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シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

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シニアネット 『おいおい』     第1131 号  (2013年01月02日)

2013/01/02

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   シニアネット『おいおい』    第1131 号  (2013年01月02日)
 
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━━━━━CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
俳句鑑賞  初日の出。太陽が地平線に出るまでの時間。美しく、静かな瞬間である。
社説要約 年頭の社説は重要である。今号では、朝日新聞と読売新聞を紹介する。
身辺雑記 JPのハガキ代金をケチッた。天罰。今後は、伝達手段の選択は正しく行いします。
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━━ 俳句鑑賞 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 元旦や分厚き海の横たはり      大串章(1937−  )
 
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 元旦、海に登り来る初日。なかなか現れない初日。句の中には省略されている太陽。初日はま
だまだ、見えない。海の重量感が増す。「分厚き海の横たはり」。見えない初日が主役。
 高層マンションで、初日を待った。生駒山が茜色に染まる。なかなか出てくれない。無愛想な
ビルがみえる。これが大海原だったらと思った。厳粛な初日の出だ。初が姿を現わした瞬間が美
しい。姿が見えるようになると眩しいだけ。 
 作者は佐賀県生まれ。中学生の時から句作。京大俳句に参加。大野林火に師事。1994年に『百
鳥』を創刊し主宰。「俳句という極小の器で人生に味到する。」が、自身の俳句の根拠であり覚
悟である。
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┏━━社説要約(『年頭に当たり』) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 朝日新聞と読売新聞の社説を紹介する。3紙は次回に譲る。

┏━━ 社説要約(朝日新聞)━━━━━━━━━━━━━━
1日(1);混迷の時代の年頭に―「日本を考える」を考える
『新年、日本が向き合う課題は何か、日本はどんな道を選ぶべきか――。私たちが抱える、うんざりするような
問題の数々は、「日本は」と国を主語にして考えて、答えが見つかるようなものなのか、と。領土問題がみんな
の心に重くのしかかっていたせいもあるだろう。年末の選挙戦には「日本」があふれていた。「日本を、取り戻
す。」(自民党)、「日本再建」(公明党)、「したたかな日本」(日本維新の会)……。でも、未来の日本に
ついてはっきりしたイメージは浮かび上がらなかった。
■グローバル化の中で■ 去年は財政危機で散々だった。ギリシャを皮切りにほかの国々も綱渡りを強いられた。
ユーロ圏崩壊という観測まで出た。ようやく年末、一番ひどかったギリシャの長期国債の信用格付けが引き上げ
られた。楽観はできないけれど、最悪の事態が少しだけ遠ざかった。一息つけたのは「欧州人が深く関わった」
から、とEUのファンロンパイ首脳会議常任議長はいう。実際、EUと仲間の国々が総がかりだった。助ける国
も助けられる国もエゴに引きずられはしたが、結局、国境のない危機の打開に国境はじゃま。主語を「ギリシャ」
ではなく「欧州」としたからなんとかなった、ということだろう。統合を進めるEUに固有の話ではない。グロ
ーバル経済に振り回され、1人では乗り切れないのは日本も同じだ。
 成長は欧米やほかのアジアの景気頼み。雇用をつくるのは、日本の企業や政府だけでは限界がある。金融危機
についても取引規制のような根本的な対策は、ほかの国々や国際機関との連携抜きにはできない。昨年9月末に
は、日本の国債発行残高のうち外国人が持っている率が9.1%に増えた。世界一の借金大国の命運もまた、そ
の小さくない部分を国の外の投資家たちが握り始めている。
■高まる自治拡大の声■ 一つになろうとしているはずの欧州には逆行と見える流れも根強い。最近もスペイン
のカタルーニャや英国のスコットランドで独立や自治権拡大を求める機運が盛り上がっている。いったい欧州の
人たちは国境を減らしたいのか、増やしたいのか。実は出発点は同じだ。なんでもかんでも国に任せてもうまく
はいかないという思いだ。経済危機に取り組むには国の枠にこだわってはいられない。でも、産業育成や福祉、
教育など身近なことは国よりも事情をよく知る自分たちで決めた方がうまくいく。自信のある地域はそんな風に
感じている。
 同じような考え方は、日本にも登場している。たとえば大阪市の橋下徹市長は共著書「体制維新―大阪都」で
こういう。「世界経済がグローバル化するなかで、国全体で経済の成長戦略を策定するのはもはや難しいと僕は
思っています」。問題意識は海外の流れとかさなる。国家の「相対化」である。国家がグローバル市場に力負け
して、地方にも負担を引き受けろというのなら、そのかわりに自分たちで道を選ぶ権限も渡してほしいというわ
けだ。
■国家を相対化する■ 「(国境を越える資本や情報の移動などによって)国家主権は上から浸食され、同時に
(国より小さな共同体からの自治権要求によって)下からも挑戦を受ける」。白熱教室で知られる米ハーバード
大学のマイケル・サンデル教授は17年前の著書「民主政の不満」でそう指摘していた。これから期待できそう
なのは、国家が主権を独占しないで、大小の共同体と分け持つ仕組みではないかという。時代はゆっくりと、し
かし着実にその方向に向かっているように見える。「日本」を主語にした問いが的はずれに感じられるときがあ
るとすれば、そのためではないか。
 もちろん、そうはいっても国家はまだまだ強くて大きな政治の枠組みだ。それを主語に議論しなければならな
いことは多い。私たち論説委員だってこれからもしばしば国を主語に立てて社説を書くだろう。ただ、国家以外
にプレーヤーが必要な時代に、国にこだわるナショナリズムを盛り上げても答えは出せまい。国家としての「日
本」を相対化する視点を欠いたままでは、「日本」という社会の未来は見えてこない。(1642字)

┏━━ 社説要約(読売新聞)━━━━━━━━━━━━━━
1日(全);政治の安定で国力を取り戻せ
『◆成長戦略練り直しは原発から◆ 日本は、国力を維持し、先進国の地位を守れるかどうかの岐路に立たされ
ている。国力は、経済力、防衛力、技術力などで構成される、その国の総合力だ。安倍政権の使命は、政治の安
定によって、国力を維持・向上させることにある。それが、年金・医療などの社会保障制度の充実、安全保障政
策の強化につながる。防災対策や公共インフラの維持、東日本大震災からの復興も加速しよう。政治の安定は、
国際社会における発言力や存在感を回復するにも重要だ。鳩山元首相が日米同盟を不安定にしたため、中国、韓
国、ロシアとの関係も悪化した。外交の立て直しは喫緊の課題だ。
 ◆参院選が最大のヤマ場◆ 安倍政権の今年最大の政治目標は、夏の参院選で自民、公明両党で過半数を占め、
衆参ねじれ国会を解消することである。選挙結果次第では、日本維新の会やみんなの党が新たに連立に参加する
こともあり得るが、政権の安定に資することが前提だ。安倍政権が参院で過半数を確保すれば、次の国政選挙ま
で最大3年、次期総裁選まで2年余あるため、政治は「安定期」に入る。大衆迎合(ポピュリズム)に足をすく
われることもなく、大きな政治テーマや懸案の政策に取り組むことも可能になろう。尖閣諸島国有化をめぐる中
国との対立、北朝鮮の核・ミサイル開発などに対処するためには、集団的自衛権の行使を容認し、日米同盟を強
化することが必要だ。こうした認識を共有できるよう、与野党で議論を重ねてもらいたい。
 ◆節度ある政権運営を◆ 先の衆院選で自民、公明両党が法案の再議決が可能な定数の3分の2を超える議席
を獲得した。政権担当経験がある自公両党による安定した政治、前に進める政治を、有権者が選択した結果にほ
かならない。民主党政権のさらなる迷走だけでなく、第3極の政権参加による混乱も回避したと言えよう。民主
党は大敗して下野したが、衆院でなお第2党にある。参院では引き続き第1党を占めている。民主党は参院選で
の巻き返しを期して、安倍政権への対決姿勢を強めてくるだろう。安倍首相には、2007年の参院選で苦杯を
喫し、衆参ねじれを作った過去もある。衆院選で大勝した政権が、民意の揺り戻しによって、次の参院選で敗北
するケースが続いている。首相に求められるのは、丁寧に合意形成を目指す、節度ある政権運営である。
 ◆「3本の矢」をどう放つ◆ 物価上昇率はゼロに等しく、家計や企業の実感に近いといわれるGDPは5年
前に比べて40兆円も減少した。日本の経済規模は20年前とほぼ同水準にとどまっている。円高とデフレを解
消し、安定成長に向け、政策を総動員しなければならない。首相は、「金融緩和」「財政出動」「成長戦略」の3
本の矢で、デフレ脱却を図るとしている。妥当な考え方だろう。為替相場は円安に振れ、株価も上昇してきてい
る。首相は、消費者物価の前年比2%上昇を達成するインフレ目標を掲げ、大胆な金融緩和、政府と日銀の政策
協定を求めている。日銀は、今月にもインフレ目標を導入する方針だ。政府と日銀の連携強化が問われよう。
 4月に白川方明日銀総裁の任期が満了する。首相は、後継総裁にインフレ目標を共有できる人物を充てる意向
を示している。日銀総裁は、国会同意人事だ。ねじれ国会では、参院が反対すると、空席になる恐れもある。与
野党で調整を図りたい。
 財政出動も重要だ。政府は12年度補正予算案と13年度予算案の編成を並行して進めている。社会保障と税
の一体改革に沿って、消費税率を来年4月に5%から8%に引き上げるかどうかは、今年秋に政府が判断する。
判断材料の一つが4〜6月期のGDP成長率だ。首相は、その数字次第で、引き上げの先送りもあり得るとして
いる。消費税率を確実に引き上げるためにも、10兆円前後の大型補正予算を組み、デフレ脱却と景気てこ入れ
に万全を期したい。通常国会では13年度予算案成立が5月の連休後にずれ込む見通しだ。暫定予算の編成も必
至だ。切れ目のない予算執行の実現へ、与野党が協調できる環境を整えることが大切である。
 ◆深刻な電力料金値上げ◆ 政府が成長戦略を進めるうえで不可欠なのが、強い権限と調整力を備えた司令塔
だ。首相が経済財政諮問会議を復活させ、新設の日本経済再生本部と一体的に運営することは評価できる。
 各種規制の緩和、環境や医療・介護など成長分野への投資によって、民間の生産力を高めたい。安価で安定的
な電力の確保も、成長に欠かせない。民主党政権の「脱原発」路線のために、全発電量の3割を占めていた原子
力発電所が次々停止し、全国50基のうち関西電力大飯原発の2基しか稼働できていない。深刻な電力不足を火
力発電でカバーするため、LNGなどの輸入が急増し、年3兆円もの国富が資源産出国に流出している。関電な
ど多くの電力会社は赤字に転落し、電力料金の引き上げを申請している。鉄鋼業界は、関電などの電力料金値上
げが実現すれば、業界全体で900億円を超える負担増になると試算している。産業空洞化が加速し、雇用など
国民生活が脅かされるのは避けられない。
 原子力規制委員会が新たに作る安全基準に従って安全性を確認した原発は、着実に再稼働していく必要がある。
安倍政権には、原子力を含む電源のベストな組み合わせを早急に検討することが求められよう。太陽光や風力な
ど再生可能エネルギーは、水力を除けば、全発電量の1%強に過ぎない。すぐに原発に代わる主要電源として利
用できると期待してはならない。 省エネと再生エネ拡大の投資費用は100兆円を超える。電気料金または税
金として国民が負担せざるを得ないのも現実である。世界は引き続き原発を活用し、増設する。特に中国は、十
数基を運転させ、50基以上の原発建設を計画している。日本は、原子力分野で世界有数の技術力を、今後も保
持する必要がある。首相は、安全な原発の新設へ意欲を示したが、有為な人材を確保・育成するうえでも、次世
代型原発の新設という選択肢を排除すべきではない。成長の観点からは、原発のインフラ輸出も促進したい。
 ◆TPP参加で反転攻勢◆ 原発政策は、日米同盟を軸とする防衛力にも影響を与える。日米原子力協定によ
って、日本には核兵器にも転用できるプルトニウムの保有が認められている。野田政権が決定した「原発ゼロ」
方針の下では、その特別な権利も、原子力の平和利用や核不拡散をめぐる米国のパートナーとしての地位も、失
うことになる。安倍政権が原発・エネルギー政策を練り直すのは、当然だ。
 持続的成長には、アジアなど海外の需要を取り込む必要がある。環太平洋経済連携協定(TPP)への参加問
題が、民主党政権からの懸案になっている。米国主導で自由貿易を推進するTPPは、今年中の交渉妥結を目標
としている。日本は関税撤廃・引き下げ、貿易・投資のルール作りに関与し、国益を反映させなければならない。
首相は、早期に参加を表明すべきである。
 こうした国力を取り戻すための政策課題を着実にこなすことで、政治への信頼も徐々に取り戻すことができる
だろう。今年を日本が足元を固め、反転攻勢をかける年にしたい。(2904字)。

┏━━身 辺 雑 記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 あけましておめでとうございます。元旦の年賀状の配達が例年の4分の1。びっくりした。2日
に、どさりと配達され安心した。都会地のJPでは、年賀状の配達は遅い様だ。転居届を皆様に出
さなかったので、そのせいだろう。昨年の年賀状に、新住所をお知らせしていたので、新しい宛名
で頂いた人もあった。半分の人は、馴染んだ堺市の住所へ。あまり、年賀状は読まれていないよう
でもある。私の年賀状の文字数が多い。読み辛いためだろ。
 最近は宛名書きの住所はパソコンに入っている。パソコンの住所を訂正しないと無理。私もご迷
惑を掛けていた様だ。転居通知を頂いていたのに、パソコンのデーターを変えずに印刷。再三再四、
注意を受けたか。コミュニケ―ンは総合的で、立体的で有るはずだ。これを怠った為である。
 Eメールもある。電話もある。携帯電話がある。肝心なJPのハガキ代金をケチった。通信手段
を誤った。コミュニケーションは「リアル」であるべきだ。「顔と顔」の交流。バーチャルな手段
に頼り過ぎていた。
昨年の1月26日が転居。1年もあれば通知できると。年賀はがきの片隅に書けば、今年は分か
って頂けると。このコラムに書けば、十分だと。怠慢だった。春に、FAX番号がわかる人には
FAXで転居を通知した。転居のハガキは出さなかった。
通信手段の選択を誤った。データー集中は危険だ。分散して蓄積したい。長短がある。どうするか。1年間かけてじっくり検討したい。(600字)。

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創刊日:2001-07-23  
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