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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第877号 (2009.09.17)

2009/09/17

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2009/09/17━

    シニアネット 『おいおい』           第877号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動に役立つ情報紙━━━━━━

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 鰯雲日かげは水の音迅く         飯田龍太

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昭和27年11月作。甲府盆地に広がる鰯雲。秋の空は、秋の深まりを見せている。雲の明るさ、日のぬくもり。日向では川の音も晴れ晴れしいが、日蔭では流れも急で水音も高まるようで「寒気」すらある。天地を対照させている。秋から冬へ移りゆく境川の情景を適格にとらえている。
「夏と冬、日蔭とで温度差が著しいところである。村の中を流れる用水は、主として灌漑用のものである。しがつて夏は田を優先するためほそぼそとしたものだが、秋になると、途端に水量を増す。」(自選自解句集より)。山梨県笛吹市生まれ。(1920−2007)。

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┏━━「勝手でしょう」━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 国民は、今回の選挙で、民主党と社民党と国民新党の連立を望んだのか。民主党の都合で、三党連立が成立した。選挙協力は、いっていたが、ここまでの連立政権とは。社民党の「国家観」が、気になる。国民新党の郵政民営化の時計の針を逆に戻す発言は頂けない。「反自民」は、自民党の不甲斐なさに、「民主党」に流れた。連立は、カラスの勝手でしょう。
 5紙の今朝の朝刊は、「脱官僚」の文字が躍った。「官僚抜き」の行政でなく、「公僕」として使い切るシステム構築を願ってやまない。試験に合格した官僚か。選挙に勝った議員か。対立でなく、協働を望んでやまない。「官僚バッシング」はよくない。

┏━━(社説)鳩山内閣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎消えない「不安材料」◎
  多くの国民の期待と不安が交錯する中で、鳩山新内閣が16日発足した。有権者が自らの手で直接、政権交代を実現させる。それは、明治以来の日本近代政治史上初めての出来事である。 

17日;朝日社説(全)鳩山新首相に望む―「変化」実感できる発信を
http://www.asahi.com/paper/editorial20090917.html?ref=any
『■背骨となる思想は何か■ 有権者は決然と政権交代を選んだ。しかし、新政権に向ける視線は甘くはない。何を語り、何を実行するのか、じっくり見極めようとしている。 鳩山新首相がまずやるべきことは、このように冷静な有権者に、「変化」を実感させる力強く具体的なメッセージを届けることである。鳩山氏の政治哲学といえば「友愛」だが、あまりにふんわりしていて有権者の腑に落ちにくい。では、鳩山政権の背骨となる思想は何か。期待は、たやすく幻滅に変わる。必ずしっぺ返しがくる。変化への願望に「答え」を出せなければ、民意は本当に冷え込むことになる。 
■したたかさと危うさ ■ その政治的な来歴を振り返っても、意外にしたたかな側面を見いだすことができる。「真っ暗闇の絶壁の下が水なのか岩なのかわからなくても、スタスタと進んで飛び込んでしまう」。菅氏がかつて語った鳩山評は、その政治的な人となりを活写している。その勇気は「危うさ」と裏腹だが、首相として熟慮の上なら歓迎である。 今回の「全員野球」の組閣からもそれはうかがえる。多彩な人材を幅広く配置した。「左右」「保革」といった戦後の枠組みが、いよいよ遠景に退いていく印象がある。 一方で、政治家としてのわきの甘さには依然不安が残る。 
■言葉の重みかみしめよ ■ 言葉の軽さも気にかかる。危なっかしい発言に周囲ははらはらしている。政治は言葉である。政治指導者は、言葉によって浮きもすれば沈みもする。新首相がまず磨くべきは、言葉による発信力である。 

17日;読売社説(全)鳩山内閣発足 進路を誤らず改革を進めよ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090916-OYT1T01105.htm
『◆公約の「自縛」に陥るな◆ 新内閣への期待は、行き詰まりを見せていた自民党政治の転換にある。それが、衆院選で示された民意と言えよう。民主党は、衆院選の政権公約に固執してはなるまい。多くの公約は、財源確保や目標達成が疑問視されている。民主党とすれば、「公約違反」との批判を避けたいだろうが、自縄自縛に陥り、取り返しのつかない事態になる方がはるかに問題である。党内勢力のバランスに配慮しつつ、実績のある人材を要所に配置した。手堅い布陣と言えるが、清新さに欠ける印象は否めない。鳩山首相は記者会見で、「脱・官僚依存政治」を強調した。
 ◆政治主導は実現するか◆  国家戦略局は当面、今年度補正予算の組み替えや来年度予算編成方針の策定に取り組む。経済政策では、景気を回復軌道に乗せることが最優先課題だ。一方で、新規施策の巨額の財源確保も必要となる。双方に目配りした舵取りが求められる。国家戦略局の権限が不明確なため、各府省と摩擦が生じる懸念もある。菅国家戦略相は藤井財務相らと緊密に連携すべきだ。行政刷新会議は、各府省や独立行政法人などの事務をゼロベースで見直す。各府省の既得権益に深く切り込み、国の事務を地方や民間に大胆に移管するには、官僚や関係団体の抵抗を排する強力な政治力が不可欠だ。民主党の支持団体の労組も抵抗勢力となりかねない。政治主導には、少なくとも重要閣僚は「一内閣一閣僚」というぐらいの布陣が必要だ。鳩山首相は、政策面で連立相手の社民、国民新両党に安易に引きずられてはなるまい。
 ◆日米基軸の堅持を◆インド洋での海上自衛隊の給油活動について、首相は「来年1月の期限を単純に延長することはない」という。それなら、「単純な延長」以外の方法で、活動を継続する道を探るべきではないか。普天間飛行場の移設など在日米軍再編は、日米合意を着実に実施することこそが、沖縄など地元自治体の負担軽減の近道である。北朝鮮の核問題では、米国が最近、北朝鮮との対話に応じる姿勢に転じた。北朝鮮を6か国協議に復帰させ、譲歩を勝ち取るには、国連の制裁決議を着実に履行し、圧力をかけ続ける必要がある。鳩山首相は、米中韓露との連携を再確認するとともに、北朝鮮に対する貨物検査特別措置法案の早期成立を図るべきだ。

17日;毎日社説(全)鳩山政権発足 果敢に「チェンジ」貫け まず行政の大掃除を
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090917ddm005070050000c.html
『◆手堅さ優先の人事◆大切なのは具体的に何を実行していくかだ。内外に課題は山積している。新政権の役目は、行政の大掃除である。目に余る税金の無駄遣い。「省あって国なし」の縦割り行政。前例踏襲主義。政治家、官僚、業界のもたれ合い。ここからの脱却は既得権益とはしがらみのない新しい政権だからこそ可能であり、政権交代の大きなメリットでもあるからだ。カギを握るのは国家ビジョンや予算の骨格を作るという国家戦略局だ。首相らの主導で総合調整するというものだ。
◆情報公開も重要だ◆戦略局が本格始動するのは10月の臨時国会で戦略局に権限を付与するための法案が成立した後となり、当面は国家戦略室としてスタートさせるという。戦略局と車の両輪の役目を担うのが行政刷新会議だ。税金の無駄遣いや行政の不正を洗い出し、政策の財源を確保するという組織だ。見直し作業がマニフェスト実現の成否を決するといっていい。省庁が公表してきたデータを疑っている国民は多いはずだ。岡田外相の課題となる米艦船の核持ち込みをめぐる日米密約の検証などを含め、これまでは表に出ることがなかった情報や資料を公開していくのも政権の責務である。官僚の抵抗を排することができるかどうかは鳩山首相のリーダーシップにかかっている。鳩山首相が会見で「試行錯誤の中で失敗することもある」と認めたように確かに不安を抱えた船出だ。来年7月にはもう参院選が待っている。鳩山政権に必要なのは、それまでに一つでも二つでも「政治は明らかに変わった」と国民が感じられる実績を示すことである。

17日;産経社説(1)鳩山新内閣 国益最優先に針路とれ 現実直視し公約修正も必要
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090917/plc0909170301006-n1.htm
『◆安保の基軸継承せよ◆ 新政権に期待されているのは、「官僚内閣制度」とも呼ばれる官僚機構の肥大化や無駄遣いにメスを入れることだ。突破力に期待したいが、対決だけでなく、政策にまとめ上げる「解決力」も問われる。懸念せざるを得ないのは、国家の基本である外交・安全保障政策だ。「自衛隊は違憲状態」と位置付け、反米色の強い社民党との間で現実的かつ機動的な対応が展開できるのかどうか。危うさがつきまとう。民意は社民党に期待したわけではないだろう。必要に応じ、自民党などとの協力を検討すべきである。 岡田克也外相も不安感が残る。日米同盟を基軸にするとしながら「対等な関係」を強調している。それが何を意味するかを示す具体的なビジョンは見えない。 鳩山首相は、う訪米については「信頼感を高めたい」と述べた。
 ◆予算編成を遅らすな◆新政権は概算要求を白紙に戻して今月末に再提出させるほか、景気対策が柱の今年度補正予算も抜本的に見直して第2次補正予算を編成するという。作業を一からやり直すわけで難航は必至だが、遅れは許されない。 景気の着実な回復と成長戦略は税収確保面からも不可欠なのに、新政権にはそれが希薄だ。消費税も封印している。歳出を増やすだけで税収が確保できなければ国債に頼るしかない。先進国で最悪の財政はさらに悪化しよう。 政と官の問題では民主党が自治労など官公労から選挙支援を受けながら、抜本改革ができるのかという疑問点も見落とせない。教育政策でも日教組など特定の団体の意向を反映する政治にならないかどうかを注視していきたい。

17日;日経社説(全)鳩山首相は政権交代への期待に応えよ
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20090916AS1K1600116092009.html
『●政官関係見直しに動く●国家戦略局の創設は、その権限は不明確で、混乱が生じる恐れもある。省庁間の調整役の官房長官と、菅担当相との役割分担も大きな課題になる。新政権にとって2010年度の予算編成が最初の正念場だ。政権交代はしがらみを断ちきる好機であり、無駄遣いの排除や硬直的な予算配分の見直しは大胆に進めてほしい。景気動向にも目配りしながら、柔軟な姿勢で予算編成に取り組むよう要望したい。新設する閣僚委員会を実質的な政策決定の場にできるかどうかは、閣僚の力量にかかっている。首脳会議の運営を透明にして、二重権力を招かぬようにしなければならない。鳩山氏は首相就任に先立ち、温暖化ガスの排出を1990年比で25%削減する中期目標を設ける方針を表明した。国際社会にも日本の政権交代を印象づけた。大きく踏み込んだ中期目標を生かして、中国やインドを温暖化ガス削減の国際的な枠組みに取り込んでいく手腕が問われる。
●対米関係の懸念ぬぐえ● 首相は就任記者会見で「大統領との信頼関係構築が第一歩だ」と語った。そのためには良好な日米同盟関係を維持する行動が欠かせない。参院で過半数を確保するため、外交・安保政策などで開きがある社民、国民新両党と連立を組んだことが新政権の不安材料になっている。選挙結果を踏まえれば、民主党を中心とする政権運営が当然であり、社民、国民新両党は党の政策に固執するのではなく、自制が必要である。外交・安保政策で社民党などと対立したときに、鳩山首相は野党の自民、公明両党に協力を求めるぐらいのしたたかさが要る。 

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 すっかり、書く力が落ちた。「政権交代」のせいだろうか。「民主党政権時代」は、「健全野党暮らし」をしたい。「自民党政権」と共に生きた。自民党誕生の1955年は高校3年生、2000年の定年まで、良かれ悪かれ、毎日毎日「自民党」があつた。それで、権力の側に居た訳でもない。左側に見えていたものが、右側に見えるような違和感に襲われる。
 会社生活真っただ中の時代に、大阪府は共産党知事の時代を体験した。「企業バッシング」の毎日。目に余る悪政。公式的な一律な見解による行政。現在も、悪夢に蝕まれることが時々ある。「民主党政権」と「共産党府政」とは、基本的に違う。「不慣れな政治家」が、如何に国民に迷惑をかけるか心配である。
 その1は、「官僚バッシング」である。優秀な官僚を使い切ることが大切だ。「官僚は悪だ」という新大臣の発言には、辟易とする。危機感すら感じる。独りよがりで暴走するリーダーは、政治家として危険である。「共産党府政」の時代の苦しみが噴き出しきて、二重写しになるのは何故か。
 その2は、言論統制のような、大臣統一報道である。新大臣の記者会見で必ず、記者が質問をしていたが、明快な回答がなかった。自由の危機を危惧する。
 その3は、社民党、国民新党との連立を組んだことである。不安材料の火種がある、外交問題と郵政民営化の問題である。グローバル化の荒波に呑まれるような愚行は止そう。世界の波に、うまく乗るような知恵をもとう。(600字)。

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