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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』  第857号 (2009.07.24)

2009/07/24

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2009/07/24━

    シニアネット 『おいおい』           第857号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動に役立つ情報紙━━━━━━

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 河童忌の庭石暗き雨夜かな                    内田百!)

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小説家芥川龍之介の忌日。昭和2年7月24日に自殺した。享年35歳。昭和10年(1935)に業績を永遠のものにするために、芥川が制定された。生前、好んで河童の絵を描いたから,忌日を「河童忌」という。夏目漱石の門下生。俳句は高浜虚子に師事し、小説と同様に洗練された典雅な作風を求めた。俳号は「我鬼」、別号「澄江堂」といった。その死を思うと暗さがつきまとう。はんもんした文学者の苦しみが、「庭石暗き雨夜かな」で表現されている。
作者は、漱石の門下生。小説家・随筆家・俳人。俳句はオーソドックスな作風。随筆に『百鬼園随筆』がある。文人俳句で挙がる、久保田万太郎、太宰治、室生犀星。岡山市生まれ。(1889-1971)。

┏━━2010年7月24日━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  当紙の創設は、2001年7月23日(文月のふみの日)。2年後は、テレビの地上波放送の終わる日である。その記念すべき日が、当紙の10周年記念日になる。あと2年、元気で発行を続けたい。5紙の新聞論説をおちょくりながら、生きながらえたい。
新聞の論説を読む人の読者数は、論説委員の数と同数と揶揄されている。小紙は、常に700人台を保持している。小紙の愛読者に支えられて、あと2年頑張りたい。変わらぬ御支持をお願いします。

┏━━(社説)民主党の外交━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎民主党の現実路線◎
本当に、悔い改めるのか。民主党が、曖昧さを残しながら、現実路線を展開した。自民党と歩調を合わせて、外交問題は責任を果たすのか。朝日、読売、毎日はノーコメント。
衆院選で政権交代を目指す民主党が、今月中のマニフェスト(政権公約)発表に向けた作業を活発化させている。マニフェスト原案としてまとめた「政策集INDEX2009」では、国連安保理決議に基づいて北朝鮮船舶に対する貨物検査を実施する方針も明記した。政権獲得後には、外交・安全保障政策で現実的な対応をとろうとする姿勢の表れと受け止めたい。だが、憲法改正問題をはじめ、どう取り組むのか不明確な課題はまだ多い。財政健全化は目標年を定めておらず、年金財源に充てる消費税は4年間、税率(5%)を引き上げないという。これでは政権全体の方向性が見えない。

24日;日経社説(1)あいまいさを残す民主党の政策集
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20090723AS1K2300223072009.html
『民主党が月内にも衆院選のマニフェスト(政権公約)を正式発表するのに先立ち、21分野の重点項目を列挙した政策集「インデックス2009」を公表した。「官僚支配の打破」という主張に沿った方策を盛り込み、外交や安全保障では現実路線にカジを切る姿勢も打ち出した。ただ、全体としては数値目標を避けたあいまいな表現が目立ち、政権を目指す党としてさらに議論を深める必要がある。政策集は消費者、政治改革、税制、厚生、環境などの分野ごとに、個別テーマへの基本的な立場を明らかにした。マニフェストを補完する位置づけで、分量はA4の紙で50ページに及ぶ。
(1)行政改革では「与党議員が100人以上、大臣・副大臣・政務官等として政府の中に入り、中央省庁の政策立案・決定を実質的に担う」と明記した。与党の税制調査会を廃止し、財務相の下に政治家による政府税調を新設する方針も打ち出した。
(2)目玉政策である高速道路の無料化は「原則として無料」としつつ、渋滞路線は「社会実験(5割引き、7割引き等)を実施して影響を確認しつつ無料化」との手順を示した。
温暖化ガスの削減問題では「2020年までに1990年比25%、2050年までのできるだけ早い時期に60%超の排出量削減」と意欲的な目標を掲げた。
(3)財政運営への基本姿勢は、依然として踏み込み不足の印象が強い。消費税率の引き上げは、年金改革や社会保障目的税化の必要性を強調する一方、「引き上げ幅や使途を明らかにして国民の審判を受け、具体化する」との言及にとどまっている。
(4)財政健全化では、国・地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化を図り、債務残高の国内総生産(GDP)に対する比率を着実に下げるとしたが、具体的な目標の達成時期には触れなかった。
(5)外交や安全保障では、反対してきたインド洋での給油活動への対応を明示しなかった。海賊対策でも自衛隊の派遣を容認するなど、政権獲得後をにらんで対外政策の継続性を重視する姿勢は歓迎したい。とはいえ、外交・安保は党内に様々な意見を抱え、いまだに議論が生煮えの印象は否めない。憲法改正も「慎重かつ積極的に検討する」というだけではいかにも迫力不足だ。
 自民党はマニフェストの検討作業が大きく遅れている。政権の座を争う二大政党の公約が出そろわなければ、政策論争は深まらない。少しでも早く公表することを求めたい。 

24日;産経社説(2)民主党政権公約 現実路線選ぶなら歓迎だ
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090724/stt0907240336000-n1.htm
『この国をどうするのかを、自民党と鋭く論じ合うために十分な内容を、マニフェストに盛り込んでおく必要がある。貨物検査特別措置法案は、解散により廃案となった。国会終盤、民主党は早期成立に協力せず、国連や国際社会に厳しい対北朝鮮制裁措置を求めておきながら、日本の法整備ができない状況を招いた。民主党が態度を明確にしたのは評価できなくはないが、まず廃案にした責任を総括すべきだ。
 このほか、民主党は海賊対処法に反対していたが、ソマリア沖での海賊対処活動は継続する姿勢を示した。インド洋で補給支援を行う海上自衛隊を「即時撤収する」との従来の方針も引っ込めた。また在日米軍の裁判権などに関する日米地位協定について、従来は「抜本的改定に着手」としていたものの、「改定を提起」にとどめ、米国との対決色を薄めた。ただ、党内向けの説明では、日米地位協定を含めて「従来の方針に変わりはない」としている。沖縄・辺野古地区への移転で日米が合意した米軍普天間飛行場を県外へ移設する考え方も不変だ。
 日米同盟の維持・強化は、マニフェストの文言をいじってすむような軽い問題ではない。同盟強化には集団的自衛権の行使容認問題も絡む。憲法改正への姿勢をあいまいにしたままでは、民主党が日米関係をどれだけ真剣に考えているのか疑問を残すだろう。一方の自民党は党内混乱のあおりで作業が遅れている。一部の幹部が水面下で作業する手法にも批判が出ている。麻生太郎首相は遊説先を考える前に、解党的出直しにふさわしいマニフェスト作りの陣頭指揮に立つべきだろう。

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 「それはないだろう!」。民主党の外交問題に関する現実的転換だ。厚い顔の面の皮をひんむいてやりたい。自民党政権が、総裁を4人もかわる遠因の外交問題である。衣の下の鎧を出した。朝日新聞より引用する。
「民主党は23日、衆院選マニフェスト(政権公約)の土台となる2009年版政策集を公表した。6月当時の原案にあったインド洋で給油活動を行う海上自衛隊の撤収を削除し、期限内の派遣を容認。マニフェストにも反映する。政権交代が視野に入り、現実路線にかじを切った。民主党は自衛隊海外派遣について、これまでインド洋での給油活動に反対。原案段階にあった「海自の給油活動を終了」も削った。 民主党が政権についた後も、期限内の派遣は容認した形だ。今後は給油活動の根拠である補給支援特措法の期限の、2010年1月以降も続けるかどうかが焦点となる。北朝鮮対策として、原案にはない「国連安保理決議にもとづく貨物検査の実施」を明記。先の国会で、民主党が貨物検査特措法案の審議に応じず、廃案になったという麻生首相らの批判をかわし、衆院選後に法整備を目指す姿勢を示した。」
 外交問題を、「政策でなく」、「政局に利用していた」ことだ。卑劣な「国を売る政党」といえる。外交問題を、政局に利用して、いかにも政府がゴタゴタしているように見せかけたのは民主党ということになる。自民党は、「無視する」方針かも知れないが、責任政党として許してはいけない。選挙の争点だ。(600字)

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創刊日:2001-07-23  
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  • 名無しさん2009/07/25

    早々にあと2年は続けるとの宣言を頂き喜んでいます。読者のため、日本のため、また発行者の健康のためにずっと続けてください。 中尾