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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第963号 (2010.08.27)

2010/08/27

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2010/08/27━

    シニアネット 『おいおい』           第963号
 
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━━━━━CONTENTS(もくじ)━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
巻 頭 俳 句  高浜年尾。東京都生まれ。(1900−1979)。1935年より芦屋住まい。
歳  時  記  「夏は終る」。盆踊りや送り火で精霊は送り届けたはずですが。
社 説 要 約  日本の経済は悲鳴をあげている。民主党は代表選挙抗争で良いのか。
身 辺 雑 記   出遅れた「妖怪」。不肖の身とは、「不詳の身」か「負傷の身」か。
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 秋草の乱るる中に荘閉す      高浜年尾

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 山梨県山中湖近くの「老柳山荘(ろうりゅうさんそう)」。父高浜虚子より引き継いだ。夏の終わりになり、来年まで閉じる。いつの間にか山荘の周囲は秋草が満ち溢れている。家族が集まり、楽しく過ごした夏休み。山中湖の夏は素晴らしいものだったろう。
 高浜虚子の長男。小樽高商卒後,旭シルク勤務。神戸支店勤務の1935年以降芦屋市在住。1951年「ホトトギス」の雑詠の選者。1959年虚子没後、俳壇とは離れて「花鳥風詠」を深める。1977年に「ホトトギス」の雑詠選者を次女の稲畑汀子に譲る。長唄や荻江節の名手であった。
 対象の前で、じっと見続ける、そして対象に没入する姿勢が見られる。
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┏━━ 歳  時  記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 「夏は終る」の季語は、「夏の果」、「夏終わる」、「夏の別れ」、「夏の限り」。夏は、はっきりと秋と区別するものである。いつまでも暑い日が続き、夏は終ったという感じはないが、夏は終りにしたい。8月は、原爆忌や盂蘭盆があるせいか、祖先とか精霊とか、お化けとか妖怪を上手く受け入れてきた。盆踊りは、盆にお帰りの精霊にお帰り頂くためのイベントだった。送り火と共にお帰り頂くのが精霊である。
 「夏惜しむ」とか、「夏を追う」という季語がある。秋なれば、秋を楽しむのが日本人の生活感覚である。いつまでも、夏を惜しんでいる気分ではない。気象学的には、暑い日々だが、精神的に涼しい秋を楽しみたい。「八月尽」で、8月は終る。「立秋」や「処暑」はとっくに終わった。秋にバージョンを切り替えよう。

┏━━ 社 説 要 約 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎小沢氏の出馬は日本の政治の崩壊の始め◎
9月の民主党代表選は、小沢一郎前幹事長が出馬を表明、続投を目指す菅直人首相との全面対決が確実な情勢になった。小沢氏の政治資金規正法違反事件は、まだ決着していない。この問題で小沢氏による国会での説明は一度も行われておらず、政治的な説明責任が果たされたとは到底言えない。しかも、小沢氏自身を東京第5検察審査会が一度「起訴相当」と議決しており、2度目の議決次第では強制起訴される可能性がある。小沢氏は首相候補として不適格性である。小沢氏が要職に就くことに世論の風当たりがなお強いことは当然である。

28日;朝日社説(1)小沢氏出馬へ―あいた口がふさがらない
http://www.asahi.com/paper/editorial20100827.html?ref=any#Edit1
『どうしてここまで民意とかけはなれたことができるのか。多くの国民が、あぜんとしているに違いない。鳩山氏と小沢氏は非常識を通り越して、こっけいですらある。 民主党代表はすなわち首相である。党内の多数派工作に成功し、「小沢政権」が誕生しても、世論の支持のない政権運営は困難を極めるだろう。政治とカネの問題をあいまいにしたままでは、国会運営も行き詰まるに違いない。 
 より重大な問題も指摘しなければならない。 自民党は小泉政権後、総選挙を経ずに1年交代で首相を3人も取りかえた。それを厳しく批判して政権交代に結びつけたのは、民主党である。 今回、もし小沢首相が誕生すれば、わずか約1年で3人目の首相となる。「政権たらい回し」批判はいよいよ民主党に跳ね返ってくるだろう。より悪質なのはどちらか。有権者にどう申し開きをするのか。それとも小沢氏は代表選に勝っても負けても、党分裂といった荒業もいとわずに大がかりな政界再編を仕掛けようとしているのだろうか。 
  ほぼ1年前、新しい政治が始まることを期待して有権者は一票を投じた。その思いを踏みにじるにもほどがあるのではないか。しょせん民主党も同じ穴のむじな、古い政治の体現者だったか。代表選をそんな場にしてはならない。有権者は政権交代に何を託したのか、根本から論じ直し、古い政治を乗り越える機会にしなければならない。 (568字)。

27日;毎日社説(全)民主党代表選 大義欠く小沢氏の出馬
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20100827k0000m070120000c.html
『党分裂の可能性もはらむ、重大な岐路である。 最大グループを率いる小沢氏の出馬で党は二分されそうだが「政治とカネ」の問題を抱えたまま、首相の「脱小沢」路線に反発しての出馬は大義を欠くと言わざるを得ない。政権交代を実現したさきの衆院選からわずか1年、むき出しの闘争が党を分裂状態に追い込み、経済が混迷を深める中で政治の混乱に一層、拍車をかける懸念は深刻である。
◆党分裂の危機はらむ◆ 小沢氏と鳩山由紀夫前首相は「政治とカネ」の問題をめぐる政権混乱の責任を取り、「クリーンな政治」の実現に向け、互いに手を取り合って政権の表舞台から去ったはずではないか。事実上の首相選びと重なる今代表選に関しては、小沢氏の出馬が抱える問題は大きいと言わざるを得ない。鳩山氏や小沢氏を支持するグループは「挙党態勢」の構築を首相らに求めたが、要するに幹事長人事などを通じての「脱小沢」路線の転換要求である。結局、このまま党中枢から排除される危機感から小沢氏が権力闘争に踏み切り、それを鳩山氏が後押ししたのが実態ではないか。鳩山氏の一連の言動はあまりに節度を欠いている。
◆競うべきは政策だ◆ 選挙戦は党を二分する激しいものとなる。小沢氏自身を対立軸とする戦いが泥沼化した場合、仮に選挙で勝敗を決しても修復できないしこりが残り、党分裂や解体の過程に向かう可能性は否定できない。財政危機が深刻な中で急激な円高、株安で経済が動揺するかつてない厳しい状況に日本は追い込まれている。そんな中で政治の混乱が加速し、限られた貴重な時間が空費されるならば、政治の自殺行為に等しい。混乱を招いた菅首相の責任は重大である。「脱小沢」路線を堅持したことは理解できるが、そもそも参院選の敗北後、政権を立て直す方向を明確に示さなかったことが小沢氏擁立の動きを加速した側面がある。
 首相は財政再建、社会保障の再構築に向けたビジョンはもちろん、マニフェストのどの部分を維持し、見直すかの方向性を勇気を持って語る必要がある。一方で、小沢氏も出馬するのであれば、自身の「政治とカネ」をめぐる問題について最低限、国民に改めて説明すべきだ。マニフェスト順守など原点回帰を訴えるにしても、どう財源を捻出するかを具体的に語らねばならない。仮に「小沢首相」が誕生した場合、衆院解散で民意を改めて問うことが筋である。
 首相、小沢氏、鳩山氏という新鮮味に乏しい3氏が主役を演じた抗争劇に国民の目は冷ややかだろう。政策不在の多数派工作が過熱すれば失望感はいよいよ深まり、党の政権担当能力への疑問も強まろう。民主党のみならず、日本政治が転落の間際にある中での代表選であるという自覚を強く求めたい。(1103字)。

27日;産経社説(全)小沢氏出馬 国の指導者に不適格だ 「政治とカネ」で信頼失った
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100827/stt1008270317008-n1.htm
『再び小沢氏を担ぎ出す所業には開いた口がふさがらない。日本の最高指導者として不適格なことは明白である。
 ■「訴追逃れ」では論外■ 首相も参院選で大敗したのに、なぜ続投するのか。説得力ある説明に欠ける。さらに両氏以外の選択肢もなさそうな点に、日本が滅亡の淵に立つ窮状が示されている。そもそも捜査の対象となる人物を首相に押し立てること自体、理解しがたい。小沢氏が中央突破の姿勢を貫こうとすることは、法治制度の根幹を揺るがしかねない。党人事などを通じて実際に「脱小沢」の姿勢をとったことへの不満である。このような主導権争いや政治的地位を保つための権力闘争は「私闘」ともいえ、情けない。小沢氏が国会で説明もせず、規正法の網を巧みにすり抜けているのでは、国民の政治不信が強まるのは当然だ。
 ■早急に国民の信問え■ 密室談合による調整を進めてきた鳩山氏の行動も、あきれ果てる。「政治とカネ」で国民の信を失った当事者だ。首相退陣後は政界を引退すると述べたこともあるが、一体どうなったのか。日本はいま、内政、外交ともに国難ともいえる状況に直面している。経済面では急速な円高・株安への対応で、政府はなすすべもない。さらに、中国の軍事力の強大化が日本周辺で脅威になっているにもかかわらず、米軍普天間飛行場移設問題の解決はいまだめどが立っていない。日米同盟関係の空洞化は、日本の平和と安全を危険にさらしている。参院選での敗北以降、責任を取らず、けじめもつけようとしない菅首相が、2カ月以上にわたる政治空白を作っている。小沢、鳩山、菅3氏による政権たらい回しと無責任な対応は許されない。だれが民主党代表となり、首相になっても早急に国民の信を問うことを強く求めたい。(711字)。

28日;日経社説(1)主導権争いだけの党代表選なら不毛だ
『「政治とカネ」の問題で十分なけじめがついていない小沢氏の出馬は疑問がぬぐえない。政策論を後回しにして主導権争いが激化する現状に違和感を抱く有権者も多いのではないか。小沢氏が現時点で「首相の座」を目指すことには、民主党内にも批判がくすぶっている。小沢氏は刑事被告人になる可能性がある。疑惑にほおかむりしたまま小沢氏が首相に就任すれば国政は大きく混乱しかねない。
 日本経済は円高や株安で景気の減速懸念が強まっている。長期的には公的債務が深刻だ。民主党は強い指導力で、これらの問題に解決の道筋をつけていかなくてはならない。この点で菅政権の取り組みは極めて不十分である。小沢氏やその支持グループとの“にらみ合い”のなかで様々な制度改革や消費税増税などを巡る論議が参院選後に停滞している現状は大いに問題である。一方、小沢氏は代表選を通じて、衆院選マニフェストの実行を争点にする構えを見せている。だが目玉政策の実現には財源の手当てが必要であり、バラマキ色の濃い政策を優先することは危機的な財政をさらに悪化させかねない。
 民主党が代表選を通じて様々な党内論争に決着をつけるためには、候補者が日本の真の立て直しに向けた政権構想を示すことが欠かせない。政策を鍛え直し、党員やサポーターだけでなく全国民に信を問うような代表選にしなければ意味がない。(563字)。

28日;読売社説(全);小沢氏出馬表明 日本の針路を競う代表選に
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100826-OYT1T01194.htm
『権力争奪の多数派工作に堕することなく、あるべき日本の針路を論じ合って雌雄を決してほしい。
 ◆分裂、政界再編の芽も◆ 今回の対決の背景には、小沢氏と、菅首相や仙谷官房長官、枝野幹事長らとの強い軋轢がある。鳩山氏は、党の亀裂が深まる事態を避けるため、菅首相と小沢氏との仲介に動いた。だが、鳩山氏が小沢氏の要職起用を含む挙党態勢の構築を求めたのに対して、菅首相は難色を示した。小沢氏は反発し、党内で孤立しかねず、窮余の決断になったものとみられる。挙党態勢を条件に「菅氏支持」を表明していた鳩山氏は、一転して「小沢氏支持」に変わった。参院選前、政局混迷の責任をとってともに辞任した小沢氏を代表に推すのは、納得し難い行動だ。党分裂含みの展開も予想され、今後、野党を巻き込んだ政界再編の動きも出てこよう。
 ◆「政治とカネ」説明を◆ 小沢支持グループは、子ども手当などのバラマキ政策は、当初の極めて甘い財源見通しにより、公約通りに実行できないのは明らかだ。小沢氏が原点回帰路線に立つなら、公約実施に向けた現実的な財源と、工程表を早急に提示することが肝要だ。それだけではない。「政治とカネ」の問題について、きちんと説明責任を果たすことが欠かせない。実際、「起訴議決」の場合、小沢氏はどう対処するのか。菅首相以下、民主党執行部は、参院選敗北について明確な責任をとらず、敗因についても十分な総括をしてこなかった。これらが党内に不満を醸成した。
 ◆政治空白の余裕はない◆  党運営や政策遂行をめぐる首相の指導力や判断力に、民主党の多くの議員が不安を抱いている。最近の円高や株安など、経済危機への対応一つとっても、菅内閣の動きは鈍い。代表選の最中にあっても、首相は国政を預かる責任を果たさなければならない。首相は、政権交代以降の政策を再点検し、今後、何を変え、何を継続するのかを明確にすることが大事だ。消費税率の引き上げ問題も、所信を正面から訴えるべきである。
 現在の民主党は2003年、当時の菅民主党代表と小沢自由党党首が、政権交代を旗印に、両党を合併して生まれた。当初から「選挙互助会」とか、「理念なき合併」との指摘があった。憲法改正や安保政策、消費税問題など党の基本政策は、今もって確立していない。これが、政権担当政党として政策を進める上の障害になっている。この際、両氏は、党の基本政策について徹底した議論を展開すべきだ。(992字)。

┏━━身 辺 雑 記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 政権与党の民主党の茶番劇は、夏も終わったのに出遅れていた妖怪が出そろった感じである。賞味期限の切れた政治家が、復活したいために舞台に再登場した。「政治とカネ」の小沢、外務大臣のポストの欲しい鳩山。日本の経済が、悲鳴をあげているのに。円高とデフレに、鉄鎚を打たねばならないのに、それはそちのけ。
3か月前に政治生命を断たれた妖怪が復活して来た。「挙党体制」とは、ポスト欲しさの浅ましい利権争い。幹事長、官房長官、外務大臣まで要求する妖怪の不思議さ。日本の政治は壊れる。世論は、80−90%がNOの妖怪。「不肖の身」とは、「負傷の身」か「不詳の身」か。
 「ガラガラ」、「ぽん」と再編して、「国難救済」の政府を希求する。大きな海、大きな空がある、小さな劇場での茶番劇は懲り懲りである。グローバルな大きな世界を見据えた政府の成立を願う。野党生活13−14年のあとに獲得した「政権与党」の美酒も,酢になろうとしている。(400字)


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