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シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

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シニアネット 『おいおい』     第1132 号  (2013年01月04日)

2013/01/04


   シニアネット『おいおい』    第1132 号  (2013年01月04日)
 
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━━━━━CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
俳句鑑賞 年賀状。人と人の絆。お国柄の見える年賀状。楽しい近況報告。近影も嬉しい。
シニア文化サロン 1月12日(土) 1時半より 講演会。終了後、新年会。
社説要約 新年の新聞社説の第2部。日本経済新聞、毎日新聞、産経新聞の3紙を紹介。
身辺雑記 元旦(鶏日)初詣。2日(狗日)初夢と初売。3日(猪日)。4日(羊日)。
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━━ 俳句鑑賞 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 北国の雪の匂ひの賀状来る         能村登四郎 (1911−2001)
 
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 手書きの年賀状。雪国の人からの年賀状。北国の暮らしを思いやる。人と人の絆。温もりがあ
る。パソコン時代の年賀状。宛名のフォントや字の大きさにも、顔を思い出させる。文面は版画
あり、すばらしいイラストあり、家族の写真あり。文字の1字1字が生きている。近況が楽しい。
日本の年賀状は、1人りあたり、15枚。1枚、1枚に人の心の流れが見える。
 作者は東京都生まれ。水原秋櫻子に師事。戦後、「馬酔木」の同人。1970年「沖」創刊主宰。
作風は変遷した。作風が定まってから、創作意欲はすごいが、生涯にわたる「季語」の数は少な
い。「白」への執着。自分の選び取った語彙や季語の中で、ひたすら自己を追求した。
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┏━━シニア文化サロン━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シニア文化サロン の御案内
スケジュール(多少の変更があります)  原則として、第1土曜日午後1時半より3時 

(5)1月12日(土)午後1時半より3時
 藤田佳正様(株コマツ 定年退職後 地域活動 非僧非俗)
 「宗教って必要なのか。どう思いますか。どう考えますか。」

場所  関西文化サロン(大阪市北区角田8−47 阪急グランドビル19階阪急32番街)
  電話 06−6316−1577 
会費 (1回=1000円) 1回=1コマ( 1コマー90分 )。
事務局   E−Mail    shozo.tamura@nifty.com

┏━━社説要約( 『年頭にあたり』−2 ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 日経は「国力を高める」シリーズ。毎日は「2013年を展望する」シリーズ。産経は元旦は解説
委員の提言。3日の社説転載。

┏━━ 社説要約(日本経済新聞)━━━━━━━━━━━━
1日(全);国力を高める(1) 目標設定で「明るい明日」切り開こう
『日本の国の力がどんどん落ちている。GDPはすでに中国に抜かれた。強みを発揮してきた産業も崩れた。巨
額の赤字を抱える財政は身動きが取れない。政治は衆院選で自民党が大勝したものの、夏の参院選まで衆参ねじ
れの状況は変わらない。手をこまぬいていては、この国に明日はない。閉塞状況を打ち破り、国力を高めていく
ための手がかりをつかまなければならない。
■投資とイノベーション■  まず大事なのは目標を定めることだ。どんな国家にしようとするのか、どのよう
に経済を立て直していくのか、どんな社会をつくっていこうとするのか――という思いの共有が求められる。
 戦後を考えると、だれもが等しく豊かで自由な社会をつくるという共通の目標があった。吉田茂元首相が敷い
た軽武装通商国家の路線のもと、経済大国をめざした。一億総中流ということばにあらわれているように、その
目的は達成された。内閣府によると、日本の1人当たり名目GDPは、OECD加盟国中、1993年には2位だった。しかし、バブルの崩壊とその後の「失われた20年」で2011年は14位どまりだ。
 経済再生のための目標をどこに置くのか。国民総所得(GNI)という指標を新たな物さしにしてみてはどう
だろうか。「投資立国」の勧めである。GDPに海外投資の利益を加えたのがGNIだ。個人や企業の内外での稼ぎを総合的に示す。11年度の名目GNIは488兆円で、名目GDPの473兆円を3%上回る。グローバル化の波に乗り、国境を超えて経済活動を営む個人や企業は珍しくなくなった。こうした動きをEPAなどで支え、海外での稼ぎを国内に還流させる必要がある。ただ、GDP自体が増えない限り、GNIの大幅な拡大も望めない。強力な金融緩和と確固たる成長戦略でデフレや円高を克服し、日本経済を確実に底上げしなければならない。
 これからの国家のめざすべき方向も示す必要がある。ひとつの提案は「科学技術イノベーション立国」の勧め
である。科学技術の力で新産業を育成し人々の生活を変えるイノベーションをおこせる国、科学技術を創造し地
球環境問題など世界の課題解決に貢献する国である。日本は官民合わせて11年度に約17兆円を科学技術に投じ
た。東日本大震災に見舞われた同年度も投資額は前年度比1.6%増えた。GDPの3.7%は、米国の2.9%を上回
る。日本は今や、生命科学や先端材料などいくつかの分野で間違いなく世界をリードする。そこでは、iPS細
胞が扉を開いた再生医療のように、物の豊かさだけでなく、生活や心の豊かさにつなげることが大事になる。
 社会の目標としては、東日本大震災をきっかけに高まった共助の精神も忘れてはならない。基本になるのは自
助・自立だが、困ったときにはお互い助け合い、困難を乗りこえようとする「自律と連帯」の勧めである。
■「国民よ、自信を持て」■ こうした目標を達成していくためには政治の安定が欠かせない。何よりも、06
年以降、7年連続で毎年、首相が交代している政治指導者の大量消費時代と決別しなければ世界に相手にされな
い。深刻な対立がつづく日中関係は、危機回避の戦略を確立する必要がある。自助努力による防衛能力の向上は
当然だが、日米同盟を深化させなければならない。対中懸念を抱くオーストラリア、インド、ベトナム、フィリ
ピンなどと連携し、網状の安保協力の枠組み作りも進めるべきだ。国力のもとである人口が増えない。12年に
日本の人口は約21万人の自然減となった。松江市が1年間で消えていく数だ。どうにも少子化に歯止めがかか
らない。だが、悲観ばかりしていてもはじまらない。大きな国家戦略のもと、新たな価値を創造する力を磨いて
いけば、明るい明日は必ずやくると信じたい。
 吉田茂元首相は、回顧録『回想十年』の中で「復興再建の跡を顧みて」と題する章を、次のようなことばで結
んでいる。「日本国民よ、自信を持て」。(1573字)。

┏━━ 社説要約(毎日新聞)━━━━━━━━━━━━━━
1日(全);2013年を展望する 骨太の互恵精神育てよ
『2013年は、戦後日本の生き方が、二つの意味で試される年になるのではないだろうか。一つは、日本経済
の底力だ。経済政策には、全体のパイをどう増やしていくか、という側面と、それをどう分配するか、と2通り
ある。民主党政権は後者の分配政策を重視、子ども手当、高校授業料無償化、農家への戸別所得補償といった形
で若年層、第1次産業に手厚く予算を配分した。これに対し安倍政権は、前者の成長政策を前面に押し立て、デ
フレ脱却の名の下に大胆な金融緩和と公共投資の必要性を唱えている。
◆若者へ所得移転を◆ 確かに、全体のパイが大きくなれば誰もがハッピーになるはずで、のっけからくさすつ
もりは毛頭ない。ただし、指摘すべきは、バブル崩壊後の20年余り、歴代政権は何もしてこなかったのではな
く、金融政策としてはゼロ金利や量的緩和、財政政策としては公共事業を中心とした数次に及ぶ緊急経済対策を
打ってきた。いわば類似政策を積み重ねてきた結果が、1000兆円にものぼる借金財政を生んだ、という事実
だ。成長できない背景には、少子化による人口減と高齢化、新興国の台頭、資源・エネルギーの環境制約がある
のだが、安倍政権にはこういった構造的要因にも手をつけてほしい。
 特に、すでに4人に1人が65歳以上となっている世界最速の高齢化には、腰を据えた対策が必要だ。若い人
たちが自分たちの子どもを産み育てることのできる環境を整備するためには、限られたパイの中で、豊かな高齢
者層から雇用も所得も不安定な若年者層へのより明確な所得移転が必要になるのではないだろうか。その際に心
がけたいのは、互譲と互恵の精神である。相手に譲ることで自らが恩恵を受ける、豊かになる、それを相互に繰
り返す、そういった心の持ちようだ。若い人たちを生かすことが社会全体の活力につながり、めぐりめぐって高
齢者層の利益になる。全体のパイが増えなくてもそんなプラスの分配サイクルはできないか。民主政権では踏み
込めなかった政策をぜひ前に進めてほしい。
 戦後軽軍備・経済重視路線を堅持する中で、為替危機、石油ショック、バブル崩壊などいくつもの激変を乗り
切ってきた日本経済である。今こそ、その底力を発揮して成熟経済対応にギアチェンジする時である。
 互恵の精神は、世代間対立だけでなく、国と国との関係にも応用できる。二つ目に試される日本政治の平和力
とも関わってくる。
日本外交の当面の最大の課題は、台頭する中国とどう向き合うか、にある。尖閣諸島をめぐる対立は、中国側の
領海、領空侵犯で武力紛争の可能性まで取りざたされるに至っている。戦後67年間一回も戦争をせずにこられ
た我が国の平和力を今一度点検し、どうすれば最悪の事態を回避できるか、国民的議論が必要だ。
 戦後の平和を支えてきたのは、あの戦争に対する反省からきた二度と侵略戦争はしないという誓いと、現実的
な抑止力として機能する日米安保体制であろう。係争はあくまでも話し合いで解決する。もちろん、適正な抑止
力を維持するための軍事上の備えは怠らない。そのためには、日米安保体制の意義、機能を再確認しておくこと
が大切だ。そのうえで1920年代の歴史から学びたい。
◆あくまで国際協調で◆ 日本で初めて2大政党が定着し大正デモクラシーが高らかに宣言された時代で
ある。だが、結果的に政党政治は平和を守り切れなかった。関東大震災や世界恐慌で経済が混乱し中国大陸に対
する帝国主義的な領土拡張競争が激化する中、排外主義的対外強硬路線の大声が、妥協主義的国際協調路線の良
識をかき消し、軍部独走、大政翼賛政治が私たちを無謀な戦争に追いやった。領土や主権をめぐる争いは双方が
どちらも譲歩できないことにより、いたずらに対立がエスカレートするのも歴史が教えるところである。安直な
排外主義を排し、大局的な国際協調路線に立ちたい。尖閣を巡る一連の経緯を振り返ると、棚上げされてきたは
ずのこの問題に対して、力による現状変更を仕掛けてきているのは明らかに中国側であり、日本はあくまで対話
と法理で問題解決を図ろうとしている。こういった日本の立場と主張をアジア諸国を中心に世界に対し粘り強く
丁寧に説明し理解を得て仲間を作る。決して孤立化しないことだ。
 中国との間では、戦略的互恵路線がいかに両国関係にメリットをもたらしたかを改めて確認したい。まずは、
強硬路線の悪循環を排し現状維持の緊張に耐え抜くことだ。そして、対話と妥協の機をうかがう。例えば、中国
は公船の派遣をやめる。日本も外交問題はあることまでは認め話し合いのテーブルにつく。両国首脳の知略と勇
気に期待したい。パイの配分と平和の継続。時代は互譲の裏付けのある骨太な互恵精神を求めている。戦後の歩
みを振り返ると、私たちにはその時代の要請に応える力は十分に備わっているように思える。実現に汗をかくの
は一義的には政治家だが、彼らにそういう仕事をさせるのは、私たち国民であることを改めて胸に刻みたい。
(2026字)。

┏━━ 社説要約(産経新聞) ━━━━━━━━━━━━━━
3日(全);日本経済再生 脱デフレへ歩み確かに 規制改革で民間に勢いつけよ
『今年こそ、デフレ脱却と日本経済の再生に一歩踏み出せるのではないか。近年、これほど期待を持って迎えた
新年はなかった。その先頭に立っているのは5年3カ月ぶりに政権復帰を果たした安倍晋三首相だ。安倍氏は衆
院選で、デフレ脱却と円高是正を最優先課題に掲げて「これまでとは次元の違う政策」を唱えた。自民党が大勝
すると、首相就任前から矢継ぎ早に手を打った。日銀に物価目標の導入と大胆な金融緩和を促す一方で、思い切
った財政出動の実施を表明する。さらに、復活した経済財政諮問会議と日本経済再生本部を経済政策の両輪とす
る構想を打ち出した。
 ≪財政に新たな歯止めを≫ 時の政権が、デフレ脱却への明確な意志とその実現のための具体的手段と枠組み
を示す。これこそが、ここ数年の政権に最も足りなかった部分であり、市場や経済界が切望していたものだった。
 安倍氏の姿勢が歓迎され、衆院選前から株価が上昇、円高是正が進んだのはこのためだ。しかも、これまでの
ところ、こうした考えは、形を整えつつある。日銀は1月21、22日の金融政策決定会合で物価目標の導入を
打ち出す見通しだ。その目標達成に、日銀と政府が役割と責任を分担する政策協定も検討されている。安倍政権
も発足早々、東日本大震災からの復興や防災などに重点を置いた10兆円規模の大型補正予算の編成を進めてい
る。
 脱デフレへ上々のスタートを切ったといえるが、財政出動に伴う財源問題は素通りできない。補正予算と平成
25年度予算の国債頼みは避けられまい。しかし日本の財政事情は既に危険水域だ。借金の残高は国内総生産の
2倍超と、危機に陥ったギリシャなど欧州諸国より深刻な状況にある。それでも国債価格が安定しているのは、
日本は財政規律を守る国という信頼感があるからだ。ここが揺らぐと、国債価格は下落し、長期金利は上昇する。
国の利払い費が増えて財政を圧迫、国債を大量に抱える銀行の経営をも直撃する。財政危機と金融危機を同時に
起こしかねない。
 安倍政権は2020(平成32)年に基礎的財政収支を黒字化する目標は堅持するという。麻生太郎財務相も
「国債発行額にこだわらない」としつつ、25年度予算編成では「財政健全化目標を踏まえる」と述べた。民主
党政権下の「新規国債発行44兆円以下」は棚上げするにせよ、市場の信頼をつなぎ留めるためにも新たな歯止
めは必要だ。デフレ脱却とともに日本経済再生の鍵を握るのは実効性ある成長戦略の構築だ。規制改革、構造改
革は、その起爆剤となる。
 ≪貿易立国の復活を図れ≫  貿易収支で黒字大国の名をほしいままにしてきた日本も、今は赤字が常態化し
つつある。海外景気の減速による輸出の減少、原発停止に伴う火力発電燃料の輸入増が大きいが、国際競争力の
低下という根深い問題を見過ごせない。韓国、台湾などの追い上げに、国内家電メーカーは、価格ばかりか、技
術面でも後塵を拝しているケースも多い。競争力回復の主役である民間が勢いを取り戻すには、法人税減税や民
間活力をそいでいる規制にもメスを入れねばならない。企業活動の自由度を拡大し、新たなビジネス市場の創出
が欠かせない。
 資源小国で人口減による国内市場の縮小が顕在化している日本が貿易立国の旗を降ろせば国の衰亡につなが
る。TPPへの参加は、貿易復活の前提条件である。自民党は海外との違いを合理的に説明できない制度的障害
は「3年以内に撤廃する」とし、規制の見直しでは事業仕分け的手法の導入も検討している。総論賛成、各論反
対に陥らぬよう、あらゆる手段を駆使し、撤廃・緩和を一気に進める必要がある。経済財政諮問会議や日本経済
再生本部は、その司令塔となるべきだ。
 故梶山静六元官房長官の言葉を借りれば、デフレは「陰気な化け物」だ。日本列島に15年以上も居座り、経
済だけでなく社会全体を閉塞感で覆った、これを追い払う。今年はその最大にして最後のチャンスかもしれない。
政府、日銀はもとより、日本全体の覚悟が試される1年である。(1624字)。

┏━━身 辺 雑 記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  三ケ日も終わった。気になる日本経済。株高円安のまずまずのスタートの様子。安堵した。
初詣は都島区の3ケ神社を廻る。神様は無言で、お返しの返事がない。願い事が多いので、もっと
神様にお願いしなければと。あとは、十日戎にお願いしようか。戎神社の「弁天様の太鼓」をたた
いて、耳元でお願いするか。
 初夢は、覚えていない。見たような気もしない。友人は「白蛇」の夢を見た。宝籤を買うそうだ。
近所のスーパーは3日で閉店。3月から新しい経営者になる。20年の営業に終止符。世間は厳し
い。童謡の独楽も羽根つきも消えた。実家でゆっくり骨休めをする子供たち。互いの「いのち」を
確かめあっているようだ。「絆」とは、大げさ過ぎないか。(300字)。
 

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