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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット  『おいおい』 第1008号 (2011.04.28)

2011/04/28

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シニアネット『おいおい』    第1008号  (2011年04月28日)
 
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━━━━━CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
巻頭俳句  水原秋桜子は東京都生まれ。窪田空穂に短歌を師事。抒情美を俳句に持ち込む。
『おでかけ老人』 東日本大震災へ職員派遣して、地方は警備が手薄になってないか。  
社説要約 (1)両陛下の「新しい巡幸」 (2)大型連休の過ごし方
身辺雑記  NHK放送の「もしドラ」期待外れ。マネジメントの基本を外してしまった。
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━━ 巻頭俳句 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
来し方や馬酔木咲く野の日のひかり     水原秋桜子(1892−1981)

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 東日本大震災以来、俳人の長谷川櫂が短歌を作り歌集を発行した。和歌は表現の自由度が高い。俳句は省略して、見えない部分を読者に想像させる。作者も短歌を志したが、高浜虚子の指導を受けてから、東大俳句会の同人になった。小紙の前号も木下夕爾を取り上げた。和歌と俳句を並行させた。作者は風景描写に印象派の風の美を持ち込んだ。
 昭和2年(1927)に和辻哲郎の『古寺巡礼』を読んで、奈良の東大寺の三月堂を訪れた。白い鈴蘭に似た馬酔木が、やさしい春の日に包まれている。「来し方」(これまでの人生)を振り返kつてみる。飛鳥、天平時代からの長い時間を刻んだ奈良での感想である。
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┏━━『おでかけ老人』━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 堺市内の浅香山浄水場のつつじの通り抜けが、中止になった。東日本大震災へ堺市職員が派遣されて、手薄になっているためらしい。上水道という市民のライフラインを守るためにも、我慢しなければならないことだ。
 「自粛」と「リスクマネジメント」は別の次元である。人が集まる所は、万全の措置をしなければない。警備が手薄になる時は、リスクは避けるのが賢明である。警官や消防士の数が手薄になっているのであろう。そこは皆様我慢出来る。これぞ、ボランテイア。

┏━━ 社説要約(1) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東日本大震災の被災者へのお見舞いを続ける天皇、皇后両陛下が27日、宮城県を訪問された。震災後、東北地方に入られるのは初めてで、近日中に岩手、福島両県の訪問も予定されている。被災地の人々、とりわけ避難所生活を送る人たちに、お二人のお言葉は大きな励ましとなろう。戦後最大の自然災害に直面する国にあって、憲法が定める象徴天皇はいかにあるべきなのか。万全ではない健康状態のなか、天皇皇后両陛下が骨身を惜しまず被災者や救援、復興にあたる人に心を寄せる姿にその答えを見いだし、励まされた人も多いだろう。お二人への敬意を新たにしたい。
 
┏━━ 社説(読売新聞)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
28日;(1)両陛下東北へ 被災者を励ます温かいお言葉
『両陛下は、津波で甚大な被害を受けた南三陸町と仙台市内の避難所を訪ねられた。体育館の床に両ひざをつき、一人一人に「お体は大丈夫ですか」「お大事にね」などと声をかけられた。 3月11日の震災発生以来、両陛下は被災地のニュースを見続け、「人々の心の支えになりたい。困難を分かち合いたい」という思いを強くされてきたという。 5日後の16日には前例のないビデオメッセージを発表された。「被災者の状況が少しでも好転し、人々の復興への希望につながっていくことを心から願わずにはいられません」「苦難の日々を、私たち皆が、様々な形で少しでも多く分かち合っていくことが大切であろうと思います」。陛下の思いが滲むお言葉と、穏やかな語り口に、どれほど国民は勇気づけられたことだろう。
 計画停電が実施された際、皇居は対象外だったが、夜の停電時間に合わせ、ろうそくなどの灯を頼りにおにぎりなどの簡単な食事をとられるようになったという。栃木県の御料牧場の鶏卵などを、職員を通じて避難者用に提供したり、那須御用邸の職員用宿舎の温泉を開放するなど、優しい気遣いも見せられた。「人々の幸せも、不幸も、我がこととして受け止め、考え、実践されている」。羽毛田信吾宮内庁長官の短い言葉の中に、両陛下の胸中を察することができる。
両陛下は1991年、雲仙・普賢岳噴火の被災地を見舞われて以降、95年の阪神大震災、2004年の中越地震など大災害のたびに現地へ足を運び、被災者の話を聞き、励ましてこられた。陛下は77歳、皇后さまは76歳。自衛隊機とヘリを乗り継ぐ被災地訪問はご負担だろう。お二人のお体にも十分な配慮が必要だ。(684字)。

┏━━ 社説(日本経済新聞)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
28日;(1)「新しい巡幸」が果たす役割
『天皇陛下は震災5日後の3月16日、ビデオ映像で国民に語りかけられた。これまでまったく例のないことであり、陛下がいかに心を痛めていたかの表れである。昭和天皇は敗戦翌年の2月から何年もかけて全国を回り、人々と直接言葉を交わした。戦後巡幸である。天皇と国民との距離を近づけ、人々を勇気づける役割を果たしたこの巡幸も踏まえ、陛下は震災下の天皇の役割を考えられたのだろう。陛下はビデオの中で「何にもまして、人々の雄々しさに深く胸を打たれています」と述べられた。昭和天皇が敗戦の年に詠んだ「ふりつもるみ雪にたへていろかへぬ松ぞををしき人もかくあれ」という歌を思われてのことに違いない。
 陛下は現憲法下で即位した初めての天皇である。これまで「昭和天皇をはじめ過去の天皇が歩んできた道に思いを致し、象徴としての望ましいありかたを求めてきた」と繰り返し語られている。震災の被災者を励まし、自治体や自衛隊、警察などの関係者をねぎらう「新しい巡幸」には、「常に国民を思い、国民のために尽くす」という象徴天皇としての強い意志が感じられる。
 避難所や被災地で、両陛下は膝をついて人々に話しかけられている。1995年の阪神大震災などの際も、同じように被災者の目線に立たれた。昭和まで、天皇のこうした姿は考えられなかった。両陛下が定着させた平成の天皇像である。(558字)。

┏━━ 社説要約(2))━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 明日からゴールデンウイークが始まる。ただ、今年は東日本大震災の影響で、人の動きも例年とは少し違ったものとなりそうだ。多くの被災地では、復旧作業や相談業務などが連休中も続けられる。教室が避難所として使われているために、まだ授業を再開できない学校もある。
本州の北端からも桜の便りが届いた。いよいよ大型連休が始まる。観光地にとっては書き入れ時だが、今年は大震災の影響で、旅行者の大幅な減少が心配されている。JTBの見通しによると、ゴールデンウイーク中の旅行者数は前年比28%減にもなるという。

┏━━ 社説(読売新聞)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
28日;(1)黄金週間 震災乗り切る英気養う連休に
『民間旅行会社が発表した大型連休中の旅行動向見通しによると、1泊以上の旅行に出かける人は1609万人で、前年同期比27・6%減となる見込みだ。しかし、自粛が行き過ぎて消費がしぼめば、日本経済の活力そのものが失われる。被災地の力にもなり、日本の元気を取り戻すような過ごし方を考えてはどうか。一時は自粛ムードが全国的に広がったが、大型連休中は福岡市の「博多どんたく港まつり」や青森県の「弘前さくらまつり」など多くのイベントが開催される。
 東日本の被災県では、被害が軽微だった観光地がお客を戻すきっかけにしたいと意気込んでいる。売り上げの一部を義援金に充てる観光地もある。旅行やチャリティー行事を通じて被災地を支援するのもいい。近場の温泉で震災以来の疲れを癒やすのも一つの過ごし方だろう。ボランティアを募集する被災地もあるが、事前に受け入れ態勢を確かめることが肝要だ。マイカーでの被災地訪問も、交通渋滞を招くので控えるべきだろう。
 連休のあり方をめぐっては、観光庁が昨年3月、春と秋に大型連休を設定し、それぞれ地域ブロックごとに時期をずらして取得する休日改革案を提案していた。休暇改革国民会議で検討してきたが、震災で議論は中断している。
 大型連休の地域分散化は、連休中の混雑解消や観光振興を目的としたものだが、全国展開する企業の活動に支障をきたしかねない。有給休暇を取得しやすい職場環境を整備することが先決だろう。一方で観光庁は、地域独自の学校休業日を設け、これに合わせた有給休暇の取得を事業所に依頼する「家族の時間づくり」プロジェクトを進めている。三重県亀山市は、5月2日を学校休業日とし7連休とした。プロジェクト参加は2年目で、昨年も「家族で話す機会が増えた」などと保護者らから評価された。こうした取り組みを広げていくことも検討に値しよう。(765字)。

┏━━ 社説(朝日新聞)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
28日;(1)大型連休―そうだ 東北、行こう。
『東北新幹線が29日、東京と新青森を結ぶ全線で運転を再開する予定だ。東北自動車道、仙台空港に続く大動脈の復活を、活発な人の行き来につなげたい。JR東日本には、停電による不安定な運行状況をぜひ解消してほしい。東北は、これからが美しい季節。桜の名所の多くはゴールデンウイークに見頃を迎える。例年なら観光客でにぎわうが、震災後の自粛ムードが影響し、旅行客は大きく減っている。 このままでは、地域全体の元気が出てこない。人の流れをつくるアイデアが必要だ。 
 被災地を訪ねると、物見遊山のように思われないか。そんな心配をする人もいるだろう。「復興作業を妨げないよう気配りさえしてもらえば、どんどん入ってきて欲しい」。そう話すのは、衆議院議員の小野寺五典さんだ。選挙区に気仙沼市や南三陸町を抱え、津波で自宅が大破した被災者である。 自分の目で惨状を見れば、支援する気持ちも強まる。また、津波が到達しなかった地区では、営業を再開した店も多い。そこで物を買い、食事をしてもらえたら、街の人は元気になる。小野寺さんはそう考える。 もちろん、むやみに写真を撮ったり、渋滞を引き起こしたりするのは論外だ。 苦しんでいるのは、被災地ばかりではない。 津波に襲われた県でも、宿泊施設によっては避難所として活用されていたり、復旧作業のための要員が泊まったりする需要がある。しかし、青森、秋田、山形の3県は、こうした需要も少ないうえ、原発事故の風評被害にも苦しんでいる。 
 日本に来ること自体が危ないというような国際的風評を吹き飛ばすためにも、まず日本人が率先して東北に出向く姿を見せたほうがいい。 被災地でがれきを片づけなくてもいい。肩ひじ張らず、ごく普通に東北を旅し、喫茶店でコーヒーを飲んで、地元の人と話をする。それも立派な支援活動になるだろう。(750字)。 

┏━━ 社説(毎日新聞)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
28日;(1)震災と観光 旅をして経済も元気に
『震災後の自粛の広がりや、景気の先行き不安から消費を手控える傾向が強まった影響で、急激に冷え込んでしまった。震災前の水準に戻る展望はひらけていない。長期化すれば雇用への波及も心配される。国を挙げて観光を盛り上げたい。旅行も復興支援の一つの形と言えるはずだ。まず政府や自治体には、特に海外からの旅行者誘致に全力を挙げてほしい。日本政府観光局によれば、3月の訪日者数は前年同月比マイナス50%だった。各国政府が渡航制限に動いたことに加え、放射線被害への誤解なども響いている。溝畑宏観光庁長官が中国や韓国を訪れ、原発事故に関する説明や訪日観光推進のアピールをしたが、今後もこうした努力を継続、強化することが大事だ。
 長官に限らず、与党、野党を問わず、みんなが特命観光大使になったつもりで日本の宣伝に尽力する必要がある。海外で影響力のある有名人も積極的に起用すればいい。観光業界や各観光地にも、これまで以上に工夫や努力が求められよう。被災地から離れた観光地が旅行者誘致に励めば「火事場泥棒」と非難されはしないかといった懸念もあるようだが、非難は見当違いだ。まずは日本の観光地に客足が戻ることが最優先だ。すでに実施しているところもあるようだが、海外のメディアや旅行代理店などの関係者を招き、日本の美しさや食の豊かさ、おもてなしの心に直接触れてもらう企画も一案だろう。それでも、外国人旅行者数が完全に戻るには時間がかかる。ここは日本の私たちが、今まで以上に旅に出ることで回復を後押ししたいものだ。そして旅に出たら、インターネットなどを駆使し、役立つ情報や新しく発見した魅力などを国内外に積極発信してみよう。
 まだ連休中の予約が間に合う観光施設もあるようだ。震災後、普段の楽しみから遠ざかりがちだった子どもたちを元気にする意味でも、可能な人は出かけよう。もちろん、被災地の迷惑にならないよう気を付けることは忘れずに。(797字)。

┏━━身 辺 雑 記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 NHKで、「もしドラ」のアニュメが放送開始。25日から3回放送を見た。がっかり。シナリオがさっぱり。アニュメの制作者の意図が見えない。基本のマネジメントの概念が描写不足である。原作者が、描こうとしたイメージをすっかり壊してしまった。原作のストーリーを追うだけでは、ドラマにならない。焦点を絞って、話の筋道をはっきりしなければ。
 放送時間の週日の10時55分を考慮にすると、サラリーマン相手の様だ。高校野球部の女子マネジャーが主人公であるが、高校野球という「場」を借りてマネジメントを描いた原作者の意図が見えない。サラリーマンが、期待して観るには不向きな様だ。高校生とか主婦を相手にするには時間帯に無理がある。(300字)。

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