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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第896号 (2009.11.27)

2009/11/27

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2009/11/27━

    シニアネット 『おいおい』           第896号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動に役立つ情報紙━━━━━━

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 仰ぐとは称ふることぞ銀杏散る      片山」由美子

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「仰ぐ」とは、上を向むくとともに尊敬すること。敬うという意味がある。「弥(たた)ふる」は、褒め言葉を述べ、人を祝福することである。燦々と散りくる銀杏落葉を仰いでいる作者。身体にもかかってくる。自然に対する畏敬の念が見える。「銀杏」の散る風景は、風物詩である。
一見平凡にみえる素材を選び、実感のある描写をしながらも、「この作家は私小説的世界から最も遠い所で作品を生み続けている。一人称文藝といわれる俳句の中で極めて稀な作家である。」(『現代俳句大事典』より)。千葉県袖ヶ浦市生まれ。(1952− )。

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┏━━(社説)ドル全面安━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎危機を避けよ◎
ドルが全面安になっている。米国の金融不安がくすぶるなか金などの資産に資金が向かい、円相場も東京市場で1ドル=86円台と、1995年の超円高局面以来の高値をつけた。デフレの下で経済の実力以上に円高が進むと企業業績を悪化させ、景気の二番底を招きかねない。日本はドル価値の安定のため各国に協調体制づくりを働きかけるべきだ。

27日;日経社説(1)ドル全面安の危機には協調して対応を
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20091126AS1K2600126112009.html
『消費主導の成長を期待できない米国は外需に頼る傾向を強めている。9月の20カ国・地域(G20)首脳会議は経常収支の不均衡是正を目標に掲げた。さらに、24日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が低金利政策の継続を確認し、今回のドル安の直接のきっかけになった。米国では商業用不動産融資の焦げ付きが増え、金利引き上げどころではない。不動産開発事業につまずいた中東のドバイ政府系企業が債務の返済猶予を要請したことも、世界的にバブルの処理が終わっていないことを改めて印象づけた。
 投資資金は商品に向かい、金価格は史上最高値を更新している。ドルがこれから一段と下落するという思惑を映した資金逃避という面が強く、十分な注意が必要だ。緩やかなドル安は米国の輸出の追い風になるが、ドル不安が広がると海外からの資本流入に頼る米経済に深刻な影響が出る。日本にとって、円の急騰は企業の輸出採算の悪化を招き、景気の腰を折りかねない。ユーロにも上昇圧力がかかり、ドル安進行の弊害は欧州でも大きい。
 ドル不安の根っこには、米国の金融システムが抱えたバブルの後遺症がある。日米欧の政府・金融当局はドルを巡る市場の混乱が広がらないよう、金融安定化を急ぐべきだ。
 円がこのまま上昇するようなら、日本は円売り・ドル買いの介入をためらうべきではない。中国が人民元をドルに連動させ、韓国など他のアジア諸国も自国通貨の高騰を防ぐドル買い介入を活発にしている。そういう状況下で日本が事態を放置すると、日本企業が耐えられないような円高になりかねない。景気回復の足取りが不確かな状況では、経済実勢からかけ離れた通貨高に歯止めをかけるための介入は許容されると考える。円高防止の効果を高めるには、政府と日銀の政策協力も欠かせない。デフレ下で手をこまぬいていると物価変動を考慮した実質金利が割高となり、通貨高を招きやすいからだ。国債の買い切り増額など、打てる手を出し惜しみすべきではない。 (818字)。

27日;読売社説(1)円急騰 ドル離れ進む世界の投資資金
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20091127-OYT1T00022.htm
『ドル売り圧力は強く、円高・ドル安傾向が続くとみられる。日米などの通貨当局が、市場介入の可能性も探りながら連携し、過度な変動を抑える必要があろう。ドル安が進んでいる最大の要因は、米国の景気回復の足取りが重く、超低金利政策が長期化すると予想されているためだ。米国の失業率は10%台に上昇し、まさに「雇用なき景気回復」だ。輸出拡大による景気テコ入れを狙い、米当局が本音では、緩やかなドル安を容認している、との観測も背景にある。さらに厄介なのは、低金利のドルを売って、高金利通貨などに投資する「ドルキャリー取引」が活発化している問題だ。2004−20007年ごろに目立った「円キャリー取引」に代わり、今回はドルが、世界のマネーの動きを揺さぶっている。
 金の価格が史上最高値の1トロイ・オンス=1200ドル近くに急騰した。ドルの「代替通貨」として買われており、ドル離れを示すものだ。投資資金の流入で、原油や穀物価格も上昇している。
 急激な円高・ドル安は、デフレに陥り、本格的な景気回復が遅れている日本経済にとって、特に重荷になるだろう。輸出企業の多くは、今年度下期に1ドル=90円程度の円相場を想定しており、急激な円高・ドル安が続けば、業績には大きな打撃だ。牽引役である企業の体力が弱れば、景気も腰折れしかねない。ユーロの急騰は、欧州経済の本格回復にも悪影響を及ぼす。ドル離れした投資資金が流入しているブラジルなどの新興国では、バブル経済を懸念する声もある。結局、世界経済を混乱させるドル安に歯止めをかけるには、米国が「雇用なき景気回復」を脱却し、ドルの信認を取り戻すことが肝要だ。効果的な雇用対策の実施が急務といえよう。(698字)。

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  日常生活の中から、政治の話が消えた。10月から11月にかけて、同窓会とか同期会に参加した。今年の特徴として、「政治の話題」が消えたことだ。今まで集まると、病気の話の次に政治の話があった。会場では気付かぬが、終わってみると「今日も、政治の話は皆無だった。」ことに不思議に思う。政治の話が、日常会話では不毛になったのか。政権交代に期待していたが、あまり違わない政治に、国民は飽きはじめたのか。危険な兆候である。
 知らず知らずのうちに、「政治」が遠くなっているのだろうか。事業仕分けの担当大臣は、「日常生活の中に政治が入った。」と言った。目的は良いにしても、手段が唐突である。科学技術の予算に始まり、専門家の意見を聞かない、現場の声を無視する等の「荒療」に呆れてしまったのではないか。一方、首相のヤミ献金と脱税モドキの資産管理のニュース。円高とデフレの足音と景気の軋みに無策。政権交代していることを忘れるような日常である。
 久しぶりに会う仲間の会話が、明るい話を選ぶのは当然だ。暗い話は避けるものである。知らず知らずのうちに、暗い政治の話題を本能的に避けているのだろうか。それとも、加齡による老化現象なのだろうか。(500字)。

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創刊日:2001-07-23  
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