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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第852号 (2009.07.04 )

2009/07/04

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2009/07/04━

    シニアネット 『おいおい』            第852号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動に役立つ情報紙━━━━━━

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 木の揺れが魚に移れり半夏生             大木あまり

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2日は、半夏生(はんげしょう)。72候の1つ。静岡県柿田川で詠んだ。「木が揺れが」水面に映る。その木の揺れに反応するように、魚が動き始めた。
「半夏生」は、夏至から11日目、この日から5日間を呼ぶ。農家ではこの日の天候で稲作の豊凶を占い、田の神を祀り、物忌をする。また、この日の雨は毒気を降らせ、大雨や出水をもたらすと恐れられていた。まだ梅雨は明けていない。詩人の大木敦夫は父。詩的な飛躍のある作風。東京都生まれ。(1941− )。

┏━━米独立記念日━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  1776年7月4日にアメリカの13州が独立宣言を発した。イギリスから独立した。これを記念して行事が行われる。日本では、横浜の花火をメインとした催しが行われる。

┏━━(社説)IAEA事務局長━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◎「核の番人」に期待◎
国際原子力機関(IAEA)は、「核の番人」の異名を持つこの組織のトップを、12月から日本の外交官の天野之弥大使が務める。被爆国として日本は核廃絶を訴えてきたが、米国のオバマ大統領が「核のない世界」を目指す決意を示し、核をめぐる世界は新たな転換期を迎えようとしている。その時に、原子力や核査察などの識見と経験で世界でも高く評価される天野氏が事務局長に就任する。実に時宜にかなったことだ。 

4日;朝日社説(1)核の番人―天野大使に期待する
http://www.asahi.com/paper/editorial20090704.html?ref=any
『IAEA当選の背景には、日本の非核政策への評価もある。原子力の平和利用を徹底するため、世界で最も多くのIAEA査察を受け入れてきた。北朝鮮が核実験をした後も核廃絶の重要性を主張し、非核外交を展開している日本は、世界に安心感を与え、尊敬を集めている。天野氏は、そんな日本が生んだ逸材である。 ただ、忘れてならないのは、IAEA事務局長は時に政治的な判断、行動を求められる厳しい職であることだ。米国など核保有国の意向とぶつからねばならない時もある。 
 現下の最大の懸念は北朝鮮とイランだ。北朝鮮はIAEAの監視要員を4月に国外追放したままだし、イランはIAEA理事会や国連安全保障理事会の求めを無視して、ウラン濃縮活動を続けている。今後、外交交渉が進めば、改めてIAEAの査察能力が試されることになる。事務局長がそれぞれの国と折衝する場面もあり得るだろう。オバマ大統領は4月のプラハ演説で、テロ集団などに狙われる恐れのある核物質を安全に管理するため、国際的な管理体制づくりを提唱した。国家レベルの拡散だけでなく、テロ集団への拡散防止で、IAEAがどのように専門知識や人材を生かしていくか。今後の課題だ。 
 途上国の中には「日本が米国に近すぎる」との懸念もある。米国が不拡散対策で途上国に新たな注文をつける公算が大きいと見ているのだろう。こうした懸念にも配慮しつつ、オバマ大統領と協調していかねばならない。米国との人脈も厚い天野氏の手腕に期待したい。 IAEAの強化をはじめ、核不拡散の前進に向けて積極的な役割を担うことで、政府は新事務局長を支えるべきだ。この朗報を日本の外交力アップにもつなげたい。

4日;読売社説(1)IAEA新体制 実効ある核拡散防止に動け
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090703-OYT1T01182.htm
『原子力の平和利用と、核拡散防止の両面で、日本の実績が信任された結果でもあろう。IAEAは、原子力の平和利用を促進する一方、軍事転用されないよう監視する役割を担った重要な国際機関だ。2005年、エルバラダイ事務局長とIAEAはノーベル平和賞を受賞している。だが、IAEAは、結局、北朝鮮やイランの核開発を阻止することにはことごとく失敗した。1990年代初めにイラクが秘密裏に核開発していた事実が発覚し、IAEAは、未申告の施設でも短時間の通告で査察ができるとした追加議定書を採択した。しかし、北朝鮮のように、議定書に見向きもせず、核拡散防止条約(NPT)からの脱退を宣言して公然と核兵器開発を進める国には、何の役にもたたなかった。追加議定書に署名はしたが未批准のイランも、国連安全保障理事会の制裁決議を無視して、ウラン濃縮活動を公然と続けている。
 北朝鮮やイランに追随する国を出さないよう、実効ある核拡散防止策をいかに具体化するか。それが天野氏が担う重い課題だ。エネルギー需要の拡大や温室効果ガス排出削減の見地から、世界で、原子力利用は拡大する趨勢にある。その中で、核兵器開発につながる技術の拡散に歯止めをかけることは、拡散防止強化の重要な一策となる。ウラン濃縮や再処理施設を国際管理下に置く。そうした施設を断念した国には核燃料の安定的な供給を保証する。そんな構想が、すでにいくつも提唱されてきた。当選後の記者会見で、天野氏は「すべての加盟国が結束する必要がある」と強調した。対立を解消し、平和利用と不拡散強化の両立を図りたいとの意欲の表れだろう。具体化へ行動が問われる。核テロ防止など新たな脅威への対処も、IAEAの責務だ。天野氏が取り組むべき難題は多い。

4日;毎日社説(1)天野氏当選 「核の番人」の指導力示せ
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090704ddm005070155000c.html
『イラン、北朝鮮の核開発問題が深刻化する中、「核の番人」のトップとしての重責を果たすべく指導力を発揮してもらいたい。“薄氷の勝利”となった背景には、核不拡散を重視する既存の核保有国を中心とする先進国と、原子力エネルギーの利用拡大を求める途上国の対立がある。
天野氏が苦戦を強いられたのは日本が先進国の代表とみられたため、との指摘もある。新事務局長はまず、こうした途上国側の疑念を解消し、複雑にからみ合う各国の利害を調整していく手腕が問われることになる。世界の核軍縮・不拡散体制の基軸である核拡散防止条約(NPT)は国連安保理常任理事国の米英仏露中の5カ国以外の核兵器保有を禁じる一方で原子力の平和利用は認め、5カ国には核軍縮義務を課している。しかし、保有国の核軍縮はなかなか進まない。それなのに5カ国以外の原子力利用は厳しく規制されるという不満や不公平感が非核国や途上国にはある。特に最近は「原子力ルネサンス」と言われるように、原子力発電の新規導入を図る途上国や資源小国が増え、先進国でも地球温暖化対策で原子力の需要が高まっている。 
その一方では、IAEAや国連安保理の要求に従わずウラン濃縮活動を続けるイランや、NPT脱退を宣言し核施設を監視していたIAEA要員を退去させて2度目の核実験を行った北朝鮮などの問題もある。原子力の平和利用促進と軍事利用防止を目的とするIAEAの役割はますます重くなっている。こうした中で、揺らぐNPT体制への信頼回復を図るには、核軍縮に積極姿勢を見せるオバマ米政権を後押しし、核廃絶への流れをリードする気構えが必要だ。「唯一の被爆国・日本から来た人間として核兵器の拡散を防ぐために全力を注ぎたい」と語る天野氏と、選挙にあたって強い支援体制を敷いた政府にはその責任をかみしめてもらいたい。

4日;産経社説(1)核の番人 不拡散に強力な指導力を
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/090704/asi0907040359000-n1.htm
『唯一の被爆国である日本から原子力・軍縮を専門とする外交官が選ばれた意義は大きい。IAEAは1957年に発足した。当初52だった加盟国は現在146を数える。事務局長の下に核不拡散を担当する保障措置局など6局が置かれ、2300人のスタッフを擁する専門家集団だ。しかし、核物質の軍事転用に目を光らせ、核拡散を防ぐ保障措置協定には強制力が欠ける。組織の予算や人員も十分とはいえない。核拡散防止条約(NPT)運用検討会議第1回準備委員会議長を務めた天野氏には、そうした核の番人の弱点を改善し、機能や能力を強化する役割を期待したい。ぎりぎり当選の背景には、すでに原子力技術を持ち、核不拡散を重視する先進国と、原子力利用の制限を嫌う途上国の反目がある。
 むろん、米英仏中露の核保有5大国の間にも意見の違いがある。とくにイランに関しては、「平和利用ならば」と理解を示す途上国もある。IAEAのかじ取りは一筋縄ではいかない。一方、石油資源の枯渇が視野に入ってきた今、地球温暖化対策と相まって原子力エネルギーへの期待が高まっている。戦後一貫して平和利用に徹し、原発と核燃料サイクル事業に実績を持つ日本の代表として、天野氏には存在感を示してほしい。

4日;日経社説(2)核拡散防止に日本の知恵を
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20090703A1K0300203072009.html
『日本は世界で唯一の被爆国であると同時に原発が米国、フランスに次いで多い原子力大国だ。IAEAの分担額も米国に次いで多く、約16%も占める。しかし、日本人職員は2%程度と相応に遇されているとは言い難かった。日本が事務局長ポストを得て、存在感を示せるのは喜ばしい。米国のオバマ大統領は4月に「核兵器のない世界」を唱え、核軍縮と核不拡散強化の機運が高まっている。日本は核不拡散の模範国で、原子力は平和利用に徹し、すべての原子力施設で査察も受けている。核廃絶を訴え、核不拡散に熱心な日本出身の事務局長就任は時宜にかなう。もちろん核不拡散は一筋縄ではいかない。北朝鮮は再度の核実験を強行して国際社会に挑戦状を突きつけ、イランの核開発疑惑も解決の糸口が見えていない。天野氏には国連安全保障理事会による圧力を背景にこの問題に果敢に取り組み、日本の経験、知恵を生かし核不拡散のタガを締め直すよう期待したい。
 エルバラダイ事務局長はイランにウラン濃縮を断念させようと、国際的な核燃料供給の仕組みづくりを提案している。ウラン濃縮と核燃料再処理については多国間管理を提案し、米国やロシアなどを巻き込んで具体化に動いてきた。日本は核燃料サイクルの確立を掲げ、ウラン濃縮も再処理も独自路線を貫いている。これはエルバラダイ構想と食い違っており、天野氏が事務局長として日本の路線に沿わぬ選択を迫られることもあり得よう。大事なのは核不拡散体制の強化であり、日本は柔軟な姿勢で対応し天野氏を支える必要がある。地球温暖化防止のため欧米では原子力回帰の傾向が強まり、発展途上国でも原発への期待が高まっている。核不拡散の手を緩めてはならないが、途上国に対しては平和利用の協力が拡大するよう力を尽くしてもらいたい。

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 小さな庭が、鮮やかな緑に包まれている。若葉でも、青葉でもない。不思議な緑である。輝いて見える新鮮な緑の木々である。それぞれが、主張をしているように見える。夜、驟雨に洗われている。うまく表現できないが、心を洗われる緑である。
 松尾芭蕉に、<若葉して御目の雫拭はばや>がある。奈良の唐招提寺の鑑真像を拝んだ時、若葉の照り映える様子を詠った。照り輝く若葉のみずみずしさ。目の前の木々は、若葉とも違う緑である。雨に洗われた葉である。
日光東照宮で、<あらたふと青葉若葉の日の光>。泰平をもたらした徳川家への賛美がある。青葉若葉には、おおらかさがある。どうやら、私の目の前の緑にも何かがある。その何かが分からない。

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