その他ニュース

賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

全て表示する >

賢者の道 Vol.278

2008/04/19

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  <賢者の道〜Vol.278 -In Christ Alone- 2008-4-19>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■【今週のテーマ】「イスラエル12部族への預言」 
■【聖書】創世記49:1〜7


***************************************************************
晩年、ヤコブは息子たちを呼び寄せて、「お前たちの父イスラエル
に耳を傾けなさい」と言って語った内容が、創世記49章における
祝福を伴った預言です。
***************************************************************


イスラエルは、造り変えられた人、神に満たされた人でした。


語りかけひとつで、その人がどれだけ円熟しているかが分かります。
年齢相応の語りかけがあるようですが、それだけでなくその語り
かけによってどんな種類の人であるかも明らかにします。


せっかちならゆっくりは話さないでしょうし、芒洋としている
人なら、性急には話さないでしょう。


また下劣な人は言葉の遣い方にも品性がありません。反対に上品な
人は言葉にも格調さがあります。


このように私たちの話し方ひとつで、私たちが何であり、どのような
精神状態にあるかが分かります。


沈黙は金と言われてきました。べらべらおしゃべりしない、無駄口
をたたかないことは、あなた自身を隠す最上の方法でもあります。


こうすれば人とぶつかる事は少なく、賢明に生きることができます。
語ることは結構難しいのですが、語らないことはもっと難しいのです。


ではヤコブの語りかけを見てみましょう。最初の語りかけは、
創世記25:31です。


「まず、お兄さんの長子の権利を譲ってください」と言いました。
彼は長子の権利を得ることが願いでした。機会が来たとき、口を
ついて出た言葉です。


27章で、ヤコブは欺く方法で目がかすんで見えなくなった父イサク
に語りました。


「長男のエサウです。獲物を召し上がり、お父さん自身の祝福を
与えてください」(19節)と、腕に子山羊の毛皮をつけて父の前
に出ました。


そこで父はヤコブの腕に触れます。すると「声はヤコブだが、腕は
エサウの腕だ」と納得しました。この語りかけは、偽りでした。


そして29章から32章の、叔父のラバンのもとでもヤコブの語りかけは
すべて、自分の利益、野望で満ち、利己的でした。


またエソウと再会した時のヤコブの語りかけはどうかというと
「ご主人様」とえらく丁寧に4回も、そう呼んでいます。


この語りかけは巧妙な「演技」であることは誰にでも分かります。
心の内側では、「主人」とは認めていないのでした。


こう呼んだのは、保身によります。自分が恨みを買っているので
殺されるのではという恐れからなした語りかけであるからです。
へりくだった振りをしただけですから、すぐに化けの皮がはがれ
ます。


しかし、35章の時までに、ヤコブの語りかけは変化をもたらし、
イスラエルと呼ばれるようになります(35:10)。


ヤコブが成長したのが分かるのは、愛する息子ヨセフを失った後
です。37章以降、彼はごくわずかしか語らなくなります。


語る量が減少したのは性質が変化していることを示します。
命において成長したので、語ることが少なくなっています。
多く語るのは子どもっぽいことのしるしで、未熟のしるしです。


多く語りすぎるのは、子どもっぽいことを示します。ですから
語りかけは、どれだけ成長したかのしるしでもあります。
些細ことを針小棒大に言い、命を失わせないように注意しましょう。


ヤコブが、息子ヨセフがエジプトに生きていることを知り、エジプト
に下った時も、少ししか語っていません。


ファラオのまえに連れられてきたと時、何も言わずただファラオを
祝福しただけでした(47:7、10)。


ですから49章のヤコブの息子たちに、死に臨んで語った言葉は、
とても重みがありました。ここで発した言葉はすべて預言となった
のです。


知識や経験ではなく、命における成長が語らしめています。
ですから、その語りかけは、祝福で浸透した預言となっています。


彼から預言の言葉が流れ出ました。


***************************************************************
それには4つの条件がありました。
***************************************************************

第1は、神の心、目的を知ることです。
旧約の残りの言葉と新約のすべては、創世記49章の発展です。


第2は、人を正しく知ることです。
親が子どもを知ることはしばしば困難で、イサクがヤコブを知った
ように盲目的に知ります。親は子どもを、知っているようですが、
意外とどこにいるのか、何であるのか、知らないものです。


しかしヤコブは息子たちをよく理解してました。状況、条件、隠さ
れた事情を、彼の目は洞察していました。


これは知的理解力で知るのでなく、霊による理解です。
神との親密さの中にいると、神は、夢やその他の手段を通して、
隠れた奥義を示して下さり、人を霊的に知ることができます。

霊性の健全さや異常さを知ります。


第3に、神を知り、人を知っていても、私たち自身が豊かでなく、
貧しければ人々を祝福することはできません。


ヤコブは豊かでした。その人の容量において大きくなければ人を
豊かに潤すことはできません。


第4に、強い活発な霊を必要とします。
死につつあっても、ヤコブは霊的にはたくましくありました。
肉体は弱っても、内なる霊は強化されることです。


ヤコブは、賜物を持つ預言者ではありませんでしたが、神を内在
させ、飽和させ、溢れ出すまでに神の語りかけを実践した人です。


私たちはパウロの言葉、ペテロの言葉を聞きたいのでありません。
神の言葉を聞きたいのです。


「パウロさん、あなたの意見は聞きたくありません。私は主の言葉
を聞きたいのです」こう思っている人は意外と多くいるのではない
でしょうか。


ですから私たちはヤコブの言葉を聞きたいのではありません。ヤコブ
から流れ出る命の言葉、神の言葉だけを聞きたいのです。


ですから「ルベンよ」と長男に対する言葉は、長子の権利を剥奪
されることに関する予告であったのです(49:3)。


それは、神で満たされたヤコブに神が乗り移ったかのようでした。
シメオンとレビも残虐な性格、性情において同じと見て彼らを
祝福しませんでした。


そして彼らの怒りと憤りよ、呪われよ、とすら言います。父は彼らを
呪わず、イスラエルの間に、分離させ、散すと、預言したのでした。
それはかつて、ヤコブ自身が家族から引き離されたように、です。


実に、霊的に、私たちが12部族なのです。


╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
  発行者:ジェームス親泊
  協  力:おとずれ社 
  web版: http://homepage2.nifty.com/j-osamu/info.html
  まぐまぐ(マガジンID:99821) http://www.mag2.com/
  melma!(マガジンID:151618) http://www.melma.com/
  ご意見ご感想: j-osamu@nifty.com

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
    ◆GENTEIKADENSHOP Eストアー店◆
             http://www.genteikadenshop.com/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2002-11-10  
最終発行日:  
発行周期:週1〜2回発行  
Score!: 100 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。