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賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

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賢者の道 Vol.215

2007/02/03

 
<賢者の道〜Vol.215 -Amazing Grace- 2007-2-3>

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■【今週のテーマ】「地上の放浪者カイン」
■【聖書】 創世記4:8〜22
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 人のねたみ、怒り、憎悪、殺人、偽りの起源を創世記4章では、
 カインに見ます。
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カインは弟を殺しただけでなく、神ご自身に対して嘘をつきます。
神が彼に弟はどこにおるのかと尋ねたとき「知りません。わたしは
弟の番人でしょうか」(創世記4:9)と。


人類最初の嘘は、神に対して言われ、その言葉は傲慢を示してい
ます。


そして神は彼に警告を発します。弟殺しの悪事を行った以上、
土地は呪われ、おまえも呪われる。どんなに苦労しても報われる
ことはない、「お前は地上をさまよい、放浪者となる」(12節)
と告げられたのです。


放浪者とは、行き着くところのない人、満足や慰めのない人で、
絶えず地上をさすらいます。これは警告でした。


しかし彼はこう言います。「あなたが私をこの土地から追放なさり、
私が御顔から隠されて、地上をさまよい、さすらう者となってしま
えば、私に出会う者は誰であれ、私を殺すでしょう」(14節)。


ここには悔い改めのひとかけらもありません。この「土地から」
の原訳では「地のおもてから」です。カインが地上から追放された
のではありません。地上から追放されては生きられません。


神は、カインに放浪者になるとだけ言われただけで、追放される
とは告げておりません。ただカインはそう理解したのです。


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  これは何を意味するのでしょうか?
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まず彼は殺されるという恐れを持ったから、そう理解したのです。
なぜ恐れを持ったのでしょうか。それは彼が弟を殺したから、殺さ
れることを恐れたのです。


盗まれるかも知れないと思っている人は、盗んだことのある人か、
盗まれたことのある人です。


ですからカインは「私に出会う者は誰であれ、私を殺すでしょう」
と言いました。しかし神は優しく「誰でもカインを殺す者は七倍の
復讐を受ける」そして安全のためにカインに一つのしるしをつけら
れたのです。


更に、カインが追放されると理解したのは、「神の御顔から去った
からです。そして彼はエデンの東、ノド(さすらい)の地に住み
ました。


アダムは楽園から追い出されましたが、カインは神の臨在から
去っていきました。神を礼拝してはいても神の臨在から去った
のです。


神の御顔(face)から隠れて生きる人は、この地のおもて(face)
に生きる場所がないと言うことです。


地上は、神のために生きる人たちのために造られたのです。
ですから神の御顔の中に立場がないなら、地上に居場所はないの
です。


神の御顔から追い出されることは、地のおもてから追い出されるに
等しいのです。もし神の臨在の中にいないなら、いくべき場所が
ないという罪の意識を持つからです。


地上にはどこに言っても安住の地はなく、さすらい人という感覚に
襲われるというのです。しかし、神の臨在の中にいる時、あらゆる
場所が天です。


どこであっても地上天国の実現です。ですから神の臨在に生きて
いる人は自殺はしません。私たちの真の住まいは、神の臨在の中
なのです。


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  カインは神の臨在を離れ、自分の道を行きました。
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彼が行った第一のことは、町を建てることでした。その町には、
我が子の名にちなんでエノク(「着手された」の意)と名づけま
した。これは大いなるバビロンにおいて完成します。


カインの内側のサタンによって着手され建てられた建造物でした。
こうして神のない文化が生まれたのです。神を失うこと文化が
発展した原因です。


本来、神と共に在ったとき、神は人の保護、維持、供給、喜び、
防衛でした。


しかし人が神を失ったとき、人はそれらのすべてを失ったのです。
喜びも娯楽も安全も失い、強いて文化を発明し、これらの失った
ものに替わるものを発明しなければならなかったのです。


生存のために防衛する町を建設し、自ら守らなければならなくなり
ました。カインの子孫にレメク(「力がある」の意)がいます。
彼は二人の妻を持ち一婦多妻を実行した力ある人でした。


妻の一人はアダ(「装飾」の意)といい、着飾って自分を美しく
した人でした。


彼は情欲に生きた人です。ある日、妻たちに言いました。
「私は傷の報いに男を殺し、打ち傷の報いに若者を殺す。カイン
のための復讐が七倍なら、レメクのための復讐は七七倍」と。


彼はカインより傲慢で殺人を誇り高ぶる人であったのです。


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  アダはヤバルとユバルを産みました。
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ヤバルは家畜を飼い天幕に住む者の先祖となり、遊牧民となりま
した。土地に生産力なく、強いてさすらう遊牧民になったのです。


ユバル(「音楽」の意)は音楽に携わる人の先祖となりました。
音楽は人を喜ばせる娯楽ですが、それは人が喜びとしての神を
失ったからです。


もう一人の妻ツィラ(「覆い」の意)は、トバル・カインを産み、
青銅・鉄の技術者指導をし、武器を発明し防衛した人です。


更にナアマ(「自分を愛らしく、楽しくする」の意)という娘を
産みました。


創世記5章はアダムの系図で年齢が表記されてますが、4章の系図
には年齢が表記されていません。失われた者の系図で、5章の系図
は救われた者の系図で、神の道を歩む者の日と年は神に覚えられる
のです。


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