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賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

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賢者の道 Vol.255

2007/11/10


<賢者の道〜Vol.255 -Amazing Love, Amazing Grace- 2007-11-10>

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■【今週のテーマ】「神と格闘するヤコブ」
■【聖書】 創世記32章 23〜32節  
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1917年10月31日、ドイツのヴィッテンベルグにあるシュロス(城)
教会の正面の門扉にアイグスティヌス派修道士マルティン・ルターが、
95ヶ条の提題を公示、


敢然とローマ教会の免罪符の販売に反対の声明をしたことから、教会
に対する広範囲に及ぶ不満と改革への強い気運に突き動かされて、
瞬く間に全ヨーロッパを巻き込む宗教改革運動へと進展してしまい
ました。


ルターの提起した問題は、純粋に宗教的なものでしたが、ローマ教皇
に反感を持つドイツ諸侯のある者たちはルターを支持する動きを示し、
一挙に政治的意味を持ってしまったのです。誠に皮肉な結果となりま
した。


そもそもルターは、主イエスが政治問題に触れなかたように、カト
リック教会の間違いを知って、政治的な影響から教会を分離すること
を提案したからです。


今もこのシュロス教会は、「プロテスタント最初の教会であり発祥の
記念教会」と記されたプレートが立てられてあります。


ルターは間もなくローマ教会から破門され『バビロン捕囚について』
や、『キリスト者の自由』などの文書を公にして、ローマ教会の教義
批判を展開し、その後、フリードリヒ選帝侯に救出され、


1521年、アイゼナハにあるヴァルトブルグ城(1067年創設)に匿われ
て約1年間滞在、その間ドイツ語に聖書を訳し、14の論文を執筆しま
した。


高い山の頂にある塔からの眺望は360度のパノラマが広がり、まことに
爽快な思いで満たされたことでありましょう。

 
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  さて、同じ格闘をした人にヤコブがいました。
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彼は神と夜明けまで格闘し、勝って、イスラエルと命名されました。
その名には、「神と格闘する者」(シャラは格闘、尽力、主張の意、
エルは神の意)の意味がありますが、第2義的に「神の王子」(サール
は王子、統治者の意)があります。


ヤコブは、はじめこの突然襲ってきた何者かが誰であるか分かりま
せん、おそらくエソウの400人の従者の内の一人であると思ったかも
しれません。


 しかしここで4つの質問をする必要があります。


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 1.なぜ神は人としてヤコブと格闘したのでしょうか?
     アブラハムには栄光の神として現れているのに、ここでは
     人として現れています。


 2.なぜ神は全能者であるにもかかわらず、ヤコブに勝たなかった
     のでしょうか?


 3.なぜ神はそれほど長い間を待ってから、ヤコブのももの関節に
     触れられたのでしょうか?


 4.なぜ神はヤコブが名前を尋ねたのに対して、ご自身の名前を
     告げることを拒んだのでしょうか?
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  第1の質問ですが、これは主の対処であって、交わりの現われでは
  ないからです。
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  対処の初めに、私たちは常にある人が自分と格闘していると考える
  からです。その格闘は長く続きます。

  夫、妻と格闘してきている人がいます。多くの人にとって結婚生活は
  格闘の生活です。当事者は、夫、妻、あるいは環境と格闘していると
  思ってますが、その背後に主ご自身が格闘しておられるのです。

  最終的に「格闘しているのは、夫でなく、主自身だ」と気づかされ
  ます。
 


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 第4の質問はこれでお分かりでしょう。神は私たちを対処される時、
 ご自身を隠されます。
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 格闘している人の名前を尋ねたとき、彼は自ずから認識しました。
 主の名前は、「妻」であるかもしれませんし、「夫」であるかも
 しれません。

 なぜこんな人と結婚してしまったのか、と格闘して いる時、実は
 その相手が主であることを認識していないのです。



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 第2と第3の質問ですが、もし私たちが直ちに屈服されるなら、肉の
 いのちが顕わにはされません。
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 ある人は、「なぜ妻は変わらないのか、主はなぜ答えてくださらない
 のか」と尋ねます。その答えはその人の肉が顕わにされることですか
 ら、時間がかかります。

 妻は主に用いられていますが、夫は肉の力を持って妻を打ち破ろうと
 しますから、格闘が起こります。問題は妻にあるのでなく、夫の肉の
 力にあるからです。

 神がヤコブと格闘したのはヤコブに過ちがあったからではなく、肉の
 人であったからです。罪ではなく、肉の命に対する対処でした。

 彼は主に信頼するよりも、自分の経験、知識、能力など肉に信頼
 して いたからで、それでは主を表現、あかしできないからです。

 彼の表現すること、あかしは自己で満ちていました。



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 この夜の格闘の間に、主はヤコブのももの関節に触れられはずし
 ました。
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ももの筋肉は最も強い筋肉です。こうして神はヤコブを屈服するの
でなく、彼の肉の命を暴露して、脱臼させたのです。こうして
ヤコブは相手が偉大である事を認識し、自分を祝福するよう求めま
した。


その後、主はヤコブに名前を尋ねています。既に知っているはずなの
になぜ尋ねたのでしょうか。それは、彼が何であるかを認識させるた
めであったのです。


彼の名前は、かかと(アケブ)つかんで産まれてきたので、ヤコブ
(ィヤコブ=押しのける者、出し抜く者)と名づけられましたが、
そのことを強いて認めさせるためでした。


しかし、彼の名が「イスラエル」と変えられた時、この格闘する
相手が「神」(エル)であることを知りました。ですが最後まで、
ご自身の名前を告げませんでしたが、彼を祝福しました。


主はその後、彼を去ったという記録はありません。主は来られたの
でも離れたのでもなく、格闘し、祝福したのです。


その後のヤコブの生き方を見て造り変えられたようには見えませんが、
命にはっきりと変化がありました。主に触れられて、足を引きずる
ようになったのです。行動すればするほど、それがはっきり分かり
ました。


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  兄エソウが20年ぶりに見たヤコブは足を引きずる弟の姿でした。
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外側ではなく内側の変化を見たのです。多くの宗教は外側の変化を
求めますが、神の方法は異なり、真の宗教改革を致します。


足を引きずるヤコブの頭上には、太陽が昇り、天の輝きの光が彼を
満たし続けたのです。


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