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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第959号 (2010.08.19)

2010/08/19

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2010/08/19━

    シニアネット 『おいおい』           第959号
 
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━━━━━ CONTENTS(もくじ)━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
巻 頭 俳 句 熊本県熊本市生まれ。(1900−1998)。初期の台所俳句から四Tに成長
社 説 要 約 米国防省の軍事力年次報告
身 辺 雑 記 ある先輩の教訓
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 たちまちに蜩の声揃ふなり      中村汀女

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 一匹が来て鳴きだす。すると、次々に蜩が鳴きはじめる。夏の蝉時雨の力強さと違い、人生の悲しみを聞かせてくれる。先を急ぐように、忙しく鳴きたてる。「カナカナカナ」は透明な色合いで良く響く。
 汀女は、時代や境遇を上手く適応して生きた。生来の健やかさやおっとりとした性格。恵まれた幸運。熊本の郷里を離れて、大蔵省官吏の夫の転勤で国内各地を回った。3人の子供を育てながら句作と家庭の両立をさせた。子育て期間中、10年余り句作を断念した。自然体な生き方をした。
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┏━━ 社 説 要 約 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎何故遅れた「米国防省の年次報告」◎
米国防総省は、16日に発表した中国の軍事力についての年次報告で、強い警戒感を示した。 国際的な海上輸送の要衝である南シナ海で、中国が海軍力を背景に高圧的な姿勢で進出しつつあり、米国やアジア諸国が警戒感を強めている。海洋権益をめぐる中国の強い意欲に裏打ちされた一連の行動に、周辺国が驚かされ続けているのは事実である。 

18日;読売社説(2)南シナ海 中国進出の抑止は国際連携で
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100817-OYT1T01171.htm
『エネルギーの9割、食糧の6割を海上輸送に依存する日本にとっても、看過できない動きだ。政府は、問題解決に向けて米国やベトナム、インドなど関係各国と連携を深めるべきだ。南シナ海は、スプラトリー(南沙)諸島を中心に、200を超える島や岩礁が点在し、中国やベトナム、フィリピン、マレーシアなどが領有権を主張している。ところが、中国が近年、自国の漁船保護を名目に海軍艦艇をこの海域に派遣するなど、各国と摩擦を繰り返している。海南島では、大規模な潜水艦基地を建設中だ。石油などの海洋権益の確保だけでなく、台湾有事の際に米軍の介入を阻止するなど、軍事的な理由からも、南シナ海全域を中国の勢力下に置こうとしているとみるべきだろう。中国が、台湾やチベット問題で使ってきた「核心的利益」という表現を、最近は南シナ海にも使い始めたことも、そうした懸念を裏付けるものだ。
 南シナ海は、中東と北東アジアを結ぶシーレーンである。この海域で排他的な動きを取ることは認められない。中国には強く自制を求めたい。ベトナムなどアジア各国は、多国間協議で問題解決を図るよう求めている。これに対し中国は、領有権を主張する国同士が2国間協議で話し合うべきだ、という立場を崩していない。領有権争いが軍事的な衝突などに発展すれば、この海域をシーレーンとして利用する国々にも甚大な影響が及ぶ。懸念を共有する国も参加する多国間協議で、緊張緩和策や信頼醸成措置を検討するのが筋だろう。
 新たに米国も加わる予定の東アジア首脳会議(EAS)で討議するのも一案ではないか。多国間協議に中国を呼び込むためには、懸念を共有する国が相互に協力し合うことが肝要だ。政府は昨年末にはインド、先月にはベトナムとの間で、外務、防衛両省が参加する戦略対話を発足させた。こうした協議の場を積極的に活用し、緊張緩和に向けた共同行動を進めてもらいたい。(786字)。

18日;産経社説(2)中国の軍事力 看過できない異様な増強
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100818/chn1008180304001-n1.htm
『東シナ海、南シナ海の接近阻止能力や小笠原諸島とグアムを結ぶ「第2列島線」に至る海軍力拡大は日本の安全に直結する。アジア太平洋の安定と秩序を守る観点から、菅直人政権も対中認識を共有し、同盟深化協議などを通じて実効ある行動に踏み出すべきだ。オバマ政権で初めての昨年版報告は、中国の空母建造計画などを踏まえて透明性の欠如に疑問を示していた。
 今回はこうした懸念をさらに強め、原潜や空母などへの投資、宇宙・サイバー戦能力、弾道ミサイル増産など、すさまじいともいえる軍拡ぶりを列挙している。日米が警戒すべきは、台湾海峡を大幅に越えた海軍活動の拡大にあるのはいうまでもない。「中台軍事均衡はすでに中国に有利に展開」しつつあり、米空母を狙える対艦ミサイル配備などに警戒を強めているのは当然だろう。「南シナ海」の項目を新設したのも特筆される。南沙、西沙諸島などの資源や領有権をめぐる近隣諸国との対立を分析し、空・海軍の遠距離作戦能力確保を通じて「中国は外交的優位の確保や紛争解決の選択肢を増やせる」と警告している点は重要である。南シナ海に臨む海南島の戦略基地化は、日韓などへの原油の8割が通過する「死活的に重要な国際シーレーン」に対する介入能力を意味することになる。同海域を含む航行の自由は、日米や他の地域諸国にとって絶対に譲れない。
 報告は従来「中国の軍事力」と題されていたが、今回から「中国を含む軍事・安全保障動向」と改題された。対中戦略に本腰を入れて取り組む姿勢ならば評価できるが、中国に配慮したのなら問題を残す。報告の公表が半年近く遅れた理由も説明してほしい。だが最大の問題は、けたはずれの軍拡の意図や目的を中国自身が説明しようとしないことにある。透明性を欠いた軍拡は地域の懸念を高め、誤解や誤算を招きかねない。中国はそうした責任について強く自覚すべきだ。(773字)。

19日;朝日社説(2)米中対立の海―緊張を高めないためには
http://www.asahi.com/paper/editorial20100819.html?ref=any#Edit2
『日本に対しては、4月に10隻で編成された東海艦隊の連合艦隊が沖縄本島と宮古島の間の公海を太平洋上に抜けたり、艦載ヘリが海上自衛隊の護衛艦に異常接近したりした。 中東と北東アジアを結ぶ海上交通路である南シナ海については、中国はこのところ、台湾やチベットと同様に「核心的利益」と呼ぶようになり、漁船保護のためとして頻繁に海軍艦艇を派遣している。 南シナ海の諸島をめぐっては、中国は東南アジア諸国などと領有権を争い、ただでさえ緊張している。国防総省の報告は、空母保有を含めた中国の軍事力増大は「もろい現状を崩壊させ、地域の均衡を変える可能性がある」と指摘した。 
 そんな危機感からか、クリントン米国務長官は先月、ベトナムで開かれたASEAN地域フォーラムの際、南シナ海における航行の自由が「米国の国益」と主張した。そのうえで、領有権の多国間協議をもとめるASEAN勢を支持し、二国間解決を唱える中国を牽制した。米国は今月になって、そのベトナムと南シナ海で、原子力空母ジョージ・ワシントンやイージス駆逐艦ジョン・S・マケインを動員して軍事交流をした。米軍の発表では、空母は黄海での米韓合同軍事演習にも派遣される。 米海軍の動きを中国から見れば、米国こそが中国の海上安全保障を脅かしている、と映るだろう。中国では、黄海は「玄関」で、南シナ海は「客間」とたとえられることがあるほどだ。しかし、中国を信用しようにも、軍事力増大は不透明なやり方で進められている。
中国は、米政府による台湾への武器売却計画決定に対する報復措置として米国との軍事対話や交流を中断した。 日本も中国とは東シナ海の問題をかかえる。アジアの海を平和と繁栄の海にするため、米国だけでなくASEANとも協調しながら、中国と緊張緩和の道を探るべきである。(747字) 

19日;日経社説(2)中国軍拡に多国間で対応を
『豊かな資源と世界を結ぶ交通路を提供する海洋は、世界にとっての公共財だ。日本の安全保障にかかわる問題でもあり、警告を真剣に受け止める必要がある。報告書の第1のポイントは、中国が海軍力を強め、小笠原諸島とグアムを結ぶ「第2列島線」の東側や、インド洋まで作戦範囲に入れようとしているという点だ。その根拠として報告書は、初の国産空母の建造を年内に始める可能性などを挙げた。第2のポイントは、台湾海峡などで紛争が起きた際に米軍の関与を阻む能力を、中国が強化しているとの分析だ。米空母を狙える対艦弾道ミサイル開発はその一例だろう。
 こうした中国の急速な軍拡はアジアの海の安定を損ない、将来の経済成長の妨げにもなりかねない。軍事力を強めるにつれて、中国は外交面でも強圧的な姿勢を見せるようになった。今年春以来、南シナ海はチベットや台湾と並ぶ「核心的利益」であると中国は主張し、軍艦船の行動を活発化させている。米韓が黄海で計画している軍事演習では、中国が米空母の参加に強く反対し、米中の対立が強まっている。一連の動きは、中国が周辺の海域を自らの勢力圏に置こうとしているように受け止められる。
 インド洋から南シナ海、東シナ海に通じる海域は、日本にとっても死活的に重要なシーレーンだ。中国の軍拡が進めば、中国側は尖閣諸島の領有問題でも、より強い態度に出る可能性がある。政府は中国の軍事動向について米国と緊密に情報を共有し、中長期の対応策を練るべきだ。日米同盟が強固であれば、中国の軍事行動も慎重になり、地域の安全保障について対話を進めるきっかけになる。アジアにおける米軍の存在は、日本だけでなく他のアジア諸国にとっても安定の重し役だ。中国の海洋軍拡への懸念を共有する東南アジア諸国と日米が連携し、中国に自制を求めることも有効だろう。(755字)。

┏━━身 辺 雑 記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 学校を出て最初の職場に配属なった時、隣の課に出身大学の先輩がいた。新人教育は、その先輩から受けた。8月11日に死去された。お礼をしたいと思っていたのに。悔いが残る。その先輩が、「人の評価は仕事でされるのではない。他人にどれだけ世話をしたかにより評価される。」と。長い人生で、人に奉仕することだと。この言葉が私の血となり肉になった。そして、醸造されてきた。同窓会の世話を通じて実践した。
 どうして、この様な指導をして呉れたのか分からない。宗教の背景もなく、人生哲学である筈もない。不思議なことだが、私の身体にはしみ込んでいる。郷土愛だろうか。ボランテイア精神か。とりあえず、故人の冥福をお祈りします。合掌。(300字)。









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