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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第942号 (2010.5.19)

2010/05/19

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2010/05/19━

    シニアネット 『おいおい』           第942号
 
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 青葉潮みちくる一期一会なる     細見綾子

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 「青葉潮(あおばじお)」は5月頃太平洋を南から北上する暖流の黒潮のこと。この潮流が北上して北海道の釧路沖へ行く年は豊作。宮城県の金華山沖までしか及ばない年は凶作。東北地方は冷夏となる。「鰹潮」ともいう。プランクトンの繁殖した寒流との境目がはっきりして鰹の豊漁をもたらす。太平洋側で使われる言葉である。
 山野が青葉におおわれている頃、海も青葉色になり潮が満ちてくる。人の出会いは「一期一会」と言われる。自然の美しさとの出会いもそうかもしれない。この句はその「一期一会」のように自然との出会いも生涯でただ一度という緊張感に満ちている。
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┏━━(社説)消費者相談━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎消費者相談の強化をはかれ◎
訪問販売やクレジット契約のトラブルなどをめぐって消費者が相談できる身近な窓口の態勢が整っていない。県庁や市役所などにある消費生活センター。多重債務を中心に相談件数は増えるばかりだ。消費者庁によると、全国の自治体に寄せられた相談件数は1998年度の計41万5千件から10年間で93万9千件へと倍増した。ところが、消費生活センターの数は3割増、電話や面接で相談に応じる消費生活相談員の数は1割の増加にとどまる。消費者相談の部門全体に自治体が回したお金と一般職員の数は3〜4割も減ってしまった。 

18日;朝日社説(2)消費者相談―強化へ、発想を変えよう
http://www.asahi.com/paper/editorial20100518.html
『財政難に苦しむ自治体は予算も一般職員も減らしてきた。消費者相談部門は、真っ先に削られた姿が浮かび上がってくる。そんな逆風のなかでも、態勢をむしろ強化した自治体がある。「多重債務に強いまち」を掲げる盛岡市は、98年度に3人だった相談員をいまの13人にまで増やした。市の職員5人も交え、年間1500件の相談にあたる。「多重債務は自己責任といえるのか。経済的な災害ではないのか。貧困の問題に対応するのは自治体の責務だ」と考えたからだ。 滋賀県野洲市では、市役所1階の相談室に各部の職員が出向き、相談に来た人をたらい回しにしない。 多重債務者は税金や国民年金保険料、公営住宅の家賃などを滞納していることが多い。相談員は市役所内の税や福祉、教育、水道などの部署と連携し、その生活再建を助ける。相談員の生水裕美さんは「総合力を発揮できるのが自治体の強み」と話す。 
 両市とも弁護士や司法書士など外部の専門家ともしっかり連携している。 暮らしの知恵や商品知識が主体だったかつての相談から生活困窮者の支援や悪質商法の被害救済に内容が様変わりしたいま、政府や自治体は消費者行政という仕事の発想そのものを変える必要がある。生活を脅かされた市民を見つけてその立て直しを図る積極的な対策が要る。生活保護の急増など自治体が抱える課題の背景に多重債務などがあり、その解決は自治体の本来の責務にも直結する。 消費者庁と消費者委員会で、外部の専門家を交え、消費者相談について政府と自治体の役割分担、財政支援のあり方などの議論が始まった。重要な施策の手段として窓口を強化する方向へと知恵を出し合いたい。(679字)。 

┏━━(社説)高速新料金━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎民主党の内紛のつけ回し◎
パブリックコメントなどの手続きを考えると、今月中に結論が出ないと6月中のスタートは難しい。しかし、そのめどが立たない。地方の一部路線での無料化実験は予定通り始めるものの、前原誠司国土交通相としては、新制度について、先送りやむなしと判断せざるを得なかったというところだろう。休日に限定した上限1000円の現在の割引制度をやめ、土日や祝日に限らずどこまで走っても高速料金の上限を普通車で2000円、エコカーや軽自動車は1000円とするのが、国交省が取りまとめた新制度の内容だ。ただし、時間帯別など他の割引がなくなるため、上限に達しない場合は実質的に値上げとなってしまう。

19日;毎日社説(1)高速新料金見送り 党内対立のツケ回すな
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20100519ddm005070088000c.html
『高速料金の無料化を掲げながらの実質値上げについては、与党内から異論が噴出した。小沢一郎民主党幹事長が見直しを求め、政府・民主党は首脳会議を開き、国交省の案を見直すことにした。前原国交相は、この要求を拒否したものの、国会の審議を通じる形で、何らかの対応をとる余地も残すという形でとりあえず収拾した。これが、4月までにこの問題がたどった経過だ。しかし、これには前段があった。料金割引のための財源を道路建設にも使えるようにと、昨年末に小沢幹事長が要求し、そのための法案が国会に提出されている。それを利用し、法案審議の中で出てきた意見を反映させる形で、妥協点を探るというのが、前原国交相の考えだったのだろう。しかし、審議が始まる気配はなく、時間切れが迫ってきた。
 値上げを回避できれば、夏の参院選に有利に働く。そうした思惑が与党側に働いているのかもしれない。しかし、割引の財源には限りがある点を忘れてもらっては困る。恒久的に使える財源は、高速道路会社がコスト削減で捻出(ねんしゅつ)した分だけで、それ以外の財源で実施している割引は期間が限定されている。休日1000円も、今年度限りで財源を使い切ってしまう。この問題は、小沢幹事長が前原国交相と反目し、民主党内の小沢対反小沢の構図としてもとらえられている。だからといって、高速料金制度が党内対立の中で、中ぶらりんのまま放置されていいわけはない。高速料金制度は、鉄道など他の交通機関への影響も含めて国民生活に大きくかかわる。来年度以降も見据え、高速料金制度をどうするのか、早急に決めるべきだ。(665字)。

┏━━(社説)北教組初公判━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎居直りは許されない◎
日教組傘下の北海道教職員組合(北教組)から民主党衆院議員の小林千代美氏の陣営が違法な資金提供を受けた政治資金規正法違反事件の初公判で、小林陣営の元経理担当者、木村美智留被告が起訴事実を認めた。「不当逮捕だ」と事件を否定していた北教組側も19日の初公判で起訴事実を大筋で認める方針という。

19日;産経社説(1)北教組初公判 居座りが高める政治不信
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100519/plc1005190324002-n1.htm
『小林氏は政治的、かつ道義的責任をいまだに取ろうとしていない。組合丸抱えの支援を仰いでおきながら、不正が発覚すれば「知らない」で通そうというのだろうか。小林氏だけでなく、逮捕、起訴された衆院議員、石川知裕被告の辞職勧告決議案を棚ざらしにしていることが政治不信を決定的にしている。北教組は昨年の衆院選の選挙資金として小林陣営に計1600万円の違法献金を行ったとされる。木村被告が自治労北海道の幹部で、小林陣営の選対委員長は元北教組委員長(故人)の後、19日に初公判がある委員長代理の長田秀樹被告が務めた。労働組合が選挙のすべてで面倒を見る実態が明らかになっている。
 民主党内に、けじめを求める声が高まらないことも疑問だ。鳩山由紀夫首相の元秘書が起訴された偽装献金事件や、小沢一郎幹事長の資金管理団体の事件など、相次ぐ政治とカネの問題に自浄作用が全く働いていない。政治家が責任を取らず居座っていることが支持率低下を招いている。北教組は小林氏の陣営を組織ぐるみで応援しただけでなく、組合員の教員らを全道で複数の民主党候補の応援に駆り出したとされている。教員の選挙運動は、教育公務員特例法で禁止されているとはいえ、罰則規定はなく事実上の野放し状態にある。このため、自民党とみんなの党が教員の政治活動に罰則規定を盛り込んだ改正案を今国会に提出している。民主党は日教組の支援を受けた議員が多く、党内の反発も予想されるが、自浄努力を示すためにも法改正に協力すべきだ。(525字)。
 
┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  名刺ホールダーの沢山の名刺の山。頂いた方々には申し訳ないが、今の私には「過去」である。思い出はあり懐かしいが、昔の役職など私には関係ない。大切に保管したいたが、このたびシュレッダーを購入して粉砕した。既に,死去されている人も多い。1枚1枚、感慨に耽りながらシュレッダーにかけた。名刺を頂いた瞬間を思い出す。いい思い出ばかりではない。裏切られた人も、騙された人もある。
 しかし、お呼びがかかる年齢になり、すべてを「恕す」気持ちになった。逆に、悪い思い出を相手に残している人もあるだろう。「どうか、お赦しください。」と合掌した。巻頭の俳句の「一期一会」の言葉に接して、生涯一度の出会いの名刺に暇乞いをした。(300字)。

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創刊日:2001-07-23  
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