生活情報

シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

全て表示する >

シニアネット  『おいおい』 第1029号 (2011.07.07)

2011/07/07

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   
シニアネット『おいおい』    第1029号  (2011年07月07日)
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
巻頭俳句 正岡子規は松山市の生まれ。野球用語を訳すのに熱心。打者、走者、直球、死球、
満塁、飛球等と漢字で表した。日本語はいまも使われている。「ベースボール」を広めた。
社説要約 原発をストレステスト(耐性調査)する。朝日、読売、日本経済の3紙が論説。
身辺雑記  七夕の笹に、短冊を下げた。聞いて頂けるとは思わないが、楽しい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━ 巻頭俳句 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
うれしさや七夕竹の中を行く    正岡子規(1867−1902)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 七夕は秋の季語。元来は旧暦の7月7日。今年は8月6日。立秋が例年8月7日か8日であるからである。仙台の七夕祭りは8月7日。短冊に願い事を書いて笹に吊るす。日本の古来の神の出現を待つ作法や穢れを祓う行事が習合した。
 「うれしさや」が作者の七夕に対する感情を吐露した。「七夕の竹の中を行く」で締めた。明治26年の作。『寒山落木』巻2の中の作品。高浜虚子編による『子規句集』は2306句選んで年次別に編纂された。全7冊の俳句稿になっているが、『子規全集』を年次別に従っている。
この句には前書きに「旅中」とある。前年12月に『日本新聞社』へ入社した。明治26年1993頃から浅井忠、中村不折、下村為国等の画家と知己になり、写生に眼を開かれて、俳句に応用始める。明治26年には、<毎年よ彼岸入りに寒いのは>とか<薪を割るいもうと一人冬籠>の代表作がある。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━━暦━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 7日は、24節季の「小暑」。日脚は短くなるが、本格的な暑さが始まる。小暑の前後に梅雨が明ける。夏の太陽が照りつけ始める。しかし、年によっては梅雨がなかなか明けないこともある。

┏━━社説要約━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
全国の原発で、新たに安全性評価をすることが決まった。海江田万里経済産業相が6日、全国の原子力発電所でストレステスト(耐性調査)と呼ぶ追加的な安全検査を実施すると表明した。地震や津波に襲われたとき、原発の設備が安全基準で定めた水準に対し、どの程度の余裕があるか調べる検査だ。いま、原発が安全かどうかを判定するには、福島第一原発の経験を踏まえた検証が必須だ。原発の安全に万全を期すことは重要だ

┏━━ 社説要約(朝日新聞)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
7日;(1)原発のテストー福島後の厳しさが要る
『 テストの実施は海江田万里経済産業相が発表した。テストを経て、真夏の電力需要がピークになる前に点検中の九州電力玄海原発2、3号機などを何とか再稼働したい思いのようだ。 だが、福島の事故を受けてEUが始めたテストは、地震や津波などの自然災害から、テロによる航空機衝突までを想定する厳しいものだ。そういうとき、原子炉を安全に冷却停止できるかを調べている。日本でも、客観的な安全性を高めるために導入するのならば賛成だ。むろん、本格的に取り組むには今夏に間に合わない。大事なのは信頼される安全の担保をどう得るかだ。 テストはおもにコンピューターによる計算で進める。全体として想定の災害にどれくらい耐えられるか余裕度を測る。原発施設や地質構造をどう適切に数値化するか、与える衝撃の想定が妥当かといった条件が重要になる。テストする主体は電力会社だという。データの多くは電力会社が握っているからだ。 福島事故の後、原子力安全・保安院は国内全原発に緊急対策を指示した。だが、それぞれの原発ごとに古さや立地条件の差があるのに、どれも早々に「安全」としたことが、むしろ周辺の住民の不信をつのらせた。 
 新しいテストは結論だけでなく、使った仮定や経過もすべて公開して外部の目にさらす必要がある。さらに「安全」とみなす余裕度の最低水準をどう線引きするか。水準に達しないと判定された原発をどうするか。合理的な根拠と併せて説明しなければならない。 「どうしたら信頼されるか」を政府は真剣に考えなければならない。そのためには「誰が監督するか」が大事になる。原発を進めてきた経産省にある保安院ではなく、独立性と専門性があり、安全に徹する規制監督の主体を急ぎ、作る必要がある。EUのテストは、最終段階で他国の専門家集団の検証も受ける。 電力不足による社会の混乱を防ぐために、安全とみなせる原発を当面再稼働することが必要になってくる。そのために、住民からも、日本の対応に注目している国際社会からも信頼されるテストにする必要がある。 (839字)。

┏━━ 社説要約(読売新聞)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
7日;(1)原発再テスト 運転再開へ安全確保を急げ
『政府がいったん安全に「お墨付き」を出した原子力発電所を、改めて検査することになった。菅首相は6日の衆院予算委員会で、国内の原発について、地震や津波による過酷な事故にどこまで耐えられるかを調べる「ストレステスト」を行う考えを示した。定期検査で停止した原発の運転再開に関する、新たな基準やルールを作成するとも述べた。原子力安全・保安院による従来の検査だけでは、運転再開に地元の自治体や住民の理解を得られにくいと判断したという。だが、首相の原発政策を巡る言動は、あまりに場当たり的で、原発の停止による深刻な電力不足に対する配慮も足りない。政府は、テストの具体的な手法やスケジュールを早急に詰めて実施に移し、原発の安全再確認を図るべきだ。
このテストは、従来の安全基準を超える地震など、厳しい条件にさらされた場合の影響を模擬計算する。電源やポンプ、配管など設備の弱点を洗い出し、安全性の強化に役立てるとしている。福島第一原発の事故を受け、欧州では6月からストレステストを開始している。IAEAも、加盟各国に導入を求める方針だ。テストは、原発の信頼性の補強材料となろう。懸念されるのは、九州電力玄海原発の運転再開が大幅に遅れかねないことだ。海江田経済産業相は6月中旬、国内の原発の安全対策が適切だとする「安全宣言」を出した。玄海原発の現地も訪れ、安全性に「国が責任を持つ」と確約した。佐賀県の古川康知事も再開に一定の理解を示していた。安全性に合格点をつけた政府が突然、“追試”を課すと言い出したことに、知事と地元町長が強い不信感を表明したのは当然だ。地元との信頼関係は、大きく傷ついた。他の原発に広がりかけていた再稼働の機運に水を差し、電力不足が全国的に長期化することも懸念される。
 この日の国会審議では、菅首相と原子力安全委員会の班目春樹委員長がともに、経産相の「安全宣言」の内容を事前に知らなかった事実も判明した。政府内の意思疎通は極めてずさんである。原子力政策の司令塔が一体どこにあるのかも不明確だ。政府はしっかり連携し、原発の安全確保を急がなければならない。(876字)。

┏━━ 社説要約(日本経済新聞)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
7日;(1)混乱に輪かける唐突な原発テスト表明
『福島第1原発の事故を受け、ほかの原発で安全性を念入りに確かめること自体は妥当だ。しかし、定期検査で止まった原発の再稼働をめぐり地元が厳しい判断を迫られているなか、唐突な追加検査の実施表明は混乱に拍車を掛けている。経産相はこれまで地元自治体に再稼働の要請を続けてきた。一方で、原発事故の発生から4カ月近くたっていきなりテスト実施を持ち出した。本来なら事故直後に始めるべきテストを、なぜ、この時期に実施すると発表したのか、理解に苦しむ。定期検査で停止中の九州電力玄海原発2、3号機では地元が再開を容認する姿勢だった。だが佐賀県知事は「テストを待って判断するのが妥当」と、結論を先送りした。地元の自治体や住民は困惑し、かえって不信感を募らせている。このままでは54ある原発すべてが1年以内に止まり、電力不足が深刻化して経済全体に影響が及ぶ。経産相は危機回避へ全力を尽くすというが、それを乗り越えるための具体的な手立てを示さなければならない。
 菅直人首相はテスト実施の理由を自ら丁寧に説明すべきだ。首相は中部電力浜岡原発について政治判断で停止を指示し、これが発端になってほかの原発の運転再開が遅れている面がある。首相は佐賀県知事との面会も先送りしているが、これではあまりに無責任ではないか。福島第1原発の事故を受け、EUは域内の原発で素早くストレステストに着手した。日本でも実施する以上、細目を早く示し、国民が信頼できる検査体制を整えることが欠かせない。国の原子力安全委員会が関与し、「ダブルチェック体制」を機能させる必要がある。原発の新設や運転再開では、まず原子力安全・保安院が安全性を審査し、それを安全委が重ねて点検する仕組みを取っている。班目春樹委員長はストレステストで大きな弱点が見つかれば「対策を実施するまで運転をすべきではない」と述べた。安全委は原発事故へ対応が後手に回ったことで批判を浴び、政府は原子力安全を担う組織を再編する方針だ。しかし今の事態は急を要する。ここはひとまず安全委が「原子力安全の番人」たる役目を果たさなければ、その存在意義はない。(876字)。

┏━━身 辺 雑 記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 7日は七夕である。近畿大学付属病院の正面玄関には、大きな笹が立てられた。短冊は健康であれと祈願した。泉が丘の商業施設「パンジョ」の広場では、岡山県の美星町の星尾神社へ奉納する短冊を吊った。家内安全をお願いした。百貨店の和菓子売る場では、鎌倉の鶴ヶ丘八幡宮へ短冊を奉納するそうだ。七夕竹が、有り難く見えて来る。東京に住む2人の子供の一家の安全と健康を祈願した。
 七夕は罪のない行事である。短冊へ願いを書いて吊るせば、願いが叶えられるとは思わない。しかし、願いを短冊に書けば、なんとなく落ち着く。願い事を書いた内容も忘れる。短冊を吊るしたことも。今年は、願い事を沢山短冊に書いた。今年のお願いは多岐に渡る。(300字)。

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-07-23  
最終発行日:  
発行周期:週一回以上  
Score!: 非表示   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。