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シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

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シニアネット 『おいおい』    第1143号  (2013年04月18日)

2013/04/18

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   シニアネット『おいおい』    第1143号  (2013年04月18日)
 
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━━━━━CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
俳句鑑賞 小鳥の囀り。美しい。飯田龍太の句。自然の運行の大きさを感じる句である。
シニア文化サロン 5月11日(土)。6月8日(土)。7月23日(火)。ご参加ください。
社説要約 「ボストン・テロ」。万人が許し難いと思う。「テロ」に対して無防備ではないあか。
身辺雑記 廣島の原爆は広島弁で語る。音楽や和歌の朗詠による効果。シニア文化サロンで。
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━━ 俳句鑑賞 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 空深き囀りは人忘じをり     飯田龍太(1920−2007)
 
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  小鳥たちが囀る。小鳥は年中囀っている。歳時記では春。繁殖期を迎えた小鳥が求愛する歌
のみを「囀り」とする。人がそこに居ることなどおかまいなし。恋の歌を囀る。「空深き」が効
いている。マンションを出たところの前庭の木々の間でいつも小鳥の囀り。雀のようだが春には
鳴き声に「つや」がある。碧空を見上げる。はっきりとした囀り。
 作者は笛吹市(旧山梨県境川村)生まれ。父は飯田蛇笏。83年紫紫綬褒章受章。92年2月「雲母」
を900号で終刊。「切れを生かして俳諧味を加え、さらに自然に生きる人と季節の巡りについて
象徴性を帯び、自在な境地を深めた。」(『現代俳句大事典』より)
 92年以後自作の発表を断った。<またもとのおのれにもどり夕焼中>〈900号収録の句〉。
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┏━━シニア文化サロン━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シニア文化サロン
  
(9)5月11日(土) 午後1時半より3時
   保科正彦様  (株)クボタの定年退職後、諸団体アドバイザー
    演題  「DNH(国民総幸福度)とは」
プロフィール;昭和9年生まれ。33年大阪大学工学部卒業。 33年久保田鉄工(現クボタ)入
社、3工場(恩加島,武庫川,尼崎)  約15年勤務、本社技術部門(中央研究所,研究統括室等)勤務
後、52年教育部勤務以降定年まで、一貫して17年余人材育成に専念する。平成6年退職。日
本能率協会,日本HR協会, 商工会議所等の経営教育コンサルタントとして企業内外,諸官庁, 
大学等々の教育・研修に携わる。

(10)6月08日(土)  午後1時半より3時
   中村 隆廣 様 (株)クボタ教育センター 研修部第一G長
     演題  「日本のモノづくり 強さと弱さ」
=私の中のプロジェクトX=

(11)  7月23日(火)午後1時半より3時半(2時間) 
第1年度の反省と第2年度に向けて(「おいおい」夏祭りと同時開催)
学習場所 関西文化サロン(大阪市北区角田8−47阪急グランドビ19階)電話 06−6316−1577 
会費    (1回=1000円) 1回=1コマ( 1コマ 90分 )。

┏━━社説要約(「ボストン・テロ」) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
米国のボストンマラソンを狙った無差別テロ。スタートから約4時間後、ランナーが続々到着するゴール近くの
沿道で2発の爆弾が連続して炸裂した。8歳の少年ら少なくとも3人が死亡、170人以上が重軽傷を負う惨事
となった。レースには、200人を超す日本人ランナーら約2万3000人が参加し、家族や友人、市民ら大勢
の人々が応援していた。大音響とともに炎と白煙が上がる中、多数のランナーが転倒し、逃げ惑う。世界有数の
スポーツイベントは暗転した。

┏━━ 社説要約(読売新聞)━━━━━━━━━━━━━━
18日;ボストン・テロ 市街地イベント警備の点検を
 オバマ米大統領は、「罪のない市民を標的にしたテロ行為だ」と非難し、犯人の逮捕と全容解明に全力を挙げ
る決意を表明した。米国では、2001年9月11日の同時テロ事件後、初めての爆破テロの発生だ。米国は同
時テロ後、テロ対策の強化を最優先し、多くの事件を未然に防いできた。同時テロの首謀者も潜伏先を突き止め、
殺害した。それだけに衝撃は大きい。テロがなお、現実の脅威として身近に存在していることを痛感させられた
からだ。
 テロ組織による犯行なのか、単独犯なのか、犯人像は明らかになっていない。米当局は、物証や情報を手がか
りに徹底的な捜査を行ってもらいたい。連邦捜査局(FBI)は、圧力鍋の中に爆薬を詰めた仕掛け爆弾が使用
され、黒いナイロン製バックパックに入れられていたとの見方を強めている。同種の爆弾は、アフガニスタンや
インド、パキスタンなどでテロ攻撃によく使われている。製造方法は簡単でも、クギなどの金属を混入するため
殺傷力は高い。
 ボストンマラソンでは警備に万全を期していたとされる。だが、屋外の市街地イベントでは、手荷物検査や金
属探知機での取り締まりを徹底するのは難しい。その警備態勢の脆弱さが突かれた。今回のテロは、大規模市民
マラソンが定着した日本にとっても人ごとではない。2月の東京マラソンは、3万7000人が走る巨大イベン
トだった。沿道には170万人が詰めかけた。日本でも、マラソンに限らず大型イベントの警備でテロに特化し
た対策を講じる必要があろう。安倍首相は、「警察が重要施設の警戒警備や、人が多数集まる場所の警備対策の
徹底にあたっている」と、安全の確保に最善を尽くす方針を示した。保安検査が厳しくなっても、テロ防止への
協力は欠かせない。〈718字〉。

┏━━ 社説要約(日本経済新聞)━━━━━━━━━━━━
17日;国際的なイベント狙う卑劣なテロ許すな
 米政府高官は「明らかなテロ行為」と言明している。現時点で犯人像などは不明だが、背景にどのような政治
的、思想的理由があろうとも、テロ行為は決して許されない。米当局は捜査を徹底して犯人を突き止め、法にも
とづいて処罰する必要がある。国際的に著名な都市や観光地は近年、繰り返しテロの標的になってきた。2001
年の米同時テロをはじめ、インドネシア・バリ島のディスコやスペイン・マドリードの鉄道、インド・ムンバイ
の高級ホテルなどで、多くの市民が巻き添えになっている。「劇場型」とも言われるこうした場所でのテロでは、
多くの人が密集しているため被害が拡大しやすい。一方で、絶え間なく行き交う不特定多数の人を対象にした持
ち物検査などは物理的に難しく、警備や抑止の面で大きな課題となっているのが現状だ。
  米同時テロでハイジャックされた旅客機の1機は、ボストン発の便だった。かつてアイルランド統合を目指
して武装闘争を繰り広げたアイルランド共和軍(IRA)と、ボストンの移民社会との資金的つながりも指摘さ
れていた。マラソンには外国選手が参加するほか、海外からの観光客も多く訪れる。外国からの来訪者に慣れ、
国際的な行事が頻繁に開かれる土地柄が、治安維持の難しさにつながった面があるのではないか。
 ボストンのテロは、日本にとっても対岸の火事ではない。日本の地方都市を含め、アジアの各都市が世界中か
ら人を招き入れ、国際会議やイベントの開催で競争力を競い合う現実がある。相次ぐテロは、こうしたグローバ
ル化した社会の弱点を突いているともいえる。もはや一国によるテロ対策はあり得ない。各国の政府や治安機関
がこれまで以上に緊密に連携し、国際的な視野でテロを封じ込めていく必要がある。〈717字〉。

┏━━ 社説要約(毎日新聞)━━━━━━━━━━━━━━
17日;ボストンテロ 「市民参加」を狙った悪意
市民を狙った計画的な無差別テロだろう。速やかな容疑者逮捕と事件の全容解明を望みたい。多くの市民ランナ
ーが足を負傷した点にも犯人の悪意を感じる。何とも痛ましい事件であり、許しがたい殺傷行為だ。多くの市民
ランナーが足を負傷した点にも犯人の悪意を感じる。何とも痛ましい事件であり、許しがたい殺傷行為だ。だが、
予兆がなかったとは言えない。ニューヨークの世界貿易センタービルとワシントン郊外の国防総省が狙われた0
1年の9・11テロ後、米国では航空機爆破未遂や自動車爆破未遂などが起きた。コースが長くて警備がしにく
いマラソン大会が狙われる恐れは、以前から指摘されていた。
 犯人像はまだ定かではない。3000人近い犠牲者を出した9・11がイスラム過激派のテロ組織「アルカイ
ダ」の犯行だった半面、160人以上が死亡したオクラホマシティー連邦ビル爆破(95年)は米国の白人男性
の犯行だった。今回の事件は米国が安全でないことを改めて見せつけ、オバマ政権のテロ対策を揺さぶったこと
は確かだ。攻撃こそ最大の防御として、外国でも「テロとの戦争」を積極的に展開したブッシュ前政権に対し、
オバマ政権はイラクやアフガニスタンでの軍事行動の幕引きに動き、中東やアフリカなどでの軍事介入は近年、
欧州諸国が中心になっている。こうしたオバマ政権の「ロー・プロファイル」(米国を目立たせない)路線に、
国内保守派などは強い不満を持っている。仮にボストンでの爆発が外国勢力のしわざと判明すれば、9・11に
続く大事件として米国のテロ対策、安全保障策が厳しく問い直されることになろう。だが、まずは事実関係の解
明である。オバマ大統領は「必ず真相を突き止める」と強い決意をのぞかせた。〈714字〉。


┏━━ 社説要約(産経新聞) ━━━━━━━━━━━━━━
17日;ボストンの惨事 無差別テロを断固許すな
無防備なランナーや観衆を狙ったテロ行為を断固として許すべきではない。ボストン・マラソンを標的にした爆
弾テロには、こみ上がる怒りを禁じ得ない。テロを封じ込めるため日本も国際連携に協力し、摘発に向けた態勢
強化も急ぎたい。米連邦捜査局(FBI)は計画的な爆弾テロ事件とみており、オバマ米大統領は「犯人を突き
止め裁きにかける」と述べた。 世界のマラソンシーズンはいまが佳境だ。21日にはロンドン・マラソンがあ
る。ロンドン警視庁は警備態勢の見直しを始めた。毎月のように各地でマラソン大会が開かれ、東京都が202
0年の夏季五輪を招致している日本にとってもひとごとではない。警察庁も国内の警備を強化するよう全国の警
察に指示した。
 警備に万全を期すことは当然だが、広範囲の公道を多くのランナーが走り、沿道を観衆が埋めるマラソン大会
を完全に守りきることなど、現実には極めて難しい。まずできることは何か。テロを憎み、摘発に全力を傾ける
ことだ。海外の関係機関と情報を共有し、テロリストの生息を許さない社会を広げることだ。法相の諮問機関、
法制審議会の「新時代の刑事司法制度特別部会」は、一部の犯罪に限っている「通信傍受」の範囲拡大や、犯罪
拠点に機器を設置する「会話傍受」、捜査に協力した場合に刑を軽くするなどの「司法取引」の導入を検討して
いる。卑劣な無差別テロを未然に防ぐためには、捜査側にも新たな手段が必要だ。それで十分というわけではな
いが、ないよりは、ずっといい。考え得るあらゆる手段で、テロから社会を守りたい。ボストンの悲劇を繰り返
してはならない。〈663字〉

┏━━身 辺 雑 記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   秘密が隠せない。いや隠しきれないのである。自分の俳句は自分の手を離れたら作品だから客
観的に見なければならない。自分の作品を他人に披露するのはタブーである。
 日本経済新聞の日曜日に「俳壇」がある。選者の黒田杏子先生に3月31日と4月7日の2週連
続で私の句を選んで頂いた。嬉しくて盆と正月が同時に来た様だ。<吹き晴れて税申告の義務果た
し>。3月15日の生活句。確定申告に不平はあるが、「納税義務」を詠んだ。4月7日は,<ヒロ
シマの桜散りゆく川の面>。郷土広島市へのこだわり。被爆者が川で多数死んだ。桜の花びらが
ひらひら舞う。まるでその死者の霊魂の様に。
 4月6日のシニア文化サロンで山野上純夫様の話を聞いた。毎日新聞の記者と京都の中外日報の
記者。60年の記者生活。わざわざ「広島弁」で原爆の語り部をされた。広島の原爆は広島弁の独
特のイントネーションの響きがある。音楽と和歌により原爆を語られた。すごい表現力である。和
歌の独特な響きに涙した。まるで琵琶師の「平家物語」のようだった。
 私の「ヒロシマの原爆」に対するこだわりは未熟と痛感した。原爆を語るに力不足。語り部とし
て最後の生き証人としての義務があるのだと。(500字)。


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