。

彼は3,000の格言を語り、1,500首の歌を書き、植物学、生物学にまで
造詣が深く彼の知恵を聞くためにあらゆる国から人々がやってきました。
しかし、彼の知恵は完全に物質的な領域に属し、そこには霊的要素が
あったとは思えませんでした。

彼の知恵は使徒パウロの知恵とは全く異なっていました。パウロの
知恵は、キリストが私達の心の中にご自身の住まいを造ること(エ
フェソ3:17「信仰によってあなたがたを心の内にキリストを住ま
わせ」)、霊に従って歩き(ローマ8:4)、2つの霊、つまり「神の
霊」と「人の霊」(ローマ8:16)などに関する霊的な知恵です。

ソロモンには、この内住の霊、命を与える霊に関して余りにも無関心
でした。また列上5章15節から32節では、ソロモンが結んだ同盟条約
で異邦の地ティラスの王ヒラムから援助を受けたことが告げられて
います。

そして神の神殿造営のためにレバノン杉を提供してもらいました。
しかもソロモンは伐り出し労働者を送り、ヒラム王の家臣達にも
賃金を支払うと申し出たのです。ヒラムは大いに喜び、レバノン杉を
運びます、その代わり食料を提供してくださいと提案し、互いに同意し
合い、条約を結んだのでした。

ソロモンは石の切り出しでもヒラム王に助けられました。ソロモン王は
徴用した労働者は3万人、荷を負う労働者7万人、石の切り出し労働者
8万人、工事の監督責任者3,300人を送り、ヒラムの建築者達と
協力させました。
 
◎私達は栄光を極めたソロモンを余り高く評価すべきではありま
せん。成功者をみるとその栄光を称えたくなりますが、主イエスは
野のゆり(クリノン「野の花」新共同訳)についてこう語られました。

「栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾っていな
かった」(マタイ6:29)。その花ですらすぐに散る(1ペトロ24)、
ソロモン自身も、彼が持っているもの、行うことはみな空の空(コヘ
レト1:2)であることを認めたのです。

主イエスは「洗礼者ヨハネより偉大な者は現れなかった。しかし、
天の国で最も小さい者でも、彼より偉大である」(マタイ11:11)
と言っています。

洗礼者ヨハネはソロモンより大きいものでしたが、新約の信者、
クリスチャンはヨハネより大いなる者なのです。私達は、ソロモン
より大きいものなのです。なぜなら私達の内には、キリストを造り
込み、キリストの住まいとなり、神の家族となることができるから
です。

キリストは私達の知恵、命、性質なのです。

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発行:ファイアサイド  協力:おとずれ社 
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