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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第878号 (2009.09.18)

2009/09/18

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2009/09/18━

    シニアネット 『おいおい』           第878号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動に役立つ情報紙━━━━━━

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 供へある柿の大きな子規忌かな        深見けん二

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9月19日は、正岡子規の命日。子規忌、獺祭忌、糸瓜忌。昭和63年(1988)作。正岡子規の柿好きは有名だが、「柿の大きな」に供えた人の子規への深い敬愛の情が感じられる。子規は、明治35年(1902)に35歳の短い生涯を閉じた。大きな業績を歌壇と俳壇に残しただけに、夭逝の歌人俳人と見なされない。
子規は、「ベースボール」を「野球」と翻訳した。イチローの大リーグでの活躍と子規の志が1本の糸でつながっているように思える。ヒット数という記録の扉をこじ開けたイチロー。「継続」と「工夫」により達成された「9年200本以上安打」。日本人の心が脈々と生きつづけているようだ。作者は、高浜虚子と山口青邨に師事。福島県郡山市生まれ。(1922− )。

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┏━━(社説)地価下落加速━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎減税の継続を◎
 国土交通省が発表した基準地価(7月1日時点)によると、全国の住宅地で前年比4・0%、商業地で5・9%それぞれ下落幅が拡大した。日本の地価は「全面安」の状況が続いている。三大都市圏は住宅地、商業地ともに4年ぶりに下落に転じ、都道府県別の平均値をみてもすべての地域で下がった。大都市部では下落幅縮小の兆しも見えるが、全般に地価の底入れには時間がかかりそうだ。今年はこの流れが一段と加速し、住宅地、商業地とも47都道府県すべてで、前年割れを記録した。

18日;日経社説(2)地価に配慮し減税の継続を
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20090917AS1K1600317092009.html
『地価下落の要因の第一は、不動産投資信託(REIT)やファンドを通じた市場への資金流入の減少だ。金融危機と欧米の不動産バブル崩壊で海外の投資家が日本から資金を引き揚げ、国内の金融機関も不動産向け融資を抑えている。海外マネーの縮小で銀座や丸の内のような一等地でも地価は大幅に下落している。景気低迷を映して実需も弱い。東京の都心5区でもビル空室率は7%台に上昇し、賃料が下がっている。今回下落幅が全国で最も大きかった地点がある福岡市では、新築ビルの空室率が70%台に達するという。在庫の減少で最悪期は脱したといわれるマンション市場でも、販売単価の下落傾向は続いている。雇用・所得環境の悪化で住宅購入意欲も盛り上がりに欠ける。
 土地の収益力が低下しているのだから地価が下がるのは当然だが、土地デフレが続くと企業の資金調達や金融機関の経営にも悪影響を及ぼす。逆資産効果によって景気回復の足を引っ張る恐れもある。麻生前政権は過去最大規模の住宅ローン減税を打ち出すなど対策を講じてきた。市場は鳩山新政権が政策を継続するのか不安視している。新政権は租税特別措置の整理・縮小で「子ども手当」などの財源を捻出する方針だ。前政権が住宅ローンの税額控除を最大600万円に引き上げた時には、民主党は「高額所得者にしか恩恵が及ばない」と控除枠の維持を主張していた。新政権は住宅ローンの扱いについて明示していないが、現在の市況をみる限り、減税幅を縮小する環境にはない。租税特別措置の整理は必要だとしても、現行の住宅ローン減税は基本的に継続が望ましい。

18日;読売社説(2);地価下落加速 政策の後押しで歯止めかけよ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090917-OYT1T01249.htm
『世界同時不況の直撃を受けた不動産市場の冷え込みで、地価は総崩れに近い状態だ。ただ、今春以降の国内景気の底打ち傾向に歩調を合わせるように、下落のスピードが鈍り始めた地点も出てきた。今後、全国的な地価の下げ止まりにつながるか、注意深く見守る必要があろう。東京、大阪、名古屋の3大都市圏の動きが象徴的だ。1990年代初頭のバブル崩壊以降、3大都市圏の地価は下落を続けたが、06年に16年ぶりに上昇し、08年まで3年連続で値上がりしていた。中でも、名古屋市や東京都心の一等地などは、海外から投資資金が流入し、前年比で20%、30%と値上がりする地点が続出し、ミニバブルが到来した、と警戒されたほどだった。それが一転。今回は、値上がりが激しかった地点ほど急激に反落した。全国の下落率ランキング上位には、大都市の繁華街や優良住宅地が、ずらりと並んでいる。
 このまま地価は、長期低落に陥るのだろうか。カギを握るのが、全国の地価の先行指標とも言うべき東京都心の動きである。この1年間を半年ごとに区切った数値で検証すると、都心の住宅地では、15地点のうち9地点で前半より後半の方が、下落率が小さくなった。 都心の商業地29地点でも、17地点で同じような傾向が見られる。パニック的な土地の売り急ぎと買い控えが収まり、取引に落ち着きが出てきたということだろう。この傾向を定着させるためにも、政策の後押しが欠かせまい。まずは、着実な景気対策の実行である。 地価下落による資産デフレで、企業と消費者の心理をこれ以上冷やさないためにも、鳩山内閣は、迅速に対応する必要がある。

┏━━(コラム)自民党総裁選告示━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
18日;毎日コラム「余録」
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/index.html?link_id=OE001
『米独立戦争で英国が負けた時「英国の栄光の太陽は西に没した」と嘆いたのは政治家の小ピットだ。この時、英国は欧州で孤立し、スペインなどにも領土を奪われた。だがこの惨敗を機に英国は優れた外政家を輩出し、続く19世紀を「英国の世紀」にする▲「戦争に負けても外交で勝った歴史がある」は吉田茂の言葉という。その彼は太平洋戦争の敗戦直後、この英国の歴史を念頭に国の再起を期した(高坂正尭著「世界史の中から考える」新潮選書)。敗戦も時として次の飛躍のきっかけになる
▲この逸話を思い出したのは選挙中の麻生太郎前首相の「負けっぷりはよくせにゃいかん」発言のおかげだ。前首相は終戦時の首相だった鈴木貫太郎が祖父の吉田茂にそう語ったと話したのだが、折から発言の意図が勘ぐられたのも仕方ない▲吉田はその「負けっぷり」で自ら戦後日本の新たな発展に道を開くことになる。ではその戦後保守の本流を受け継ぐ自民党は敗北をチャンスに変えられるのか。世の視線がもっぱら鳩山新政権の動向に集まるきょう、党総裁選が告示される
▲思えば実に半世紀以上も政権党であることが存在理由になってきた自民党だ。一国の民主主義政治をまるで巨大な事業体のようにした万年与党が野党となってなおも存続可能なのか。そんな皮肉なまなざしを浴びる新リーダーの選出である▲本紙世論調査では鳩山政権の支持率が77%にのぼる一方、自民党の政党支持率は過去最低の12%だった。ただ敗北の衝撃が大きければ大きいほど、平時には難しい自己改革が可能になるという力学もあろう。むろん優れたリーダーがいればという前提つきの話である

┏━━(コラム)政と官の在り方━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

18日;産経コラム;「産経抄」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090918/plc0909180302007-n1.htm
『満員電車のなかで、無言で体をぶつけてくる人がいる。ロンドンの地下鉄だったら、「エクスキューズ・ミー」とか「ソーリー」の声がかかるところだ。「ノー・プロブレム」と返せば、お互い気持ちがいい。▼といっても、英国人のマナーがすぐれている、とは限らない。いつだったか、地下鉄のなかで、ニンニクのにおいをまき散らしながら、スパゲティをほおばっている若い女性に遭遇したことがある。さすがにこんな振る舞いをする日本人はいないはずだ、と思っていたら、何のことはない。▼数年後には電車のなかで、サンドイッチやおにぎりにかぶりついている姿が、珍しくなくなった。外国の文化や習慣の美風を取り入れようとして、悪い面だけマネしてしまうことがよくある。英国の議院内閣制を手本にして、政権構想を練ってきた民主党はどうだろう。
 ▼鳩山政権が発足早々打ち出した、「政と官の在り方」も、英国仕込みとの触れ込みだが、官僚の会見を原則禁止するとは、驚いた。「言論統制ではない」と官房長官は説明する。それでも、メディアの取材に対して、官僚の口が重くなるのは避けられない。これ幸いと、隠し事も増えるだろう。▼「国民の目線」を強調しておきながら、国民の目をふさごうとしている。そう勘ぐられても仕方がない。そもそも、英国議会の一番の特徴は、政府と与党の一体化だ。それに倣うのなら、小沢一郎氏のような超のつく実力者は、党に残らず内閣に入るべきだった。 ▼英国議会といえば、今年6月、住宅ローンの支払いから、アダルト映画視聴料、アヒル小屋の費用まで、議員経費の付け回しが次々に発覚して、大騒ぎになったばかりだ。こんな「政治主導」まで、マネされては困る。

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  シルバーウイーク(19日から23日)。19日(土)。20日(日)彼岸入り。21日(祭)敬老の日。22日(祭)国民の休日。23日(祭)秋分の日。4月末から5月初めのゴールデンウイークに対する呼称らしい。爽やかな大気に、西方浄土を憶うお彼岸の季節でもある。20日から26日の7日間は秋の彼岸。彼岸中日の秋分の日は、昼と夜の時間が同じになる。
 暑さ寒さも彼岸までと言われるごとく、暑さは収まりすっかり涼しい。「秋分の日」は「祖先を敬い,亡くなった人々を偲ぶ」日。「敬老の日」は、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」。高齢者問題は、短期間に解決できる問題ではなく、長期的に、気長に取り組まなければならない。
 

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創刊日:2001-07-23  
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