生活情報

シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

全て表示する >

シニアネット 『おいおい』 第947号(2010.06.21)

2010/06/21

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2010/06/21━

    シニアネット 『おいおい』           第947号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━CONTENTS(もくじ)━━━━━━━━ 
       巻 頭 俳 句 岡本眸 東京都生まれ (1928− )。「俳句は日記」
       歳  時  記 夏至
       社     説 人民元引き上げ
       身 辺 雑 記 広島市にて
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 水べりのやうな日暮を夏至と言ふ      岡本眸

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 21日は夏至。「至」とは至極の意味である。1年中で一番昼間が長い日。梅雨の中の薄暮。なかなか暮れない空。このやわらかな夕暮れを「夏至」らしく感じる。日本では梅雨の最中で実際には日照時間は短い。しかしながら、曇天ながら日がなかなか暮れないという実感は夏至ならではのものである。
 作者は、富安風生に師事。足元を大切に、日常から詩を掬いあげていく心構えを貫いた。「
命の大切さを身をもって実感し、1日1日を精一杯生きると言うひた向きな姿勢が作品を生む。」(『現代俳句大事典』)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━━ 歳  時  記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 「夏至」。24節気の1つ。太陽が北回帰線の真上の夏至点を通過する時刻のこと。この日北半球では太陽の南中高度が最も高く、昼間の長さが1年中で最も長くなる。

┏━━ 社 説 要 約 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎人民元上について◎
中国の中央銀行にあたる中国人民銀行が「人民元相場の弾力性を高める」との声明を発表した。26日の20カ国・地域(G20)首脳会議を控え人民元をめぐる国際的な批判をかわそうという狙いがうかがえる。人民元は2005年に切り上げられ、その後ゆっくりと上昇した後、08年夏から事実上、対ドル相場を固定する政策が採られていた。金融危機などの影響で、中国の輸出がふるわなくなることを恐れたためだ。しかし、元相場を人為的に低く抑えるための為替介入は、米国など諸外国の反発を招いていただけでなく、中国のインフレや不動産バブルに結びついていた。 声明は、週明けの21日以降、人民元をドルに対し切り上げていく方針を示したと受け止められている。ただ、具体的な措置や方向には踏み込んでいない。むしろ「大幅な切り上げの根拠は存在しない」として人民元の大幅な上昇を否定している。

21日;日経社説(1)中国は持続的成長を促す人民元改革を
http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889DE2EBE7E5E4E1E4E2E0E3E2E4E0E2E3E28297EAE2E2E2;n=96948D819A938D96E38D8D8D8D8D
『 11月の中間選挙を控えて米議会では人民元をめぐる不満が強まっており、オバマ大統領は18日までに「市場原理に基づく為替相場が不可欠だ」との書簡をG20サミットのメンバーに送っていた。途上国からも不満の声が出始めていた。 中身の薄い人民銀の声明は、胡錦濤国家主席がサミットで批判の集中砲火を浴びないようにするための外交的ポーズの意味合いが濃い。オバマ政権が議会をなだめるための材料を提供する意味もあろう。欧州諸国の債務危機をはじめ世界の金融情勢はなお不安定だ。中国にとって最大の貿易相手であるユーロ圏の通貨であるユーロが急落したこともあり、人民元のドルに対する急激な変動を避けようとする姿勢には理解できる面もある。だが、世界最大の輸出国となった中国が硬直的な為替制度を維持すれば、世界経済の不均衡が蓄積し続けるおそれがある。人民銀が強調するように09年から今年初めにかけ中国の貿易黒字は縮小したが、足元では再び輸出が急増し5月の対米貿易黒字は1年前に比べ52%増えた。
 中国国内をみても、賃金や物価の上昇圧力が強まり、不動産バブルの懸念が浮上するなど、景気過熱を抑える必要が出ている。輸出主導の成長から内需主導の成長への転換を実現し持続的な成長を保つため、人民元相場の弾力性を高め切り上げていくべきだとの声は、中国国内でも出ていた。その意味で、人民元のドルに対する1日の変動幅を0.5%以内とする制度を維持すると人民銀が発表したのは、消極的に過ぎるのではないか。中国政府内ではこの幅を広げる案を検討していたとされるだけに、もの足りなさが残る。ひとまず、21日から人民元が実際にどう動くかを注視したい。同時に、中・長期的な観点から人民元制度のより大胆な改革を検討することを中国政府に期待する。(734字)。

21日(1)朝日社説(1)人民元上げ―中国にも世界にも利あり
http://www.asahi.com/paper/editorial20100621.html?ref=any
『 国際的な圧力が中国を動かした面はあるが、中国自身にとっても必要な政策であることを、やっと認めたことになる。この意味で中国当局が人民元を切り上げていくという決断は、遅ればせだが当然のことである。 欧州危機によるユーロ安で、人民元の対ユーロ相場は大幅に上昇している。中国にとって欧州連合(EU)は、米国を上回る最大の輸出先になっており、輸出にさらにブレーキがかかる切り上げについては、中国政府内にも消極的な意見があった。 しかし、26日からカナダで始まる20カ国・地域(G20)首脳会議で、中国が切り上げ圧力にさらされるのは必至だった。人民元のドル固定をやめると表明することで、その圧力をかわす政治的なねらいがあった。中国に対して陰に陽に圧力をかけていた米国政府は、さっそく歓迎するコメントを出している。 とはいえ、切り上げを認めるといっても、中国当局が為替相場に介入する管理相場であることには変わりない。あまりにも小幅なペースの切り上げだと、米国などの不満は消えない。 
 中国人民銀行の声明が「人民元相場の弾力性を高める」と切り上げを認める一方で、中国の経常黒字の国内総生産(GDP)に対する比率が減少傾向にあることを指摘し、「人民元レートの大幅な切り上げの論拠は存在しない」と述べたことも気になる。 
 急激な切り上げは成長を損なう危険があるが、人民元を徐々に相当の幅で切り上げてゆくことは、中国自身が資源などを安く輸入して内需を拡大し、持続的な成長を続けていくために不可欠ではないか。中国には、高い潜在的な成長力がある。05年から3年間で対ドル相場は2割ほど上がったが、10%成長を続けた。日本を抜いて世界第2の経済大国になろうとしている中国が「元高恐怖症」にとらわれる必要はない。 むしろ、人民元の切り上げを必要以上に遅らせればインフレの加速や資産バブルに歯止めがかからなくなる。その影響や反動に中国経済が苦しみ、弊害は世界全体に及ぶだろう。(815字)。

┏━━身 辺 雑 記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 広島へ帰って来た。梅雨の平和公園にも寄った。修学旅行生、外国からの観光客が多く慰霊碑に参拝客が絶えない。薔薇が咲いていた。その薔薇園のバラの間から、遠くに原爆資料館が見えた。梅雨の長雨に、煙る平和公園に新しい発見があった。
 元安川が引潮になり、増水した水が急流となって流れている。広島の街には、原爆の臭いは消えて、記憶の彼方に被爆の姿は消えている。ヒロシマは、詩にはよく似合う。和歌や俳句は、詠みずらいようだ。平和公園の中に、いろいろな記念碑はあるが、句碑はない。三滝山に、久保田万太郎の句碑が有るくらいである。ヒロシマは、俳句に詠い憎いのかも知れない。ヒロシマを語るには、多くの言葉が必要なのだろう。(300字)。

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-07-23  
最終発行日:  
発行周期:週一回以上  
Score!: 非表示   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。