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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第875号 (2009.09.02)

2009/09/02

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2009/09/02━

    シニアネット 『おいおい』           第875号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動に役立つ情報紙━━━━━━

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 秋晴の中あの山もこの山も           宇多喜代子

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9月になった。晴れわたった秋空の中、山々は、どの山も例外なく明るい日を浴びている。「あの山もこの山も」と例外ないと表現した。「秋晴れ」は「秋日和」と同じだが、「語感からよりいすそう湿度の低い爽やかな感触を受ける。しかいながら、移動性高気圧のもたらす秋晴れは長く続かず、変わりやすいものの例えに用いられたりする。」(『角川俳句大歳時記』より)。
「伝統、新興、前衛の各作品を評価して、その中で、現代の立句を書き切る。」(『現代俳句大事典』より)。現代俳句協会会長。山口県周南市生まれ。(1935− )。
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┏━━徴税の原則━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 間接税か直接税か。税収がないと財政は持たない。51兆円の税収に支出80兆円の赤字財政。民主党は、所得税や法人税の税率を重くする。所得税の「配偶者控除額」(年間38万円)と「扶養控除額(年間38万円)で1.4兆円の増税を織り込み済み。消費税は、あげない。
 皆んなで、平等に負担する消費税に変わる「所得税」の財源は出た。捉足しやすい所得税を追い詰めると、消費がますます、萎む。現役世代の意欲を削ぐことになる。「働けば、明るい未来が開ける政治」が国民の願いである。 競争意識を削ぐと、「無党派」は揺れ戻ることがある。
 
┏━━小沢チルドレン━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  選挙区で、10万票も取れば、比例区との兼ね合いで当選できる。「10万票の攻防」である。「惜敗率」の順に当選が決まる。選挙区が優先だから、比例区の候補者がいなくなる場合がある。前回の選挙もあった。比例区の候補者は、選挙民にはなじめがない。前回の「小泉チルドレン」は、華々しく「刺客」とした話題を呼んだ。今回の「小沢チルドレン」約100名は、比例区からが多い。1年間一人2億円、100人で200億円。これが無駄の証拠品だったのか。衆議員の80名の定員減は、実現したもらいたい。

┏━━(社説)自民党再出発━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎後継総裁を早く決めよ◎
政権交代可能な2大政党政治の一翼を担っていけるか。鳩山政権に対し、しっかりチェック機能を果たせるか。野党に転落しても、自民党に課せられた責任は重大だ。党再建にあたっては、その先頭に立つ後継総裁の選出を急ぐ必要がある。今月18日告示、28日投開票の日程で行う考えだ。これでは16日に予定される特別国会の首相指名選挙までに、新総裁選出が間に合わない。自民党議員は退陣が決まっている麻生氏の名前を投票用紙に書くという。

2日;読売社説(1)自民党再出発 後継総裁選びを急ぐべきだ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090901-OYT1T01180.htm
『自民党は、今月中旬の特別国会での首相指名選挙の後に総裁選を先送りするという。地方組織や一般党員の声を反映させるためとしているが、これでは首相指名選挙で、現総裁の麻生首相に投票することになる。有権者に「ノー」を突きつけられて退陣する党首を首相に推挙するというのは、余りにお粗末ではないか。党内でも、総裁選先送りに反発して、「『麻生』と書くぐらいなら白紙投票」と主張する議員が少なくない。混乱すれば党分裂の危機につながりかねない。状況を深刻に受け止めるべきだ。地方党員、組織の声に耳を傾けるのは重要だ。しかし、地方の意見を後継総裁選びに反映させるのに、1か月近くかける余裕が、今の自民党にあるのだろうか。1日も早く麻生首相に代わる旗頭を立て、鳩山政権に立ち向かう体制を整える時だ。無論、その際は、地方の意向を十分に反映させるのは当然だ。
 自民党は今、結党以来最大の危機にある。肝心なのは、党再建の意志とビジョンを明確に示すリーダーが現れるかどうかだ。派閥の動向を様子見するようでは、リーダーの資格はない。再出発には、惨敗の原因を徹底して洗い出すことが必須だ。党の理念や政策の方向性は基本的に間違ってはいないが、小泉政権時代の市場原理主義や行き過ぎた構造改革が、格差の拡大や地方の疲弊を招いた。「小泉劇場型政治」の総括も必要だろう。
 個人後援会を政党支部に衣替えしただけで、いまだに組織政党の体をなしていない、という指摘もある。公明党・創価学会に頼った選挙運動も、本来の支持基盤の足腰を弱めた。自民党が、政権奪還に向かって力強く再起できるかどうか、国民は注視している。いつまでも茫然自失しているようでは、これまでの「政権党」の看板が泣く。

2日;産経社説(2)自民党総裁選 自己改革の努力をみせよ
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090902/stt0909020318003-n1.htm
『便宜的とはいえ、実際の意思とは異なる投票行動で統一を図ろうというのは筋が通らない。党内から異論が相次ぐのは当然だ。自民党がいま見つめるべきは、なぜ国民の信を失ったかの原因である。長期政権への飽きや支持基盤の崩壊などが挙げられるが、指導者の力量不足への嫌悪感が強かったのは間違いない。資質を疑いたくなる言動や気概を感じられない振る舞いが拍車をかけた。麻生氏を首相候補に選ぶことは、自民党が自己改革の努力を行う考えはないと宣言するようなものだ。一刻も早く後継総裁を立て、党再生の道へと踏み出す動きを起こすべきだ。
 総裁選日程は1日の自民党役員連絡会で提示された。8日の両院議員総会で正式に決まる。細田博之幹事長は「大事なのは新総裁選びをしっかりやることだ」と主張した。国会議員と地方代表だけでなく、党則に基づいた全党員の投票も行う方針という。多くの意見に耳を傾け、敗因を分析することは大事だが、新体制を発足させた後でもできる。2年前の参院選後も、自民党は大敗を総括する報告書を1カ月近くかけてまとめ、「党の存立の危機」を指摘した。だが、その後の政権運営に役立ったのだろうか。参院選後の自民党は「国民の目線」を意識し、政策的には構造改革路線の「行き過ぎ」を修正して地方の格差是正などを重視する姿勢に転じた。しかし、結局は民主党との間でばらまき的な政策を競ってきた印象をぬぐえない。
 その一方で、保守政党としての自民党らしさを取り戻す具体的な政策はどれだけ展開してきたのか。問題は、今後に向けてどう立て直すかである。政権与党の座を降りれば、支持者の利便を図ることに奔走し、多くの時間と労力を費やす必要はないだろう。自民党が失いかけている理念と気概を取り戻すため、先頭に立つリーダーを選ぶべきだ。あと2週間あれば十分できる。

┏━━(社説)消費者庁━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎「消費者庁」は育てることだ◎
消費者行政の司令塔となる消費者庁が発足した。ガス瞬間湯沸かし器の中毒事故や相次いだ食品偽装事件など行政の対応が後手に回る問題が頻発したことを教訓に、縦割り行政の弊害を是正し、消費者行政を一本化するのが狙いだ。与野党協議の末に対立を解消し、ようやく日の目を見た新官庁である。自民党、民主党の双方が国民本位の組織に育てていく共同責任をなにより自覚してほしい。

2日;産経社説(1)消費者庁発足 与野党は育てる責任あり
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090902/plc0909020318000-n1.htm
『消費者庁は内閣府の外局に置かれ、警察庁や経済産業省、農林水産省などから計200人が出向してのスタートとなった。国民の苦情や相談などに関する情報を一元的に収集し、各省庁へ是正勧告を行う。法律がない「すきま事案」でも、直接事業者に販売停止などを命令する権限を持つ。問題はその司令塔がきちんと機能するかどうかだ。扱う業務の大半は、これまで監督権限を担ってきた各省庁との共管となる。出向者らが出身母体に気兼ねして命令や指揮系統が混乱するようなことがあってはなるまい。
 発足にあたって気がかりなのは組織体制さえ固まらないのに、政治に翻弄されていることだ。新政権を担う民主党の鳩山由紀夫代表は、当初の10月1日発足予定を麻生政権が1カ月前倒ししたことについて、「なぜ、駆け込みで発足させ、長官人事を決めるのか。もっと先に延ばすべきだ」と批判している。就任したばかりの長官についても、早期交代を示唆している。昨年の日銀総裁人事をめぐって、国会が混乱と混迷を極めたことを思いだす。
 民主党は「官僚主導の打破」を声高に主張するが、なにより大事なのは職員のやる気を引き出して組織をしっかりと動かすことだ。恣意的な政治の介入で、職員のやる気をそいでは元も子もない。年金記録問題から組織を解体し、来年1月に「日本年金機構」に業務を引き継ぐ予定の社会保険庁も先が読めない。すでに民間から1000人を超える正職員の採用を内定しているものの、民主党は国税庁と統合して「歳入庁」にする構想を政権公約として掲げているからだ。新組織の内定者らは、不安の声を上げている。政権が代わっても、必要な業務は滞りなく継続していかなくてはならない。民主党には、心して政権移行を進めてもらいたい。

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 今回の総選挙を総括する。オセロのように、4年前の「郵政選挙」のしっぺ返。自民党の大物の情けない選挙は、自民党凋落を意味する。解党的な出直し以外にはない。組織がガタガタである。集票機能を持った組織の崩壊。党員・党友の数の激減で運動員の減少。人材の層の薄さ。55年体制以来の「甘さ」が災いした。結論は、自民党は選挙を戦えなかったのだ。選挙の前に、「麻生では戦えない」ではなく、「自分の選挙が出来ない」であったのだ。麻生おろしをした大物の「選挙区」での不人気は、大いに反省しなければならない。「無党派層」の意味をよく理解しなければならない。「無党派層」は「オセロ」ゲームが好きだから。
「選挙資金」(カバン)は、民主党はどこからか、集めていた。自民党の活動費にも事欠いた。印刷物の回数と量の差は大きくしかも、長期にわたり波状のごとく継続した。魔法の言葉「政権交代」(カンバン)が利いた。微風だが、風が起きた。閉塞状態の与党の政策が助けた。アメリカのオバマ旋風の「変化」に乗れた。選挙運動(ジバン)を地道にした民主党に比べて、自民党はさっぱり。朝立ち、小集会、講演会、桃太郎の回数が違う。施策を聴く回数が極端に違った。
選挙には、底力を発揮する自民党が、「力がなかった」のである。日本の将来を指し示すことができる「政権与党」を国民は望んでいる。日本の将来を語る政党に脱皮してもらいたい。健全野党として再出発を望む。(600字)

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創刊日:2001-07-23  
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