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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第990号 (2011.01.21)

2011/01/21

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シニアネット『おいおい』    第990号  (2011年01月21日)
 
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━━━━━CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
巻 頭 俳 句 中村草田男は中国領事館で生まれ。両親の故郷松山の幼時体験が作風に残る。
社 説 要 約 米中首脳会談。重要事項は決まらず。枠組みだけの共同声明で良いのか。
身 辺 雑 記 20日正月をから、再スタートします。かわらぬ愛読をお願いします。 
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━━ 巻頭俳句 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
冬空をいま青く塗る画家羨し          中村草田男(1901−1983)

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 冬の乾いた青い空。!)く深い冬空。画家には絵具で表現できる「冬空」がある。カンパス一杯に描く冬の空。青に塗る宙がある。画家には絵具による表現の豊かさとか深さがある。画家が羨(とも)し。俳人には、文字としての「冬空」と「青」の文字がある。しかし、表現には限界がある。作者は五感総動員の対象把握をする。一丸の包摂的な感性となって活動sている。
 3が日は楽しく過ごした。4日の早朝、故郷の姉の訃報。飛んで帰り、通夜をした。19歳でお嫁に行くまで、母親代わりをして呉れた姉。11歳の小学生だった弟。5日は精密検査の日で、葬儀には参列出来なかった。10日戎、15日の小正月とすぎ、20日正月になった。空を見上げて見ると。無限に広がる「冬の空」がある。元気を取り戻して、筆をとった。
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┏━━ 社 説 要 約 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「小さな一歩」(朝日)。「重要な懸案問題が残っている」(読売)。「米中主導ではない」(日経)。「核の均衡を保て」(毎日)。「対中への配慮は不要」(産経)と不十分だと未知めている。こんなことではだめだと思うが、仕方がないか。

┏━━ 社説(朝日新聞)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
21日(1);米中首脳会談―次の30年を見据えて歩め
『対立は対立として認めて、関係修復を演出する。双方の思惑どおりの首脳会談だった。今回の訪米を、オバマ氏は「今後30年間の基盤を作りうる」とたたえた。米中両国が国交樹立した1979年にトウ(トウは登におおざと)小平氏が訪米し、以後30年余の関係を築いた。その歴史に習おうというのだ。発表された共同声明は、宇宙開発の協力からスーダン和平まで41項目にわたる。だが、オバマ大統領が09年秋に訪中した際のような米中主導(G2)時代の到来を唱える声は聞こえてこない。この間の米中関係は、きしみばかりが目立った。 
 オバマ政権は発足当初、中国との「戦略的信頼の確立」を掲げ、中国が「責任ある大国」としての役割を果たすことに期待を寄せた。しかし、米国が思い描いた図式に、中国は簡単には乗らない。気候変動問題では「途上国の立場」に回り、米国の意気込みは空振りした。オバマ政権が台湾への武器売却の方針を維持したことには、報復措置をとった。 今回の会談でも、人民元切り上げや人権問題は平行線のままだった。胡主席は「お互いが選んだ発展の道筋と核心的利益を尊重すべきだ」と、原則的な姿勢を変えなかった。それでも、共同声明は北朝鮮のウラン濃縮計画に「懸念」を明記した。人権対話も再開される。小さい一歩だが、前進と評価したい。 
 価値観や政治体制が異なる国が協調するのには、おのずから限界がある。急速に台頭する大国と、長年ナンバーワンの大国が、ライバル関係になるのは当然かもしれない。同時に、両国は急速に相互依存を深めつつある。多様な利害が絡まり合う「複雑な関係」(オバマ氏)だから、トップ同士で共通の利益を確認しあう必要がある。 
 オバマ氏は「中国の平和的台頭は米国や世界にとって良いことだ」と述べた。ここでいう「平和的台頭」路線を打ち出したのは胡主席である。だが、空母の建造など軍備増強を進める意図は不透明だ。協調路線を歩む決意を、中国は行動で示すべきだ。超大国が食糧やエネルギーの争奪戦を繰り広げたのでは、地球の資源はもたない。核軍縮から温暖化対策まで、米中両国が協力しなければ対応できない課題は多い。30年先を見据えて、グローバル時代の超大国として信頼を集める関係を築いてほしい。 (922字)。

┏━━ 社説(読売新聞)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 21日(2);米中首脳会談 アジア太平洋の安定に貢献を
『オバマ米大統領と中国の胡錦濤国家主席がホワイトハウスで会談し、米中関係強化を通じて「戦略的な信頼」を深めることで一致した。昨年来、主に安全保障分野で目立った米中関係の冷却化に歯止めをかけようという意欲の表れだろう。共同声明には、米国防長官の先の訪中に続いて、中国軍総参謀長が今年前半に訪米することが盛り込まれた。米国による台湾への武器売却に反発し、中国が停止していた米中軍事交流が全面的に元の軌道に戻ることになる。バイデン副大統領と習近平国家副主席の相互訪問など、米中関係全般の発展につながる道筋も、共同声明に記された。両首脳は、北朝鮮のウラン濃縮計画に懸念を表明し、朝鮮半島の非核化を目指す原則的立場を改めて確認した。気候変動など地球規模の課題の協力でも一致した。今回の首脳会談に合わせて、米中の企業間では、総額450億ドル(約3兆7000億円)の大型商談もまとまった。世界第1位の経済大国・米国と、第2位が確実になった中国との相互依存関係が、一段と深まるのは間違いない。
だが、重要な懸案では、対立も残っている。たとえば、中国の外洋進出をめぐる問題だ。オバマ大統領は会談後の記者会見で、「東アジアに関しては、航行の自由の維持が、米国にとっての重要な利益となる」と述べ、中国の軍事的進出を牽制した。これに対し、胡主席は、「主権尊重」や「領土保全」を強調した。中国側には、方針転換する意図がないということだろう。中国は、経済力に見合う軍事力や政治力を急速に獲得しようとしている。胡主席が「核心的利益」と表現した台湾や、さらに南シナ海などをめぐる情勢次第では、米中間の緊張が高まる可能性は排除できない。このほか、人民元の為替相場について、大統領は「過小評価されている」と切り上げの加速化を求めたが、胡主席は明言を避けた。人権問題でも、中国は米国との対話に同意しただけだ。米中両国は、懸案の解決に粘り強く取り組む必要がある。日本にとっても、米中関係の安定化が望ましい。米中両国が一層の信頼関係を築くことが、アジア太平洋地域だけでなく、世界の平和と安定に寄与しよう。(880字)。

┏━━ 社説(日本経済新聞)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
21日(全);新局面の米中関係が問う日本外交
『中国は、国際社会でどんな役割を担っていくのか。世界が抱く疑問だ。そして明快な答えは得られなかったという印象を受ける。個別の具体的な問題で食い違いの目立つ首脳会談だった。経済では人民元をめぐる溝。安全保障では、挑発的な行動を繰り返す北朝鮮を抑制する具体的な対応を打ち出せなかった。劉暁波氏のノーベル平和賞受賞で改めて注目を集めた人権問題では対立が際立った。
◆互いに無視できぬ国に◆  浮かび上がるのは、自らの利益を優先し、大国にふさわしい役割を果たすことに消極的な中国共産党政権の姿である。それでもオバマ大統領は、会談後の共同記者会見で「我々が協力するのは世界に良いことだ」と語り、共同声明では世界の諸問題に連携して取り組む方針を打ち出した。様々な対立を踏まえながら、世界の中で急速に増す中国の重みを考えた、戦略的な判断だろう。
 温暖化ガスの排出量でも、軍事費でも米中は世界の上位2位を占める。グローバルな課題はなんであれ、米中を抜きにしては語れない時代が到来した。米中間の問題はもとより世界の諸問題の解決にあたっても、両国は互いを無視できない局面を迎えたのだといえよう。オバマ大統領は「中国を封じ込めることはしない」と語った。中国は世界の工場としてグローバルな経済相互依存関係の要となっている。米国債の最大の保有国で、世界最大の外貨準備も有する。封じ込めは米国経済にも世界経済にも深刻な打撃を与えるだろう。米国と中国が互いの利害にかかわる問題や環境など世界の課題について対話を深めた場合に、両国の国益を優先する形で議論が進んでいく可能性も否定できない。こうした事態が日本や他の国々の国益にかなうとは限らない。だからこそ、対中政策をはじめとして日本の外交も問われる。菅直人首相は今回の会談結果に敏感でなければならない。中国が経済、安全保障の両面で責任ある行動をとるよう、日本としても効果的に働きかけていく必要がある。
 米中首脳会談で焦点となった人民元や知的財産権保護など通商課題、環境問題は日本にとっても重要なテーマ。米中対立の主因である中国の急速な軍備増強は、隣国である日本の安保に直結する。では、何をすべきか。まず不可欠なのは、今回の米中首脳会談を踏まえて、米国とこれからの対中政策を緊密に擦り合わせることだ。日米は今春に予定される首相訪米の際に、今後の同盟のあり方をうたった日米共同安保宣言を採択する。これに合わせ、両国の共通戦略目標も新たに策定する方向だ。 
◆両国に仕切らせぬ気概◆
 その準備作業で中心となるべきは、対中戦略の進め方だ。中国の責任大国化を促すために日米がどのように協力するのか具体的な方向を決め、宣言に明記すべきだ。日本が果たすべき役割は多い。中国軍の海洋進出をめぐっては、自衛隊による情報収集や警戒・監視の強化など、米軍に協力できる余地が大きい。温暖化ガス削減では消極的な米中の説得に努める必要がある。もっとも、中国の台頭に日米だけで対応するには限界がある。東南アジア諸国や韓国、インドなど中国の風圧を強く感じている国々にも連携を呼びかけるべきだ。日米とこれらの国々が一緒に中国に関与し、責任ある行動を働きかける足場を築くためだ。
 並行して、日中関係を立て直すことも急務だ。時には痛みに満ちた交流を有する隣人として、新しい時代にふさわしい中国との関係を模索しなければなるまい。尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で傷ついた両国関係が改善しなければ、中国側の前向きな協力を得るのは難しい。日本は依然としてアジアで最も豊かな国の一つ。米中主導で世界の新たな秩序作りが進まないよう、大国として汗をかく気構えが必要だ。(1506字)。

┏━━ 社説(毎日新聞)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
21日(全);米中首脳会談 戦略核の削減へ進め
『大統領は、米中首脳会談の意義について「今後30年の米中関係の土台になる」と述べた。ここに米側の意図が凝縮されている。米国と中国が国交を結んだのはおよそ30年前。その後、中国は改革・開放政策で高度経済成長をとげ、米国に次ぐ経済大国になった。このまま中国が成長を続けると「今後の30年」で米国に並ぶと言われる。2大国の間の利害対立、摩擦が激しくなる時代が来た。今後の衝突を回避するために、米中関係の土台を確認しようとした。胡主席を初めて国賓として招いたのも、共同声明への期待の大きさを裏付けている。土台は作った。しかし今後30年を展望したときに、はたして十分なものだったか、疑問がある。
 共同声明の柱をくくれば、外交では人権対話、軍事では「核兵器なき世界」という核問題、経済では人民元改革の継続だ。これが今後、米中の間で対立するテーマになる。そのなかで、人民元改革は結論が出たとは言えないが、すでにブッシュ前政権時代から続く米中経済対話の枠組みがある。長期的には解決可能な問題だ。人権対話も、ノーベル平和賞を受賞した劉暁波氏の釈放要求を胡主席は拒否した。普遍的人権を受け入れるよう迫るオバマ大統領と、内政不干渉を掲げる胡主席との間で火花が散ったかに見える。だが、米中外相間の戦略対話枠組みがあり、妥協することは不可能ではない。これから最も摩擦が懸念されるのは軍事面だ。中国の台頭は、軍事力の膨張を伴っている。この結果、アジア太平洋地域で、従来の米軍のプレゼンスと中国軍が接触し始めた。その一例が、黄海、東シナ海、南シナ海、インド洋などで活発になった両国艦隊の行動である。問題を複雑にしているのは、中国の主張する「核心的利益」の中心に台湾、チベットという東西冷戦以来の「歴史問題」があることだ。しかも、米国の本土を脅かすまでに進化した中国の戦略核兵器がその近辺に配備されている。
 軍事的に最も危険なのは核の均衡が崩れることである。米露のように米中の戦略核削減交渉が不可避だ。だが、今回は入り口も見えなかった。胡主席は2年後に引退する。次の主席の習近平副主席には軍の支持があるという。中国の核削減に進むのか、今後、注視しなくてはならない。(913字)。

┏━━ 社説(産経新聞) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
21日(1);米中首脳会談 まだ残る対中配慮は残念
『「前向きで協力的で包括的関係の構築」をめざす共同声明を発表した。会談は経済・通商、北朝鮮、イラン、環境など広い分野に及んだが、人権問題や為替政策はすれ違いに終わった。とりわけ東シナ海や南シナ海などで中国海軍が力ずくで海洋権益を拡大し、日本や東南アジアの懸念を深めている問題に共同声明で詳しく触れなかったのは、極めて残念といわざるを得ない。中国にアジア太平洋の平和と安全に責任ある行動を求めるために、日米両国が一層緊密に連携して同盟の強化と充実に努める必要がある。オバマ氏は首脳共同会見で「中国の台頭は歓迎するが、それが紛争の原因とならず、国際ルールや規範を強化し、国際社会の平和と安全を高めるような台頭であるべきだ」と注文した。両者の会談では、チベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世との対話やノーベル平和賞を受賞した劉暁波氏の釈放も求めたという。だが、胡氏は「人権面で中国になすべきことは多い」と認めただけで、「内政不干渉の原則」なしには人権対話に応じない姿勢を崩そうとしなかった。
 共同声明ではさすがに「核心的利益」の言及を見送った。だが、軍事安全保障面で軍事対話の重要性の確認にとどまったのも十分とはいえまい。北朝鮮の挑発行動の抑止、朝鮮半島非核化と南北対話促進の重要性、ウラン濃縮への懸念では一致した半面、韓国哨戒艦撃沈事件や延坪島砲撃には言及しないなど、中国側に配慮しすぎた感も否めない。
 政治・経済を含めた米中の建設的関係が国際社会に重要であることはいうまでもない。だがそれゆえにこそ、オバマ氏は中国に責任ある行動を求めるべきだったのではないか。アジア太平洋や世界で問題ある行動を起こしている中国は、結果としてさらなる覇権を追求しかねない。(726字)

┏━━身 辺 雑 記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 『おいおい』が休刊状態でした。正月3が日は無事に新しい年を祝いました。4日早朝、姉が静脈瘤の破裂で死去しました。19歳で嫁に行くまで、母親代わりに面倒を見てくれていました。4日の夜は通夜、徹夜で別れを惜しました。5日は、精密検査があり、これまた新しい癌らしき影があり心配しました。検査の結果は3ヶ月様子をみようということで、一安心です。
 やっと、筆を執る元気を取り戻しました。両親の死の時は、これほどのショックを受けませんでした。今回は、大きなダメッジを受けて、元に戻れませんでした。20日正月より通常の生活に戻れると思います。20日の間に、世間は大きく動きました。腰を据えて頑張ります。宜しくお願いします。(300字)

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