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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第957号 (2010,08,09)

2010/08/09

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2010/08/09━

    シニアネット 『おいおい』           第957号
 
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━━━━━CONTENTS(もくじ)━━━━━━━━ 
巻 頭 俳 句 神奈川県横浜市生まれ。(1918− )。国税局勤務後税理士。俳人協会長歴任。
歳  時  記 甘酒は夏の季語
社 説 要 約 ソ連対日参戦65年は、屈辱の日である
身 辺 雑 記    ボランテイア活動は、60歳代の活動である。
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 姉ちゃんたちは燃えてしもうた長崎忌       松崎鉄之介

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 85年前の8月9日に、長崎に原爆が落とされた。人類最後の原爆にしたい。広島のウラン型より大型のプルトニューム型であった。広島の投下の3日後が不思議である。東京、大阪等の大都市は壊滅的な焼け野原になっていた。家族が一瞬のうちに消された。唖然として立ちすくむ子供の姿が見える。家族が、「燃えてしもうた」という絶叫とも言える幼子の叫び。人類は核戦争は起こしてならない。長崎を人類に落とした最後の原爆にしたい。
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┏━━ 歳  時  記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 おやと思う季語ある。「甘酒」は夏。一夜酒(ひとよざけ)ともいう。昔は熱いものを飲んで消夏法ともされた。現代は冬の飲み物である。現在は、「名代甘酒」として縁日などに売っている。江戸時代は真鍮の甘酒釜を据えた箱を背負い、町中を売り歩いた。九州では農村での祭りと甘酒がつきもので、祭見と甘酒飲みに招じられる風習がいまだに残っている。

┏━━ 社 説 要 約 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎ソ連対日参戦65年は、屈辱の日である◎
ソ連軍が1945(昭和20)年8月9日に突如、日ソ中立条約を破って日本に侵攻して65年になる。この19日後に、ソ連による北方領土の不法占拠が始まった。日本にとって、9日は「侵略の日」であることを心に刻み、教育の場でしっかりと子供たちにも教えるべきだ。ソ連軍は、日本がポツダム宣言を受諾し、8月15日に終戦の詔書が発表された後も一方的な侵攻を続けた。ソ連は、かつて一度たりともロシア領となったことがない日本固有の領土である択捉、国後、色丹、歯舞群島の北方四島を占領し、併合した。

8日;産経社説(1)ソ連対日参戦65年 「侵略の日」を心に刻もう
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100808/erp1008080313001-n1.htm
『ソ連は、日ソ中立条約だけでなく、連合国が「戦争による領土不拡大の原則」をうたった大西洋憲章(41年)やカイロ宣言(43年)にも違反し、連合国で唯一、戦後に領土を拡大した国になった。ソ連の独裁者スターリンは、45年9月2日の対日戦勝演説で「日本が粉砕され、汚点が一掃される日がくることを信じ待っていた」と述べ、勝利の配当として「南樺太と千島列島がソ連領に移る」と宣言した。ソ連にとって対日参戦は、日露戦争の報復戦であり、日本領土の略奪を目的としていた。当初から領土不拡大の原則を守るつもりなどなかったといえる。ソ連は、ポツダム宣言にも違反した。武装解除した日本将兵や居留民たち約60万人を「ダモイ(家へ帰るぞ)」とだましてシベリアに抑留し、飢餓と酷寒の劣悪な環境の中、強制労働に従事させた。絶望の中、飢えや病気などで6万人以上もの日本人が帰らぬ人となった。それらは「スターリン体制の犯罪」といっていい。
 ところが、大国復活に奔走するロシアはその犯罪を正当化し、今年から、日本が降伏文書に調印した9月2日を事実上の「対日戦勝日」として祝う。侵略を「正義の戦争」にねじ曲げた。阻止できなかった最大の原因は、日本外交の弱体化と不作為にある。日本政府が手をこまねいていることに、ロシアは増長しているのである。このままでは歴史の捏造や歪曲が繰り返されることになるだろう。そうなれば、日露平和条約の締結どころではない。そのためにも日本は8月9日の意味について国民全体が認識を新たにするとともに、ロシアの「対日戦勝日」創設の欺瞞性を毅然として世界に訴える必要がある。(672字)。

┏━━「葭の髄から」最終回━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 「文藝春秋」の巻頭随筆は,阿川弘之氏。永年楽しみにして読んできた。13年間続いた。9月号で最終回になる。89歳になり年相応の障害出たからだそうだ。「別辞」が面白い。司馬遼太郎さんが急逝されたあとを受けての登場だった。長い間の楽しみが無くなる。阿川弘之先生、いつまでもお元気でいてください。
巻頭随筆2番手が、あの日野原重明先生。99歳の白寿にあと2カ月でなられるらしい。8月13日から3日間、ニューヨークでミュージカルの舞台に立たれる。上演が『葉っぱのフレディ』である。すごい挑戦である。

┏━━身 辺 雑 記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 九州の友人からの暑中見舞いに、2年間継続した農業を諦めたと書いてある。「農業は55歳から始めないと無理」ともある。借りていた土地を全部お返したそうだ。
ボランテイア活動の高齢化が進んでいる。年金支給年齢が、60歳から65歳に延びたためだろうか。65歳からのボランティア活動では遅すぎる。農業開始年齢が55歳以下でないと難しいようだが、ボランテイアも65歳からでは遅すぎる。少なくとも60歳から開始しないと切り替えが難しい。
 元々ボランティア活動は、現役時代から1%でも10%でも良い、「他人様のために慈善行為」をすることである。能力の提供である。長い企業生活の間に、教育を受けて未使用な能力がある。能力が使われないままに人生を終わる人が多い。「きずかない能力」がある。多くの人が、「遊び」や「趣味」に逃避する。培われた能力にきずかず、不幸なことである。
 『もしドラ』は、高校生の「非営利組織における経営」である。「マネジメント」を身に付けたシニアが如何に多いか。ドラッカーは、「非営利組織」のマネジメントを説いた。朝日新聞が7月26日の社説で、「ブロボノ」を論説した。その通りだと思う。
ボランテイア活動の原点は、余った時間を「他人のために」使うことであることを明記したい。人間愛がスタートであり、ゴールでもある。人が中心の活動である。感動があり、他人の笑顔で救われる。ボランテイア活動は、宗教の「求道」に近いのかもしれない。(600字)。



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