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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第873号 (2009.08.28))

2009/08/28

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2009/08/28━

    シニアネット 『おいおい』           第873号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動に役立つ情報紙━━━━━━

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 冷やかに壺をおきたり何も挿さず           安住 敦

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昭和25年作。「冷やかに」は、秋になり朝や夕方に膚に感じる冷たさをいうが、初秋にこだわる必要はない。「何も挿さ」ない壺の周りを冷やかな空気が空間を占める。いつも花を挿していた壺は当分、花を挿さずに置こう。壺そのものの趣を愛でてみることにした。
「何も挿さず」が、「冷やかに」とよく通じる。どんな「壺」かは説明はないが、どんな壺だろうと興味ひかれる。床の間に戻して、花がなくても落ち付く「壺」であろう。久保田万太郎系。東京都生まれ。(1907−1988)。

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┏━━(社説)新型インフル━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎ワクチンだけに頼るな◎
ワクチンがあれば新型インフルエンザの感染を防ぎ、急拡大も抑えられるのではないか。こんな期待が高まっているが、そうした思惑通りに行くだろうか。例年のインフルエンザでも、ワクチンの接種で流行を抑え込めたという例はないからだ。一定の効果はあるだろう。例年の流行でもワクチンを接種すれば症状は軽い、と言われてきた。

28日;読売社説(1)新型インフル ワクチンだけには頼れない
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090827-OYT1T01175.htm
『大勢が接種すると、感染拡大のペースが遅れるという効能も指摘されている。ワクチンで重症化する患者が減れば、その分、医師や病院も治療に余裕が持てる。問題は、インフルエンザワクチンの予防効果が低いことだ。接種すれば発症を防げる「はしかワクチン」などと異なる。しかも一般的にワクチン接種には、ごくわずかだが、副作用がある。政府は、インフルエンザワクチンの限界を国民に丁寧に説明する必要がある。特に大切なのは、ワクチンだけが対策ではない、と理解してもらうことだ。
 まず予防する。手洗い、うがいは鉄則だ。ほとんどの人に免疫がないので、流行が拡大すれば、感染を免れることはできないという自覚も必要になる。その際、腎臓病などの持病を抱えた人や幼児を除き、通常はほとんどが軽症で済む、ということも覚えておきたい。無論、軽症でも感染を広げない注意は要る。ただ、例年のインフルエンザでも、ワクチン不足は各地に不安を広げることが、よくある。まして、今回は新型だ。新型用ワクチン製造は本格化しているが必要量に追いつかない。国内で約2000万人分が不足する、とも言われている。新型のワクチンを巡る混乱は避けたい。そのためにも、ワクチンをだれに接種するか、優先順位の論議を急ぐ必要がある。医療従事者や新型感染で重症化しやすい人は当然だろう。それでも、現在の供給見通し量では追いつかない。
 政府は、新型用のワクチン確保に全力を挙げるべきだ。その切り札として、欧米などからのワクチン輸入が有力視されている。ただ、安全性を確認する方法や副作用が出た時の詳細な対応が決まっていない。国内では15年前まで、小中学生全員にインフルエンザワクチン接種を義務づけていた。だが、副作用被害に加え効果を疑問視する意見も出て、廃止された。再びワクチンへの不信感を広げることがない対応が重要だ。

┏━━(社説)全国学力テスト━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎産経と毎日が、対立◎
小学6年と中学3年対象の全国学力テストの結果が公表された。全国規模の一斉テストが復活して3年目となり、大阪や沖縄など成績の悪い県が上位に学ぶなど効果が見え始めている。さらに活用し、公教育の充実を図りたい。 都道府県別の正答率をみると、秋田や福井、富山などは今回も上位だった。 上位県では学校の指導のほか、家庭での学習を習慣づける工夫や規則正しい生活習慣が学力向上に影響していることが今回も裏付けられた。一方で小学生の算数の基礎問題(A問題)を中心に大阪や沖縄などが順位を上げた。大阪では過去2回の成績低迷を受け、橋下徹知事が教育委員会に発破をかけ、学力向上の取り組みを加速させた。授業で計算問題など反復学習を熱心に行った効果が出ているという。 また沖縄では秋田と教員の相互交換を始めた。教育界ではこれまであまりなかった取り組みだ。

28日;産経社説(2)全国学力テスト 刺激し合う効果出てきた
http://sankei.jp.msn.com/life/education/090828/edc0908280309000-n1.htm
『 大阪や沖縄はまだ全国平均を下回り、応用力など課題は多い。だが基礎をまず固めることが学力アップにつながることは専門家も指摘している。さらに授業や家庭との連携など工夫してほしい。全員参加の全国学力テストにはいまだに反対する動きがある。日教組は昭和30年代に学力テスト反対闘争を行い、テスト復活の際には北海道教職員組合の一部が妨害する動きがあった。民主党は全員参加型を見直し、抽出調査へ縮小する方針という。しかし、抽出調査では参加しない学校などの課題が分からない。全国規模で自身の成績の位置が分かる全員参加の学力テストの教育効果は大きい。
  学力テストをめぐっては市町村や学校別の成績公表をためらう教育委員会などが少なくないことも問題だ。今回同時に行われた調査では保護者や地域の人たちに自校の成績を説明している学校は約7割にとどまる。政府の規制改革会議の調査では学校別成績について保護者の約7割が公表を望んでいる。これに対し、市区教委の約9割は公表すべきでないとし、親との意識の差が大きい。競争や評価を嫌うなれ合い体質の教委の意識改革も必要である。学力向上の取り組みは緒に就いたばかりだ。刺激し合う流れに水を差してはならない。

28日;毎日社説(1)実力テスト もっと有効な手だてを
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090828k0000m070118000c.html
『 「読書が好き」「宿題をする」「朝食を毎日食べる」「家の人に学校の出来事を話している」……。これらは「正答率が高い傾向が見られる」子供たちという。大切だが、改まって全国調査をやり初めて知るような事柄ではない。今年が3回目の学力テストはこれまでと同様、全国の小学6年生、中学3年生全員を対象に、国語、算数・数学の2教科で4月に一斉実施された。それぞれ知識の「A」と活用の「B」に分かれる。今回も成績は過去2回と大きな変化はなく「知識はあるが活用の方は苦手」という平均像がまた描かれた。そして冒頭に例示したように、質問用紙で普段の勉強ぶりや生活のアンケートをし、成績と照合した。肝心なのは、では子供をどう読書好きになるよう導くか、家族とのコミュニケーションをどう促すかなど、具体策だ。文科省は調査結果に授業の工夫例も付けてはいるが、学校現場に必要なのは、より細かく多様で有効な処方せんである。
 そもそもこの学力テストは、国際学習到達度調査で読解力の成績が低下したことを契機に導入された。第1回で今回と同傾向の結果は出た。なのに毎回50億円以上もかけて全員参加方式の調査(悉皆調査)を続けるのは無駄と言わざるを得ない。昨年、自民党の「無駄遣い撲滅プロジェクトチーム」もこれを挙げた。学力実態掌握は抽出調査で足りる。悉皆だと順位を意識し準備学習する学校も出て、調査目的にそぐわなくなる可能性も生じる。文科省は「全国での位置が分かり、指導に生かせる」と言うが、膨大な答案処理で4カ月かかり、最終学年の2学期にこれをどう生かせよう。
 学力とともに緊急の教育課題は、格差などによる「機会不均等」だ。こうした問題こそ速やかな調査と対策が求められる。実際、最近文科省の委託調査で、親の年収差で学力テストの正答率に差異があることが裏づけられた。小学校100校、保護者5800人を抽出した結果だ。都道府県別順位にまた関心が集まりそうだ。ほとんどが平均正答率の+−5%以内で、ばらつきは小さいと文科省は説明する。市町村別などで正答率を公開し奮起させようとする地域もあるが、順位の上下だけに注目してもさほど意味はない。衆院選後、教育政策の中で、このテストのあり方や、着実で有効な学力向上策について抜本的に論議されることを期待したい。

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 30日の総選挙は、民主党が「政権交代」するだろう。選挙後が面白くなる。慣れない「政権与党の民主党」が、不具合の垂れ流しをするだろう。「政治と金」の問題以外に一番の課題は、「お礼人事」である。スティクホールダーの数が多く、一斉に「甘いお礼」を要求する。まるで子燕が口を広げる様に。その後に、「大きな負担」が国民に残される。「ばらまき」で代弁されるす利権の要求は、膨大な金額になるだろう。「官僚を敵に回す」のであるから、守りは手薄になる。労働組合思考だから、生産より消費(分配)。日本の経済は、パイの拡大を求めている。その政策は苦手の様である。
 民主党の政策では、国家の基本の安全問題が揺るぎ、教育方針が日教組迎合の方向に向き、「ばらまき行政」で大きな政府になる。そのつけは、未来の子孫に回す。自民党は、解党的な出直しをすることだ。「社説をおちょくる」メルマガとしては、「民主党政権時代」を楽しく見守りたい。(400字)
 






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