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シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

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シニアネット 『おいおい』   第1134号   (2013年1月26日) 

2013/01/26

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   シニアネット『おいおい』    第1134 号  (2013年01月26日)
 
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━━━━━CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
俳句鑑賞 鷹の句。未来に向けて生きて行こうとする作者。鷹に託した句。
シニア文化サロン  2月9日(土)。3月9日8(土)。4月6日(土)の講師決定。
社説要約  アルジェリアの悲劇。3紙が,3点から論説した。
身辺雑記 「戦争地域」、「戦争状況」の再認識を。海外テロ組織、プロが負けた試合。
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━━ 俳句鑑賞 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 明日もあれ拾いて光る鷹の羽根         寺山修司 (1935−1983)
 
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 「明日もあれ」と自らの運命を拓く鷹。空高く自由に飛ぶ孤高の鷹。拾った鷹の羽は光り輝い
ている。鷹の命そのものように。私も明日に向って生きて行こう。
 作者は、青森県弘前市生まれ。演劇、映画、短歌、俳句等で活躍。47歳で肝硬変のために死去。
20代から中断していた俳句に復帰しようとしていたが、果たせなかった。表現のジャンルは多方
面にわたる。
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┏━━シニア文化サロン━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シニア文化サロン の御案内
スケジュール(多少の変更があります) 原則として、第2土曜日午後1時半より3時 
(講師の講義60分+質疑応答と討議30分=1コマ90分)
(1)9月1日(土) 午後1時半より3時 開校式と説明会
?運営理念 ?セミナーの運営と狙い ?サンプルセミナー(田村昶三)
(2)10月6日(土)午後1時半より3時
真庭功様(追手門学院大学名誉教授)  私見「神話とその周辺」
(3)11月24日(土)午後1時半より3時
木坂博幸様((株)クボタ元専務)  親が子供にしてやれる「ほんのそこしのこと」
(4)12月1日(土)午後1時半より3時
   鈴木博信様(桃山学院大学名誉教授 )
 ドミートリー・トレーニン著『ロシアの新戦略―― ユーラシアの大変動を読み解く』をよむ
   ――ロシアとどうつきあうか?――
(5)1月12日(土)午後1時半より3時
     藤田佳正様(株コマツ 定年退職後 地域活動 非僧非俗)
 「宗教って必要なのか。どう思いますか。どう考えますか。」
(6)2月9日(土) 午後1時半より3時
浜田正博様(パナソニック定年退職  著書『くたばれコンピュータ!』 )
演題  『私の読書術、旅行術』
プロフィール:1943年東京生まれ。1966年早稲田大学理工学部卒業、同年松下電工入社。SEとして各種のシス
テム構築を担当。1999年松下電工インフォメーションシステムズとして社内分社。2005年まで社長、2006年定
年後に一人起業、現在は月に7日ほど働く。
(7)3月9日(土) 午後1時半より3時
 藤間真様(桃山学院大学経済学部准教授)
(8)4月6日(土)  午後1時半より3時
  山野上純夫様 (「記者生活60年」自分史『ふるさと暦』の著者)
プロフィール;昭和4年高知県生まれ。昭和28年広島大学政経学部卒業。毎日新聞入社。大阪本社整理部副部
長、編集員を経て中外日報社論説員〈平成23年まで〉。日本ペンクラブ会員。元四天王子国際仏教大学非常勤
講師。著書多数。和歌を嗜み、作曲多数。
(9)5月11日(土) 午後1時半より3時
(10)6月08日(土)  午後1時半より3時
学習場所
関西文化サロン  大阪市北区角田8−47 阪急グランドビル19階    電話 06−6316−1577
会費 (1回=1000円) 1回=1コマ( 1コマ 90分 )。
ご希望のセミナーにその都度参加ください。実費はその都度お支払いください。
事務局
電話とFAX    06−6924−5692
E−Mail    shozo.tamura@nifty.com

┏━━社説要約(「アルジェリアの悲劇」) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
アルジェリアの人質事件で、日揮の駐在員ら日本人10人の死亡が確認された。10人のうち9人の遺体と、
無事だった7人が、政府専用機で帰国した。

┏━━ 社説要約(読売新聞)━━━━━━━━━━━━━━
26日;途上国リスク 日本企業が抱える課題は重い
『アルジェリアで起きたイスラム武装勢力による人質事件は、海外展開する日本企業に危機管理体制の見直しを
迫った。ビジネスチャンスを拡大しながら、テロなどのリスクにどう備えるか。難しい課題の両立策を模索しな
ければならない。日揮は1960年代からアルジェリアの資源開発に取り組み、アフリカだけでなく、中東、ア
ジアなど世界に展開してきた。売上高に占める海外比率は7割超に達し、海外で稼ぐパイオニア企業である。途
上国ビジネスに精通していた日揮ですら、テロに巻き込まれたのは深刻だ。川名浩一社長は記者会見で「安全を
確保しながらビジネスを進めていく課題を突き付けられた」と述べた。海外展開する日本企業に共通の課題と言
えよう。
 アルジェリアには日本企業約15社の拠点がある。資源が豊富で成長が期待されるアフリカ各地で、商社、ゼ
ネコン、自動車など様々な業界が競っている。ジェトロの調査では、アフリカに進出した日本企業の7割が「ア
フリカの重要性が増す」と答える一方、9割が「治安など政治的・社会的な安定性」を問題点に挙げた。各社の
ジレンマがうかがえる。今回の事件後、各社は治安悪化が懸念される国への出張を禁止したり、事務所やプラン
トなどの警備を強化するなどの自衛策を打ち出した。当然の対応だろう。だが、一企業による自衛策には限界も
ある。政府や地元政府などとの連携を強化し、安全対策を総点検してもらいたい。
 政府は、事件対応を検証するとともに、有識者懇談会を設置し、邦人保護のあり方を検討する。幅広い観点か
らの議論が重要だ。テロ関連の情報収集・分析体制を強化するため、国家安全保障会議(日本版NSC)の早期
設置へ与野党協議を始めてはどうか。自民、公明両党は自衛隊法改正を検討する。現行法で可能な自衛艦・航空
機による邦人輸送に加え外国での邦人救出や陸上輸送を可能にすることを想定している。しかし、新たな任務の
実施は当事国の同意が前提となる。正当防衛などに限定されている武器使用基準の緩和のほか、陸上自衛隊には
警護任務の特殊な訓練が求められる。これらの課題について、しっかり論議することが大切だ。(881字)。

┏━━ 社説要約(毎日新聞)━━━━━━━━━━━━━━
26日;テロ犠牲者10人 「名前」が訴えかける力
『誠に痛ましい結末だ。犠牲者本人はもとより、遺族や同僚、知人らの悲嘆や無念はいかばかりか。犠牲者の伊
藤文博さんの母、フクコさんは、宮城県南三陸町の仮設住宅で、近く帰国して再会するはずだった息子への思い
を記者らに語った。東日本大震災で自宅を津波に流され、思い出の品もないという。渕田六郎さんの兄、光信さ
んも記者に対し優しい六郎さんの人柄を語り涙を流して悲しんだ。こうした報道に接し、民間人を巻き込んだテ
ロ行為への怒りが改めてわき上がる。政府と日揮は、遺体の確認後も遺族への配慮を理由に犠牲者の氏名を明か
さなかった。内閣記者会が氏名公表を首相官邸に申し入れるなど「犠牲者情報」を巡り異例の経緯をたどったが、
最終的に政府が公表に踏み切ったことは評価したい。
 今回、実名公表の是非がネットなどで大きな話題になった。事件や事故(災害も含め)で亡くなった人を実名・
匿名いずれで報道するのかはメディアにとって悩ましい問題だ。遺族の意向も考慮する。それでも、取材は「実
名」がなければスタートしない。名前は本人を示す核心だ。東日本大震災では津波被害などで2万人もの死者・
行方不明者が出た。だが、数字だけで被害の大きさがリアリティーを持っただろうか。生き残った人が亡くなっ
た人への思いをメディアなどに具体的に語り、その声が積み重なって訴える力となり、国民が被災地を支える原
動力になったのではないだろうか。名前は符号ではない。かけがえのない個人の尊厳を内包するものだ。
 今回の理不尽なテロ事件も、犠牲者がどんな方々か分かったことで、社会として事件を記憶し、今後の教訓も
くみとっていくことができる。実名公表を巡り論争になった背景にメディアの取材姿勢への不信感があるのも確
かだ。遺族の心情を踏みにじるような取材が許されないのは当然だ。社会の信頼に支えられての「報道の自由」
である。匿名化が進む社会はどこか息苦しい。信頼を得ることで風通しのよい民主主義に寄与したい。
 日揮、さらに政府の対応を今後チェックするのもメディアの大きな役割だ。日揮に対しては、生存者の生の声
を取材できる機会を設けることなど一層の情報開示を求めたい。(894字)。

┏━━ 社説要約(産経新聞) ━━━━━━━━━━━━━━
26日;9人無言の帰国 安全第一では国民守れぬ 憲法解釈の見直しが急務だ
『アルジェリアの砂漠地帯から厳冬の日本へ、卑劣なテロ事件の犠牲となった邦人10人のうち9人が無言の帰
国をした。海外の厳しい環境下で、命がけで国益を担ってきた企業戦士の無念さは想像にあまりある。安倍晋三
首相は対策本部で「痛恨の極みだ」と述べた。改めて深い哀悼の意を表したい。同時に、彼らの死を無駄にしな
いためにも日本および日本人は事件がもたらした教訓をしっかり受け止める必要がある。これからも同じような
事件が起こりうる。
 ≪日本人が狙われている≫
 今回、事前も事後も情報収集で大きく立ち遅れ、邦人救出でも拱手する場面があまりにも目立った。首相は「国
際社会と連携し、テロとの戦いに取り組んでほしい」と述べたが、日本の「安全第一主義」はテロが跋扈する国
際社会ではまったく通用しない。それどころか国民を危難に陥れている。これを是正せずに国民を守ることはで
きない。戦後日本の「危険から目を背ける」悪弊を断つときだ。自衛隊法には海外で災害やテロが起きたときに、
航空機や船舶で邦人を輸送できる規定がある。しかし、現地の「安全が確保されている」という条件がネックと
なり、実際の派遣を困難にしている。陸路の輸送についても定めがない。空港や港までしか行けないのである。
 安全確保が難しい地域だからこそ自衛隊の出番という「常識」が否定され、「危ないところには行かない」と
いった論理がまかり通っている。最大の原因は、戦争放棄などをうたった憲法9条の下で海外での自衛隊の武器
使用は自衛と緊急避難に限り、それ以外は「武力行使との一体化」にあたるとして禁じてきた政府の憲法解釈に
ある。こうした解釈により、日本への直接の武力攻撃に至るおそれのある場合に適用される周辺事態法でも、日
本の支援は戦闘行為が行われることがないと認められる「非戦闘地域」に限られている。現実との乖離は広がる
ばかりだ。
 ゴラン高原の国連兵力引き離し監視軍(UNDOF)からの自衛隊部隊の撤収も、シリアの内戦激化で隊員の
安全を確保できなくなったのが理由だ。PKOで、宿営地外で襲われた国際機関職員らを助けに行くこともでき
ない。根本的な解決には憲法改正が不可欠だが、当面は憲法解釈を変更することが急務だ。武器使用基準も、国
連基準である、任務遂行を妨害する行為を排除できるようにしたい。さらに平時の自衛権を明確に位置付け、海
外の自国民も保護する国の責務をはっきりさせることが重要だ。
 ≪防衛駐在官の増員図れ≫
 今回の事件では、テロ組織が欧州の旧宗主国だけでなく、世界各地で事業展開する日本企業を標的としている
事実が鮮明になった。「日本人は狙われている」と考えた方がよい。日揮のほか、エネルギー関連企業や高速道
路建設を請け負うゼネコンなど14社ほどの日本企業が進出するアルジェリアや、タンザニア、モロッコなどへ
の進出が加速している。資源豊富なアフリカへの投資はエネルギー確保という日本の国家戦略も担う。進出企業の多くは独自の危機管理マニュアルを作成し、移動には武装した警備員を同行させるなど安全確保に神経をとが
らせている。だが、今回のように重武装したテロ集団に急襲されれば防御は難しい。政府・在外公館が危険情報
の収集能力を高め、企業との連絡を緊密にするなど、リスクを最小限にすることが極めて重要である。
 強調したいのは防衛駐在官の活用だ。アフリカではエジプトとスーダンにしか駐在していないが、事件発生と
同時にアルジェリアに駐在官を派遣し、情報収集にあたらせるべきだったのではないか。駐在箇所や人員を増や
して軍人同士のネットワークを広げ、危機に的確に対処してほしい。キャメロン英首相は、英国が議長国となっ
て6月に開く主要国首脳会議(G8サミット)で、北アフリカでのテロを議題にすると表明した。日本政府にも
積極的な発言、提案が求められる。日本はテロに泣き寝入りする国であってはならない。犯行グループは厳しく
処罰されるべきだ。テロと戦う姿勢を鮮明にすることが何よりも重要である。(1645字)。

┏━━身 辺 雑 記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  軍隊の管理区域の中での生き地獄。10人の「犠牲」。グローバル化で赴任した職場は「戦場」
であった。自衛隊も派遣できない「戦場」。リスクマネジメントが大切だ。強い軍隊と強固な政府
の国での悲劇。内通者がいるとはいえ、情報の管理が粗くなかったか。2か月半前から準備されて
いた。死角を突いた。
「軍が管理している施設。」であった。戦争地域である。戦争は人を殺すのが目的だ。話し合い
の余地はない。「人命尊重」は軽い。経営のマネジメントは得意な日本人も、リスクマネジメント
に抜かりがなかったか。人命尊重の国から高い報酬をねらうテロ。「聖戦」に名を借りた無法者集
団。様々な集団が生まれている。複雑な集団や組織だ。
見直しと再構築が迫られている。リスクマネジメントの再構築といっても、限界がある。人命尊
重は、設備保全の前には無力であった。ビジネスの職場でなく、「戦場」という認識が大切だった。
政府は、リスクマネジメントが万全であったか。『戦闘状況』について、基本から考え直す姿勢が
必要だ。戦争と平和を考え直すいい機会である。(450字)。
 
 

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創刊日:2001-07-23  
最終発行日:  
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