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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』     第1139号  (2013年03月07日)

2013/03/07

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   シニアネット『おいおい』    第1139号  (2013年03月07日)
 
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━━━━━CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
俳句鑑賞 夏目漱石の俳句紹介。「東風」の吹く頃の作品。雄大な俳句である。
社説要約 中国全人代を5紙が取り上げた。軍事費の増大は頭が痛い。
身辺雑記 食事は腹6分目。行動も6分目。縮小できるところは縮小する。
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━━ 俳句鑑賞 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 東風吹くや山一ぱいの雲の影       夏目漱石 (1867−1916)
 
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 明治23年(1890)の作。東風と一緒に去来する「雲の影」。その影は山いっぱいに広がってい
る。雄大な箱根の山。東風が吹く時期は春風というにはまだ早い。雨を伴うことがあり寒気は緩
む。
 作者は東京都新宿区(江戸府牛込)生まれ。子規と親交が厚い。「ホトトギス」に『坊ちゃん』
や『野分』に発表した。小説でなく俳句をやっていれば、俳句の日本語は変わったかもしれない。
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┏━━社説要約(「中国全人代」) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
中国の国会、全国人民代表大会(全人代)が開幕した。胡錦濤国家主席と温家宝首相が引退し、習近平、李克
強両氏に引き継ぐ。これで党、軍、国家の権力移行が完了する。

┏━━ 社説要約(朝日新聞)━━━━━━━━━━━━━━
6日;(1)中国全人代―軍頼みの大国では困る
『習・李体制の今後を占ううえで、強い懸念を抱かざるをえないことがある。習氏が昨年11月に共産党トップ
の総書記に就いた後、「中華民族の偉大な復興」を唱え、ナショナリズムと富国強兵を繰り返し強調しているこ
とだ。昨年末には、その実現に向けて「強固な国防と強大な軍隊を建設する努力」を訴えた。一方、軍の機関紙
は今年1月、軍総参謀部が全軍に戦争の準備を指示したと報じた。尖閣諸島をめぐる日本との緊張激化を受けた
ものだ。「中華民族の偉大な復興」という言葉の裏には、列強に虐げられた近代の記憶があるのだろう。だが、
それを強調するあまり、対外強硬姿勢をあおるようなことになっては困る。
 総書記と同時に軍トップに就いた習氏は、ひんぱんに部隊を視察するなど軍への配慮が際だっている。権力基
盤を固める狙いだろうが、軍の影響力が強まることには危惧を感じる。5日に発表された13年の予算案による
と、国防予算は前年実績比10・7%増の7406億元(約11兆1千億円)にのぼる。3年連続2けたの伸び
率で、日本の防衛費の2倍以上だ。全人代では開幕前日の記者会見で国防予算が発表されるのが恒例だったが、
今年は見送られた。軍備増強に注目が集まるのを嫌ったからと見られる。国際社会の懸念を感じているのなら、
何がそれを招いているのか自省し、振る舞いを正していくべきではないか。
 指導部が軍を十分に統制できていないことをうかがわせる事件もあった。1月にあった自衛隊艦船などへのレ
ーダー照射だ。当初、中国側は「知らない」としていたが、その後、日本による「ねつぞう」と反論に転じた。
指導部に知らせないまま、海軍や部隊レベルで照射を判断した可能性がある。こんなむちゃな行動が続けば、取
り返しのつかないことになりかねない。しっかり統制するよう求める。 胡・温体制の10年で未曽有の経済成
長を遂げた中国だが、貧富の格差拡大や汚職の蔓延、大気汚染など、成長のひずみを覆い隠せなくなっている。
習指導部を取り巻く環境は厳しい。だからといって、国内の不満を外に向けて解消するような手法は厳に慎むべ
きだ。(867字)。

┏━━ 社説要約(読売新聞)━━━━━━━━━━━━━━
6日;中国国防費膨張 「海洋強国化」は危険な軍拡だ
『「海洋強国化」を掲げる中国が、軍事力を急激に膨張させている。周辺国で高まる「中国脅威論」を、習近平
政権が否定するのなら、軍事力の透明性向上や信頼醸成に積極的に取り組むべきだ。公表された2013年の国
家予算案で、国防費は前年実績比10・7%増の約7406億元(約11兆1100億円)に上った。日本の防
衛予算の約2・4倍の規模である。世界同時不況が影響した10年を除き、国防費の2ケタ増は20年以上続い
ている。公表分に兵器の研究開発費などは含まれないとされ、不透明さは変わらない。国防費の内訳や装備導入
計画を公開することが求められる。
 国防費大幅増の背景にある軍拡路線は、インドなど周辺国の軍拡を招く不安定要因でもある。習政権は、「ア
ジア重視」戦略を進める米国に対抗し、東シナ海と南シナ海を「中国の海」として囲い込むため海空軍力増強に
予算を重点的に投入するのだろう。中国軍は、ステルス機の開発のほか、国産空母や新型フリゲート艦などの建
造を急いでいる。今年の演習は約40回に上るという。全人代の今年の政府活動報告は、「国家の海洋権益を守
っていく」と強調した。海軍と国家海洋局は連携強化を確認している。尖閣諸島周辺で、中国の監視船が海軍の
支援を受け、さらなる強硬姿勢をとる可能性も出てきた。日本漁船の拿捕や船員の拘束も起きかねない。日本は
警戒を強める必要がある。米国の歳出強制削減で西太平洋での米軍活動が抑制されかねない中、懸念されるのは、
海上自衛隊艦艇へのレーダー照射事件のような中国海軍の挑発行動である。中国は、海上での緊急連絡体制の構
築を目的とする日本との協議を再開させ、信頼醸成を図るべきだ。日本は、日米同盟の抑止力を高め、尖閣諸島
の防衛態勢に万全を期さなければならない。
 習政権にとって喫緊の課題は環境問題への対応だ。深刻な大気汚染は成長至上主義の限界を露呈している。急
速な高齢化に備えた社会保障の拡充にも、さらに予算を投入すべきではないか。その一方で、国内治安対策費は
国防予算を上回っている。全土で多発する暴動に、強権で対処せざるを得ないのだろう。軍拡によって国民の大
国意識を刺激し、不満を外にそらすのは、危険な手法である。(912字)。

┏━━ 社説要約(日本経済新聞)━━━━━━━━━━━━
6日;(1)質の高い経済成長へ道筋を描けぬ中国
『温家宝首相は今年の実質経済成長率の目標を前年と同じ7.5%にする方針を明らかにした。民生の向上につな
がるような質の高い安定成長を目指す姿勢を改めて示したといえよう。ただ具体策には乏しく、道筋は見えてこ
ない。温首相と胡錦濤国家主席は今回の全人代で2期10年の任期を終え退任する。胡・温体制は10年前に発足
した直後から民生重視を表明してきたが、結局、掛け声倒れに終わった観がある。5日の政府活動報告で、温首
相は内需が主導する経済成長を目指す姿勢を強く打ち出した。そして内需拡大の「重点」として個人消費を増や
す必要性を訴えた。それには中低所得層の収入の底上げがカギを握る。社会の安定を揺るがしている格差を是正
するうえでも、所得分配のあり方は転換が求められている。残念なことに、温首相は具体的な政策をほとんど打
ち出さなかった。温首相の後任は李克強副首相になる見込み。李次期首相は、成長の新たなエンジンを生み出し、
社会の安定を促すために、中低所得層の収入を重点的に増やす改革を全力で進める必要がある。
 北京などの大気汚染が象徴するように、過去30年あまりに及ぶ経済の高成長の副作用は深刻なレベルに達し
ている。環境対策や法の支配の確立など、質の高い成長に向けて李次期首相が取り組むべき難題は山積している。
 一方、2013年の予算案は国防費を前年実績比10.7%増、当初予算比で約10.5%増の7406億元(約11兆1千
億円)とした。実績比では3年連続の2桁増で、当初予算比だと実に25年連続で2桁の伸びとなる。次期国家
主席の習近平・共産党総書記は「中華民族の偉大な復興」を盛んに唱えている。温首相も過去5年間の実績とし
て「国力の高まり」を盛んに誇示し、今年の任務の一つとして「海洋権益を守ること」を掲げた。共産党政権は
民生を重視する方針を掲げながら、軍事力や海洋監視能力を増強する姿勢をますますあらわにしている。日本は
環境対策など質の高い成長を中国に促すと同時に、強まる力の風圧に対処していかなければならない。(828字)

┏━━ 社説要約(毎日新聞)━━━━━━━━━━━━━━
6日;(1)全人代開幕 中国は岐路に立った
『報告は、今年の経済成長率目標を7.5%と設定している。中国の高度成長時代はもはや過去のものだ。国際
的な不況の影もあるが、中国自身の成長力もピークを過ぎた。急激な高齢化の進行で新規労働力の増加率が減少
に転じ、労賃が上昇し「世界の工場」としての競争力が落ちた。急成長の時代が終わると、これまで成長の輝き
で目立たなかった社会矛盾が一気に大きな問題となって立ちはだかってくるだろう。大国には類のない貧富の格
差、空気や水や土壌の深刻な汚染、貧弱な医療制度や学校教育制度。モノだけではない。中国の憲法が定める庶
民の人権を平然と無視する共産党の統治への不満も高まっている。胡・温体制でも、毎年、全人代のたびに民生
重視が叫ばれ、貧富の格差是正を目指す改革の必要性が繰り返されてきた。だが、中国の高度成長を担ってきた
のは、資源エネルギー産業や軍需産業を中心とする大型国有企業であり、成長の果実は大企業幹部と共産党幹部が癒着した「特殊権益集団」が独占してきた。改革は、これら既得権益層に切り込まなければならず、党内外の
抵抗でかけ声倒れに終わっていた。
 習氏は改革派と見なされたことはなかったが、昨年11月、共産党大会で総書記に就任した後は、広東省を訪
問してトウ小平像に献花し「改革開放」路線の立場を明らかにした。1月には党政治局で「和平発展の道」を演
説した。中国はまだ発展途上期にあり、平和な国際環境が戦略的に必要だとした点が注目される。対米、対日関
係の安定をはかったトウ小平時代の全方位外交への回帰だ。周辺国との摩擦を起こしている軍拡に歯止めをかけ
るのだろうか。政府活動報告には環境保護対策や所得配分の格差縮小など内政の改革案が盛り込まれた。その一
方で「海洋権益を守る」「国家主権を守る強大な軍隊」など軍部に対する配慮がなされた。「和平発展の道」に
早速、軍部から強い反発が出たのではないか。「改革開放」という習・李体制の路線選択は正しい。それ以外に
安定成長期に入った中国の選択はない。だが、党内外の抵抗勢力を抑える実行力が習・李体制にあるか。まだま
だ不安定だと見ておかなければならないだろう。(886字)。

┏━━ 社説要約(産経新聞) ━━━━━━━━━━━━━━
6日;(1)中国の国防費増 武力の威嚇を強めるのか
『「覇権を求めない」という言葉とは裏腹の軍事力増強ぶりだ。中国の2013年度予算案の国防費が前年度実
績比10・7%増の7406億2200万元(約11兆1千億円)に達した。当初予算比では25年連続の2桁
増、日本の防衛費(来年度予算案で4兆7538億円)の2・3倍である。沖縄県・尖閣諸島を力ずくで奪おう
とする中国の危険な意思と行動を裏付ける数字だ。そもそも中国の公表国防費では予算の内訳が明らかにされな
い。戦闘機やミサイル、さらにサイバー攻撃の研究開発費も明示されない。実際の軍事費は公表額の1・5〜3
倍という。この不透明性そのものが周辺国への脅威だ。
 昨年11月の中国共産党大会で総書記となった習近平氏は、国防費が発表された全国人民代表大会で、まもな
く国家主席に選出される。権力基盤を固めたい習氏が軍権の掌握を急いでいるのは明らかだ。昨年末、広州戦区
を視察した習氏は師団級以上の幹部に対し、「中華民族の偉大な復興」のために「強固な国防と強大な軍隊を建
設せよ」と指示した。引退する温家宝首相も全人代初日、同様の演説を行った。これで、中国の新指導部が軍事
路線をさらに強めることがはっきりした。
 「鉄砲から政権が生まれる」と言った毛沢東を見習う姿勢が実際の外交・軍事にどう反映されるか。中国は次
世代ステルス戦闘機の開発を進め、昨年9月に就役の初の空母「遼寧」を東シナ海をにらむ山東省青島の新設基
地に配備した。1月には中国軍艦が自衛艦に射撃用レーダーを照射した。こうした中国の軍備増強や威嚇の抑止
に、安倍晋三政権が米国との連携を強めたのは当然だ。一方、安倍首相は今年初め、訪米前に東南アジア諸国連
合(ASEAN)を舞台にした首脳外交を展開し、南シナ海で中国と領有権を争っているベトナムやフィリピン
を支援する姿勢を明確にした。「法の支配」を掲げ、「力による現状変更に反対」とのメッセージを発信した。
 麻生太郎副総理も5月にインド訪問を検討中だ。中国がインド周辺で進めている海洋進出の拠点づくりを牽制
する狙いがある。日米を軸に価値観を共有する国々と、対中抑止の輪を広げなければならない。(883字)。

┏━━身 辺 雑 記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人生の終わりに来たことを痛感する。行動が鈍い。腹八分目でなく腹六分目。散歩の歩数は1万
歩を6千歩としている。これなら毎日こなせる。1万歩は無理なようだ。自分のペースにあわせ
て歩く。街中では交通妨害になるかもしれない。無理をしない。困るのは自転車だ。無謀運転が
多い。自転車の運転も免許制にしたらどうだろう。自転車は勝手だ。ある時は歩道ある時は車道。
危険なのは信号無視。?の歩道も気を付けないと横から曲って来る。
歩道を歩いていても危険だ。ママチャリは危険だ。路地は避けたい。どこから飛びだすかわから
ない。空気も汚染されていると歩けない。マスクをして散歩はしたくない。囚われずに自由にぶ
らぶらしたいものだ。(300字)。

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