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賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

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賢者の道 Vol.589

2013/02/20

<賢者の道〜Vol.589 - Glorious Day - 2013-2-20>

【今週のテーマ】「アブラハムの勝利」
【聖書】 創世記14章11〜24節

■創世記14章では、4人の王の連合軍と5人の王の連合軍との戦い
について述べています。

結局、5人の王は、4人の王の連合軍に打ち破られました。どんな
戦争でも良くありませんが、ロトとアブラハムのためには良かった
テストでした。

神の主権の下で戦いが起こり、4人の王の連合軍によってソドムの
町は征服され、その食料をすべて奪い去りました。それは、神の民
の一人のための戦いであったのです。ロトは敵の手の中に陥ったの
です。

逃れて来た1人がアブラハムに、ロトが捕えられたことを告げま
した。この報告を受けたアブラハムは、その受難を喜びませんでした。
「私から離れた当然の報いだ」とは言いませんでした。

アブラハムはこの報告を受けたとき、ロト救出を決意し、318人を
率いて、4人の王とその軍隊と戦い、全ての財産を取り返し、ロト
とその親族と財産を奪い返したのです。

小人数でしかも素人のアブラハムの一団がどうして戦うことができた
のでしょうか。アブラハムにとって身内が囚われたのは恥でした。
我慢できなかったのでしょう。

アブラハムは立ち上がりました。彼には戦いの経験はありませんで
したが、神への信頼はありました。私たちも神を知り勝利しなければ
なりません。


■さて勝利の後、戻って行くとそこにサレムの王で祭司のメルキゼデク
がやって来ました。

彼はキリストの予表です(詩編110編)。彼は罪を取り除く献げ物を
もって現れたのでなく、勝利者を養うパンとぶどう酒を持ってきま
した。

キリストも罪を取り除くだけでなく、パンとぶどう酒で象徴される
ように、わたしたちを養う栄養として神を供給してくださいます。
そして彼はアブラハムに現れる前に、ずっと神の祭司として、ロトと
アブラハムのためにとりなしていたと思わないでしょうか。

アブラハムがロト救出を決意したのは、メルキゼデクのとりなしに
よってかき立てられたと思われます。敵に捕えられた者の中から
逃げ延びてアブラハムに知らせに来た者もまたメルキゼデクが
ロトのためにとりなしていたので逃げ出せたのでしょう。

大祭司キリストはいまも私たちのためにとりなしています(ヘブライ
7:25)。


■メルキゼデクはキリストの再臨の予表でもあります。

私たちは今日のアブラハムでありたいのです。神の権益に対する
どのような損害も容認しないで、ただちに敵を破る戦いに即断を
下すのです。

そして日ごとに私たちは自分の思い、感情、意志の中の王たちを打ち
のめさなければならないのです。自分の環境、家族、学校、職場の中
の王たちを殲滅しなければならないのです。

主はそのときやって来て、私たちと会い、勝利を祝ってくださいます。
私たちの勝利はいつも真のメルキゼデク、キリスト・イエスを明ら
かにします。

「イエスの御名」は地上で呼ばれた名前以上となり、復活後、天上
のもの、地上のものすべてが称えるあらゆる名にまさる名となりま
した(フィリピ2:9〜10)。


■いまキリストがどこにおられるのか、見るのは困難ですが、私たち
が勝利を得るなら、この勝利がキリストを人々に明らかにします。

キリストが来られる時、「天地の造り主、いと高き神」(創14:19)
という称号が示されるのです。創世記13章までこのような称号はあり
ませんでした。

このように神は漸進的にご自身を啓示されます。主のとりなしの霊に
触れ、共鳴のするにつれ天地の所有者である神を認識するのです。

メルキゼデクはアブラハムの所に来て「天地の造り主、いと高き神」
をもって祝福し、同時にその勝利のゆえに神を祝福しました。
これに対してアブラハムはすべての戦利品の内の10分の1を与えました
(ヘブライ7:2,4)。

私たちも戦利品を得て、それをキリストに献げますが、それは常に
キリストの偉大さを表します。

勝利のない人には、キリストに献げる物がなく、偉大さを表わすこと
もありません。

4人の王は、5人の王を打ち破りすべてのものを捕えましたが、アブラ
ハムによってこの状況はひっくり返されました。


■その結果、義の王・平和の王が現れました。アブラハムの勝利は、
すべての争いをやめさせ、真の平和をもたらしたのです。

ソドムの王はへりくだりアブラハムに「取り返した財産すべては
あなたのものです。欲しいのは私の民です」と言いました。

しかしアブラハムはソドム王に言います。「糸一本、靴紐一本でも
いただきません。そうしたら『アブラハムを裕福にしたのはこの
私だ』と言われたくないからです。但し、若い者が食べた分と、共に
戦った人々の分は別です。彼らには分け前を取らせてください」と。
なんと純粋でしょう。

彼は天地を造られた神から豊かさが来ることを実証したかったので
しょう。

アブラハムは4人の王を打ち破り、更にソドムの王までも対処した
のです。何という人でしょうか。私たちもアブラハムのような人に
なる必要があります。

彼は高くありました。それほど高かった人が、かつて妻を犠牲にした
低い人であったのです。この両面において、主の恵みを見るのです。
   
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