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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第1002号 (2011.03.27)

2011/03/27

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シニアネット『おいおい』    第1002号  (2011年03月27日)
 
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━━━━━CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
巻 頭 俳 句 藤田湘子。小田原市生まれ。叙情性に加え挨拶性と即興性と諧謔性を備えた。
社 説 要 約 大震災関連社説
身 辺 雑 記 QOLの高い生活を目指して頑張ります。
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━━ 巻頭俳句 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
どこからか婆来て座る春の石      藤田湘子(1926−2005)

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 「春の石」が主役。婆を迎えてくれる「春の石」。「どこからか」来る婆は、特定できない。1千年も前の婆かも知れない。私自身かも知れない。近所の知り合いの婆かもしれない。どこからか来て座っていく。婆は適当な座る場所があれば良いのだ。「春の石」は婆を歓迎している。
 芝居を見ている様な風景。のどかで、のびやかな、風景である。

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┏━━ 社 説 要 約 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  東北関東大震災に関する社説が中心である。

┏━━ 社説(朝日新聞)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
27日(1);電力不足―計画節電へ政府は動け
『 政府がちゃんと音頭をとって「計画節電」に踏み切れば、関東圏の停電を回避できるというのに、それをしていない。無責任ではないか。 一時、3100万キロワットまで低下した東京電力の供給力は、東京湾内の火力発電所の復旧などで、やや回復してきた。それでも茨城県や福島県の火力発電所は損傷が激しく、いまだに復旧の見通しが立ちにくい。東電は、休止していた発電設備をもう一度動かすなどして供給力の上積みに努めるという。自家発電している企業からの電力買い取り量を増やすことなども含め、手を尽くさねばならない。だが、そうしても電力不足が長引くことは避けられまい。 
 震災に停電が追い打ちをかけている現状を、これ以上放置してはならない。政府は主導力を発揮し、徹底した節電対策へと踏み切る時だ。 ところが、電力不足対策をめぐる政府の動きは鈍い。節電の「お願い」を訴えるだけにとどまっていて、基本は民間まかせにひとしい。東京23区では、節電の動きが広がって、停電の回避にかなり貢献している。それでも、エスカレーターの稼働やオフィス街の照明・空調の状況をみると、節電の努力や取り組みには、ばらつきが目立つ。 
 電気事業法第27条は政府が強制的に電力使用を制限できることを定めている。石油ショック時には、その発動によって節電が大きな成果を上げたという実績がある。電力不足に伴う痛みの分かち合いは、停電より節電という手法を用いるほうが犠牲が少ない。そのことは、過去の経験からも明らかだ。 産業界や大口需要先に対しては、早期に協議の場を設け、総量規制の水準を定める。電力消費を一定の時間帯に集中させないための工夫も求める。操業時間や就業時間を短縮したり職場ごとにずらしたりする、あるいは休日を増やすといった案もあろう。 一般家庭向けには、節電のための情報を十分提供したい。ガス利用を増やし、エアコン使用を1台に限る、などの指針も役立つ。ピーク時の電力料金を高く設定して、使用の分散をはかる案も検討に値しよう。計画的な節電により、生活と経済活動をきちんと回していく。それが被災地の早い復興にもつながる。 (875字)。

┏━━ 社説(読売新聞)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
27日(1);原発一進一退 被害を最小限に食い止めよ
『東京電力福島第一原子力発電所の鎮圧作業が一進一退を続けている。原子炉の核反応は地震で自動停止したが、津波で冷却機能が損なわれた。1、2、3号機は心臓部「圧力容器」内の核燃料が過熱し、一部は溶融したとみられている。事態の悪化を防ぐため、臨時のポンプを使い、圧力容器に注水する応急措置が続けられている。電源供給、冷却機能の回復作業も進む。1〜3号機は中央制御室に電源が戻った。注水用の水も、機器類を傷める海水から、真水に切り替わった。圧力容器の温度などは安定しており、最も危機的な状況は脱しつつある。これをいかに常態化させるか。いまが正念場だ。
  状況は依然、楽観できない。経済産業省原子力安全・保安院は、原子炉内から配管経由で高濃度の放射能を含む水が漏れ、施設内各所に汚染を広げている、と懸念している。これが作業を遅らせている。水の除去を急ぎたい。事態が急変して圧力容器が損傷し、炉心が溶け落ちる可能性も指摘されている。ただ、その場合も圧力容器を包む格納容器と防護壁が受け止め、外部への爆発的拡散は起きない設計になっている。チェルノブイリ原発事故の再来を心配する声まで一部にある。放射能が首都圏まで飛来したことなどが原因だろうが、この時は炉心の核反応が爆発的に起き、火災を伴った。今回は原子炉の構造、事故の状況が全く違うため、専門家の多くは否定的だ。政府は、刻々変わる被害状況や汚染のデータを迅速かつ正確に情報公開するとともに、想定外の事態まで見通した対処方針を国民に説明しておかねばならない。それが不安軽減につながるだろう。
 それにしても、政府の周辺住民の避難対策には疑問が多い。これまで政府は、原発周辺20〜30キロの住民に屋内退避を指示していた。ところが25日、突如「自主避難」に切り替えた。どこへ、どう避難すればいいのか。住民は一任されても対応のしようがあるまい。政府の責任で避難指示を出すべきだ。(799字)

┏━━ 社説(日本経済新聞)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
27日(1);電力需要を分散する夏場対策を早く
『電力不足が深刻な東京電力は夏までに、供給力を5000万キロワットに高めようとしている。だが例年のピーク需要には1000万キロワットも足りない。生産活動を停滞させないためには地域別の輪番による計画停電を最小限に抑えたい。電力消費が特定の時期や時間帯に集中しないよう、政府や企業は対策を急ぐ必要がある。
 現在の東電の電力供給力は約3800万キロワット。4月末には約4200万キロワットに高まり、計画停電は不要になる見込み。しかし電力需要は夏場に増大し、ピーク時は例年、6月が約5000万キロワット、7〜9月は約6000万キロワットになる。
 東電管内の電力需要は半分が工場、ビルや商業施設向け。真夏はこれらの冷房用需要が跳ね上がる。企業にピーク需要を抑える工夫が要る。ひとつはお盆の時期に集中する企業の夏休みを分散させることだ。電力需要は7月下旬〜8月初めや8月下旬〜9月初めに最大になる。この時期に休業する企業が増えれば、電力需要を抑える効果が大きい。地域のなかで百貨店などが輪番で休業する手もある。夏休みの分散も「輪番休日」も企業間の調整が必要になる。日本経団連や業界団体が仲介してはどうか。工場を土日にも操業して平日の電力需要を抑えるなど、各企業も工夫してほしい。家庭では白熱電球をLED電球に代えるなどの対応が有効だ。LED照明を割安な価格で買える制度ができないか。電力需要のピークと重なる夏の高校野球の時期をずらし、テレビの電力消費を減らすことを考えてもいい。
 東電は電力供給力を少しでも増やすよう努力を続けてもらいたい。需要抑制策として東電は、需要が高まる時間帯の電気料金引き上げを検討するというが、それは他の手を尽くした後の手段だ。供給増が先決だ。
 例えば中部以西の電力会社から融通を受ける電力を現在の100万キロワットから大幅に増やすよう、真剣に検討すべきだ。3カ所ある周波数の変換設備の能力向上を急いでほしい。企業が自家発電する電力の購入拡大も求められる。電力不足は夏以降も予想される。打てる手はすべて打つことが、原発事故で電力供給不足を招いた東電の責務である。(863字)。

┏━━ 社説(毎日新聞)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
27日(1);原子力安全委 情報伝達もっと積極的に
『内閣府の原子力安全委員会はどうして顔を見せないのだろう。福島第1原発が深刻な状況に陥って以来、くすぶっていた疑問である。ようやく会見で説明を始めたが、それまでは官邸に助言する「黒衣役」に徹していたという。彼らには、経済産業省の原子力安全・保安院とは独立の立場から、安全を確保する役目がある。今回のような危機的状況では、国への助言が急務なのは確かだ。しかし、緊急時だからこそ、専門性をもって国民に説明することも重要な使命である。今後は、透明性のある情報提供にも積極的な役割を果たしてもらいたい。その際に大切なのは、人々がどんな情報を求めているか、しっかり受け止めた上で発信することだ。
 情報の透明性と説明の重要性は、被害予測にもあてはまる。たとえば、原子炉格納容器の圧力が高まると、容器の破損を防ぐためガス抜きが実施されることがある。放射性物質を含むガスが外に漏れるため、環境中の放射線量が高まる。事故発生初期に実施された時には、住民への具体的な注意情報はなかった。原子力安全委は、原発から出た放射性物質の広がりを予測するシミュレーションの結果を活用できる。情報不足で誤差は大きいが、それも説明した上で、「注意情報」ぐらいは示せるのではないか。政府から、まったく示されていないリスク評価もある。最悪のシナリオと、それに伴う住民への影響だ。これが示されないから、自治体も個人も、中長期的にどう備えればいいのか行動指針が立てられない。
 実は、福島第1原発からの放射性物質の拡散予測や最悪のシナリオはフランスなど海外の専門機関が示している。精度を気にしつつ、情報を逆輸入しなくてはならないとすれば残念だ。内閣府の食品安全委員会にも、情報を丁寧に伝えることを求めておきたい。食品安全委は放射性物質に汚染された食品や飲料水について、規制基準を検討している。その結論を示す際には、合理的な根拠をしっかり示してほしい。一般の人が情報と判断材料を持つことが、先行きの見えない原発危機を乗りきるのに役立つはずだ。(844字)。

┏━━ 社説(産経新聞) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
27日(1);被災地で卒業式 復興の春へ希望の一歩を
『校舎が損壊したため中学校を借りて行われた宮城県気仙沼市の小学校の卒業式で、卒業証書が手渡された。それは、津波による水と泥の汚れを先生が一枚一枚丁寧に拭き取ったものである。「地震や津波の痛みを知っている証書だ」と校長先生が話し、卒業生は「普通の証書よりうれしかった」と感激した。テレビに流れた映像を見て胸をうたれた人も多かったのではないか。
 「地域の人が手作りの式場を準備し、祝ってくれて本当にうれしい」と目を潤ませた子もいる。今後も厳しい試練が待っているだろうが、それぞれの新しい一歩を心に刻み、逆境に負けず力強く成長してくれるよう祈りたい。若いころは、人間関係や生活の場など新しく得るものこそ多いのに比べ、失うものはほとんどないのが通例だ。しかし東日本大震災では、あまりに早くに多くのものを失ってしまった子供が大勢いる。肉親や友達、自宅や学校、故郷の風光…。まことに悲痛の念に堪えない。しかし、子供たちには喪失の哀しみのなかから、何とか立ち上がってほしい。「助け合って生きたい」「故郷を復興したい」。卒業生が語る抱負は、他人や郷土に対する思いやりにあふれていた。避難所で厳しい生活を強いられている被災者だけでなく、国民のすべてが彼らから、優しさと勇気と希望の“おすそわけ”にあずかったような気さえする。
 歌人、与謝野晶子は関東大震災のとき「誰みても親はらからのここちすれ 地震をさまりて朝に到れば」と詠んだ。今回の震災によって、私たちは自然の脅威をあらためて思い知らされた。しかし同時に、みんなで支え合うことが苦境をはね返す大きな力になることも学んだ。 故郷の担い手となる若者らは復興の春に向け、「希望の光」として大いに輝いてほしい。(714字)。

┏━━身 辺 雑 記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 私の人生設計は、不思議と5年をサイクルで回る。会社を退職したのが2000年。2005まで、近所の大学の非常勤講師と出身大学の就職応援団の世話をした。2006年から大阪府主催の「SA養成講座」を1年間受講して、堺SA連絡協議会で4年間お世話になった。本年3月31日で、ボランテイア活動を引退する。SAとは、シルバーアドバイザーの略称。
 さて、次の5年間は、人生最周コーナー。人生の決算をして勘定をあわせたい。身辺整理から始め、人間関係の整理をして置きたい。万年幹事は返上して、皆様に託する。50年住み慣れた堺市にもこだわらず、QOLの高い生活をめざしたい。東京駅の近くに住み人生を謳歌している友人を見習い、一歩でも近づきたい。(300字)。

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創刊日:2001-07-23  
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