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賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

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賢者の道 Vol.1004

2017/02/11

賢者の道〜Vol.1004「ソロモン王の即位式」2017-2-11
聖書:列王記上1:28〜37

■ダビデ王は答えて、「バト・シェバをここに呼びなさい」と命じた。
彼女が進み出て、王の前に立つと、王は誓った。「私の命をあらゆる
苦しみから救ってくださった主は生きておられる。あなたの子ソロ
モンが私の跡を継いで王となり、私に代わって王座につく、とイス
ラエルの神、主にかけてあなたに立てた誓いを私は今日実行する。」

バト・シェバは顔を地に伏せ、王に礼をして、「わが主君、ダビデ王
あなたの命がとこしえに永らえますように」と言った。

ダビデ王は「祭司ツァドク、預言者ナタン、ヨヤダの子ベナヤを
ここに呼べ」と命じた。彼らが王の前に出ると、王は言った。
「お前達は主君の家臣を率いて、わが子ソロモンを私のらばに乗せ
ギホンに下らせよ。祭司ツァドクと預言者ナタンは、そこでソロモン
に油を注いで、イスラエルの上に立つ王とせよ。角笛を吹いて
『ソロモン王、万歳』と叫び、彼の後に従って上れ。ソロモンは
来て、私の王座につく。私に代わって王となるのは彼であり、
イスラエルとユダの上に立つ君主になるよう私は彼に命じる。」

ヨヤダの子ベナヤは王に答えた。「まことに王の神、主もそう仰せ
になりますように。主は王と共にいてくださいました。またソロモン
と共にいてくださいますように。その王座をわが主君、ダビデ王の
王座より更に大いなるものにしてくださいますように。」

◎列王記で扱われる歴史は、426年にわたっており紀元前1015年の
ダビデの死から紀元前586年のバビロン捕囚に至るまでの神の選び
の民、イスラエルの歴史で、ヘブル語聖書ではメラキーム(王達
の書)と呼ばれています。

これは、マタイ1:6〜11までの「イエス・キリストの系図」の歴史
であり、17節で「ダビデからバビロンへの移住まで14代」と言わ
れている歴史で、イエスの誕生のための歴史でもあります。

列王記に出てくる最初の2人の王であるダビデとソロモンはイスラ
エルの統一国家を形成しました。2つの面でキリストの重要な予表
です。

1つは、キリストは復活する前、地上で苦難を受けられましたが、
それをダビデにおいて予表しています。人として、馬小屋から始まり
十字架につけられるまで苦難を受けました。それはサタンを征服し、
神の教会を建てるためでした。

いま1つは、キリストは復活後、神の国と神の輝きの中で栄光を
受けられました。その予表として、ソロモンは、王国の輝きを伴った
イスラエル王国で栄光を受け王として即位しました。これは千年期
でのキリストの予表です。

その後、ソロモンの子レハブアムの時代に北のイスラエルと南のユダ
王国に分裂し、やがてイスラエル王国がアッシリア帝国に滅ぼされ、
後にユダ王国がバビロン帝国に滅ぼされました。
 
◎ダビデ王が年老いたとき、第4子のアドニヤが上の3人アムノン、
キルアブ、アブサロムの兄達が既に亡くなっていたこと、美男子で
人々に人気もあったことから自分が王になるのが当然と考えました。

彼は、私設親衛隊を設け、将軍ヨアブと祭司アビアタルを誘い込み、
アブサロムにならって(サム下15:12)、エン・ロゲル(「スパイ
の井戸」または「流れの井戸」の意)で盛大な祝宴を開き、自分が
王になったことを天下に表明したのです。 

しかし、祭司ツァドク。預言者ナタンはこれに組せず、ダビデの妻
バト・シェバに賢明な策を授けてソロモンが王になるよう助けました。
王に関する神的選びの原則を優先させました。申命記17:15「神が
選ばれる者を王とするのであった」。

彼女は親密な懇願をなし、既に王がソロモンが後継者となることを
誓い、宣言していたので(歴上22:9)、それを思い返させソロモン
を王位継承者とするよう決断させたのです(列上1:17、30)。

ダビデは「私の命をあらゆる苦しみから救ってくださった主は生きて
おられる」(列上1:29)と語って、ソロモンに油を注ぎイスラエル
の王とせよと命じたのでした。

このようにしてアブサロムの陰謀は砕かれました。アブサロムが
エン・ロゲルでの祝宴にナタン、ソロモンを招かなかったのは、
次の後継者がソロモンであったことは知っていたためであったから
です。アブサロムが陰謀を企てた責任は、ダビデにもありました。

彼はアドニアを甘やかしていました。王位を奪おうとして親衛隊を
設けた時もとがめることをしなかった(列上1:6)とあります。
子どもの教育を誤り、放縦にさせたことがその原因でした。ダビデ
はアドニアを情愛でとらわれていました、預言者ナタンは信仰に
よって立つことを助けたのでした。

人の情愛と主への信仰のどちらに力があるのでしょうか。情愛に
打ち勝つ信仰の友がなければならないことをこのナタンを通して
教えられます。アドニヤは、食事の席で王となろうとしました。
しかし、ソロモンは主の宮で即位しました。

皆さんは大切なことをどこで決めているでしょうか。教会から離れた
食事の席でしょうか、教会の主の祭壇の前でしょうか。アドニアの
出来事は決して他人事と見るべきではありません。いづれにしても
預言者ナタンのような信仰の友を持つことは大切です。

ダビデはヘブロンで7年、エルサレムで33年統治し、ダビデの町に
70歳で葬られました。晩年は、霞んだ暗いもので輝きはなかったの
です。

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