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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第992号 (2011.01.30)

2011/01/30

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シニアネット『おいおい』    第992号  (2011年01月30日)
 
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━━━━━CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
巻 頭 俳 句 飯田蛇笏。山梨県笛吹市生まれ。逆縁の悲しみの中で俳句文学の精神を貫いた。
ご  紹  介 友人がBLOGで、NHK全国俳句大会のこと記事にして呉れました。   
社 説 要 約  日本は石油の95%をアラブ諸国に依存している。静観しているだけでよいだろうか。
身 辺 雑 記 永年の景観保存のための努力が水泡に。高齢化の問題で環境問題はすむか。
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━━ 巻頭俳句 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

極寒の塵もとどめず岩ぶすま      飯田蛇笏(1885−1962)

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 富士川の急流を舟で行く。聳え立つ岩を見る。「塵もとどめず」の空気。凛としてゆるぎない「極寒の」「岩ぶすま」のさくねん景観である。富士川は、駒ケ岳北西の鋸岳に源流を発する。端然とした格調の高い句である。何者も近かずけない厳しさがある。
 「簡勁蒼古(かんけいそうこ)重厚ともう言うべき句風が、かくして彼により打ちたてられた。(中略)甲斐の山中にあって孜々として磨かれた彼の句風は、現代では孤高である。(中略)芭蕉の自由無礙(むげ)な諷詠に比して、彼にあっては、姿を高く正しく保とうと欲求の熾烈さが、いさか自由さをそこなっていると思われる。」(山本健吉『定本現代俳句』より)。
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┏━━ ご 紹 介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 私事ですが、1月23日(日)のNHK全国俳句大会に参列しました。3千人の観衆衆の一人です。私としては、幸せに恵まれ、楽しい1日でした。友人の紹介が客観的に記事にして呉れました。
 映画をはじめとして、映像に詳しいBLOGです。「自由人」らしく、鋭い切り口が凄い。満州生まれの鹿児島県育ち。大学が同じでした。勤務地は、鹿児島を皮切りに、北海道、大阪、東京勤務。幅広いネットワークの持ち主です。ぜひ、お立ち寄りください。
 加世田プロジェエクト http://keida.cocolog-nifty.com/kaseda/2011/01/1948-55b0.html

┏━━ 社 説 要 約 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 日本は石油の95%をアラブ諸国に依存している。アラブの騒乱は、民主化以外に選択肢がないだけに、難しい局面を迎える。

┏━━ 社説(読売新聞)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 30日(1);エジプト騒乱 改革の遂行以外に安定はない
『首都カイロや北部のアレクサンドリアなどで始まったデモは各地に広がり、治安部隊との衝突で多数の死傷者が出た。警察署や政権与党の本部が放火され、夜間外出禁止令も無視された。「権力者に従順だ」といわれていた国民を、ここまで激しい行動に駆り立てたのは、強権政治への強い怒りだろう。ムバラク大統領は全閣僚の更迭を発表し、新内閣を発足させて事態収拾を図る方針を表明した。民主化や経済改革の推進を約束する一方、自身の退陣は否定した。高い失業率、物価高騰、貧富の格差、権力層の腐敗など社会への強い不満が根底にはある。
 言論の自由が制限される中、大統領の次男を後継者に据えるという「世襲」に向けた動きも出ていた。形だけの民主主義への反発が一気に噴出した形だ。
 23年続いた独裁体制が反政府デモを契機に倒れたチュニジアと同じ病根が見て取れる。人口で約8倍、8000万人超のエジプトで政変が起きれば、独裁が続く他のアラブ諸国に大きな影響を及ぼそう。中東情勢が一気に不安定化する恐れもある。ムバラク大統領は、改革の具体案を提示して実行に移すべきだ。次期大統領選への不出馬宣言を行わなければ、事態収拾は難しいとの見方もある。エジプトはアラブの盟主を自任し、米国の中東戦略で重要な位置を占めている。アラブ諸国で初めてイスラエルと和平条約を結んだエジプトは、イスラエルとパレスチナの和平交渉でも仲介役を果たしてきた。エジプトには現政権に代わる受け皿がないという問題もある。エルバラダイ国際原子力機関前事務局長が帰国したが、反政権グループをまとめられる保証はない。政変を機にイスラム原理主義が台頭することも懸念されている。日本は石油の約9割を中東に依存している。中東の安定化のためにも、日本を含め国際社会は、アラブ諸国に民主的な改革を一層促していく必要があるだろう。(765字)。

┏━━ 社説(日本経済新聞)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
30日(1);エジプトでも独裁はもう続かない
『夜間外出禁止令が出ても、ムバラク大統領の退陣を求める群衆は銃を構える警察や治安部隊を恐れず、街頭から去ろうとしなかった。国民の積年の不満が怒りに変わって噴き出し、弾圧への恐怖をしのいだ。「警察国家」とも呼ばれる独裁体制は、もはや維持できなくなりつつある。1981年に当時のサダト大統領の暗殺を受け、副大統領から昇格したムバラク大統領は、30年間も非常事態宣言を続けてきた。警察による強引な野党勢力弾圧や、言論統制をテコにした選挙の操作などが、エジプトでは当たり前になっていた。だが、今年秋の大統領選挙で与党幹部を務める大統領の次男が権力を引き継ぐシナリオも、82歳の大統領が再び出馬することも、もう国民は受け入れないだろう。大統領はテレビ演説で引き続き政権を担う考えを示し、治安維持にあらゆる手段を取ると強調した。そして、内閣の顔ぶれを全面的に入れ替えて、当面の混乱を乗り切ろうとしている。しかし、大統領自身の進退が焦点になる局面を迎えているのだから、事態の収拾は難しい。
 アラブの政治の中心になり、イスラエルとも平和条約を結んでいる地域大国エジプトの混乱は、世界に大きな影響を及ぼす。市場ではエジプトの通貨や株価のほか、イスラエル通貨も急落し、原油相場が上昇している。中東和平をめぐる政治環境が一段と悪化する恐れ、湾岸や北アフリカのアラブ産油国に及ぼす影響への懸念などが、相場に反映していると考えられる。これ以上、流血が広がるのは、誰も望まない。混乱に乗じてイスラム過激派が活動を強めるような事態も避けなければならない。
 米オバマ政権は情勢次第でエジプトに対する経済・軍事援助を見直す考えを示し、ムバラク大統領の熟慮と決断を促した。ムバラク大統領がその職を続ける考えなら、国民の納得を得られるような政治改革の道筋を明確に示す必要がある。(762字)。

┏━━ 社説(毎日新聞)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
30日(1);ホーム転落事故 人の助けがまず必要だ
『つえをついた全盲の男性が16日、東京のJR山手線目白駅のホームから誤って線路に落ち、直後に通過した電車にひかれて死亡した。同行していた奥さんも全盲だったという。痛ましい事故である。夕方だったが、周囲に乗客は少なかったようだ。降りる駅を間違え、普段歩きなれないホームで乗り換えようとした不運が重なった。ホームの安全対策や、古い規格の点字ブロックなど事故原因が指摘される。駅やホームは人が集まる場所である。駅員はもちろん、私たち乗客一人ひとりの目配り、気配りが悲惨な事故を防ぐ大きな力になると改めて思う。
 視覚障害者団体がかつて調べたところ、全盲者の65%がホームからの転落経験があるという。驚くべき数字だ。せめて、危険がないかその行動を見守りたい。
 もちろん、電車と接触しての死傷事故が過去最悪ペースで増えている現状では、ホームドアや可動式ホーム柵などの設置が急がれる。国土交通省によると、ホーム柵などの安全対策が必要とされる1日5千人以上利用がある駅は全国に約2800あるが、昨年3月時点で設置は449駅にとどまる。 車両によって異なるドアの位置を統一させる装置改良など技術面の課題や、駅によってはホーム全体の補強が必要で多額の費用がかかるのが設置の進まない理由である。大畠章宏国交相はこのほど、積極的な設置を鉄道事業者に指示する意向を明らかにした。鉄道事業者としっかり検討してほしい。
 設置の際、国と自治体、事業者が合意の上で3分の1ずつ負担する制度があるが、あまり利用が進まないようだ。自治体側が難色を示すケースもあるというが、柔軟な対応が必要だ。柵に広告を募って費用の一部を賄うなど知恵も絞ってほしい。障害者の利用が多い駅について前倒しで設置を進めることが喫緊の課題である。点字ブロックを早急に最新の規格に変更することも必要だ。(763字)。

┏━━身 辺 雑 記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 昨年秋、私の家の前の90歳代の老夫婦が敷地と家を売って出た。不動産業者がすぐに買った。150坪の敷地に、3棟の家が新年早々に完成した。南側は大きな屋敷がある。北側と東側が道路に面している。売り出しのコピーが、「裏庭あり、日当たり良好」。北からも太陽は照るのでしょうね。なかなか、買い手は付かない。
この家により我が家の土地の評価は落ちた。景観を保つために、永年努力して来たことは水泡と消えた。堺市役所もこうした建築物に許可をする。景観を保つために、役所も努力していた先輩の努力を後輩は知らない。開発当初では、建築許可が下りなかっただろう。
 他の住区では、住民運動まで起こっていると聞く。私たちの周りには、元気の残っている人は居ない。私の家の玄関の真正面にある新築の家の玄関は、景観を重んじてきた住区の常識では考えられない。財産価値を減価されて、それを裁判する元気もなくなっている私が情けない。年でしょうね。(400字)。

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創刊日:2001-07-23  
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