その他ニュース

賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

全て表示する >

賢者の道 Vol.288

2008/06/28

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  <賢者の道〜Vol.288 -In Christ Alone- 2008-6-28>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■【今週のテーマ】「ヤコブの最期」 
■【聖書】創世記49:29〜33


………………………………………………………………………………
このメッセージではヤコブの最期についてお話し致します。
………………………………………………………………………………


創世記は長い書で50の章から成り立っています。

彼の生涯の大半はもがき続け、147歳まで生きました。


創世記49章ではこの世を去ることを見ます。人の生涯の価値と結果
がおもに決定されるのは最初の段階でなく最後の段階です。


ですからヤコブが最期にどのように振舞ったかは知る必要があり
ます。


主イエスを除けば最上の召天は、使徒パウロでした。


彼はこう宣言しています。


「わたし自身は既にいけにえとして献げられています。世を去る時
が近づきました。わたしは、戦いを立派に戦い抜き、決められた道
を走りとおし、信仰を守り抜きました。今や、義の栄冠を受ける
ばかりです。正しい審判者である主が、かの日にそれをわたしに
授けてくださるのです」(テモテ4:6-8)。


………………………………………………………………………………
何と卓越した去り方かと思います。
………………………………………………………………………………


彼には妻や子もなく、単純でしたが、ヤコブは子や妻がおり、多く
のかかわり合いがありました。


4人の妻レア、ラケル、2人のそばめがおりました。


彼の恋した人はラケルでしたが、叔父のラバンに欺かれ姉のレアを
最初に与えられ、次にラケルを与えられました。


正式の妻は誰であったかのでしょうか。


彼はアブラハムとサラ、イサクとリベカが葬られているマクペラの
洞窟にレアを葬り、自分もそこに葬られることを望みましたから
レアが正式の妻であったと言えます。


しかし、愛するラケルのためにある按配をしました。それは創世記
48:7で、ラケルの悲しい死を記念したことを見ます。


彼は彼女の息子ヨセフに2倍の分け前を与えることで、彼女に対して
敬意を表しました(48:5-8,20,22)。


エフライムとマナセにした祝福はラケルを記念してしたことです。


ヨセフはヤコブの11番目の息子で、ラケルの最初の子で、12番目
の息子ベニヤミンもラケルから生まれた子でした。


その2人の子がヤコブの心の中で、ヤコブの長男ルベン、次男シメ
オンに置き換えられたのです。


ヤコブは言います、
「今、わたしがエジプトのお前のところに来る前に、エジプトの国
で生まれたお前の2人の息子をわたしの子供にしたい。エフライムと
マナセは、ルベンやシメオンと同じように、わたしの子となる」
(48:5)。


それは、こういっているかのようです、


「ヨセフよ、あなたの息子はもはやあなたのためではない彼らは
私のためであり、私はラケルのためである」。


ヤコブが息子たちの間の長子の権は、たえず心にあったラケルを
記念するヤコブの願いを通して、ルベンからヨセフに移されたの
です。


こうすることによってラケルを真の妻にしたのです。


………………………………………………………………………………
この事例は、誠実な男女関係の真実を見ます。
………………………………………………………………………………


ヤコブはラケルに出会ったその日から、恋し、生涯彼の心は変わり
ませんでした。この忠実さが神によって尊ばれました。


今日このような愛が失われつつあります。この死につつあった人
ヤコブが、愛した人を、40年前に死んだラケルを記念したことは
何と素晴らしいことであったでしょうか。


ヤコブの生涯を通して、彼は妻や子供たちの関わりのほかにさまざま
な地理的領域ともかかわりました。


彼はパダン・アラムへの旅をし、後にカナンの地の戻りました。


隠居の年になって、エジプトに移住し、17年間そこに住み、地上で
最も力のある王と関わりました。これが彼の葬りにも見られます。


50章では、ヘブル人の葬儀であったにもかかわらず防腐処置をし
追悼の儀式は、エジプトの戦車や騎兵も加わりエジプト流の荘厳な
葬儀(アベル・ミツライム)を行った記録がみられます(50:11)。


………………………………………………………………………………
これは栄誉に満ちて葬られたことを示します。
………………………………………………………………………………


またヤコブは、死を「眠り」と考えることにより(47:30)、復活を
期待し、エジプトにではなく先祖が眠るカナンの地に葬られること
を息子ヨセフに命じました。


これで彼が信仰の人であったことが分かります。神が約束した良き地
がやがて子孫の分け前として、嗣業となることを信じたのです。


信仰と希望で満ちて世を去ろうとしたのです。


神にある望みのない人たちは葬りの事柄を無視しますが、復活の
希望を持つ者たちは、葬りのためのよい按配を示します。


それは栄光の姿で主にまみえることを期待するからです。


死は自然にやってきます。その時、私たちはヤコブがしたように、
ただそれを受け取りたいのです。


………………………………………………………………………………
死ぬべき最期が来た時、 ヤコブは自分を癒す医者を求めたのでなく
ヨセフの手を腿の間に入れることを誓うことを求めました。
………………………………………………………………………………


これは割礼の成就です。肉、天然の命が切り取られることです。


ヤコブが選ばれたのは神の恵みの契約が相続されるためでした。


しかし彼の生涯の大半は肉の妨げ、割礼の契約が支配しました。
そして肉の中でもがき続けました。自分の肉の力で神の約束を
受け継ごうとしました。


聖霊の管理など考えも及びませんでした。むしろ神と格闘さえした
のです。


しかし主が、ヤコブの腿に触れ、真の割礼をなしたので、足をひき
ずるようになりました。


いまやもう一つの真の接触、肉の力が完全に終わらされ、動くこと
が出来なくなり、神の恵みに絶対的に信頼する時がきたのです。


それはヨセフによる腿への接触への求めでした。


これは神に信頼する、ゆだねることの表明です。これにより彼は
極みまで神に対処されました。


私たちは腿の力で歩き回り、自分を支えます。しかしこれが完全に
終わる時、力強い神の約束の成就となります。


ヤコブは息子ヨセフが自分との約束を誓うと 寝台の枕元で息子たち
1人1人のために祝福を祈り、杖の先に寄りかかって神を礼拝しました
(47:31、ヘブライ11:21)。


神の恵みにゆだねたのです。


神の霊に満ち、命の円熟したヤコブの世を去る姿でした。


╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
  発行者:ジェームス親泊
  協  力:おとずれ社 
  web版: http://homepage2.nifty.com/j-osamu/info.html
  まぐまぐ(マガジンID:99821) http://www.mag2.com/
  melma!(マガジンID:151618) http://www.melma.com/
  ご意見ご感想: j-osamu@nifty.com

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
    ◆GENTEIKADENSHOP Eストアー店◆
             http://www.genteikadenshop.com/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2002-11-10  
最終発行日:  
発行周期:週1〜2回発行  
Score!: 100 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。