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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』  第854号 (2009.07.14)

2009/07/14

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2009/07/14━

    シニアネット 『おいおい』            第854号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動に役立つ情報紙━━━━━━

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 鉾の稚児帝のごとく抱かれけり              古館曹人

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昭和57年作。7月17日の京都祇園祭の山鉾巡行。長刀鉾を先頭に進む山鉾巡行が、クライマックスになった。その中に、着飾った稚児が抱きあげられた。その稚児を下関の壇ノ浦で入水した安徳帝に重ねた。可愛くて、品格があつたのだろう。平家一門の悲劇と祇園祭。平家物語の冒頭の部分である。「帝(みかど)のごとく」が、祇園祭にふさわしい。抒情詩である。
祇園祭は7月1日から29日まで諸行事がある。7月17日の神幸祭と24日からの還幸祭が最も賑わう。山口青邨系。佐賀県生まれ。(1,920− )。

┏━━(社説)「8.30選挙」━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◎政策策定と政権担当能力◎
連休明けの今月21日にも衆院を解散し、8月30日を投開票日とする衆院選日程が固まった。 麻生首相が13日、自民、公明両党の幹部らと会談して合意した。

14日;読売社説(全)8月30日総選挙 問われる政策と政権担当能力
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090713-OYT1T01182.htm
『首相は、東京都議選直後の早期解散を模索していた。しかし、都議選での自民党大敗を受け、党内で「麻生降ろし」の風圧が高まる中、投票日の先延ばしを求める与党内の大勢と妥協を図ったということだろう。民主党など野党が13日、内閣不信任決議案や首相問責決議案を国会に提出したことも影響した。
 ◆最後の機会にかける◆ これでいよいよ衆院選が具体的に動き出すことになる。昨年来、世界同時不況が進行し、日本の景気も、底をはうような厳しい状態が続いている。北朝鮮は「核ミサイル」開発・実験を強行し、国際社会の警告を無視したままだ。超少子高齢化社会が進行する中で、年金、医療、介護の将来に対する不安感が国民の間に増大しているのに、確かな設計図や安定財源は、いまだ示されていない。各党は、衆院選が公示される予定の8月18日を待たずに、党内論議を活性化させ、できるだけ早期に、明確な国家ビジョンと体系的な政策を固めて、有権者に提示してもらいたい。これほど低い内閣支持率で解散に打って出る首相は、あまり例がない。衆院選は、自民党と民主党の2大政党が有権者に真正面から「政権選択」を問う戦いになる。
 ◆論戦を通じて対立軸を◆ しかし、問題は、両党ともに、国民の審判を受けるための政策づくりが遅れていることだ。首相は、これまで民主党との政策の違いを際立たせ、民主党の「政権担当能力」をただすことにこだわりをみせてきた。社会保障財源としての消費税率の引き上げ問題もその一つで、景気回復を前提に将来の税率アップに取り組む姿勢を示している。
これに対して、民主党の鳩山代表は、党首討論で「我々が政権を取っても4年間、消費税は増税しない」と明言している。民主党は海上自衛隊によるインド洋での給油活動やソマリア沖の海賊対策の根拠法に反対した。北朝鮮に出入りする船舶を検査する貨物検査特別措置法案も、民主党など野党が、問責決議案可決後、すべての国会審議に応じないとしていることから、今国会成立は難しくなった。国連安全保障理事会の決議を受けた法案を廃案にするなら、民主党が内外から「責任放棄」と批判されてもやむをえまい。有権者が民主党に不安を覚えるのは、民主党政権が誕生した際、内政、外交両面で、混乱なく日本の舵取りが出来るのかということだ。こんな懸念をいかに払拭するかが民主党の課題になる。
 ◆政界再編の可能性◆  一方、自民党はこの4年間で、小泉純一郎氏から安倍晋三、福田康夫、麻生太郎各氏へと、政権のバトンをつないできた。頻繁なリーダーの交代は、長く政権を担当してきた自民党の「統治能力の衰え」を示したものとの指摘もある。派閥の人材育成機能、政策立案能力の低下、リーダーの求心力の欠如など、党内に数々の構造的問題を抱えている。自民党はこれを機会に、解党的な出直しを図り、党改革を進める必要があるのではないか。2007年参院選で、民主党が参院第1党になって以来、衆参のねじれ現象の下、国会の機能不全が指摘されてきた。これが今回の衆院選で解消に向かうのかどうか。選挙後の政界再編の動きも含めて総選挙のゆくえが注目される

14日;産経社説(全)8月30日総選挙 自民は解党的出直しを 首相は逆風をはね返せるか
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090714/stt0907140350001-n1.htm
『問題は、首相が総選挙で国民に何を問うかである。首相はこれまでの経済対策を踏まえ、景気の浮揚に全力を挙げる姿勢を示している。しかし、現在の日本が抱える内政外交の懸案に対し、指導者としての解決の指針を明示することこそが求められている。昨年9月に首相に就任して以来、いまだに明確にしていないことに国民は失望感を抱いている。国民の信頼と支持を得る政党として、今後も存続していくためには、解党的出直しを行う最後の機会と位置付けるべきだ。この1カ月余りの期間に民主党との二大政党対決に臨める態勢を整える必要がある。首相がその先頭で逆風に立ち向かうことができるかどうかが問われている。
 ●立党精神へ回帰を● 解党的出直しにあたり強調したいのは、昭和30年の立党時の精神に立ち戻ることだ。この時に掲げた憲法改正は、いまだに実行されていない。祖国愛に基づいた国家観の確立など、今日的に見ても国のありようにつながる大きな意義を持つテーマが少なくない。それをやり抜くことが、自民党を立ち直らせることにつながるのではないか。どのような観点で指導者を選出すべきかについて、安易さがあった点も見過ごせない。小泉純一郎元首相を引き継いだ安倍晋三、福田康夫の2氏は、1年おきに首相の座を途中で投げ出した。政策的に大きなミスを犯したわけではないが、指導者としての責任感や資質に欠けた人物を、自民党が相次いで担いだという印象は拭いがたい。麻生首相は就任後、米国発の金融危機や景気後退への対応に追われる間に民主党との党勢の差が開き、結果的に解散の時機を失したといえる。
 ●筋違いの審議拒否● 郵政民営化への基本的姿勢や厚生労働省分割構想など、重要政策で首相自身の発言のブレが目立ったほか、内閣改造に関する判断も揺れ、重要な局面で決断力に乏しいというイメージを露呈した。民主党への「風」を吹かせた大きな原因が自分にあることを、どれだけ認識しているのだろうか。党内で求心力を失っている原因も、そこにある。一国のトップには、時代にかなったテーマを選ぶ先見性、政策の重要性を国民に伝える発信力、政策を実施に持ち込む突破力を兼ね備えていることが必要である。この点、「改革の本丸」として郵政民営化で一点突破を図り、政治・経済の閉塞感を打ち破るようなリーダーシップを演出した小泉元首相との違いが際立った。「小泉後」に構造改革路線の推進派と修正派が党内に混在し、対立を続けたのに対し、指導者が鮮明な立場を示してこなかったことも、政権政党の経済政策の信頼性を損なった面が大きいだろう。
 都議選で大幅に議席を増やし、第一党に躍進した民主党も、同様に国家像を示せていない。指導者の失態や政策運営で停滞する自民党への失望感が、民主党への風を強く吹かせていることを忘れてはなるまい。首相の解散決断に対し、内閣不信任決議案と首相問責決議案を衆参両院に提出したのは、今後の法案審議を拒否する狙いがあるのだろう。国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議を受けた貨物検査特別措置法案は衆院で審議中だが、国連中心外交を掲げる民主党は今国会成立を拒否する意思決定をしたことになる。不信任決議案は14日、否決される見通しだが、参院の問責決議案は可決される。民主党は審議を拒否することで、鳩山由紀夫代表の政治献金問題を幕引きしたいように見える。

14日;日経社説(1) 「8.30衆院選」へ首相は政策の旗を示せ
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20090713AS1K1300513072009.html
『首相は今度こそぶれずに、党内をまとめてもらいたい。遅れているマニフェストの取りまとめを急ぎ、政策の旗を明確にして信を問う責任がある。首相は昨年9月の自民党総裁選で「選挙の顔」として選ばれている。選挙に不利という理由で1年もたたずにまた党首を代えるのは筋が通らない。首相が自らの手で解散する考えを示したのは当然だ。首相は、自民党役員人事見送りなど相次ぐ政権運営の迷走が、内閣支持率の低下を招き、選挙に悪影響を与えたことは確かだ。首相は選挙戦で就任以来の経済対策の実績を訴える意向だが、それだけでは不十分である。年金、医療などの社会保障改革の中期プランや、今後の成長戦略を示してほしい。首相は景気回復後の消費税率の引き上げに意欲を示すが、税制改革についても党内で議論が尽くされているとは言い難い。
 不信任案を提出した野党側は今後の国会審議には応じない方針だ。鳩山由紀夫代表の政治資金問題で与党側から追及されるのを避ける思惑もあるとみられるが、不信任案を突きつけることで、首相の解散の決断を早めたといえる。民主党は政権公約に月額2万6000円の子ども手当の創設や高速道路料金の無料化などを盛る方針だが、財源の裏づけは不明確だ。党内の意見が割れている外交・安全保障政策を不安視する声も多い。都議選勝利に浮かれることなく、政策に説得力をもたせる詰めの作業が要る。

14日;朝日社説(1)8・30総選挙―ずいぶん待たされました
http://www.asahi.com/paper/editorial20090714.html?ref=any
『もう少し待てば、選挙で勝てる見通しが開けるかもしれない。そんな期待と、政権から自民党が滑り落ちることへの恐怖。この二つに翻弄された10カ月でもあった。結局、就任直後の内閣支持率が最も高かったというのは皮肉と言うよりない。今回の決断にしても、首相にとってのベストにはほど遠い。党役員人事の頓挫、静岡県知事選の敗北、東京都議選の歴史的大敗と失点が続いた。 視野に置いていた8月初旬の選挙には与党内の理解が得られず、かといって時機を待てば「麻生おろし」の強風に倒されかねない。そんな不安にかられての窮余の策だったのではないか。 与党執行部の了承を得たものの、この日程で自民党内の「麻生おろし」が鎮まるかどうかは定かでない。だが、総裁選を前倒しし、「選挙の顔」を取りかえたところで、有権者の評価ががらりと変わるはずもない。2年で4人目の首相というのは無節操に過ぎる。 ここは冷静に、腹をくくって政策で勝負するしかないのだ。民主党も浮かれてはいられない。 
 これまで一度も政権を担当したことがないのだから、政権交代が現実味を帯びれば帯びるほど不安を覚える有権者は増えてくる。政策ばかりでなく、それを実行するための具体的な政権運営の仕組み、姿を説得力ある形で示さねばならない。有権者にとっては、待ちに待った政権選択の機会がやっと見えてきた。これからの各党の一挙一動に目を凝らし、しっかりと吟味していきたい。 

14日;毎日社説(1)8・30総選挙 やっと選択の日が来る
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090714k0000m070116000c.html
『首相は異例の「予告解散」をすることで「解散するのは自分」と宣言したかったのだろう。そこには自民党内に強まる「麻生降ろし」の動きを封じる狙いがある。ところが、驚くことにそれでもなお、「麻生降ろし」は消えないという。党内には解散前の首相交代や、首相は代えないまでも党総裁は交代し、新総裁が党の顔となって衆院選を戦い、与党が勝てば選挙後の指名選挙で首相になるという「総・総分離」論までささやかれているほどだ。「国民に信を問う」といって解散した首相が選挙後には代わるというのはやはり邪道だ。表紙さえ替えれば国民の目をごまかせるかもしれないとばかりに何度もトップを代えてきた無責任さに国民は不信を募らせているのだ。麻生首相の下では戦えないというなら、自民党を離党し新党を結成した方がよほど国民の理解を得られるというものだ。
 民主党など野党は13日、衆院に内閣不信任決議案を、参院に首相に対する問責決議案を提出した。既に長い選挙戦が事実上始まったといっていい。総選挙が8月末になったことで有権者が各党の政策をじっくり吟味できる利点はある。各党はマニフェスト作りを急ぎ、早く提示すべきである。有権者の選択から逃げ続けてきた麻生首相と与党はもはや奇策に走らず、堂々と政策で争うことだ。民主党など野党も政権交代すればどう日本は変わるのか、より具体的なマニフェストを作ってもらいたい。

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 総選挙が、8月30日に決まった。夏の猛暑の中の長丁場。盂蘭盆を挟んでの1ケ月以上の選挙運動。「不満の自民党、不安の民主党。」の構図は変わらない。国民の多数は、「総理は麻生でも、鳩山でもない。」。やりきれない閉塞感。
 お2人とも、リーダーシップが欠如している。大切な時のかじ取りが下手である。リーダーはリスクマネジメントに優れていなければならない。麻生総理は、あまりにも無防備で、取り巻きがお粗末すぎる。「裸の王様」になった。鳩山代表も、万屋の番頭にしか過ぎない。右は自民党より右翼、左は極左。労働組合依存。小沢氏という化け物を飼いならせない。
 食べたくない食事を並べられて、どちらかを選べとは厳しすぎる。一方は、腐りかけの食事、一方はどんな食べ物か中が見えない。毒が盛られているかも知れない。困るのは、どちらを選んでも、食中毒になりそうだ。とかく、夏料理は食中毒になり易い。吟味して夏料理を選びたいものだ。(400字)

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創刊日:2001-07-23  
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  • 名無しさん2009/07/16

    先般中尾孝様から「シニアネット(おいおい)」meima!のご紹介を頂き早速拝受購読させて頂きました。政界の混迷を危惧せざる時大変有意義な購読非常に有りがたく今後共益々ご健闘お繁栄を心よりご期待申し上げます。