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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第918号  (2010.02.14)

2010/02/14

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2010/02/14━

    シニアネット 『おいおい』           第918号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━バレンタイン・旧正月・魚上氷━━━
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 いつ渡そバレンタインのチョコレート       田端美穂女

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「いつ渡そ」は、上品な上方言葉である。本チョコを渡したい。そわそわしている、渡すべき人へ渡すきっけがないもどかしさ。軽くて、茶目っ気がある句。はんなりとした御寮さんの雰囲気。今では、親しい人へチョコレートを贈ることが行事になっている。
 作者は大阪市道修町の薬種商の「いとさん」。「ホトトギス」一途。<帯もまた谷崎ごのみの春著(はるぎ)着る>。<納得の一人くらしの豆御飯>。 大阪市生まれ。(1909-2001)。
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┏━━(社説)日本の「ものずくり」━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎品質の向上を◎
日本の「ものづくり」への信頼を揺るがす問題が後を絶たない。東証2部上場の小糸工業は、航空機の座席の性能試験や設計で不正を繰り返していた。トヨタ自動車は主力車種の「プリウス」などでも、ブレーキの問題でリコール(回収・無償修理)に追い込まれた。ホンダも米国で、エアバッグに不具合のある車をリコールすることになった。

11日;日経社説(1)揺らぐ「ものづくり日本」への信頼
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20100210ASDK1000710022010.html
『一連の品質問題からは、ほかの企業にとっても、ひとごとではない課題がみえる。
小糸工業は航空機の座席の耐火性や、衝撃への強さの試験結果を改ざん、ねつ造し、国土交通省に報告していた。いったん国土交通省から、製造する座席の仕様の承認を受けた後で、勝手に設計を変えてもいた。試験記録の改ざんなどを続けてきたのは、納期に間に合わせるためだったと小糸工業は説明している。問われるのは社長らの経営責任と同時に、親会社の自動車照明メーカー、小糸製作所の監督責任だ。小糸製作所はリーマン・ショック前まで増産に次ぐ増産を重ねていた。工場では若手の研修など、品質管理の活動に力を入れてきたが、子会社の監督が、おろそかになってはいなかったか。連結経営の時代になり、企業は品質管理でもグループ全体に目を配らなければならない。その点を小糸グループの不祥事は示している。
悪質な小糸工業の問題と次元は違うが、自動車業界では対象台数が大量のリコールが頻発している。原因は第一に部品の共通化が進んでいるためだ。グローバル化で海外工場が増え、ひとつの部品に不具合があるとさまざまな車種で問題が広がる。第二に、部品や材料の現地調達が当たり前になったことだ。品質の見極めが行き届かず、不良部品を仕入れてしまう危険が高まっている。こうした産業の構造変化のなかでは、調達する部品や材料に、より注意を払う必要がある。欧州では環境保全のため、化学物質を使った材料の使用が制限されている。環境に配慮した製品づくりも一段と重要だ。
米国では今年秋の中間選挙を控えて保護主義が台頭しつつあるとの見方がある。だからこそ日本企業は、逆風を跳ね返せるよう、消費者に支持される製品を生みだす必要がある。品質の向上は最低条件だ。(730字)。

┏━━(社説)診療報酬改定━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎医療改革につなげ◎
中央社会保険医療協議会(中医協)で、2年に1度改定される診療報酬の配分が決着した。保険医療の価格である診療報酬の総枠については、政府が昨年末に、医師の技術料など「本体」を1・55%引き上げると決めている。医療の危機が叫ばれる中でこれをどう効果的に配分するかが問われていた。急性期入院医療には、このうち4000億円が振り向けられ、救急や産科、小児科など過酷な勤務を強いられる分野に手厚く配分された。難しい手術の報酬を3〜5割引き上げるなど、ある程度のメリハリをつけたと言えよう。4月から実施される。

14日;読売社説(1)診療報酬改定 中医協の変化を医療改革に
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100213-OYT1T01242.htm
『今回の改定作業では長年の懸案も二つ、決着させた。一つは再診料の統一である。現在は中小病院の600円に対して診療所は710円と大差があり、開業医優遇の象徴と長く批判されてきた。これを病院は90円上げ、開業医を20円下げることで690円にそろえた。病院に手厚く報酬が配分されるため、過酷な勤務医の待遇改善が期待される。一方で、地域のかかりつけ医として時間を問わず対応する開業医にも、新たな報酬の仕組みを作った。二つめは、受けた医療の費用細目が分かる「診療明細書」を、原則としてすべての患者に無料で発行するよう、医療機関に義務づけたことだ。事務処理の電子化が進んでいない医療機関は義務づけられないものの、発行しない理由などを掲示させる。「原則」を骨抜きにさせぬよう注意が必要だが、医療の内容と費用が細かく患者にチェックできるようになる。
 二つの懸案はいずれも、診療報酬改定の年が巡ってくるたびに議論となりながら、開業医の立場を重視する日本医師会などの反対で実現できなかったものだ。それが進展したのは、政権交代が結果として中医協での日医の影響力を低下させたことによる。政府・民主党は、これまで自民党を支持してきた日医執行部の推薦委員をはずし、民主党に近い日医非主流派の医師や大学医学部長を委員に起用した。医療機関側の委員に組織代表色が薄れ、議論の幅が広がった。ただし、今回の診療報酬改定で山積する医療の課題が解決するわけではない。中医協の変化を、医療界全体で取り組む制度改革の議論へと向かわせるべきだろう。(649字)。

13日;朝日社説(1)診療報酬改定―医療再生へさらに大股で
http://www.asahi.com/paper/editorial20100213.html
『最大の焦点は、病院よりも高い開業医の再診料をどうするかだった。切り込み不足の感は否めないが、報酬全体を増やす中で開業医の再診料を引き下げたことは評価できる。 休日・夜間などの診療時間外に「電話対応」する開業医の再診料には、新たに「地域医療貢献加算」を30円上乗せすることも盛り込まれた。開業医が夜間や休日も患者に対応すれば、病院の救急窓口への集中が緩和されるかも知れない。実施状況の検証は欠かせない。 明細書があれば、実際には行われていない診療や検査がないかを患者がチェックしたり、過大な請求やミスを防いだりする効果が期待できる。医療費を節約し、財源を医療再生策に振り向ける余地も生まれるはずだ。医療現場では今後、明細書をみた患者からの質問が増えるに違いない。医療機関はていねいに答えなくてはならない。診療と報酬について納得してもらうことは医療の基本だ。 
 診療報酬の体系も、患者にわかりやすいような仕組みに一層簡素化されるよう望みたい。 
鳩山政権は中医協から日本医師会の代表を排除し、政治主導の姿勢を示していただけに、思い切った見直しが注目されていた。 むろん、今回の診療報酬改定だけで医療崩壊と呼ばれる深刻な状況に歯止めがかかるわけではない。医師を育成する仕組みを抜本的に強化したり、地域や診療科ごとに偏っている医師の配置を是正したりするための政策努力が問われ続ける。 病院と開業医、病院間の役割分担と連携を見直すことも、引き続き考えていかなければならない。 医療の再生とそれに必要な費用と負担はどうあるべきか。財源を含む広い視野からの検討と対策が大切だ。この一歩から、さらに大股で進むことを「長妻厚労省」に期待したい。 (704字)。

12日(1)日経社説(1)新生中医協の限界みえた診療報酬改定
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20100211ASDK1000C11022010.html
『昨年10月、長妻昭厚労相は中医協のなかで医療界を代表する委員について、自民党の支持団体だった日本医師会の関係者を外すなど顔ぶれを刷新した。だが新生中医協はその期待に十分に応えなかった。病院の小児科、外科など一部の診療科に目立つ医師や看護師の過密勤務をやわらげたり、救急医療をより拡充させたりするには、その分野に力を注ぐ病院に財源をうまく回すしくみが欠かせない。その点で診療報酬の基本項目である再診料の診療所優位を改めたのは前進だ。しかし、なぜ690円で病院と統一したのか、理由がみえない。議論は「同じ医療サービスに同じ値段をつける」が出発点になったが、病院が診療所と同じ医療を提供するとは限らない。客観データに基づく検証は二の次になり、それぞれの委員が出身母体の利害を盾に感情的な議論に走った印象がぬぐえない。医師出身の民主党議員が審議に陰で介入したのもみっともなかった。
 また、ひと口に診療所といっても離島や山村で献身している医師もいれば、都市部の雑居ビルに間借りして開業する医師もいる。この「ビル診療所」は夜間は閉まり、医師は自宅に帰るところが多い。地域医療を担う若い医師が減っている現実を考えれば、それぞれの診療所の実情や環境に応じて診療報酬にめりはりをつける工夫が必要だ。期待先行で始まった中医協だが、患者と健康保険料を負担する国民や企業は議論の蚊帳の外におかれた。審議のインターネット中継は医療界側の委員の抵抗で実現せず、議事録の公開も厚労省の怠慢で遅れた。
 評価できるのは診療や投薬の明細がわかる領収書の発行を設備が整った病院・診療所に義務づける点だ。無料で明細書を出すのは困ると、世の常識から外れた主張をした医療側委員を患者代表が押し切った。受けた医療の内容を患者が理解し、コスト意識を高めるのに役立つだろう。(758字)。

14日;産経社説(1)診療報酬改定 開業医に甘すぎては困る
http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/100214/wlf1002140241000-n1.htm
『過酷な労働条件を嫌って病院を辞める医師は後を絶たない。地域の中核病院でさえ、閉鎖を余儀なくされる診療科がある。勤務医の労働条件や待遇の改善は待ったなしだ。病院に財源の多くを振り向けたことは評価したい。患者側からの要望が強かった明細書付きの領収書発行についても、今回の改定に伴って医療機関に義務づけられることになった。
中医協は「患者本位の医療を実現する」という根本部分を忘れてはならない。病院600円、診療所(開業医)710円と差のあった再診料を690円に統一したことも前進だ。「同じ診察なのに差があるのはおかしい」との批判が強かったが、開業医中心の日本医師会(日医)の反対で見直しが進まなかった。統一後の価格は診療側委員の強い抵抗で、診療所を20円下げただけの小幅に終わった。再診料引き下げは「開業医の優遇是正」を狙いとしていただけに、メリハリ不足は否めない。それどころか、患者からの電話問い合わせに時間外で24時間対応する場合や、明細書の無料発行を行う診療所の再診料は加算する措置も設けた。これらが加算されれば、引き下げ分を取り戻すどころか、再診料は逆にアップする。
 診療所は地域医療の支え手である。極端に収入が減って経営が行き詰まれば、困るのは患者だ。患者のために頑張る診療所の収入が増えるのは当然だろう。だが、再診料の具体的な加算要件は定まっていない。「24時間対応できる」というのはあいまいだ。大半の診療所が算定できる可能性すらある。「結局は診療所の焼け太り」とならぬよう、厚生労働省は拡大解釈を許さない厳格な基準を示さなければならない。長妻昭厚生労働相は日医の推薦委員を完全排除するなど政治主導を強調していたが、これでは「参院選を前に開業医に配慮した」との批判を招きかねない。(734字)。

13日;毎日社説(1)診療報酬答申 抜本改革へつなげよ
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20100213ddm005070108000c.html
『救急、産科、小児科、外科など医師不足が指摘される診療科への配分も手厚くした。ただ、多くの病院は経営難に陥っており、増収分は赤字の補てんに充てられるのではないかとも見られている。過重労働が問題になっている勤務医の負担軽減という面では、医師を補助する職員を多く配置した病院への加算上限を3550円から8100円に引き上げた。こちらの方が直接的な効果を期待できるかもしれない。また、休日や夜間の外来対応を開業医に手伝ってもらう体制を敷いた病院に新たな診療料を設けることは、医療機関の機能分担と連携を進めていく上で現実的な方策の一つであろう。
 病院の報酬を引き上げるためにターゲットにされた診療所だが、在宅医療の拠点として夜間や休日も地域の患者を支えている診療所は多い。都心のビルの一室で開業し、夜間・休日は対応しない診療所と同じ報酬体系に位置づけるのは不合理ではないか。軽い症状の患者が病院に殺到することで勤務医を疲弊させ、医療費も圧迫している現状を改善するためには、やはり在宅医療の質を高めてプライマリーケア(初期診療)を充実させる路線を推し進めるべきだ。再診料は一律引き下げるが、24時間電話で応対する診療所への加算が盛り込まれたのは一定の歯止めになるかもしれない。
 今回の改定が医療崩壊を防ぐのにどのくらいの効果があるのか、まだ判断できない。ただ、国内総生産に占める日本の公的医療費は先進諸国に比べて低いことを指摘しておきたい。ドイツ並みにするには7・5兆円、フランス並みには10兆円の上乗せが必要だという試算もある。雇用が不安定になり賃金水準も下がる中では負担から目をそらしたくなるものだ。しかし、医療を抜本的に立て直すには何が必要か、次回の改定に向けて今から議論を深めたい。(731字)

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 2月14日は、旧暦の1月1日(旧正月)。陰暦による正月は、明治5年(1872)12月以前にはない。陽暦になっても、農作業を決める農事とか潮の干満で出漁する漁業関係では陰暦を重視する。アジア でも「春節」が中心である。紅梅が咲き、おだやかな日差しに早春を感じる。子どもの頃、正月が2回あるのが、不思議でした。旧正月は、餅をつくが学校が休みにならない。農村ですから、不十分な形で旧正月が残っていたのだろう。暦のことを知ると生活が豊かになる。
例えば、1年間を24で分けて24節気。その15日間を5日ごとに分けた72候。微妙な季節の変化を感じさせてくれる。2月14日は、72候の第3番目の候の「魚上氷(うおこおりをのぼる)」である。24気節の「立春」の3候の「末候」。立春から10日が過ぎ、春の兆しが一段と感じる。水がぬるんで,氷が割れて氷の間から魚が飛び出す時節という意味。5日あとは24気節の「雨水」である。5日毎に変わる、変化を日本人は昔から生活に生かしてきた。
 自然が織りなす季節の変化を生活に取り入れることも、心豊かな生活が出来るように思います。正月に、ご当地の氏神様から頂いた「暦」を活用しています。(500字)。

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