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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第902号 (2009.12.18)

2009/12/18

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2009/12/18━

    シニアネット 『おいおい』           第902号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動に役立つ情報紙━━━━━━

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 白菜を翼はづせるごとく剥く    宮坂静生

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平成14年作。白菜は、真っ白な多肉の葉と薄い柔らかい淡黄色の葉を持っている。結球は楕円状で固く締まっている。白い多肉質な葉を鳥の羽根に例えている。鳥の翼の付け根は強靭である。白菜の葉を剥がすのに、鳥に例えたのが鮮やかだ。「はずせるごとく」が、素晴らしい。長野県松本市生まれ。(1937−  )。
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┏━━(社説)習近平氏来日━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎日中外交にしこりを残した◎
中国の習近平国家副主席の日本訪問は、天皇陛下と習氏との会見を巡る日中両国政府の不手際によって、日本国民の対中感情にしこりを残す形になった。

18日;読売社説(1)習近平氏来日 日中外交の難しさ浮き彫りに
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20091217-OYT1T01406.htm
『中国の「次代のリーダー」と目される習氏の来日が、今後の日中関係の展望を切り開く契機にならなかったことは残念だ。首相が、日中間の懸案である東シナ海のガス田共同開発を前進させることや、中国の軍事力の透明性を高めるよう求めたのは当然である。習氏は台湾問題の重要性とともに、チベット、ウイグルの少数民族問題が「中国の核心的利益」であると指摘、日本側にくぎを刺すのを忘れなかった。だが、少数民族問題ではまず、中国側が弾圧行為をやめ、対話を通じて、人権状況を改善することが先決ではないか。
 習氏は、習仲勲・元副首相を父とする高級幹部の子弟だ。一昨年秋、2階級特進で、党中央政治局常務委員に抜てきされ、昨春には国家副主席に選出された。昨夏の北京五輪では運営の責任者を務めるなど、次期国家主席の最有力候補と見られている。首相官邸が天皇陛下との会見を特例として実現したり、首相主催の夕食会を開いたりして国家元首級の扱いをしたのも、習氏の立場を重視したためだろう。中国側も天皇陛下との会見実現を強く求めた。胡錦濤国家主席が副主席だった98年に来日した際に、天皇陛下と会見していたこともあり、習氏に同等の待遇を求めたものと見られる。中国側は、天皇と会見することが、指導者としての権威付けになると考えたのだろう。中国では、江沢民前国家主席を後ろ盾とする習氏と、胡主席が支持する李克強副首相との後継争いはまだ決着していない。習氏に代表される勢力と、李氏を推す勢力の綱引きが、当面続くと見られている。
 92年の天皇陛下の訪中は、天安門事件による国際的孤立からの脱却に効果があった、と中国側は評価している。天皇外遊の政治的側面を示すものだ。日中関係の重要性からも、今回のようなトラブルはあってはならない。天皇の会見など公的行為にかかわる問題には、日中双方に慎重な対応が求められよう。(773字)

┏━━(社説)小沢氏記者会見━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎政治家の資質を疑う◎
小沢民主党幹事長が、天皇陛下と習近平・中国国家副主席との会見問題で、羽毛田信吾宮内庁長官を「辞表を提出した後に言うべきだ」と厳しく批判した。天皇と外国要人との会見は、天皇陛下の健康上の理由から、過密日程を避けるため、1か月前までに宮内庁に申し入れるという慣行がある。鳩山首相が今回、その特例として会見を実現したことは、何の問題もないと、小沢氏は記者会見で言った。政治家の発言だろうか。

16日;読売社説(2)小沢氏記者会見 不穏当きわまる辞表提出発言
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20091215-OYT1T01450.htm
『小沢氏は、1か月ルールについて「宮内庁の役人が作ったから金科玉条で絶対だなんてばかな話があるか」と断じた。今回の経緯を公表した羽毛田氏について「どうしても反対なら辞表を提出した後に言うべきだ」と強調した。極めて不穏当な発言だ。羽毛田氏が「辞めるつもりはない」と辞任を否定したのは当然のことだ。問題は、それだけではない。
 小沢氏は「天皇陛下の国事行為は内閣の助言と承認で行われる」と憲法を持ち出し、天皇の政治利用にはあたらないと反論した。外国要人との会見は、国会の召集など憲法に定められた国事行為そのものではなく、これに準じた「公的行為」とされる。無論、公的行為も内閣が責任を負うわけだが、問題の本質は、国民統合の象徴である天皇の行為に政治的中立を疑わせることがあってはならないということだ。小沢氏は、「天皇陛下ご自身に聞いてみたら『会いましょう』と必ずおっしゃると思う」とも語った。天皇の判断に言及することも不見識と言わざるを得ない。小沢氏は、政府に会見の実現を求めた事実はないと否定したが、崔天凱・駐日中国大使から要請を受けながら、全く働きかけをしなかったのだろうか。
 首相の対応にも疑問がある。首相は、特例的に会見を実現するよう指示したのは「大事な方」だからとした。今後の日中関係や習副主席が「次代のリーダー」とされていることを踏まえれば、そうした判断もありえよう。しかし、会見のルールが、これを機に破られることになれば、「政治的重要性」で要人の扱いに差をつけることになり、天皇の政治利用につながる、という宮内庁側の憂慮もうなずける。首相や平野官房長官は「政治と天皇」のあり方について基本的な理解を欠いていたのではないか。政治主導をはき違えては困る。(726字)。

17日;朝日社説(1)天皇会見問題―政治主導をはき違えるな
http://www.asahi.com/paper/editorial20091217.html
『論争の焦点は、憲法である。羽毛田氏は、政府の対応は憲法に照らして問題ありとの立場だ。 「国政に関する権能を有しない」象徴天皇の国際親善は、政治とは切り離して行われるものだ。そのために、相手国の大小や重要性で差をつけず「1カ月ルール」で対応してきた。中国は大事だからとそれを破るのでは天皇の政治利用になりかねない、と訴える。 
 1カ月を切れば政治利用で、それ以前ならそうではないのか。習氏の訪日自体は前から分かっていたろうし、政府の内部でもっとうまく対処できなかったのか。首をかしげたくなる点もないではない。それでも羽毛田氏にとって、いわば政治の横車で1カ月ルールがねじ曲げられるのは、憲法と天皇のあり方にかかわる重大問題だということだろう。 一方の小沢氏は、官僚がそのような憲法解釈をして、政府にたてつくような発言をしたことに反発した。 役人がつくった1カ月ルールを金科玉条のように扱うのは馬鹿げている。役人が内閣の指示や決定に異論を唱えるのは、憲法の精神や民主主義を理解していないとしか思えない。 だからといって反対するなら辞表を出せと切って捨てるのは、権力者のとるべき態度として穏当を欠いていないか。 
民主党は、政府の憲法解釈のよりどころとなってきた内閣法制局長官を国会で答弁できないようにする法改正を目指している。憲法解釈は政治家が決める、官僚はそれに従えばいい、という発想があるようだ。宮内庁や内閣法制局はその役割として、憲法との整合性に気を配ってきた専門家だ。その意見にはまずは耳を傾ける謙虚さと冷静さがあって当然だ。 政治主導だからと、これまでの積み重ねを無視して好きに憲法解釈をできるわけではない。まして高圧的な物言いで官僚を萎縮させ、黙らせるのは論外だ。はき違えてはいけない。(739字)

16日;産経社説(2)天皇との特例会見 政治利用まだ気づかぬか
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091216/stt0912160251003-n1.htm
『首相官邸の理不尽な要求にもかかわらず、誠実に務めを果たされた陛下に改めて感謝の念をささげたい。一方、鳩山由紀夫首相は天皇と習氏の特例会見への批判が強まっていることについて、「中国の副主席においでいただき、日本で活動されている最中にこういう状況になったことは大変残念だ」と不快感を示し、「国民挙げて、将来のリーダーになれる可能性の高い方をもっと喜びの中でお迎えすべきだ」と述べた。宮内庁に強引に天皇との会見を設定させ、それが批判されていることへの責任と反省の気持ちがみじんも感じられない。日中どちらの国民に向けて話しているのか、疑いたくもなる。 
発言全体を聞けば「役人の言うことにはいっさい耳を貸さない」というふうに聞こえる。高飛車な姿勢と「政治主導」とは別物であることを中国国営新華社通信傘下の国際情報紙は「鳩山由紀夫首相は中国のために天皇の慣例を破った」と会見を手配した首相を擁護した。ここまで宣伝され、会見が胡政権の権力基盤強化のために利用されたことに鳩山首相らが気づかないとすれば、鈍感である。平野博文官房長官は2度にわたり、羽毛田信吾宮内庁長官に「日中関係は重要」として、特例会見設定を指示した。日中関係強化のために天皇との会見を政治利用したといえる。羽毛田氏は特例会見が政治利用されることに懸念を示し、小沢一郎民主党幹事長から辞任を求められた。天皇と外国要人の会見は国事行為でなく、公的行為だ。憲法の天皇に関する規定は、象徴としての天皇が政治利用されることを防ぐのが趣旨である。小沢氏は憲法を恣意的に解釈している。宮内庁などに寄せられたこの問題に関する1000件以上の電子メールでは、会見実現までの経緯を疑問視する意見が目立ったという。鳩山政権はもう少し国民の声を聞くべきだ。(740字)

17日;毎日社説;天皇会見問題 冷静な論議が必要だ
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20091217ddm005070003000c.html
『事は象徴天皇制のもとでの皇室外交にかかわる問題だ。冷静に今後の皇室外交のあり方を論議する契機にすべきだ。羽毛田信吾同庁長官が「二度とあってほしくない」と批判し、民主党の小沢一郎幹事長が「反対なら辞表を提出した後に言うべきだ」と応酬したことが騒動を広げた。小沢氏は会見で、天皇陛下と外国要人の会見は内閣の助言と承認が必要な国事行為であるとの認識も示した。憲法7条の「国事行為」には当たらず「公的行為」とされる。ただ、「公的行為」でも陛下の外国訪問などの場合は閣議決定が行われており、皇室外交と政治との関係にはあいまいな領域があるのが現実だ。
 今回の問題の背景には、陛下と外国要人との会見の意味が国際親善にあるという本来の目的をそっちのけにした当事者間の感情的なぶつかり合いがある。陛下と外国要人との会見は年に100回以上にのぼるという。羽毛田長官が陛下の多忙ぶりと健康に配意しルールを守ろうとしたのは職務上理解できる。だが、習副主席の訪日直前に平野博文官房長官との電話のやりとりを詳細に明らかにし、「親善」に水をかける結果を招いたことには疑問が残る。それ以上に違和感を覚えるのは小沢氏の発言である。発言全体を聞けば「役人の言うことにはいっさい耳を貸さない」というふうに聞こえる。高飛車な姿勢と「政治主導」とは別物であることを認識してほしい。
 「陛下に聞けば『会いましょう』とおっしゃると思う」との発言も軽率だ。陛下の意思を都合のいいように忖度したと受け取られかねないような発言は慎むべきだ。鳩山政権は自民党政権時代につくられた「政と官」のルールの見直しに取り組もうとしている。今回問題になった「1カ月ルール」についても、見直すべき点があるのかどうかも含め新政権の手で検討する必要があるだろう。(742字)。

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
小沢さん、いつからあなたは「天皇の天皇」におなりですか。天皇を政治に利用しない「新憲法」ですよ。戦前の「統帥権」を利用した軍部以来の暴走ですよ。また、あなたは立法側の1政党の幹事長ですよ。行政の1官庁の長官に辞表を提出させる権限はお持ちではありません。鳩山首相の行政側の権限ですよ。行政と立法と司法の3権分立は民主主義の基本ですよね。また、小沢流の解釈の「天皇の国事行為」は、間違いです。政権が代われば、国事行為の解釈が変わる。すこし、おかしいですよね。社会科の教科書に書かれてます。
行政府の1官庁の宮内庁の長官に、「辞表を出せ」とは、「暴力」ですよ。権限のない人からの命令は、従う必要はございません。上司の鳩山首相の命令ではありせん。隣の家の主人が、言われもないことを怒鳴っているようなものです。当家の鳩山主人は、いいとも悪いとも言わない。守ってくれない、主人に仕えることはできませんよね。ましてや、隣の家の主人に、いびられても。何もしてくれない。宮使えは、辛く、厳しいものです。
17日(木)発行の出版社系の「週刊文春」(24−29頁)が、「小沢と鳩山は天皇に土下座して謝れ」。「週刊新潮」(28−33頁)が、「天皇陛下を中国共産党に差し出した小沢天皇の傲岸」。すごい見出しを付けた。内容は新聞報道記事程度だが。週刊文春の福田和也「小沢は歴史観がない。切腹ものだ。」は、その通りである。「民主党は国家の根幹とは何か、揺るがしてはいけない価値とは何かがわかってない。」に始まり、「総理でもない閣僚でもない一党の幹事長というだけの人間が、皇室の営為に口を出し、ルールをねじ曲げたということは許せない。」と結んだ。(700字)

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創刊日:2001-07-23  
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