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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 「おいおい』 第972号 (2010.10.01)

2010/10/01

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2010/10/01━

    シニアネット 『おいおい』           第972号
 
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━━━━━CONTENTS(もくじ)━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
巻 頭 俳 句  今瀬剛一。東京都生まれ。茨城県常北町在住。(1936− )。生きざまが滲む。
社 説 要 約  北方領土問題。中国の恫喝外交にロシアが便乗か。
身 辺 雑 記   思考を助ける用語のおさらい。独断と偏見です。御意見を下さい。
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 十月の雲より薄し朝の月     今瀬剛一 

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 昭和39年(1964)の作。東京オリンピックの開会式が10月10日。日本全土が活気に満ち、将来に夢が持てた。その年の10月。作者は28歳で高校の教師をしていた。心の弾みがある。朝出勤のために鞄を持って家を出た。秋の空には、真綿を千切りにした様な雲が広がっている。
 その雲のさらに奥に有るか無しかの様な月が見える。「雲より薄し」の「朝の月」が見える。「十月」に吹く風はとても爽快である。作者はこの年の11月に結婚をした。
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┏━━ 社 説 要 約 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎北方領土問題◎
尖閣諸島の領有をめぐって中国との緊張が高まる日本外交の足元を、見透かしたようなロシアの動きだ。メドベージェフ大統領が「北方領土を近く必ず訪問する」と表明した。 尖閣と違って北方領土は、1993年の東京宣言をはじめとする公式文書で、両国政府が交渉で解決を目指すと確認している。だからこそロシアの歴代指導者も、訪問を避けてきた。 今回の動きには、「第2次世界大戦の結果、帰属が我々に移った」との主張を強めるロシアが実効支配の現状を強調し、四島を固有の領土とする日本の立場を揺るがす狙いがうかがえる。だが、強引なやりかたは交渉を不毛なものにするだけである。 

1日;朝日社説(2)北方領土―訪問は不毛な対立深める
http://www.asahi.com/paper/editorial20101001.html?ref=any#Edit2
『「日ロ関係に重大な支障が生じる」と前原誠司外相が、ロシア側に懸念を伝えたのは当然だ。引き続き、強く訪問中止を働きかけるべきだ。このところ、ロシア側には領土問題で強硬な動きが目立つ。まず夏には、北方領土の択捉島で兵士1500人が軍事演習をした。さらに日本が連合国への降伏文書に署名した9月2日を「第2次大戦終結記念日」に制定した。続いて今週、中国を訪問していた大統領が胡錦濤国家主席と、領土保全の原則的立場を保持するとの共同声明を出した。尖閣や北方領土で主張の正当性を確認しあって日本に圧力をかけるような内容だ。しかし、こうした動きがロシアの長期的な利益にかなうとは思えない。 
 石油や天然ガスなどの資源に大きく依存するロシアの経済は、2年前の金融危機で大きな打撃を受けた。このためロシア政権は、経済の「現代化」を目指し、技術や投資の受け入れ先としての欧米や日本と良好な関係を築く政策に乗り出していた。 またロシアは、開発の遅れたシベリアや極東地区の底上げのために、アジア・太平洋諸国との協力強化に努めている。今後は東アジアサミットに参加し、2012年に極東のウラジオストクでアジア太平洋経済協力会議の首脳会議を主催するのもそのためだ。それなのに、地域で積極的に協力しあうべき日本と領土問題でもめ続ける損失の大きさを、ロシア側はよく考えるべきだ。民主党政権にも課題がある。鳩山由紀夫前首相は、東アジア共同体構想を唱えたが、その中で日ロ関係をどう位置づけるかを示す間もなく退陣した。菅直人首相も、メドベージェフ大統領との会談は一度きりだ。ロシアを含む日本の東アジア政策の立て直しが必要である。 (692字)。

1日;産経社説(2)露大統領発言 大使召還など対抗措置を
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101001/plc1010010300004-n1.htm
『ロシアは戦後65年以上にわたって、日本固有の領土である北方四島を不法占拠し続けている。しかし、歴代の指導者が実際に北方四島の土を踏んだことはない。露大統領の北方領土訪問が決行されれば、日本の主権に対する完全な侵犯であり、政府は断固として訪問を許してはならない。2012年春に迫ったロシアの大統領選挙があるとみられている。メドベージェフ氏には外敵に屈しない「強い指導者」であることを誇示する必要に迫られている。今夏、9月2日を「対日戦勝記念日」に制定したことや、中国の胡錦濤国家主席との会談で歴史認識や領土問題で中露両国が共闘する姿勢を表明したことも延長線上にある。ロシアは、菅直人政権の弱腰ぶりを敏感に感じ取り、対日強硬路線にかじを切った。歴史を歪曲しても、日本がロシアと断交するほどの対立を望まないと足元を見ている。尖閣諸島問題で、恫喝によって日本から譲歩を引き出した中国の狡猾さに学んだこともある。
 この難局に立ち向かうには、国際的な枠組みを活用するしかない。4日からベルギーでのアジア欧州会議(ASEM)首脳会議に出席する菅首相は、ロシアや中国の領土問題などでの無法ぶりを訴えるべきだ。11月に横浜で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議は、日本が議長国を務めるだけにその利点を十分にいかすチャンスとしたい。今回、前原誠司外相は駐日露大使に対し、「日露関係に重大な支障が生ずることになる」と強く警告した。大統領の北方領土訪問が行われるような事態になれば、日本としては駐露日本大使を召還するなど、毅然とした姿勢で対抗措置を取るべきである。(673字)。

1日;読売社説(2)中露共同声明 「領土」を意識した対日圧力
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100930-OYT1T01206.htm
『先の大戦への歴史認識を戦後65年も経て、共同声明として公表することは極めて異例である。声明ではまた、「中国は、中国東北地方の解放戦役で果たしたソ連軍の役割を、高く評価する」としている。終戦直前にソ連が日ソ中立条約を破って参戦し、満州(現中国東北部)などに侵攻した不法行為を中国はなぜ高く評価するのか。
 声明は、第2次大戦で中ソがともに戦った歴史が、現在の中露の「戦略的協力パートナーシップの基礎を固めた」とも指摘した。1960〜80年代にかけて深刻な中ソ対立が続いた事実には、一切触れていない。ロシアは、先に日本が第2次大戦の降伏文書に調印した9月2日を事実上の「対日戦勝記念日」に定めた。大国の誇りの拠り所である戦勝国意識の反映だろう。同時に、日本の北方領土返還要求を強くけん制したものであることは間違いない。
 メドべージェフ露大統領は今回の訪中後に、極東ロシア・カムチャツカ地方を訪問した。大統領は記者団に対し、北方領土について「わが国の重要な地域だ。近い将来、必ず訪問する」と述べ、旧ソ連時代を通じ、国家元首による初めての北方領土訪問に強い意欲を示した。これも、日本の北方領土返還の動きを封じるとともに、「強い指導者」をアピールする狙いがあると見られている。前原外相は直ちに駐日ロシア大使を呼び、中露共同声明について「ロシアの真意を疑わざるを得ない」と抗議した。さらに、大統領が北方領土を訪問すれば、「日露関係に重大な支障が生じる」と警告した。民主党政権下で日米同盟が揺らぐ一方で、日中関係が悪化していることをにらみ、ロシアが日本側に圧力をかけている。菅政権の外交立て直しが急務だ。(693字)。

┏━━身 辺 雑 記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 哲学の様な事を話したい。幾何学の図式を使えば、説明でき易い事がある。経済は直線。上昇線→横ばい→下降線をたどる。経済はサイクルするように見える。短期は循環するが、長期傾向線は直線である。リニアだ。一方、経営は直線稼動の様だが、サイクルしながら成長していく。重点は循環型のサイクルである。経営は円でサイクルする。マネジメントのP→D→C→Aの循環。マネジメントは直線では動かない。サイクルする。一見似ているようだが、形態は違う。この区別を活用すると現実世界の理解が深まる。経済も経営も、外から見れば同じ様に見えるが、内容は違うようだ。
 実際の現象を分析する時に、役に立つものにシステム思考がある。INPUT→CPU→OUTPUT。情報工学が理解と分析を助けてくれる。また、ハードとソフトがある。外から見ればハードは同じでも、ソフトが違う事が多い。そのソフトに注目しないと、実体を見失う。事象は、メカニックな運動と化学的な運動がある。システム工学の考えと酷似している。
 今回は、何だか小難しい事をだらだらと述べた。思考の基本的な事として理解して頂きたいと思う。私の「独断と偏見」だが、論理展開とか調査研究に役立てば、幸甚です。(500字)。

 

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創刊日:2001-07-23  
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