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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第928号 (2010.3.22)

2010/03/22

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2010/03/22━

    シニアネット 『おいおい』           第928号
 
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 飲食のあとちりぢりの彼岸かな       清水径子

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 彼岸日和。18日から24日までが彼岸。久しぶりに縁者が集まり、墓参のあと「飲食(おんじき)」をする。楽しく和やかに、滞りなく終わる。皆で、笑って別れてきた。参加者は、「ちりぢりに」帰途をいそぐ。余韻を楽しみながら帰ってくる。作者は幼児期に両親と死別し、姉弟と祖母のもとで暮らした。句作の原点に、「さびしさ」がある。
「ちりぢり」に、ひとり帰る道すがら、寂しさがこみ上げてくる様子が窺える。微笑みは顔から消えて、厳しい求道者としての面が出てくる。 東京都生まれ。(1911-  )。
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┏━━解任原因の記事━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 産経新聞の17日の記事が、発火点である。原文をノーカットで転載する。
見出し;【単刀直言】生方幸夫民主副幹事長「党の“中央集権”、首相は小沢氏を呼び注意を」
サイト; http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100317/stt1003170045000-n1.htm
『与党に政策部門がないのは絶対におかしい。民主党に元気がなくなったのは、自由に議論する場がなくなったからです。政策調査会と、その下の部会を再び作って、みんなが自由な意見をいえるように戻さないといけません。衆院選マニフェスト(政権公約)の実行が思うようにできていません。それに対する十分な説明を民主党がしきれていないのは、党に政策責任者がいないからです。説明を一つ一つしていれば、民主党への信頼が今のように落ちることはなかった。
 鳩山さん(由紀夫首相)は約10年前に「1人1政策作ろう」と、仲間たちに呼びかけたはずです。政権交代で、それを実現しようと思ったら、議員立法も制限されてしまった。政治主導にはほど遠い。われわれは自民党政権がやってきた中央集権はダメだと言ってきた。地方分権にしようといってきたのに、民主党の運営はまさに中央集権です。今の民主党は権限と財源をどなたか一人が握っている。下に権限と財源が与えられていない状況はおかしいでしょ。党の代表である鳩山さんは、小沢さん(一郎幹事長)を呼んで党が中央集権になっていることをきちんと注意してほしい。1年生議員は民主党に入ったときから、強度の管理体制下に置かれているから、しゃべっていいものかどうかすら分からないんじゃないでしょうか。
民主党への信頼が低下している要因には「政治とカネ」の問題もあります。小沢さんに関して、今までの説明に納得していない人が圧倒的に多数で、幹事長をお辞めになるべきだという意見が多い。小沢さんがしかるべき場所できちんと説明するのが第一。それで国民の納得が得られなければ自ら進退を考えるしかないです。国民は小沢さんが不起訴になったから全部シロだとは思っていないんですよ。おそらく説明できないんでしょうね。小沢さんは前よりだいぶ権威づけられてきたというか、権力者になってきましたね。
 北海道教職員組合の問題は、これも一番上は(出身母体が日本教職員組合の)輿石さん(東・参院議員会長)ですからね…。(民主党議員は)組合からあまりお金をもらっちゃいけない。組織内候補といわれる方の献金額は常識的な額ではない。参院選への影響は、政治ですから何があるか分かりませんけど、要するに言い訳から入る選挙は勝てませんよ。
 公明党とどうするかは党の方針の問題です。議員の意見を聞かないといけません。国会運営をうまくするためにとか、味方が一人でも多けりゃいいと思って連携するなら大間違い。誰かの思いつきでやっていいことではない。選挙で公明党がイヤだから応援してくれた人だっていっぱいいたわけですから。(坂井広志)(1075字)。
    
┏━━(社説)産経新聞(20日)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ●20日;産経社説(1)副幹事長解任 自浄努力を封じる愚かさ●
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100320/stt1003200317001-n1.htm
『産経新聞社のインタビューで、小沢一郎民主党幹事長を批判した生方幸夫副幹事長が解任された。執行部にとって耳の痛い話も聞き、おかしなところを是正するのが民主主義社会における政党の姿である。それを認めることなく、排斥してしまうのを「独裁」という。 自浄努力の芽を摘み取ってしまうことは、民主主義の否定につながる。「異様な政党」と言わざるを得ない。
 「小沢氏はしかるべき場所で説明し、それで国民の納得を得られなければ進退を考えるしかない」というのが生方氏の主張だ。小沢氏が求められている課題そのものではないか。国民の大多数もこの意見に同感だろう。だが執行部は、党の機関で主張せず、外部に対して発言することは許されないとして解任を決めた。資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件に伴う小沢氏の進退をめぐる党内論議は、事実上、封じ込められてきた。その意味で、生方氏の発言は民主党が自浄作用を発揮する契機になり得ただけに、きわめて残念な対応である。疑惑解明に着手するとともに、「小沢独裁」の是非を考えるきっかけとすべきだろう。
 生方氏の解任は、高嶋良充筆頭副幹事長が主導し、小沢氏自身は積極的ではなかったともいう。仮にそうだとしても、副幹事長人事は幹事長権限であり、異論を封じるために解任したという批判を小沢氏は免れない。また、小沢氏をおもんぱかって執行部が解任を急いだのであれば、独裁的体質が党組織に蔓延している証左だ。気になるのは、生方氏の解任について鳩山由紀夫首相が「党の中では一切話さず、メディアに向かって話すのは潔い話ではない」と解任理由を容認したことだ。党の機関でまず発言すべきだという考えは理解できなくはないが、すでに執行部内には批判を許さない状況が生まれているところに問題がある。一方で、野田佳彦財務副大臣が「耳に痛い話をした人が辞表を迫られるのはきわめてよろしくない」と述べるなど、執行部批判が続いている。自浄能力を示す絶好の機会ではないのか。(828字)。

┏━━(社説)朝日新聞・毎日新聞・日経新聞(21日)━━━━━━━━━━━━━━━━
●21日;朝日社説(1)生方氏解任―幹事長室に風は通らない●
http://www.asahi.com/paper/editorial20100321.html
『愚挙としか言いようがない。 生方氏は、小沢氏の政治資金の問題について「しかるべき場所できちんと説明するのが第一。それで国民の納得が得られなければ自ら進退を考えるしかない」と述べた。当然の見識だ。皮肉まじりの辛口発言ではあるが、的外れな言いがかりではない。小沢氏が選挙の公認権と政党交付金などの配分権を握っているのは紛れもない事実だ。元秘書ら3人が逮捕・起訴されても、党内から小沢氏批判の声はなかなか上がらない。解任の理由は、発言の中身というよりも、副幹事長職にありながら党外で執行部を批判した点にあるらしい。 
 生方氏はかねて幹事長室への権限集中に異を唱えてきた。小沢氏が廃止した政策調査会の復活をめざす会も立ち上げ、鳩山由紀夫首相や小沢氏に直接訴えてきた。 それが気に障るから今回の挙に出たのだとすれば、常軌を逸している。「言論封殺」との批判を免れまい。生方氏解任を主導したのは、小沢氏に近い高嶋良充筆頭副幹事長だった。小沢氏は高嶋氏に「円満に解決できないのか」と語ったが、結局は「任せる」と応じたという。抜きんでた権力者と、その取り巻きがしばしば見せる典型的な「側近政治」である。 それによって昨今の民主党は、風通しが悪く、暗い印象が強まるばかりだ。自由闊達を旨とする「民主党らしさ」はすっかり色あせた。かつて自民党全盛時代の幹事長室は多くの来客が自由に出入りし、「歩行者天国」と言われることすらあった。しかし、いまさら小沢氏に改心は期待できまい。 党風を刷新するなら、内側からマグマが噴き上げてこなければならない。もう待ったなしのタイミングである。それができなければ、さしもの民主党への追い風もやむことだろう。 (703字)。

●21日;毎日社説;民主・生方氏解任 党を暗く閉ざすのか●
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20100320ddm005070192000c.html
『唐突な解任には伏線がある。生方氏は小沢氏が廃止した党政調の復活を求めるグループの中核的存在で、小沢氏に対する不満の受け皿だった。このまま生方氏を放置すれば「政治とカネ」をめぐる小沢氏の幹事長辞任論が拡大しかねない、との思惑が働いたのだろう。だからといって、いきなり排除する手法はまったく理解できない。小沢氏の資金管理団体を舞台とする事件や党の運営をめぐり党内で自由な意見があまり聞かれない党の閉鎖性や体質にこそ国民はむしろ、不信を強めているのではないか。国会議員は有権者の代表として自らの所見を語る責任があり、メディアへの発信もその一環だ。政党幹部の言動として問題があると執行部が判断したのであれば十分に事情を聴き、必要に応じ注意をするなど、対応は他にいくらでもあるはずだ。そもそも生方氏は役員会や常任幹事会のメンバーでもなく、党内で意見を言う場もほとんどない。問答無用とばかりの解任は、小沢氏批判を含む自由な議論を封じるための威嚇とみられても仕方あるまい。
 生方氏は反発を強めており、党内対立は深まりそうだ。閣僚にも解任を疑問視する声が出ているが、今回の事態は国民の民主党への強い失望を招きかねず、深刻だ。従来の政治にない清新さを期待し政権交代を選択した有権者の目に、古い体質の締め付けはどう映るだろう。党のイメージを決定づけかねない局面にもかかわらず、首相も解任を支持した。これでは見識が問われる。(601字)。

●21日;日経社説(1)「小沢民主党」に言論の自由はないのか●
http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889DE2E6E1EBE7EBE4E2E0E3E2E1E0E2E3E28297EAE2E2E3?n_cid=DSANY001
『生方氏の言動が特に問題視されるような内容だったとは思えない。強権的にいきなり解任する手法には違和感があり、党内には反発がくすぶっている。これでは民主党に言論の自由がないと批判されても仕方があるまい。小沢氏に近い高嶋良充筆頭副幹事長は18日、生方氏に辞表の提出を求めた。生方氏は反発して、辞職を拒否した。この後、生方氏は記者団に、政治資金規正法違反事件で元秘書ら3人が逮捕・起訴された小沢氏の責任論について「国民にもう一度説明し、納得が得られなければお辞めになるのが当たり前」と語った。一方、高嶋氏は18日に緊急の副幹事長会議を開いて生方氏解任を決め、小沢氏も了承した。
 生方氏は、鳩山政権発足の際に廃止された党政策調査会の復活を目指す中堅・若手有志の会の世話人を務めている。政調の廃止は小沢氏が主導して決めたものだ。党執行部は政調復活を目指す動きに神経をとがらせていた。
 首相をはじめとして、生方氏がメディアで発言したことをとがめているが、それは筋違いだろう。政権交代してから、民主党内で自由に議論ができる場や機会がなくなったことこそが問題なのである。小沢氏を批判すると人事で冷遇されるという意識が強まれば、党内の議論はますます少なくなり、不満だけがうっ積していくに違いない。各議員が執行部の顔色ばかりうかがうようでは、民主主義が窒息する。自民党など野党は鳩山政権の現状を「小沢独裁」と批判してきた。今回の解任騒動はこうした批判を裏付けるものとなろう。内閣支持率や政党支持率はさらに低下する可能性があり、鳩山政権の政策遂行力を弱める結果にしかならない。(672字)。

┏━━(社説)読売新聞(22日)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●22日;読売社説(1)副幹事長解任 言論封じた民主の強権体質●
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100321-OYT1T00833.htm
『民主党長老の渡部恒三衆院議員は、自民党時代を含む長い議員生活の中で、こうした執行部批判による解任は「聞いたことがない」と批判している。今回の事態に発展したのは、小沢氏周辺が、これを契機に小沢氏批判が高まるのを警戒し、芽をつもうとしたためだろう。小沢氏は解任を了承し、鳩山首相も容認した。二人とも「政治とカネ」をめぐる自らの責任問題への波及を恐れた、保身ゆえの判断とみられても仕方があるまい。生方氏解任には伏線がある。民主党内には、小沢氏が、選挙至上主義の下、地元活動を優先させ、政策決定の内閣一元化を名目に、党側の自由な論議を抑えることへの不満がくすぶっている。生方氏は、党内に政策調査会の設置を目指す議員の会を発足させるなど、政調を廃止した小沢氏の党運営に批判を強めていた。
 そうした生方氏の「反小沢」ととれる動きが、解任の一因になったともみられている。
 小沢幹事長の政治手法は「独裁的」「強権的」と評されている。今回の解任劇は、小沢氏率いる党の体質と、ブレーキをかけられない首相の限界を露呈した。生方氏は、街頭演説で「多くの議員が声を上げないといけない。『処分されるかも』と口をつぐめば、民主党に未来はない」と訴えた。民主党議員は、しっかりと受け止める必要がある。(533字)。

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  生方副幹事長解任事件は、新聞の生命とも、飯の種とも言うべき重要課題である。なのに、新聞社の論調が軽い。軍部による「言論統制」の過程が、今回の民主党の場合と酷似している。民主主義の基本の「言論の自由」に対して、新聞社の考えが甘いのは残念である。単に、「民主党の体質」ではない。国民が、「独裁主義という毒」を飲んだのだ。まず、吐き出さなければならない。「独裁主義」を退治しなければならない。簡単に,騙される国民の体質を反省しなければならない。過半数の人が、支持政党なしの状況は国民にとり極めて不幸な状態にある。政治に期待できなとしたら、NPOが有るではないか。 
選挙で、国民が見抜けなかった事は残念だ。半年にして、馬脚を現したのは幸せでもある。昨年9月に、小紙は「小沢独裁」を予言した。そして、大阪府が共産党知事の時代に、府民生活が疲弊して、独裁政権の惨めさを書いた。その時に「おいおいバッシング」をした人は、まず反省して頂きたい。反省したら悔い改めて、身の回りの政治状況を見直していただきたい。特に、地方の政治の乱れを大変だ。地方は、教育と福祉の問題を握っている。税金の無駄使い、福祉の不平等、地方公務員のだらしなさ。いくらでも社会問題が山積しています。
 閉塞状態の社会を作り出すのは、選挙民です。何とかしなければいけません。2度と「民主党のような政権交代」を起こさないようなバランス感覚を持とうではありませんか。それにしても、倒産した自民党のだらしなさが、たまらない。大阪府は、橋下知事のリーダーシップでイノベーションが進んでいます。まず、トップの姿勢です。アクティブなシニアに対する扱いも変わりました。(700字)

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  • 名無しさん2010/03/28

    民主党の体たらくは、ご指摘の通りであり、半年前の段階でご指摘されたと言うことは慧眼だったと思います。