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シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

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シニアネット 『おいおい』 第962号 (2010.08.25)

2010/08/25

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2010/08/25━

    シニアネット 『おいおい』           第962号
 
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━━━━━CONTENTS(もくじ)━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
巻 頭 俳 句  夏目漱石。東京都生まれ。(1867−1916)。文豪だが、俳句に独特な技術。
社 説 要 約(1) ホルムズ海峡は守るべき生命線である
社 説 要 約(2) 政府と日銀は「円高とデフレ対策」を急げ
身 辺 雑 記   「ジイちゃん」 と “GrandPa” 
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 秋の江に打ち込む杭の響きかな     夏目漱石

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 1910年(明治43年)8月に修善寺の旅館で、大喀血。30分間仮死状態。喀血後の療養中の句である。伊豆修善寺の旅館で寝ていた。海から遠く入り江で打つ杭の音など聞こえるはずがない。この杭の音は幻聴である。夢うつつの夢幻境に漂う生と死の境で、肉体から精神が遊離した。
 この句は、作者の尋常でない俳句への力を感じさせられる。自然に、俳句が浮かんで来たのだろう。俳句に入れば自在に遊べる才能があった。子規に触発されて1895年(明治28年)より俳句を始めた。2人の交友は有名である。
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┏━━ 社 説 要 約 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎ホルムズ海峡は守るべき生命線である◎
原油を満載し、中東・ホルムズ海峡で商船三井の大型タンカーが船体に損傷を受けた事件は、テロの疑いが強まっている。現場は、各国のタンカーが行き交う原油輸送の大動脈だけに、事実だとすれば、世界経済を揺るがしかねない深刻な事態である。特に、日本は原油輸入の8割強を中東に依存しており、シーレーンの安全確保は、死活的に重要な意味を持つ。ホルムズ海峡は、周辺国の警備当局や米海軍などが警戒しているが、十分目が届かないのが実情だ。国土交通省が海運各社に自主的な警戒を求めても、民間企業の対応だけでは限界があろう。

25日;読売社説(1)ホルムズ海峡 タンカーへのテロ警戒怠るな
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100824-OYT1T01256.htm
『日本政府は関係各国に、海峡のさらなる安全確保に向けた対策を講じるよう働きかけるべきだ。アラブ首長国連邦(UAE)から日本に向かったタンカーは、先月28日未明、右後方で爆発が発生し、船体に大きなくぼみができた。乗組員は直前に「光を見た」と証言しており、外部からの攻撃が指摘されていた。国際テロ組織アル・カーイダ系を名乗るイスラム過激派が犯行声明を出した。UAE当局は、破損状況から爆発物を積んだボートによる攻撃の可能性があるとの見解を示している。国交省の調査でも、直前に不審な小型船が、タンカー周辺で蛇行や急接近を繰り返していた。
 イエメン沖で2000年に米艦船が、02年に仏タンカーがそれぞれ攻撃された際も、小型船が使われており、今回との類似性が指摘されている。この組織の関与はなお特定されていない。だが、犯行声明が原油輸送を「異教徒によるイスラム資源の収奪」と批判し、世界経済への打撃を狙ったと明言した点を過小評価すべきではない。
 日本にとって重要なのは国際社会との連携とテロ情報の共有だ。日本は、ソマリア沖での海賊対策のため護衛艦を派遣し、バーレーンの多国籍軍司令部に、海上自衛隊の連絡官を駐在させている。しかし、国際的な対テロ活動の一環として実施してきたインド洋での給油活動から今年1月に撤退したため、テロ対策関連の重要情報は得にくくなっている。
 今後、テロ対策で連携を強化するためにも、給油活動の再開を検討してはどうか。湾岸諸国の海上保安機関の能力向上を促すことも大切だ。海上保安要員の研修などで日本も協力できるはずだ。(662字)。

┏━━ 社 説 要 約 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎政府と日銀は「円高とデフレ対策」を急げ◎
円高が加速し、株安に拍車がかかっている。デフレを深刻にし、企業活動の海外移転に弾みをつけかねない。当局として手をこまぬくことは許されない。政府・日銀は、円売り介入と追加金融緩和の効果的な組み合わせなどで、円高防止の強い意志を示すときである。24日の海外市場で円相場は1ドル=83円台に上昇。円高加速を警戒して日経平均株価は9000円を下回り年初来の安値で取引を終えた。円はドルやユーロだけでなく、韓国ウォンや中国の人民元に対しても上昇し、アジアのライバルに輸出競争力で一段と差をつけられている。

25日;日経社説(2)ゆるされない円高“不戦敗”
『円高の進行を受けて、菅直人首相と白川方明日銀総裁は23日に15分間の電話会談をした。肝心の為替介入について「(会談では)まったく出ていない」と記者会見で否定した仙谷由人官房長官の対応も大きな問題をはらんでいる。日本は介入しないとのシグナルを与えた可能性があるうえに、もし介入した場合に政府はウソをついたと言われかねない中身だったからだ。政府は何か発言するたびに円高が進む悪循環に陥っている。政策当局から聞こえてくるのは「日米の物価格差を加味した実質では、15年前に比べ、3割ほど円が安い」といった声だった。
だが、円高無策は2つの点で愚かだ。第一に、「円高容認」と外国当局や市場に受け取られれば際限なく円高が進みかねない。介入と追加金融緩和を効果的に組み合わせるなど、円独歩高を阻止する強い意志を示すことはとても重要である。第二に、いま円高に何の対策も取らないと政策当局への不信感を高め今後の政策をとりにくくする恐れがある。例えば長期的な成長に大事なのは法人課税の軽減や規制緩和だが、これらは政治的な困難を伴う。円高無策を棚にあげて、法人税減税などに納得を得られるだろうか。
 円高の“破壊力”はちょっとやそっとの経済対策など洗い流すほどに大きい。大手企業のように海外生産への移行で為替変動の影響を回避することができない中小企業のことも考え、まず円高阻止に政府も日銀も全力をあげてほしい。本格的な経済対策はその後の話だ。(605字)。

25日;産経社説(1)菅経済対策 無策に危機感なく国滅ぶ
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100825/fnc1008250249002-n1.htm
『円高はようやく回復しつつある企業業績を圧迫し、景気回復に悪影響を及ぼしかねない。輸入価格の下落を通じてデフレ脱却を一段と難しくする。政府・日銀には景気が二番底に陥らないよう、緊密に協調するとともに、スピード感ある政策対応が求められる。首相と総裁は、なぜ直接会わないのか。しかも会談は約15分という短さだった。仙谷由人官房長官は「現時点の経済金融動向をみると電話がもっとも適切だと判断した」と説明したが、かえって政府・日銀の足並みの乱れと危機感のなさを露呈し、それが市場に失望感を与えた。
 政府・日銀のコミュニケーション不足には重大な懸念を抱かざるを得ない。自民党政権下では日銀総裁がメンバーの経済財政諮問会議があった。民主党政権はそれを廃止したため、経済閣僚らも含めた議論の場がなくなった。これでは緊密な意思疎通が図れるはずがない。なにより誰が経済政策のかじ取りに責任を持つのか。本来、その司令塔となるべき首相の存在感が見えてこない。首相も総裁も3カ月に1回などと悠長なことをいわず意見交換すべきだ。財務相や経済財政担当相が景気認識を一致させるのは当然のことだが、政府与党内の横断的議論を活発にし意思決定メカニズムを明確にする必要がある。
 政府と日銀の足並みがそろってこそ市場は納得する。円高が一段と進む場合には日本単独でも介入が必要だろう。菅政権は追加経済対策の策定も急がねばならない。財政上の制約はあるが、若年層の雇用対策や年内で終了予定の家電や住宅のエコポイント制の再延長などが検討されている。経済基盤の強化や新しい産業の創出につながる規制緩和策も欠かせない。日銀も政策金利の引き下げ余地が乏しいとはいえ、無策は許されない。日本経済に対する危機意識を共有し、追加の金融緩和に知恵を絞るときだ。(747字)。

┏━━身 辺 雑 記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  孫に対する期待感は大きい。子供には出来なかった教育が可能であるから。子供にはしたことがない戦争の話も孫達は目を輝かせて聞いて呉れる。封印していたことも話をする。東京在住の中3と中1の孫は今年の夏休みは勉強と部活で会えなかった。だんだん、遠くなるのかもしれない。
初めて孫が生まれた時は、”GrandPa”と呼んでもらいたと思った。「ジイちゃん」に抵抗を感じていたためであろう。子供の親達からは、異論は出なかった。妻が反対した。最近は、「ジイちゃん」もいい響きだと思い始めた。大阪市内在住の4人目の孫は、9月1日で2歳になる。会話は不十分だが、単語の羅列は、出来るようになった。小さな子から呼ばれる呼称は、何でも良いのだと理解始めた。発音が可愛いのだ。いつのまにか、「ジイちゃん」に馴染んでしまつた。
最近、コーヒーカップを娘が呉れた。”GrandPa”と書いてある。そのカップを眺めながら、孫が”GrandPa”と言って呉れていると錯覚を楽しんでいる。(400字)。



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創刊日:2001-07-23  
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